55aiaiさんのクチコミ全4件

まずロビーから見える大らせん階段とそこにかかる3階分を貫くシャンデリアは見事。
館内は他にもシャンデリアがふんだんに使われており、それがバブリーではなく他の調度品と上手に取り合わさっているところが絶妙。
室内のインテリアはちょっと重めで華やか。が好みは分かれると思います。
私は好きでした。
景色は皇居方面のビルを見る感じですが、真下には東京駅。都会的な眺望です。

私が大きく評価したのはベッドの寝心地と朝ごはん。
まずベッドですがシーツの肌触りの良さ、枕、マット、全てが私にちょうど良く、最高の寝起きを体験することが出来た事。他のアッパークラスホテルだってシーツ・枕・マットはとても良いのだけどなぜかシャングリ・ラのものはピタッと合いました。
朝ごはんは「ピャチェーレ」にて。
中華粥のセットをオーダーしさらにブッフェも楽しめるという、ボリューミーでバリエある朝ごはん。
これだったら朝ごはんだけでも食べに来たい！中華粥は魚とチキンからのチョイスです。
ちょっと遅めに行ったのでブッフェを存分に楽しめなかったのが残念です。サービススタッフも気が利いていて好感持てました。
気になったのは…最近あちこちのホテルへ行きますが、ハイエンドのホテルなのにアメニティがどこも揃えたようにロクシタンなのはなんかさみしいなと。

全体には良かったので次回はぜひホライゾンを体験してみたいです。

ソフトな色合いでまとめた内装はある意味堅実。どちらかと言うと廊下の雰囲気の方が好きです。
このホテルの醍醐味はナイトタイムなので、好きな飲み物を用意してゆっくり夜景を楽しんだりお風呂に入ったりするとよりお得感が得られるのではないでしょうか。
私はルームサービスで紅茶を注文し、部屋の明かりを消して夜の時間をゆっくり過ごしました。

駅からのアクセスという意味ではあまり評価しませんが、東京の主要な地区（銀座や有楽町）などから近いという部分では使えると感じています。

大阪リッツは良く利用していましたが、東京リッツはレストランやラウンジのみでした。
今回宿泊するため客室利用して驚き。外観などからもう少しシンプルで冷たい感じを想像していましたが、リッツらしい重厚感あるデザインのお部屋でした。
大阪よりも幾分さっぱりしているものの、和と少しシノワ風なデザインが取り込まれた欧風で、淡い色を濃いブラウンがしっかり引き締めていました。
タオルやアメニティの充実度や必要な場所に必要なものを置くスタイルは使用感がとても良いです。水周りにも全く問題ありませんでした。
細かい部分に至っても調和が感じられ、良く見ると細かいデザイン仕様もあり、お部屋観察も飽きません(笑)
悪い部分はチェックイン時、クラブラウンジで少々時間がかかっていたことと、同じくクラブラウンジの朝ごはんで冷たいものがあったこと。
なんとかなりそうなものなのでぜひ改善を願います。
とにかく今回初めて客室にお邪魔して本当に素晴らしい時間を過ごせました。
ロビーラウンジがチョコレートの香りというのは以前聞いたことがあったのですが、客室廊下は爽やかな香りがしていてこれまた素敵でした。

ひとつのコンセプトでほぼ完成された街の中にあるホテル。
「蔵」がテーマになっていますが、小布施という街全体とこのホテルが一体となっているのはもちろんのこと構成する全てに意味があるので本物志向の方にはぴったりだと思います。
ほとんどが東京からのお客様と言うだけあって、このホテルを目指してやってくる人も少なくない。
お部屋の中の設えもデザインもセンス良く、居心地良い空間を作り上げています。
夜の蔵（ホテル内）のライトアップも光を当てすぎず暗さを残して明暗出ているところなど、計算されていて非常に好感持てました。

一部ディテールの部分で使い勝手が悪いところがあり評価を少し低くしましたが、ストーリー性から狙い、構想、オンリーワンなど、本当に素晴らしいホテルで宿泊する価値アリだと思います。