2024/03/08 - 2024/03/09
495位(同エリア1400件中)
うーたさん
旅の行き先は100名城(続100名城含む)がある場所から選んで、そこから周辺の観光を旅程に組み込んでいます。
お城めぐりを中心に美味しいご飯とお酒の旅☆目指せ100名城制覇。
今回旅は、お城巡りと温泉の欲張り日程。
広島県の尾道と愛媛県の道後温泉の旅。
お城めぐりは「因島水軍城」と「湯築城」。
旅の前半戦では、奥尾道の「はらだの湯」という秘湯感あふれる浴場でピリリと熱めのお湯を堪能した後、しまなみ海道を通って因島へ。「因島水軍城」と「HAKKOパーク」で遊び、四国へ渡り道後温泉で過ごす旅の後半戦の記録です。
宿泊先は「葛城 琴の庭」。
2020年4月1日オープン全室源泉温泉付きのスモールラグジュアリー。
それでは後半の旅行記スタート!!
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旅の後半戦はしまなみ海道を通って今治に上陸。
まずは今治市のサイクリングターミナル「 サンライズ糸山」に立ち寄ります。
こちらはサイクリングをする人に人気の宿泊施設。大人1泊2750円~で泊まれる人気の宿泊施設です。
私達のお目当ては、外来者も利用できる「風のレストラン」。サンライズ糸山 宿・ホテル
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風のレストランは「ようこそ しまなみの特等席へ」が謳い文句なだけあって、座席に座ったままでこの景色が堪能できます。
窓際に多くの席が配されていて、窓際から少し離れる席は一段高く嵩上げしてあるので、どの席からも景色が楽しめる構造です。風のレストラン グルメ・レストラン
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ランチメニューでおすすめのパエリアを注文。
炊き上がるまで時間がかかるとのことなので、愛媛産 新鮮真鯛のカルパッチョを追加で注文。
真鯛に添えてあるのは地元産のレモン。果実の酸味も皮の苦みも抑えられたさわやかなレモンです。
このレモン、フルーツのようにそのまま食べることができますが全てがレモン味になるので、鯛とレモンは別々に食べる方がよさそう。 -
パエリアが炊き上がるまで20分ほどかかりました。
来島海峡の美しい景色(渦潮ができたり消えたりする様子)を見ていると飽きる時間もなく、あっという間に感じる程。
鶏のパエリアはふっくら柔らか仕上げ。パエリアというよりリゾットかな。美味!
お腹もいっぱいになり、道後温泉に向かいます。 -
Googleマップでは海岸沿いのルートと山の中を通るルートが表示されます。
所要時間もほぼ同じです。景色がよいと口コミにある海岸沿いのルートを通ることに。
このルートは予讃線の線路と並んで走る箇所があり、途中「予讃線8000系アンパンマン列車」に遭遇。なんか嬉しい。
所々でコバルトブルーの海が見え、海沿いルートを選んで大正解。 -
今治から約1時間、道後に到着。
まずは宿泊先へチェックイン。
本日の宿泊先は2020年4月にオープンした「葛城 琴の庭」。総部屋数は10室、全ての部屋で源泉かけ流しの温泉が楽しめるスモールラグジュアリー。
系列の「花ゆづき」「葛城 Spa Resort」の温泉も利用できます。道後温泉 葛城 琴の庭 宿・ホテル
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お部屋は「ヴィラタイプ 琥珀」。57㎡のお部屋。
シンプルなデザインですが必要十分。ベッドはサータ社のもので寝心地抜群。 -
半露天風呂は18㎡のゆったりサイズ。
加温加水せずに適温を保っている源泉掛け流しの温泉。泉質はアルカリ性単純泉。
格子状の扉を開けると下にはホテルの中庭、数メートル先には「道後温泉本館」の建物が見えます。
こちらのホテルは、お部屋ごとに趣向を凝らした占有天然温泉があるので大浴場はありません。 -
館内着の他、ふかふかのバスローブや薄手で寝返りしやすいパジャマも装備。
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冷蔵庫にあるオレンジジュースはサービスとのこと。
後で売店で1本2500円で売っているのを見かけました。ありがたく頂戴せねば!!
室内チェックを終えて、館内の探検に出かけます。 -
ロビー前のラウンジ。
フリードリンクコーナーにある生ビールやコーヒーをここで飲むことができます。 -
続いて中庭。
レストランがあるゾーンです。
木材が多用されたデッキの中に水盤があって、オシャレと自然の融合に雰囲気抜群。
こちらのホテルは「住友林業」が設計監修・工事施工を担った初のホテル。
木の経年美化に着目して、時と共に美しい風合いになることを想定して設計されたそう。そのコンセプト、しっかり伝わります!! -
よく晴れた日の朝はこのガーデンテラスで朝食をとることができます。
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ホテルは道後温泉の中心部にあるため、中庭まで出たらついでにふらりと街中散策ができる立地。道後温泉本館までは徒歩3分。
道後温泉本館のリニューアルオープンは令和6年7月11日とのこと。工事風景を見れるのもあと少しの期間。道後温泉本館 温泉
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道後温泉 本館の後は別館「飛鳥乃温泉 椿の湯」へ。
こちらは飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋がコンセプト。
カラフルな中庭は写真スポットとして若い人に人気の様子。 -
坊ちゃんからくり時計は毎正時に動きます。
中途半端な時間なので見送り。 -
道後温泉駅。
駅舎は1911年に建築された旧駅舎を復元してあります。レトロな雰囲気。 -
道後温泉駅は坊ちゃん列車の終着点。線路の終点でスイッチバックします。
珍しいスイッチバックの様子はライブカメラでも閲覧可! -
すぐ隣のバスステーションも敷地が狭くて方向転換ができません。そこで、この丸い回転台が活躍中。
運転手さんが窓から手を出して、上からぶら下がっている紐を引くと回転台がぐるりと周り方向転換が完了。すごく面白い!! -
街中の散策の後は100名城の湯築城跡へ。
湯築城は天守がなく地形を利用して作られた中世の平山城。 -
資料館があるのでまずは概要のお勉強。
湯築城資料館 美術館・博物館
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この資料館は昭和63年に開始された発掘調査で出土した遺物展示や復元整備中の映像も。
ボランティアガイドの方が常駐されているので、詳しくお話を聞くことができす。 -
ガイドさんに教えてもらった話では、湯築城は14世紀前半まで中央の丘陵部を利用した山城でしたが、16世紀前半には周囲に外堀を築き二重の堀と二重の土塁を巡らせた平山城になったそう。
敷地内には発掘調査でわかったことを忠実に再現した武家屋敷も作られ、当時の生活の様子や調度品などが展示されています。
再現武家屋敷の数が少ないのは、正確に再現するため、曖昧な部分があるところは許可が降りないためとのこと。 -
その他、興味深いのがこの下にある土塁展示。
見てみたいけど真っ暗で不気味だな‥と恐る恐る近づくと、センサーで電気が点灯!
思いがけずハイテクでした。 -
土塁に横穴を掘って、土塁内部の構造や築造過程が分かるように断面が展示されています。
とても分かりやすくて興味深い!この展示を作った人ナイスです!! -
ここを制作する過程もちゃんと説明あり。
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この辺りは道後温泉公園とは整備されているだけあって美しくきちんとした印象。
内堀で囲まれたこんもりした丘に登ってみます。 -
山頂部の標高は71m比高31m。
遊歩道が整備されていて歩きやすい道です。 -
山頂には展望台があり松山の街が一望できます。
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展望台から西の報告には松山城が!!
距離にして2キロ程度とのこと。どちらのお城も100名城に選ばれていますが、同じお城と言っても時代が違えば全く違う。
現存12天守の松山城に対し、天守閣がなかった古い時代のお城である湯築城は発掘されたものから当時の様子を想像して楽しめるのが魅力かな。 -
湯築城を後にして駅の方へ。
なにやら人だかりが‥と思い近づいてみると、からくり時計があるゾーン。 -
時刻はちょうど17時。
毎正時にからくりが動く「坊ちゃんからくり時計」を多くの人が動画を撮影していました。
音声が入らないように余計な会話は控えなければ! -
散策を続け、商店街の路地で見つけた射的屋さん。
その名も「射的屋キューピー」。 -
一回だけチャレンジしてみます。
300円で5発コルクの弾がもらえます。かわいいキューピー人形を撃つのは少し気が引けますが‥ -
5発中3発的中。初めてにしては上出来♪
選べる商品はルンルン ティアラに。おもちゃであってもキラキラするものに惹かれてしまう(笑) -
ホテルに帰って夕食です。
宿泊者限定のお食事処「緑風庵」にて。 -
器にも凝った前菜からのスタート。
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お酒にあう前菜。
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お造りに添えてある金魚は人参でできています。
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夫の方は鯉!
爪楊枝が芯として入っているから食べないでくださいとの事。 -
鰆や野菜はテラスにある石窯で強火で焼いてあるそう。下に添えてあるのは揚げた素麺。
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伊予牛は脂ノリノリだけどクドくはない。とても美味しいお肉!
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最後はひつまぶし風の鯛めし。
味変でお出汁をかけるとさっぱりして美味♪ -
お腹がいっぱいだけど、食後はラウンジで生ビールを貰ってお部屋にGO。
一旦冷蔵庫に入れておいてお風呂上がりに飲む作戦。(お風呂上がりすぐに、なんならお風呂の途中で飲みたい) -
ひと夜明け、朝食。
定食形式の朝ごはん。
野菜も多くヘルシーな品揃えで大満足。 -
チェックアウトして「道後温泉第四分湯場」の見学へ。道後温泉駅のすぐ近くにあります。
「加温加水せずに適温を保っている道後温泉のお湯」の謎が解けるのがこの場所!! -
温度の違う源泉をここで混ぜて、適温にしてあるのです!!だから加温加水なしで適温なのですね。
かなりの勢いでお湯が出ていました。
道後温泉に行ったらぜひとも見たい場所☆ -
今回の御城印は湯築城。
内堀前にて撮影。
温泉もお城も満喫のいい旅でした。
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