アモーレの国イタリア❤9日目　天使の舞い降りる街ローマ②　

2010/04/28 - 2010/05/07

3年越しの恋？カンパーニャ州へ。もうずっと前から行きたかったカプリ・アマルフィコースト。
久しぶりのイタリアだったけど、やっぱり何もかもが最高♪

10日間ほぼ天気にも恵まれ、空も海も眩し過ぎるくらい。
高カロリーな美味しいものをたくさん食べたけど、歩き倒した毎日でおかげで太らず良かった^^;
「危険」と言われるナポリの街はそんな言葉とは無縁のような、人々は温かく活気ある街だった。

そして、久しぶりのローマ・・・。1泊だけだったけど、やっぱり現代と古代の調和するすごい街だと痛感。もっともっとローマを深く追求したかったけど、次回また。


☆1日目　4月28日　ナポリ泊（Hotel Excelsior)
成田→ローマ/フィウミチーノ空港→ナポリ／カポディキーノ空港

Napoliまでの移動旅行記　http://4travel.jp/traveler/7290/album/10457932/

☆2日目　4月29日　ナポリ泊(Hotel Excelsior)
カプリ島日帰り

Capriの旅行記　http://4travel.jp/traveler/7290/album/10458595/

☆3日目　4月30日　ナポリ泊(Hotel Excelsior)
プローチダ島とイスキア島日帰り

Procidaの旅行記　http://4travel.jp/traveler/7290/album/10458676/
Ischiaの旅行記　http://4travel.jp/traveler/7290/album/10458991/

☆4日目　5月1日　ナポリ泊(Hotel Excelsior)
ナポリの街散策

Napoliの旅行記①　http://4travel.jp/traveler/7290/album/10459233/

☆5日目　5月2日　ポジターノ泊(Hotel Marincanto)
夕方までナポリ散策

Napoliの旅行記②　http://4travel.jp/traveler/7290/album/10461532/

ナポリ→タクシーでポジターノに移動

Positanoの旅行記①　http://4travel.jp/traveler/7290/album/10463157/

☆6日目　5月3日　ポジターノ泊（Hotel Marincanto)
アマルフィとラヴェッロ日帰り

Amalfiの旅行記　http://4travel.jp/traveler/7290/album/10463521/
Ravelloの旅行記　http://4travel.jp/traveler/7290/album/10463824/

☆7日目　5月4日　ポジターノ泊（Hotel Marincanto)
エメラルドの洞窟とアマルフィ散策のあとポジターノに戻ってのんびり

Positanoの旅行記②　http://4travel.jp/traveler/7290/album/10464489/

☆8日目　5月5日　ローマ泊（Hotel Andoreotti)
ポジターノ→ローマ
ローマ散策

Romaの旅行記①　http://4travel.jp/traveler/7290/album/10465614/

☆9日目　5月6日　帰国
21時近い便だったので夕方までローマ散策

Romaの旅行記②　http://4travel.jp/traveler/7290/album/10465985/

☆10日目　5月7日　成田着

エリア ローマ(イタリア)

• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー

Buongiorno!
いよいよ今日は帰国の日。時間と体力の許す限り、空港へ向かう夕方まで頑張ってローマを楽しもう〜

まずは、テルミニ駅からメトロでコロッセオ駅まで。

コンスタンティーノの凱旋門。
そう、ここイタリアは世界中の文化財の約40％がある、世界遺産の宝庫である。

コロッセオ・・・6万人のローマ市民を熱狂の渦に巻き込んだ古代闘技場跡。

中には入らなかったから、道から少しだけ古代の息吹を見学。

何千年もの時を経て今日今ここで出合えた奇跡。

コロッセオと凱旋門を後にVia di S.Gregorioを進む。

道沿いにパラティーノの丘、フォロロマーノを右手に見ながら、何だか今はいつの時代なのか？という不思議な空気である。

到着したのはサンタマリアインコスメディン教会。

今日は晴れたり曇ったり、ローマの空は気まぐれ。

そう、ここにはあまりにも有名な大理石の円盤「真実の口」がある。

前回来た時はまだ教会が開いてなくて、こっそりカメラだけ門から入れて撮影した事を思い出す私。今日はばっちり正面から撮れた！
可愛いアン王女役のヘップバーンに会いたかった（笑）

教会らしい廊下、美しく変化のある天井の下「真実の口」の前ではたくさんの人が並んでいる。

今日は教会の中にも入ってみた。ひんやりとした空気が立ち込める。

主祭壇

大理石の床にはうっすらと日が差し込む。

こんな薄灯りが導くひんやりとした空気の中、静かなひととき。

教会を出ようとしたが、土砂降りの雨。しばらく教会内のお土産屋さんで待っていた。

あっという間にまた晴れ間が・・・。
教会前の噴水とあずまや。噴水はいつの日も、石造りの重厚な表情の都市にやわらかさを与えている。

教会を後に、テヴェレ川を南下。
今日は川も流れが早く怖い表情をしている気がする。

そしてアヴェンティーノの丘を上がる。

上がりきるとサンタサビナ教会が現れる。

白塗りの壁に黒い鉄の芸術が映える。

教会の並びにはマルタ騎士団団長の館がある。

そしてその館の門扉「天国の扉」の秘密の鍵穴を覗いてみると・・・。

ひゃぁ〜ミクロの観光スポット！まるで計算されたように、サンピエトロのクーポラが姿を現す。

でもあの鍵穴からのクーポラを撮るのが結構大変で、「だめだぁ・・・」とか言いながら、何度も何度もシャッターを切ってて、鍵穴前の広場にいる陸軍たちに笑われたっけ^^;

でも陸軍がいるって厳戒態勢なエリア？？？

ミクロな風景を楽しんだ後は、下町テスタッチョエリアを目指し、坂道を降りる。この辺りは高級住宅が多い感じ。

緑が映える美しい通り、ここはホテルのようだった。

サンタンセルモ修道院のファサードにはマリアのモザイクが輝く。

坂道を下って着いたのは、ローマの下町テスタッチョ。

こんなレトロな車も溶け込む街並み。

無造作に置かれたアンティークショップの家具。遠い昔の暮らしと誰かの人生を教えてくれる古い物。

ローマの街はいつも天使がちらほら・・・やっぱり天使の舞い降りる街だ。

こんなところで生活したい！！

スクオーラ（学校）の停留所も可愛い♪きっと賑やかな子供達の笑い声が響くバスの中だろう。

テスタッチョには私の大好きな市場があった。美味しそうなアスパラも安い！

大きくて鮮やかなパプリカ！こんな市場で食材を仕入れて料理をしてみたい。やっぱりここに住みたい！！

ここは衣料品コーナーもあって、Tシャツを購入したのだが、そこの人に日本人なんてこの辺りじゃ見たことない！とびっくりされた。いいなぁここ（笑）

そうそう、このテスタッチョエリアには美味しいお店が多いらしい。今度来る時は絶対このエリアを極めてやるぞ！と意気込む私達。

さてまた歩こう。
おっ！ローマのピラミッドが見えた。なぜここに？？

またフォロロマーノをのぞみ、長〜い歴史のはじきこに触れながら次なる目的地へ。
でも空が怖い・・・。

昨日からの歩き過ぎでパートナーが足痛くて泣きそうだから、タクシーを使ってカンポディフィオーリへやってきた。ここも市場なんだけど、やっぱりいい感じ。

カンポディフィオーリってだけあって、美しい花達が売られている。

いいねいいね〜このチーズが欲しかったの。安い！やっぱりどこの国も市場が一番だ♪

ここでたくさんチーズとコーヒーを購入。
「これも食べてみて」って味見もごっそりとさせてくれて満足満足♪
オリーブオイルとかパスタとか、本当はもっと色んな物買いたかったけど、何せ重くて無理な食材達（泣）

さっきまで降ってた雨の足跡が残る石畳の路地。

お腹がすいてきた・・・。
どこかお店に入ってランチしてるのも時間がもったいない！とパニーニを買い食い。
とても大きくて食べがいがあった。パルミジャーノチーズ・ルッコラ・プロシュートハムと大好きな組み合わせ。

市場で食料をたくさん買って、いっぱいの荷物--;

またこんな風景を楽しみながら、最後の散策・・・。

本当に美しい装飾のドアばかり。ローマの底力を見た気がする。

この深い緑と石の調和・・・。

そしてここは17世紀に建てられた枢機卿邸。現在国務院が置かれているが、中庭や絵画館は見学可能。

中庭のボッロミーニ作「遠近法ガッレリア」
8ｍの廊下が遠近法により35ｍに見える、遠くて近い？回廊に仕掛けたいたずら・・・。

歩いて見つけたいっぱいの魅力あるローマ。

ブティックのウィンドゥもおしゃれに映る街。

最後の観光、白亜の殿堂「ヴィットリオエマヌエーレ2世記念堂」

記念堂の向かいにはヴェネツィア広場が。

ローマって観光地を巡らなくても、歩いているだけで、歴史とそこに根付いている芸術の空気に包まれている街だと思う。

空港へ向かう時間がせまってきた・・・。
スーツケースを預けているからホテルへ戻る。その前にテルミニ駅でちょっとコーヒーブレイクしたり、近くのスーパーでたんまりお土産用のお菓子を購入したり。これがまた安くて、結構美味しかったらしい。

最後はのんびりとして、今回お世話になったホテルアンドレオッティのロビーへ。

こじんまりしてるけど、ローマらしい重厚な雰囲気のホテルだった。

鏡越しのシャンディリアがまた来てねって言ってる気がした。ほんと？うん、ほんと・・・^0^

この人がホテルの名前になっている、アンドレオッティさんなのか？ホテルカードにもロビーにかかっていた絵にも、アメニティにも描かれていた女性。

名残惜しさいっぱいで、テルミニ駅からレオナルドエクスプレスで空港へ向かった。

8泊10日、長いようで短かかった。
数々の美しい奇跡と癒しに満ちた旅だった。
どこを見ても、何を味わっても、いつ、誰と歩いても全てがきっと夢心地なイタリア。またイタリアが大好きになった。一人旅もいいけど心許せるパートナーが一緒だと尚楽しさも増す。

そして、最後に神様がくれたもの・・・成田行きエグゼクティブシートにアップグレードだった。びっくり。
次への旅がまたきっと楽しいものである予感。

この旅を楽しく無事に終えられたのも、色々情報をくれたりアドバイスしてくれた、顔も知らない4トラベラーの方々を始め、家族や回りの人達のおかげ。全てに感謝して、イタリア再訪を誓う私達。

この旅行記を見てくれた方々へもお礼を言いたい。

ありがとう。Grazie mille♪