湯のまち、道後　ホカホカ気分で外を歩けば

2007/02/24 - 2007/02/25

道後温泉はそのうちにいきたいな、と思いつつ今になってしまいました。
なぜ道後に決めたか？
やはりどこかに「そのうち」があったからでしょうね。

つい最近まで、道後温泉本館のことを、「そういう名前の温泉旅館が、お風呂を一般に貸している」と思い込んでいました。
確か「坊ちゃん」はるか昔に読みましたけど、全然分かっちゃいませんでしたね。

ということで、百聞は一見に如かず。
楽しいお湯めぐりです。

エリア 道後温泉(愛媛)

• 交通手段: レンタカー 徒歩

道後温泉本館には、4つのコースがあります。

1.神の湯　階下
2.神の湯　2階席
3.霊の湯（たまのゆ）2階席
4.霊の湯　3階個室

お値段がこの順番に高くなります。
最初このシステムがよく分からず、どうやって分けるんだろう？？と思っていました。

旅館で浴衣に着替え、上着を着て徒歩すぐの道後温泉本館へ
3階個室！とオーダーするも満室で、霊の湯2階席となりました。1200円です。

これは、2階席の窓ガラス。情緒あるなぁ

四角い入れ物は、服や私物を入れておき、貴重品はちゃんとロッカーがあります。

男女が同じ部屋、というのがどうしてもフシギ。
浴衣とタオルを貸してくれまして（料金込み）、お風呂上りに借りた浴衣を着ても、旅館に帰る前には返すわけですね･･･どこで着替えるの？　って思ったら、ちゃんとウラに女性専用更衣室（暖房入り、ドライヤーつき）があるんです。

ここではとりあえず荷物を置いて一風呂浴び、出てきたらお茶をいただく。
かえろかな、となったら女性はウラで着替えたらよいのです。
ナットクです。

私の「箱とおザブ」は床の間の前でした、フフフ。
ということでお茶をいただいている私。

すっぴんで見られた顔じゃないのでカットさせてもらいます。


霊の湯2階席の浴衣は、湯玉模様。
それぞれコースによって違うんですよ。

左上に写っているのは「湯かご」。
大体宿泊施設で貸してくれると思います、みんな持ってましたから。

神の湯は石鹸がないかもしれません。
だからか、旅館で「持って行ったら」と石鹸・タオルを持たせてくれました。


お茶は、天目台に載せられてやってきます。
お菓子は期待していた坊ちゃん団子ではなく、お煎餅。帰りに会社の土産に坊ちゃん団子を買いました。

受付というか料金所、宝くじ売り場のようにオバチャンふたりが応対してくれます。

写真を撮ろうと思って近づきました。
はっきりとすべては聞こえなかったのだけれど、オバチャンの一人が
「･･･ナンバースリー･･･、･･･オーケイ」と英語を操っているのが聞こえた。
オバチャン、カッコいー。

ガイジンカップルを風呂で2組見たし、道後ってインターナショナルなのね。

さてこの白鷺の飾り。

昔々、足に怪我をした白鷺が温泉を見つけて･･･と信じられているとか。
建物の周りにいくつかこの白鷺がいます。

坊ちゃんの間

夏目漱石の写真が飾ってありまして。
この前に、宮様がお使いになったという「又新殿」（ゆうしんでん）を見学しましたが、そこは写真厳禁。

ここは3階個室の一番奥にあります。

眺めが良くて写真を撮っていたら、冷えてきた。
いかん、買い物に行かねば。

坊ちゃんの間から、3階個室の並ぶ廊下に向かったところ

相変わらずヒドいので、隠させてもらいます。

この日のお宿は、道後温泉から徒歩1分もない旅館「さち家」さん。
建物を最近改装されているようです。

お食事は部屋でではないですけど（でも泊まった部屋の隣がお食事どころ）、一品一品運んで来てくれます。隣のお膳とも離れてますし、静かに食べられます。

これはサラダみたいですけれど、鰯の揚げ物にバルサミコの掛かったディッシュでした。
愛媛だから、海のものが多い。
海老が二回出てきて、どれもオットの胃におさまりました。

道後温泉駅前の商店街とバス

人がたくさんあふれています。
このアーケードの商店街はお土産屋さんがいっぱい。

オット撮影、道後温泉駅にて


「写真を撮ろう」とか言って、エンジンかけたままとっとと行ってしまいました。
私は写真撮れず。

オット撮影、坊ちゃん列車

オット撮影、からくり時計


私、松山城とかちょうど開かれていた椿祭りとか行きたかったんですが、オットのプランニングによると「市内なし」。

なんてこった。