ひとり旅 No.51 琵琶湖一周＜天橋立・文殊堂＞京都府宮津市

2006/09/16 - 2006/09/18

「琵琶湖一周旅行」

■日本三景 天橋立■
　京都府北部、日本海の宮津湾にある『天橋立』は、陸奥の『松島』安芸の『宮島』とともに、日本三景とされている特別名勝のひとつです。
　幅は約20〜170m・全長約3.6kmの砂嘴(さし)でできた砂浜で、大小約8000本もの松が茂っている珍しい地形で、その形が、天に舞う白い架け橋のように見えることから『天橋立』の名が付きました。

【手記】
　〜気比の松原・美浜原発・三方五湖・明通寺・天橋立〜
　琵琶湖を完全一周！したのは今回が２度目です。今回はまず神戸異人館・大阪城を見物してから琵琶湖へと向かい、想い出深い一周の旅をしてきました。
　台風！若狭湾直撃情報の中のひとり旅でした。面影さがして・・・涙そうそうです。
　３日目は小浜市の明通寺から京都府の天橋立へ向かいました。

　※当旅行記は2008年1.1に校正し直しました。

エリア 天橋立・宮津(京都)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

「琵琶湖一周旅行」

■日本三景 天橋立
　小浜市明通寺から宮津市街へ。
　この土地は２年半ぶりですから、そんなに昔ではありません。

「琵琶湖一周旅行」

■宮津ロイヤルホテル
　平成6年グランドオープン、地上8階地下1階、全客室数311室、各種コンベンションホールや和式宴会場、結婚式場等完備した北近畿最大級の総合リゾートホテルです。

「琵琶湖一周旅行」

■宮津ロイヤルホテル
　結構豪華なホテルです。ホテルから天橋立を横一文字に一望できます。見事な景色が堪能できました。

「宮津ロイヤルホテル」

　正面玄関

「宮津ロイヤルホテル」

「お土産コーナー」　
　妻と宿泊したのは２年半前のことでした。その時も和室を選択しました。　

「宮津ロイヤルホテル」

　今回もお土産をたくさん買って・・・。
　２年半前も妻がたくさんのお土産を買っていました。
　

「宮津ロイヤルホテル」
　
　当時の支払いは、
　和室２人宿泊料22,000円（バイキング朝食付き）
　税1,400円。
　そして、お土産代が6,615円
　　合計30,015円でした。

「宮津ロイヤルホテルをあとにして」

●天橋立とは
　丹後風土記によると、その昔、天への架け橋といわれてました天橋立はイザナギ、イザナミの神が天への上り下りに使われた浮き橋であると言われています。

「天橋立ビューランド遠景」

●天橋立とは
　ある日イザナギノミコトが昼寝をしている間に倒れて天橋立となったという神話が残っています。

「天橋立」

●モノレール乗り場
　リフトは一人乗りで自然の緑の中を、直接風を感じながら上っていくことができます。モノレールと違い時間を気にしなくてもすむ点でもリフトはおすすめです。
　モノレールはリフトよりもゆっくり上っていきます。

「天橋立飛竜観展望台」

●天橋立ビューランドへ
　ビューランドへはリフトとモノレール、２つの行き方があります。
　どちらで行く場合も入園料を含む往復乗車券（大人850円、小人450円）を買います。
　宿泊施設やおみやげもの屋さんで割引券がありますので利用するといいです。

「天橋立ビューランド」

　（＾０＾）展望台へはリフト６分、モノレールでは８分。

「天橋立ビューランド」

●モノレール乗り場
　ビューランドに上がるにはリフトとモノレールのどちらかを利用することになります。

　往復乗車券（大人850円、小人450円）

「天橋立ビューランド」

　モノレールから降りました。

●天橋立豆知識
　与謝の蕪村も「はしたてや松は月日のこぼれ種」と詠んでいるように、大小8千本の松が色どりを添えております。

「天橋立モノレール発着場」

●天橋立豆知識
　天橋立は大江山の麓を流れる野田川から砂を押し流し、与謝の海からの押し返しにより出来た砂嘴で全長3.6Kmあります。

「天橋立ビューランド」

　遠くに宮津ロイヤルホテルが見えます。

●天橋立豆知識
　これは藤原保昌が妻、和泉式部を伴い丹後の国司として在任中に都で留守をしていた娘の、小式部内侍の作として知られております。

「天橋立ビューランド」

●天橋立豆知識
　古代より文人墨客の訪れる所となり、百人一首にも「大江山いく野の道の遠ければまだふみもみず天橋立」と詠まれています。

「天橋立ビューランド」

　文珠山山頂にある、天橋立を一望できる展望台です。

●天橋立豆知識
　また、和泉式部も「橋立の松の下なる磯清水都なりせば君も汲ままし」と詠んでいます。
　

「天橋立ビューランド」

　山上には観覧車やミニコースターなどがあり、小さなおさんも楽しめます。

●ジェットコースター
　ビューランドに上がると直ぐ右側の端に設置され、ちょうど傾斜面の外にはみ出すようなスリルを味わえます。始めはゆっくりと外側にせり出すようにスタートしその後一気に加速していきます。
（乗ってませんけど（＾＾；）

「天橋立ビューランド」

●飛龍観
　有名な名所「股のぞき」。２年半前に妻が股のぞきをして「あー、しんどい。」と言ってましたね。

「天橋立ビューランド」

●飛龍観
　ここより望まれる景色を「飛龍観」と呼び、龍が天に舞い上がる姿を現していると言われます。

「天橋立ビューランド」

　モノレール乗り場、さて下に降りますか。

「天橋立ビューランド」

　モノレール乗り場よりビューランド観覧車を写。

●観覧車
　高台のビューランドにあって、さらに上から望む景色はまさにパノラマ。（乗ってませんけど（＾＾；）
　栗田半島・宮津市街、さらに松並木の先には伊根町方面まで見渡すことが出来ます。
　一週約4分半のパノラマタイム 1人300円です。

「天橋立参道」

●文殊堂さん門前通り
　『知恵の餅』のお店屋さんが４〜５件建ち並びますが
・・・。
　「橋立大丸」というお店が一番大きなお土産センターのようでお客さんでいっぱいでした。

「天橋立参道」

●文殊堂さん門前通り
　ここで一番目に付くのが『知恵の餅』というお餅屋さんです。

「天橋立参道」

●文殊堂さん門前通り
　文殊堂側より写。

「天橋立参道」

●文殊堂さん門前通り
　文殊堂（智恩寺）の門前通りには色々なお土産屋さんが軒を連ねています。

「天橋立参道」

●文殊堂さん門前通り
　お土産物やさん、黒豆サブレや黒豆饅頭、名物の黒豆加工品が多いですね。
　お土産は、ホテルで購入していましたので、見て歩くだけです。

「天橋立参道」

●文殊堂さん門前通り
　お土産物やさんの店先にて。
　これはナヌ？…でなくて商売繁盛の手招き猫さんです。

「天橋立参道」

●文殊堂さん門前通り
　お土産物やさんの店先にて、ナヌ？知恵の餅お福さんって感じです。
　知恵の餅の写真を撮り忘れてしまいましたが、寅さんでお馴染みの柴又名物「草だんご」のようなお餅でした。団子とあんこが別々でした。

「天橋立智恩寺」

●文殊堂
　「三人よれば文殊の知恵」で親しまれている天橋立智恩寺の本堂。文殊菩薩を本尊としてまつって、文殊堂として親しまれています。

「天橋立智恩寺」

●文殊堂・山門
　茶屋通りに面する山門は、黄金閣とも呼ばれる市の指定文化財で、楼上に釈迦如来を中央に両脇士・十六羅漢を安置する、禅宗様式・三間三戸二重門の丹後地方最大の山門です。
（拝観料／無料）

「天橋立智恩寺」

●文殊堂・山門
　日本三文殊のひとつで通称切戸（又は久世戸）の文殊堂として知られている文殊菩薩の霊場です。

「天橋立智恩寺」

●文殊堂
　山門をくぐると左手に国の指定重要文化財の多宝塔が建ち、正面に智恩寺の本堂が見えてきます。

「天橋立智恩寺」

　今は義母と二人暮らしです。健康を願って「身体健康息災延命お守り」を買いました。

●文殊堂
　黄金閣を正面に宝形造りの銅板葺き屋根の御堂を文殊堂といい、これが天橋立智恩寺の本堂であり、ここに文殊菩薩をまつり、本尊としています。

「天橋立智恩寺」

　智恵を授かる文殊さんとして有名で、受験生やその御家族がたくさんお参りに来られるそうです。

●文殊堂
　堂内４本の柱は神代に創建されたものと伝えられています。
　智恩寺は大同三年（808年）に平城天皇の勅願寺として建てられ、本堂内陣の「智恩寺」の寺号額は延喜四年（904年）に醍醐天皇から下賜されたものです。

「天橋立智恩寺」

●文殊堂
■参考までに、周防大島＜文珠堂＞の旅行記です。
　いずれも学業成就で知られている文殊堂と文珠堂、ジュの字が異なるそうです。
　http://4travel.jp/traveler/godzilla/album/10200250/
　※当旅行記は2008年1.1に校正し直しました。

「天橋立智恩寺」

●文殊堂
　内陣厨子には、本尊・文殊菩薩騎像、両側に善財童子・優でん王立像がまつられており、鎌倉時代後期の作で、国の重要文化財に指定されています。

「天橋立智恩寺」

●文殊堂
　文殊の知恵と言うくらいですから、合格祈願の絵馬が多いようです。

「天橋立智恩寺」

●霊木‘文樹’
　想い出の写真を片手に…。
　妻と訪れたのは２００４年３月でした。ここで記念写真を撮っています。

「天橋立知恵の輪」

●知恵の輪灯籠
　智恩寺すぐそばには、知恵の輪灯籠や、廻旋橋などがあります。
　知恵の輪灯籠は、昔は船の安全のための航海灯として使われていました。現在は、３回くぐると頭が良くなるといわれています。

「天橋立」

●観光船・モーターボート乗り場
　宮津〜文珠〜府中間を運航する観光船・モーターボートは天橋立観光にはとても便利な海上交通となっています。
　天橋立観光船は松並木で繋がる両岸の府中地区と文珠地区をわずか12分でむすびます。

「天橋立桟橋」

●観光船乗り場
　智恩寺のすぐそばには観光船のりば(天橋立桟橋)があります。

「天橋立」

●廻旋橋
　かつては｢久世戸の渡し｣といわれ、てんころ舟で天橋立に渡っていました。大正12年に手動でまわる廻旋橋ができました。

「天橋立桟橋」

●観光船乗り場
　府中方面（傘松公園、成相寺、籠神社など）や、宮津市内へ行かれる場合は、ここから観光船、モーターボート、レンタサイクルなどが利用できます。

「天橋立廻旋橋」

●廻旋橋　
　長さ約36ｍの廻旋橋は遊覧船や鉱石運搬船が通過する際に橋の中央が旋回し、船が通行出来るようになっています。

「天橋立」

●天橋立とは
　天橋立は日本海を流れる対馬海流から派生した海流が宮津湾に入り砂を運んでくると同時に、阿蘇海（内海）に流れ出る野田川の土砂とが長い時間をかけて堆積しこのような形をつくりあげています。

「天橋立廻旋橋」

●廻旋橋　
　廻旋橋の下の水路は文珠水道（天橋立運河）と呼ばれ阿蘇海と宮津湾を結んでいます。

「天橋立」

●天橋立 松並木
　全長約3.6km、幅20〜170mの砂嘴でできた砂浜には、大小8,000本もの黒松が生い茂っており、日本の名松百選にも選ばれています。

「天橋立ごあんない」

●天橋立 松並木
　天橋立の端から端（文珠〜府中）までは、徒歩で約１時間、自転車で約20分です。

「天橋立」

●大天橋　
　夏場は海水浴でたくさんの人でにぎわっています。波は穏やかで遠浅ではないのですが、急に深くなるというところもなく、泳ぎやすい海です。

「天橋立」

●大天橋を渡って
　２年半前にこの海水浴場となる砂浜を散歩しました。
　心いっぱい妻をさがしています。

「天橋立」

●休憩処
　廻旋橋を渡って、大天橋へ行く途中の右手にありました。

「天橋立」

●天橋立 松並木
　天橋立の松の中には、大正天皇お手植えの松や昭和天皇お手植えの松も植わっています。

「天橋立」

●日本三景
　京都府北部、日本海の宮津湾にある『天橋立』は、陸奥の『松島』・安芸の『宮島』とともに、日本三景とされている特別名勝のひとつです。

「綾部宮津道路」

●宮津天橋立ＩＣ
　琵琶湖一周、そろそろ終盤です。
　想い出の場所を巡って・・・時の流れを潜り抜けているようでした。

「綾部宮津道路」

●西紀ＳＡ
　‘レストランしまぶん’へ立ち寄ってみました。

「綾部宮津道路」

●西紀ＳＡ「レストランしまぶん」　
　１年半前に妻と食事したレストランなもんですから。
　彩色健美だったかな？10品くらいの定食でしたが、大変美味しかったと言っておりました。

「綾部宮津道路」

●西紀ＳＡ「レストランしまぶん」
　2005．3.11当時のパンフです。
　「彩食健美の里」妻が選んだ食事です。
　今はもうメニューにないようです。

「綾部宮津道路」

●西紀ＳＡ
　レストランしまぶんのイノシシさん。さようなら。

「琵琶湖一周ひとり旅」

　山陽道走行中。

●総括手記
　9／17早朝から9／18深夜まで、長いひとり旅でした。予定地はすべて巡ったので、帰路につきます。
　結局、走行距離数は丸２日間で1200キロくらいです。５０代半ば、長距離遠征まだまだイケますね。
　妻との想い出がある場所へ行き、そこに立ちたい気持ち、元気なうちに自分の足跡を残しておきたいと言う気持ちでいっぱいです。

この旅行記へのコメント （3）

• まほさん 2008/03/04 22:04:34

  こんにちは

  はじめまして。
  旅行記を楽しく拝見させていただきました。天橋立のお写真がとてもよく撮れているので、すごいなぁ〜と思いました。
  
  それで・・お願いがあるのですが、こちらで掲載している写真を私のHPに載せてもよろしいでしょうか？
  私のHPはこちらです。我が家の双子の育児日記です。
  →http://futagonooheya.web.fc2.com/index.html
  写真を載せたいと思っているのは、コチラのページです。
  →http://futagonooheya.web.fc2.com/odekake.html
  おでかけのスポットを紹介するために、お写真をお借りしたいと思っております。
  
  初めての訪問で、あつかましいお願いなのですが、どうかよろしくお願いいたします。

  MechaGodzillaⅢ&703さん からの返信 2008/03/05 20:01:17

  RE: こんにちは

  meruさんへ
  
  はじめまして、Godzilla.T&N＝広島市の田中と申します。
  
  　私の写真でよかったら、いくらでもお使いください。
  
  　イチデジと違ってコンパクトデジカメでは写りがいまいちですが、旅のスナップ写真ですから・・・仕方ないですね。
  
  　双子さんのお写真のぞかせていただきました。ホント可愛いですね。
  
  　それでは今後ともよろしくお願いいたします。
  
  　☆meruさんにとって素晴らしい想い出ができる旅でありますように☆
  

  まほさん からの返信 2008/03/06 16:57:25

  お返事ありがとうございます。

  お写真の件、快くご了承くださいまして心より感謝いたします。
  それでは、さっそく掲載させていただきますね。
  いいお写真を本当にありがとうございます。
  
  ＨＰも見てくださってありがとうございます！
  まだお写真が掲載できてないところが多くて・・穴開きだらけでお見苦しいページです。少しづつですがこれから充実させていきたいと思います。
  広島のご出身でしたら、ご存知の場所も多いことでしょうね。
  よかったら、ぜひおすすめスポットなど教えてください！　
  今後ともよろしくお願いいたします。