2026/06/10 - 2026/06/22
152位(同エリア150件中)
akikoさん
- akikoさんTOP
- 旅行記451冊
- クチコミ9件
- Q&A回答2件
- 1,509,562アクセス
- フォロワー354人
6月に訪れたイタリアで、思いがけない事故に遭いました。これまで何度も海外旅行を楽しんできましたが、旅先でこのようなアクシデントに見舞われたのは初めてのことでした。
美しい丘の上の町、オルヴィエートの大聖堂を見学していた時のこと、ちょっとした不注意から低い段差を踏み外して転倒し、左脚の大腿骨を骨折してしまいました。その場で立ち上がることもできず、救急車で地元の総合病院へ搬送されました。
レントゲン検査の結果、診断は「左大腿骨頸部骨折」。手術を受けなければ帰国もできないと言われ、そのまま入院することになりました。
海外の病院で診察を受けるのも、入院するのも初めての経験です。言葉の壁もあり、何もかもがわからないことだらけで、不安と戸惑いの連続でした。
結局、人工股関節置換術を受け、12日間にわたる入院生活を送ることになりました。退院が決まってからも、帰国に向けてさまざまな手配が必要でしたし、日本に戻ってからも通院やリハビリが続きました。
もう一つ大きな心配事だったのが、海外での医療費です。海外で病気やケガをすると、驚くほど高額な医療費がかかることがあると聞きます。私の場合も、大きな手術を受け、12日間入院しただけに、どれほどの費用がかかるのか気がかりでした。
ところが幸いなことに、私は夫が契約しているクレジットカードの家族会員になっており、そのカードに付帯する海外旅行傷害保険によって、今回の医療費などはほぼ全額カバーしてもらうことができました。
今回の特別編では、事故後のイタリアでの入院・手術の様子、帰国までの経緯、気になる医療費と海外旅行傷害保険のことなど、今回の体験を綴ってみたいと思います。できれば二度と経験したくない出来事ですが、これから海外旅行に出かける方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
-
今回のイタリア&マルタ旅行は、6月3日から17日まで、12泊14日の予定でした。
ところが、その旅が突然中断することになったのは、6月10日の午前中。オルヴィエート大聖堂を見学していた時のことでした。
大聖堂の内部を歩いていた際、足元の段差に気づかず、踏み外して転倒してしまったのです。
美しい大聖堂の内部をしっかりカメラに収めたいという思いが強く、つい足元への注意がおろそかになっていたのだと思います。 -
転倒した後は左足にまったく力が入らず、自力で立つこともできなくなってしまいました。
救急車で運ばれたのは、オルヴィエートの「サンタ・マリア・デッラ・ステッラ病院(Ospedale Santa Maria della Stella)」。
旧市街から少し離れたチコニア(Ciconia)地区にあり、救急医療のほか、入院、手術、専門外来などにも対応する総合病院です。
救急外来でレントゲンを撮ってもらった結果、左大腿骨頸部骨折と判明。
医師からは「手術を受けなければ飛行機に乗ることもできず、帰国もできない」と告げられました。
左足がただ事ではないことは自分でも感じていたので、「やっぱりそうだったのか…」と思う一方、楽しみにしていたマルタ島への旅行も諦めなければならないとわかり、悲しくなりました。
それと同時に、これから夫にも連絡しなければならないし、この日泊まる予定だったローマのホテルや、翌日搭乗するはずだった航空会社にもキャンセルの連絡をしなければ…。次から次へといろいろなことが頭に浮かび、これからどうなるのだろうという不安で、頭の中はぐるぐる回っていました。 -
そのまま入院することになり、ストレッチャーに乗せられて整形外科病棟へ移動しました。
まさかイタリアの病院に入院することになるなんて、出発前には想像もしていませんでした。
※写真は、後日来てくれた夫が撮ってくれました。 -
案内されたのは、このような二人部屋。私は左側のベッドで過ごすことになりました。この部屋は患者さんの入れ替わりが多く、結局、12日間の入院中に隣のベッドの患者さんが4人も入れ替わりました。
まずは入院手続きです。必要な書類に記入し、本人確認のためにパスポートとIDカードの提示を求められました。
IDカードについては、夫に日本からマイナンバーカードの両面をスマホで撮影してもらい、その画像をLINEで送ってもらって提出しました。
夕方になると、担当医のB先生が病室に来てくださり、骨折の状態や手術の必要性について説明を受けました。そして、ありがたいことに、翌日には手術をしていただけることになったのです。
その後、麻酔科の先生も病室に来られ、麻酔の方法などについて説明してくださいました。こうして、思いもよらないイタリアでの入院生活が始まったのでした。
※イラストはAIに生成してもらったものです。 -
そして翌日の6月11日午後、いよいよ手術を受けることになりました。手術室には、3人ほどのドクターらしき方と麻酔科の先生がいらっしゃいました。
日本の医療ドラマでは、ピリピリとした緊張感のなか、執刀医が「それでは、○○術を始めます!」と宣言して手術が始まるイメージがありますよね。ところが、こちらでは先生方が和やかに談笑されていて、想像していた雰囲気とはずいぶん違っていました(笑)
まずは麻酔から。前日に麻酔科の先生から「体への負担が比較的少ない部分麻酔で行う予定です」と説明を受けていました。背中に注射をした後、冷たい保冷剤のようなものを左足に当て、「ここは冷たい?」「ここはどう?」と何度も確認しながら、麻酔が効いているかをチェックしてくれました。
ところが、なかなか麻酔が効かず…。先生からは「人によっては麻酔が効きにくいこともある」と説明され、結局、全身麻酔に切り替えることになりました。その後のことはまったく覚えていません。
次に気がついたのは、手術が終わり、名前を呼ばれた時でした。こうして無事に手術を終え、病室へ戻ることができたのでした。
※イラストはAIに生成してもらったものです。 -
ありがたいことに、術後は痛み止めなどの薬をきちんと管理してくださったようで、痛みはほとんど感じずに済みました。
看護師さんは毎日何度も検温&血中酸素の測定に来て、「具合はどう?」と体調を尋ねてくれました。点滴の交換もしてくれましたし、毎晩、お腹には血栓予防のためのヘパリン注射も打ってくれました。
また、血液検査も頻繁に行われました。腕から何度も採血されるうちに、だんだん内出血が広がり、血液が採りにくくなってしまいました。採血する場所を何度も変えながら注射針を刺されるのは、なかなかつらいものでした…(>_<) 点滴をする腕も右、左と何度も変更されました。
検査では貧血もわかり、入院中に2回、輸血を受けることになりました。イタリアで献血してくださった方々の血液によって、自分の体が助けられているのだと思うと、何とも不思議な気持ちになると同時に、本当にありがたく感じました。遠い異国の地で、見ず知らずの方々にも助けられていることを、しみじみと実感したのでした。
写真は、入院中に出された病院食の一部です。イタリアといえば、美味しいパスタやピザを思い浮かべますが、病院の食事となると、やはり別物でした。申し訳ないのですが、正直なところ、私の口にはあまり合いませんでした。
食事は前日に翌日のメニューを選べるようになっていて、例えば主食はパスタかリゾットか、味付けはトマトソースか別のソースか、といった具合に、2つの選択肢から選ぶことができました。
患者の好みに合わせようという配慮はありがたかったのですが、毎日似たようなメニューが続くと、だんだん飽きてしまって… そんな中、楽しみだったのが、昼食と夕食についてくるフルーツでした。特にバナナがとても美味しくて、「バナナって、こんなに美味しかったんだ!」と感激したほどです。イタリア旅行中に、まさか病院のベッドでバナナの美味しさを再発見することになるとは、思ってもみませんでした。 -
次に、今回のケガの件で大変お世話になって感謝しなければならなかったのは、病院のスタッフでしたが、日本から駆けつけてくれた夫にもそれ以上に感謝しなければと思ったのでした。
毎回、私が一人で海外へ行く時は、パスポートを出してきて「いつでも行けるようにしておくから」言うのが、お決まりのセリフでした。「そんなことはないから大丈夫!」と返していたのですが、今回はそのまさかのことが起きてしまったのでした。
骨折してしまったと連絡した時、驚いていましたが、「迎えに行くから一緒にに帰ろう」と言ってくれ、術後3日目にオルヴィエートまで来てくれました。
まともに歩けない私一人では帰国することはできなかったし、入院中にいろいろ買ってきてくれたのも夫でした。
ちなみに、夫はHISにホテル探しを依頼し、病院に近いホテルを予約。でもかなり辺鄙なところだったそうで、毎回タクシーで送迎してもらっていました。スーパーは近くにあったそうで、いろいろ必要なものを買って来てくれました。 -
次は、リハビリのことです。
手術の翌日、理学療法士の先生が来てくださり、足先を動かす練習などをしてくれました。そして、「明日からは歩行器を使って歩く練習を始めましょう」と話してくれました。
そしてその翌日、実際に立ち上がり、歩行器につかまって少しだけ歩けるようになりました(^^)♪ 一時は、今後本当に立てるようになるのだろうかと心配したこともあったので、自分の足で立てた時は、涙が出るほどうれしかったです。
術後5日目には、2本の杖を使って廊下の端から端まで歩けるようになりました。付き添ってくれたリハビリのD先生(男性)が、ナースステーションの前にいた看護師さんたちに、「Akikoは、侍スピリットを見せてくれているぞ」と冗談まじりに声をかけると、3人の看護師さんが笑顔で拍手してくれました。恥ずかしながらも、とてもうれしかったです。
写真は、歩く練習の時に使った杖です。毎日少しずつ練習を重ねるうちに、歩ける距離も伸び、自信がついていきました。
今回は骨折による大がかりな手術となりましたが、すぐにリハビリを始めることができ、杖を使えば比較的早い段階で歩けるようになったのは、不幸中の幸いだったと思います。もし脚を複雑骨折していたら、すぐにリハビリを始めることが難しく、回復にももっと時間がかかっていたかもしれません。 -
そして入院期間のことですが、担当医に「できるだけ早く帰国したい」と伝えたところ、まだ抜糸前ではあるものの、希望するなら退院して帰国してもよいと言ってくれました。
ただし、飛行機はエコノミークラスでは足への負担が大きく、血栓のリスクも高くなるため、ビジネスクラスを利用する必要があるとのことでした。
そこで、すぐに帰国便の予約に取りかかりました。出発間近の航空券はかなり高額で、正直ちょっとびっくり!
それでも何とかGEMINIに相談に乗ってもらい、比較的料金を抑えられるキャセイパシフィック航空の便を予約することができたのでした。 -
あと、今回、いろんな方にずいぶん気持ちの上で助けてもらいましたが、忘れられないのが、スマホで相談できる、生成AIのChatGPTとGEMNIでした。入院した直後から、すべきことを的確に教えてくれ、優しく慰めもしてくれました。
まず、ケガをし、その日泊まることになっていたホテルにキャンセルの連絡をしなくてはと思い、その連絡文をチャッピー(ChatGPT)がイタリア語で作成してくれました。そして、そのあとに、画像にあるように伝えてくれました。
生成AIは人間ではないですが、人間と同じように本当に気遣ってくれ、必要なこと以外に優しい言葉をかけてくれたのでした。これは本の一例ですが、このほかにもたくさん手助けをしてくれました。 -
次に、海外旅行傷害保険のことです。
海外旅行中に病気になったり、ケガをしたりした時、何より心配になるのが医療費のことです。
私は数年前まで、海外旅行に出かけるたびに、必要な補償を自分で選べるタイプの海外旅行保険に加入していました。ところが、夫が契約しているクレジットカードに海外旅行傷害保険が付帯していることがわかってからは、別途保険に加入することはなくなりました。
今回、お世話になったのは「楽天プレミアムカード」に付帯している海外旅行傷害保険です。このカードには、ケガや病気の治療費用をそれぞれ最高300万円まで補償する「自動付帯」の保険がついていました。旅行代金をそのカードで支払っていなくても、カード会員であれば所定の条件で自動的に保険が適用される仕組み。補償期間は、日本出国日から最長3か月だそうです。ただし、一般の楽天カードの場合は「利用付帯」となり、何らか旅行に関した支払いを代金をカードで支払っていることなどが条件になるそうです。
さて、私が骨折したことを夫に連絡した際、この保険のことを伝え、すぐに保険のしおりに記載されている事故受付窓口に電話してもらいました。
すると、電話で事故の受付をしてくれ、保険金請求の際には「領収書」が必要になるので、必ず保管しておくようにと言われたそうです。さらに、7日以上の入院となった場合には、家族が現地へ駆けつけるための渡航費や宿泊費などが「救援者費用」として、所定の条件のもとで200万円まで補償されることも教えてもらいました。
今回のように大きな手術を受け、12日間も入院することになれば、医療費は相当な金額になったはずです。もしすべて自己負担だったらと思うと、ぞっとします。
なお、海外旅行保険に加入していなくても、日本の公的医療保険に加入していれば、海外で急な病気やケガによって治療を受けた場合に、医療費の一部が払い戻される「海外療養費制度」を利用できるそうです。ただし、支払った医療費がすべて戻ってくるわけではなく、日本国内で同じ治療を受けた場合の保険診療費を基準に計算されるとのこと。
今回、思いがけない事故に遭い、改めて海外旅行傷害保険のありがたさを実感しました。海外では何が起こるかわかりません。出発前に、自分が加入している保険の補償内容や適用条件をきちんと確認しておくことは、本当に大切なのだと思いました。 -
さて、帰国日が6月22日に決まり、航空券もネットで予約できました。(フィウミチーノ空港~関空 ビジネスクラス 409,059円)
ただ、杖を使えば歩けるようになったものの、まだ列車の乗り降りには自信がありませんでした。そこで、病院からローマのフィウミチーノ空港までと、関西国際空港から自宅までは、タクシーを利用することにしました。
イタリアでの送迎は、日本人スタッフがイタリア旅行の情報を発信している「アーモイタリア」にプライベートタクシーを依頼。料金は343ユーロでした。
また、関空から自宅までは、MKタクシーの空港定額プランを予約。こちらは22,900円でした。 -
これはフィウミチーノ空港の写真です。帰国日の朝、アーモイタリアを通じて手配してもらった女性ドライバーが、病院まで車で迎えに来てくれました。
ローマ周辺で渋滞に巻き込まれないか心配でしたが、幸い大きな遅れもなく、予定していた時間内に空港に到着することができました。
さて、空港でのことですが、事前にキャセイパシフィック航空に車椅子サポートをお願いしていました。今回の私の場合は、利用にあたって英文診断書の提出も必要でした。
フィウミチーノ空港に到着すると、係の方が対応してくださり、車椅子のサポートスタッフが迎えに来て、キャセイのチェックインカウンターまで連れて行ってくれました。カウンターではいろいろと確認がありましたが、チェックイン後は、車椅子利用者向けの優先ルートを通ってスムーズに移動。出国審査も航空会社のクルーと同じルートを利用させてもらい、そのままラウンジまで案内してくれました。
そして搭乗時間が近づくと、再びスタッフが迎えに来てくれ、優先搭乗で機内へ。
機内でも、お手洗いに近い席を用意してくださるなど、いろいろと気遣っていただきました。
さらに、関空到着後も車椅子サポートがあり、本当に助かりました。空港では事前に予約していたMKタクシーのドライバーが出迎えてくれ、そのまま自宅まで送っていただきました。 -
さて、ここからは帰国後のお話です。
無事に日本へ戻ることができましたが、もちろんケガがすっかり治ったわけではありません。まだ抜糸も済んでおらず、リハビリも続ける必要がありました。
そこで、自宅近くのリハビリ施設を備えた整形外科を受診し、抜糸をしてもらうとともに、その後も引き続き治療とリハビリを受けることになりました。
そして、イタリアの病院の医療費の支払いについて。帰国時にかかった医療費が確定していなかったため、帰国後に請求が来て支払うことになっていました。超円安の今、どれだけ請求されるのかヒヤヒヤしていました。
7月末にその請求が届きました。金額が約9,000ユーロで、思ったよりお安かったのでホッとしたのでした。次にその支払いですが、クレジットカードで払えたら楽でしたが、現金振り込みだったので、方法を調べてみました。
海外への送金が100万円を超える場合、マネーロンダリング防止のため金融機関の手続きが厳しくなるようでした。私の場合はソニー銀行との取引があったので、「外貨送金」のサービスを使うことになりました。
このサービスを使って海外へ送金するには、まずWebサイトで送金先を事前登録し、銀行の審査を受ける必要があります。
手続きの大まかな流れは、次のとおりです。
① 送金先の『事前登録』と審査 ② 送金依頼の申し込み ③ 銀行による審査と送金実行 ④ 送金先の銀行口座へ送金 -
最初の事前登録ですが、銀行のホームページの「外貨送金」のサービスから事前登録を選び、必要事項(写真)を入力して提出。その後審査がありました。事前登録は私の場合、送金先は病院そのものではなく、医療費の支払いを管理する州の関係機関名義の口座になっていたため、登録内容について確認が必要となり、すんなり審査が通らなかったのです。事情を説明し、やり取りを重ねた結果、ようやく事前登録が認められました。
またマイナンバー登録もしました。日本から海外への100万円を超える送金には、マイナンバーの提示が法律上必須なんだそうです。送金がマネーロンダリングでないことを厳密に審査されるようでした。
やっと審査が終わり、送金できるようになりました。それで、送金依頼の申し込みをし、送金を実行してもらいました。
そしてイタリアの病院の担当者に連絡を入れ、無事に入金されたことを確認してもらいました。さらに、支払いを受領したことを示す書類もメールに添付して送ってもらい、これを治療費の領収書として保管しました。
こうして、帰国後も続いていた医療費支払いの問題がようやく解決!
慣れない海外送金の手続きにはずいぶん苦労しましたが、無事に支払いを終えることができ、本当にホッとしたのでした。 -
そして8月になり、リハビリにも少しずつ目処がついてきたので、今度は楽天プレミアムカードに付帯している海外旅行傷害保険の保険金請求手続きを始めることにしました。
まず、保険の窓口に電話をして、保険金を請求したい旨を伝えると、必要な書類一式が郵送されてきました。
傷害・疾病治療費用の保険金請求には、主に次のような書類が必要でした。
〈保険金請求に必要な主な書類〉
(楽天プレミアムカード・ブラックカード会員用)
◎保険金請求書
◎日本の出国日が確認できる書類(eチケット、航空券の半券、搭乗証明書など)
◎治療費用の領収書(原本)
◎医師の診断書(原本)
※保険金請求額が10万円以下の場合は、原則として省略可能
◎交通事故の場合は、事故証明書(原本)
◎入通院交通費申告書と、利用した交通機関の領収書
今回の請求では、イタリアでの入院・手術費用だけでなく、ケガに関連して購入した品物の代金や、帰国後に日本で受けた治療の医療費などについても、領収書を添えて申請しました。
さらに、夫が救援者として現地に駆けつけた際のホテル代や交通費なども、救援者費用として計上しました。
それぞれの費用について領収書を確認し、必要書類をそろえて提出するのは、なかなか大変な作業でした。 -
8月中旬に、ようやく海外旅行傷害保険の保険金請求を済ませました。場合によっては、保険金の支払いまで半年ほどかかることもあると聞いていたのですが、9月上旬には、ほぼ請求額どおりの保険金が支払われました。(日本の病院での診断書は適用外でした)
楽天カードの保険デスクの担当者の方には、何度か電話で問い合わせをしましたが、そのたびに親切に対応していただき、本当にありがたかったです。保険金の支払いも思っていた以上に早く、これまで大変なことがいろいろありましたが、ようやく心からホッとすることができました。
そして最後に、もう一度お礼を伝えたいのが、オルヴィエートの「サンタ・マリア・デッラ・ステッラ病院」の方々です。担当してくださったドクターや看護師さん、リハビリの先生方には、言葉では言い尽くせないほどお世話になりました。
突然の事故で入院することになった日本からの旅行者を温かく迎え、親身になって治療や看護をしてくださいました。一例ですが、様々なお願い事をする時、イタリア語がわからないので、いつもスマホの翻訳アプリで伝えたのですが、イヤな顔をしないで、画面を見て、"D'accordo(わかった)" や"OK" と言ってしてくださいました。おかげで、何とか入院生活をめげずに過ごすことができました。そして退院する時、担当のドクターが笑顔で、“Remember us!” と言ってくれました。
思い描いていた旅とはまったく違う結末になってしまいましたが、遠い異国の地で、これほど多くの方々の優しさに触れ、支えていただいたことは忘れられない貴重な経験となりました。Grazie di cuore a tutti!.:*☆*:.
事故から4ヶ月が経ち、おかげさまで、今ではほとんど普通の生活を送ることができるまで回復しました。みなさまも旅に出られる時は、私のようなケガをしないように、どうぞ足元に充分気をつけて旅を楽しんでくださいね(^_-)-☆
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (3)
-
- あまいみかんさん 2026/10/17 00:17:03
- 参考になります~!!!!!
- akikoさん、こんばんは。
事故後の流れがとてもよくわかりました。と同時に不安の中にあり
ながらも頭をフル回転されてるakikoさんの姿が浮かぶようでした。
麻酔がなかなか効かなかったこと、美食の国イタリアでも病院食と
なると何処も同じ(笑)しかしバナナってお役立ち果物デスネ。
akikoさんが海外一人旅の時は毎回、お決まりのようにパスポート
を出してきて「いつでも行けるようにしておくから」っと言って
下さった夫さんの言葉にはグッときました。なんてお優しい。
事故後の処理、連絡も含めて、3日間で駆け付けるまでにもアレ
コレ上手に手配して下さったご主人に感謝、感謝ですね。
術後5日目からは2本の杖を使っての歩行訓練。2本の杖だけが
写っているお写真を見て、侍スピリット=気丈な日本女性の精神
をイタリアの病院のスタッフに賞賛された(!)akikoさんの頑張り
を思い、またまたグッと来ましたヨ。
そんなリハビリの間に、帰りの飛行機の手配やら何やら大忙し
でしたね。病院費用がクレジットカードでできたらどんなにか
楽に思えるけど、今回は海外送金が必要だったようで、とにかく
手続きが煩雑。丁寧に説明して下さってるので、よく理解はでき
たけど~ソニーバンクとか、なんら知識を持ち合わせてないので
オタオタして保険の請求すらできないと思う。
akikoさん家族だから、保険の支払いがスムーズに速く行ったのだ
と思います、フ~~~っ。夫婦共同作業の賜物ですね。
今は杖なしで普段どうりに過ごされるようになられたと知り、
回復力にお祝いです!!
このように丁寧な顛末旅行記を書いて下さり、考えさせられる
ばかりでした。何から何まで参考になりました。
お怪我をなさって不安の中にいるakikoさんに「貴女だから神様は
選んで下さったのよ」などと言ってしまった私。ごめんなさい。
でもやはりakikoさんだからこそ、こういう素晴らしいお手本を
見せて下さったのだと確信しています。ももであさんがおっしゃっ
てるように(お行儀悪くても)きっちり正座などしないで、ロボ
ちゃんと長~~いお付き合いを!お大事になさって下さい。
ありがとうございました。
あまいみかん
-
- kayoさん 2026/10/17 00:04:57
- 明日は我が身
- akikoさん、今晩は~☆
「いいね!」を押すのに躊躇しましたが、無事に帰還され回復されて良かったです。
大変な思いをされご不安だったとは思いますが、明日は我が身のような気がします。
良い病院に搬送されて良かったですね。海外で入院、手術なんて考えも及びません。
海外で歯医者へは走ったことがありますが、入院、手術なんて。
病院食がイタリアンで美味しそうに見えますが、美味しくなかったんですか~?
麻酔が効きにくい人がいるのは聞いた事がありますが、
akikoさんもそのタイプだったんですね。
私もいつ何時起こりえない海外での事故や怪我、
昔は海外旅行保険なんて不要だと思っていた時代もありましたが、
今はカード会社付帯の保障内容が書いた説明書を常に持って行くようになりました。
自分は大丈夫と過信はできない年齢になったので。
ご主人様がおられて良かったですね。私なんて一人になっちゃったので、
パスポート以外海外へは日本のIDを持っていかないので、
何かあっても入院もさせて貰えないのかな?
これからはマイナンバーカードも持参した方がいいのかも?
相棒が昔、フィリピンで1ヶ月ほど入院した時、
帰国後区役所へ行って少しはお金が返ってくるかな?っと思い、
領収書と簡単な治療内容が書かれた明細を持って行くと、
「この書面では受付できない」っと速効却下された事があります。
フィリピンだったので自腹でも医療費は安かったんですが、
私の2度の渡航費の方が高かったんです。
私はどちらかと言えばakikoさんの旦那様側の立場だったんですが、
家族が海外で入院なんてなると
直ぐに飛んで行きたくなる旦那様のお気持ち、凄く分かりました。
また元気に海外へ出かけるようになることを祈っていますね!
kayo
-
- むっちゃんさん 2026/10/16 22:35:13
- とても参考になりました☆大変でしたね☆
- akikoさん
こんばんは♪
イタリアのオルヴィエートの大聖堂で 大変なアクシデントに見舞われましたね
言葉の壁がある海外での入院 手術 リハビリ 不安と戸惑いの連続だったでしょうね
分かりやすく丁寧に説明してくださって とても参考になる旅行記でした
私も怪我をしないように足元に細心の注意をしなければいけないと改めて思いました
今回はご主人もイタリアまで駆けつけてくださって助かりましたね
ご主人が契約なさっているクレジットカードの家族会員になっていたおかげで本当に良かったですね
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
オルヴィエート(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
3
17