秋のベルギー旅行；　美しい街並みと文化遺産、そして美食を堪能　−　2日目　ブリュッセル市内観光編

2012/09/12 - 2012/09/19

2日目はブリュッセル市内観光。
グランプラスを中心に、ギャラリー・サンチュベール、といくつかの教会、美術館を巡る予定です。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

起床。

夏時間も残り少し。明るくなるのはかなり遅いです。
7時過ぎです。

緑っぽいドームの建物は後で出てくる証券取引所。
（ここは観光スポットとしてメジャーではなく、ガイドブックにも載っていませんが、素晴らしい装飾です）
その向こうにマリオットホテル。さらに向こうに大聖堂っぽいものが見えますが、これは未確認。ガイドブックには載っていません。

朝食のためレストランへ。

Buffet形式です。
毎日少しずつ変わっていました。
種類は豊富で、ワッフルやタルトなどもあるパン類、
温かいものはソーセージ、ベーコン、スクランブルドエッグ、冷たいものは数種チーズ、ハム類、カットフルーツ、そのままの果物など。。。

卵料理を頼むと別料金でした。

30ユーロ前後かかっていたので、結構高めかと。

イワシのマリネ、生ハムも。

チーズはハード、山羊、白カビ系と常に数種あり、どれも美味しかったです。

店内の様子。

このオレンジ色の花（実？）はいろんなところに置いてあります。

朝食後、出かけるときの服装を検討するため、いったん外へ。
この日は結構寒かったです。
旅行前半は雨が少し降ったりして、チョッキと上着を着ていました。
後半は天気が回復し、半そでで十分。

予想通りですが、この季節は日によってかなり差があります。
両方に対応できるように、服は多めに持って行った方がいいですね。
もしくは割り切って、現地調達。
ただし、ブリュッセルはあまり、かっこいい洋服屋さんはありませんでした。

高級車が停まっています。

部屋に戻ります。
エレベーターホール前。

いざ市内観光へ！
まずはグランプラスへ向かいます。

まだ朝9時すぎなので、観光客が少なく撮影しやすいです。

セルクラースの像。

触ると幸せになるそうです。
とりあえず、触っときました。

グランプラスを抜けて、ギャラリーサンチュベールへ。

チョコレート屋さんのディスプレイ。

おしゃれで秋らしいディスプレイ。
眺めるだけでも楽しいですね。

ギャルリーの脇道にはグルメ地区「イロ・サクレ」。
夕方には店が開店し、ベルギー名物料理を目当てに、観光客で賑わいます。

またギャルリーを通り・・

モネ劇場へ。

夜、コンサートを聴きに来る予定です。
散歩がてら、場所が確認できました。

旧証券取引所みたいですが、もともとは別の目的で作られたものでしょう。
今は、何に使われているのか分かりませんでした。

モネ劇場よりも随分立派な建物で、うまく使えば、観光的価値もありそうです。

証券取引所前。

Falstaffという、アールヌーボーの装飾で有名なバーです。

ここは、前を通っただけです。
おばあさんが入りたそうにしていました。
10時開店の直前だったかな？

たまたま通りかかった、聖ニコライ教会。

グランプラス方面を見るとこんな感じ。

再び、グランプラスを通りぬけて、次の目的地は美術館方面。

地図は一応持っていたのですが、大体の方向を目安に、気ままに街歩きです。

開店前のチョコレート屋さん。

上の写真の前の店もチョコレート屋さん。

グランプラスに戻ってきました。

旅行後半は、列車で、周辺都市巡りの予定なので、
あらかじめ中央駅を確認しておくことに。

通り抜けて美術館方面へ。

中央駅に続く地下道。
ほとんど人通りがなく、駅構内に着くのか不安になりながら探索。

木製エスカレーターです。

不安になりながらも、すぐ駅中心部に到達。

地下駅なので、地上からは分かりづらいのですが、地図上の大体の場所に行くと、いくつか入口が発見できます。
適当に人の流れをたどると、ここに辿りつけるでしょう。

駅を抜け、芸術の丘と呼ばれている地区に到達。

振り返るとこんな感じ。

並木越しに、グランプラス方面を。

モニュメントの横の建物が楽器博物館。
王立美術館をもともと目指していたのですが、ここのレストランも気になっていたので、まずこちらに。

２軒くらい横の建物です。
ここも、アールヌーボー建築として価値のあるものです。

５ユーロほど。
ベルギーの美術館、博物館は概ね、かなり安い料金設定です。

フランスはかなり高いところが多かったなあ。

これは、象型の笛（？）

Audio Guideの貸し出しが料金に含まれており、マークが表示されているところに近づくと自動的にその楽器の演奏が始まります。音声による説明はありませんが、とても興味深いものでした。

室内の感じです。

巨大オカリナ。

真ん中くらいに見えるのが普通のオカリナ。
手前の巨大さが分かりますか？

アザラシ型の楽器。ほのぼのした表情がかわいい。
木魚みたいなもん？

吹き抜けになっています。

変な形のヴァイオリン。

厳密に言うと、これは楽器じゃないよな。。。

縦型ピアノ。

ヨーロッパ系カメラ女子も撮影中。

素晴らしい装飾のピアノ。

ここは５階くらいかな。

とても充実した展示です。

最上階のレストランへ。ここからの眺望が目当てでした。
時間的に少し早かったので、食事はせず、お茶だけ。
この時間は少し晴れて綺麗な眺めでした。

王立美術館は翌日に回し、この日はゆっくりと過ごすことにしました。

王宮横の博物館の入口。
ここは入りませんでした。

王宮。

ガイドブックには９月中は公開している、とありましたが、この日は多分非公開。立派な建物なんだから、観光利用すればいいのに。

王宮前のブリュッセル公園。

正午前後で、のんびり散歩する人がぽつぽつ。

角の生えた天使みたいな像？

カラフルな板チョコのオブジェ。ベルギーらしいですね。

アゴラ広場横の教会です。

ガイドブックの地図には名前も載っていないような小さな教会ですが、なかなかかわいくて気に入りました。

教会からアゴラ広場を。

グランプラスに戻ってきました。

市庁舎をまた撮影。

拡大して画面いっぱいで見ると迫力があるのですが、４トラのblogの見え方だと、横位置はイマイチ迫力が伝わらないかも。

一度ホテルに戻り、一休みした後、食事。その後、再度ホテルに戻り、着替えてコンサートに行く予定です。ブリュッセルは見どころが集中していて、こういうとき便利です。

シェ・レオンでムール貝を食べたのですが、お手拭きがあっても手はベトベト。コンサート用の服を着ていくと、汚れも気になりそうです。

夕方、グルメ地区「イロ・サクレ」へ。

上の方にある朝の写真とほとんど同じ場所ですが、ガラっと雰囲気が変わります。

おなじみ、ムール貝の白ワイン蒸しのシェ・レオンへ。

予約なしで行きました。人気店でも早い時間に行くと、まず入れます。
今までの経験では、ウィーンの、巨大シュニッツェルで有名なフィグル・ミュラーだけは、いっぱいだと断られました。（でも、すぐ近くにある姉妹店に入れたんですけど）

シーズン終了間近と思われるテラス席で。

2人でムール貝をシェアし、もう一品サラダを頼みました。
これに、とてもおいしいパンを食べると十分でしょう。
フリットも付きます。

セロリの風味が効いた、とても美味しいムール貝でした。

これで、全部で30ユーロほど。

日本でこの量を食べようと思ったら、一体何人前注文すればよいのでしょうか？

8時からのコンサートに備え、一度ホテルへ。

大分空が暗くなってきました。

10分ほど前に着いたのですが、オーケストラはコンマスを除いて席について、ちょろちょろ練習中です。

この日はオペラシーズン開幕前で、オーケストラによるコンサートです。

曲目は、ベートーヴェンの8番にメンデルスゾーンの真夏の夜の夢。
指揮者は若い、J?・r?・mie Rhorer。

ここは、かつて大野和士さんが音楽監督を務めた劇場です。
http://www.lamonnaie.be/

想像以上のレベルの高さに驚きでした。
一番いい席でしたが、わずか40ユーロ。

これからブリュッセルに行かれる方は、ぜひオペラを見に行ってください。

劇場の内装は見事なもので、開演前から気分を盛り上げてくれます。

字幕は舞台上方の2か所のみ。
この日は英語のナレーションに対して、多分フランス語とドイツ語（？）が出ていました。ウィーンにあるような、席の前の字幕はありません。

１日目の旅行記もどうぞご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/akky24/album/10710180/

http://4travel.jp/traveler/akky24/album/10714908/
3日目　ブリュッセル市内観光　その2編も完成です。

たっぷり食べたので、翌朝の朝食はホテルのbuffetではなく、グランプラス近くのパン屋さんで買ってきたものにしました。

ガラスケースの中のものをお店の人に頼んで入れてもらうのですが、素手でつまんでいました。日本ではありえないのでちょっと驚き。

味は美味しかったです。

一緒にジュースを買ったのですが、一つはシトラスとバナナ、もう一つはイチゴ100％。どちらも美味しかったです。イチゴは少し青臭さが残るくらいの新鮮な感じ。意外な美味しさでした。

さて、この日は小都市のナミュールに来たので、翌日は少し大きなゲントかアントワープに行く計画です。
夜の間に研究して、翌朝家族会議です。


１日目　出発から到着まで
http://4travel.jp/traveler/akky24/album/10710180/

２日目　ブリュッセル市内観光　その１
http://4travel.jp/traveler/akky24/album/10711975/

３日目　ブリュッセル市内観光　その２
http://4travel.jp/traveler/akky24/album/10714908/

4日目　ブルージュ日帰り観光
http://4travel.jp/traveler/akky24/album/10718190/

5日目　家族会議で行き先を決定した日帰り観光
http://4travel.jp/traveler/akky24/album/10720931/


もどうぞ、ご覧ください。

6日目以降も精力的に準備中。

この旅行記へのコメント （2）

• さんしぇさん 2012/10/05 20:16:00

  初めまして

  akky24さん、こんばんは初めまして。
  
  時期的に私の少し前を行かれたのですね、美しい画像の数々を
  拝見して牛の反芻のように再度楽しませて頂きました。
  
  楽器博物館、その昔のワガママなオーダー品に目を白黒したり
  装飾の粋を盛り込んだいにしえのピアノなどに嘆息したり。
  
  ブリュッセルは、パリからですと１時間２０分と最も近い
  “外国”で訪れ易く、いぶし銀のようなシックな佇まいが
  とても落ち着ける街でした。
  
  遅くなってしまい失礼しましたが、過日よりいらして下さった上に
  たくさんの票を頂きましてありがとうございました。
  
  お互い、ブログのアップなど、しばらくはアフター旅行を
  楽しめますね。
  
  これからもよろしくお願いします。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　さんしぇ
  

  akky24さん からの返信 2012/10/07 14:22:25

  RE: 初めまして

  さんしぇさん、ようこそ。
  
  いろいろ行かれているようでうらやましいです。
  
  翌年の旅行を楽しみに我慢の毎日です。
  でも、1年かけて次の旅行の計画を練るのも楽しいものです。
  
  また、どうぞブログを訪問して下さい。
  
  Akky24
  
  
  > akky24さん、こんばんは初めまして。
  >
  > 時期的に私の少し前を行かれたのですね、美しい画像の数々を
  > 拝見して牛の反芻のように再度楽しませて頂きました。
  >
  > 楽器博物館、その昔のワガママなオーダー品に目を白黒したり
  > 装飾の粋を盛り込んだいにしえのピアノなどに嘆息したり。
  >
  > ブリュッセルは、パリからですと１時間２０分と最も近い
  > “外国”で訪れ易く、いぶし銀のようなシックな佇まいが
  > とても落ち着ける街でした。
  >
  > 遅くなってしまい失礼しましたが、過日よりいらして下さった上に
  > たくさんの票を頂きましてありがとうございました。
  >
  > お互い、ブログのアップなど、しばらくはアフター旅行を
  > 楽しめますね。
  >
  > これからもよろしくお願いします。
  > 　　　　　　　　　　　　　　　　　　さんしぇ
  >