2026/09/19 - 2026/09/27
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マックス川岸さん
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アメリカ初の大陸横断自動車道リンカーン・ハイウェイ。大陸横断自動車道としては後発のルート66が有名ですが、シカゴからロサンゼルスまで斜めに横切るルート66に比べ、ニューヨークからサンフランシスコまでをほぼ真横にぶった切るリンカーン・ハイウェイには、古き良きアメリカの香りが残っています。
今回の旅は、リンカーン・ハイウェイとアイオワ州道1号線が交わるアイオワ州マウントバーノンを中心に、映画「フィールド・オブ・ドリームズ」のロケ地として有名なダイヤーズビル、世界一の傾斜を誇るケーブルカーのあるダビューク、そして「トム=ソーヤーの冒険」などの小説で知られるマーク=トウェインが幼少期を過ごした場所であるミズーリ州ハンニバルを、レンタカーでめぐります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9月23日(水)曇後晴
朝食会場はいつものモーテルのスタイル。
ただしソーセージやスクランブルエッグなどの温かい食べ物はありません。なので、ワッフルを焼いたり、パンやベーグルを焼いたりするしかありません。 -
8時ごろにはチェックアウトしました。ガソリン満タンで借りたのに、もう半分ぐらいしかタンクに残っていません。ここからハンニバルまでは200マイル以上あるので、近くのガソリンスタンドで給油することにしました。
支払いはアップルペイが使えるのですが、赤と緑のノズルがあり、どちらにもレギュラーと書いてありました。赤い方がオクタン価が一種類だけ、緑の方はオクタン価が三種類ぐらいからボタンで選べるようになっています。
アメリカのレギュラーは日本のレギュラーガソリンと違って有鉛ガソリンのことだとどこかの本で読んだことがあるので、間違えて有鉛ガソリンを入れちゃうとまずいだろうな~と思ったりしましたが、どちらもレギュラーと書いてあるし、今どき有鉛ガソリンなど使う車なんてないだろうから、赤のノズルのほうで満タンに給油しちゃいました。道中、とくに車の故障などなかったので、これで結果オーライということで。
ガソリン価格は1ガロン4.199ドル。リッター175円ぐらいです。日本ではレギュラーガソリンはもう少し安いので、アメリカのガソリン価格はだいぶ高くなっているようです。車を借り出したときは満タンになっていましたが、今回満タンにして給油量は12.265ガロン(46.4リッター)だったので、これまでだいぶ走ったということになります。
ペオスタ(Peosta)からはサンダウン・ロード(Sundown Road)という道路を南に行くようナビでは案内されました。途中、また道路工事の片側通行規制があり、昨日の記憶が頭をよぎりましたが、今度は規制区間の手前にストップサインを持ったおじさんが立っていて、行ってよいと手で示してくれたのでラッキーでした。
しばらく走ると国道151号線に出て、マウントバーノン(Mount Vernon)と書かれた出口で降りると、州道1号線と交差していたので、左折して1号線を南へ走行、ペオスタを出て1時間ほどでマウントバーノンの町を通り過ぎました。そこからしばらく1号線を南下すると、いきなりナビが右折の指示を出しました。それに従って走ると、ぐにゃぐにゃした狭い道になり、そのうち対向車と離合するのも困難なほど狭くなりました。そして道路の舗装もなくなり、ダートコースのような道をえんえん何マイルも走らされるはめになりました。アメリカにもこんな道があるのかと思いながら走っていると、また1号線に戻ってきました。なんとも意味不明なナビの案内でした。
そのまままた1号線を南下すると、制限速度が時速25マイルに規制され、ソロン(Solon)の町に入ります。町を抜けるとまた制限速度時速60マイルになりました。さらに南下すると、州間高速道路Iー80号線に入るように指示されました。
Iー80号線を西に六、七マイル走ると、大きなジャンクションがあり、国道218号線に入ります。そして国道218号線を延々と南下してミズーリ州方面に向かいます。
地平線が見わたせる一面とうもろこし畑の真ん中を片側二車線の高速道路がまっすぐに突き抜けている、そこを走っていく体験は、本州はもちろんのこと、おそらくは北海道でもそうそうはできないだろうと思います。
道路わきには、轢かれたリスの死骸が放置されたまま無数にころがっていました。なかには長期間放置されてすっかり真っ黒になって原型をとどめていないものも。アメリカではそういうものは行政の人が片付けたりしないんだそうです。
高速道路の制限速度は時速65マイル。こちらはここでは初心者だし、いつ速度取り締まりがあるか地元民でないからわからないので、おとなしく時速65マイルを堅持しながら巡航していると、乗用車やらトラックやらが左からどんどん追い抜いていきます。なかには多数の豚をむき出しの貨車に積んだトラックなどもいて、そんなのに追い抜かれて前につかれた日には、豚どもの強烈な臭気がこちらに入りこんできてたまりませんでした。
トラックやトレーラー、ピックアップトラックなどは多く走っていましたが、バイク野郎というのはほとんど見かけませんでした。今回の旅行を通して、バイクは一台しか走っているのを見ませんでした。
三時間もぶっ続けで走っていると眠くなってきたので、あるランプで高速を降り、近くのガソリンスタンドでトイレ休憩をし、併設のCasey'sというコンビニで食事と飲み物を買って、車の中で昼食にしました。 -
これがコンビニで買った昼食。チキンテンダーズと書かれた、鶏の胸肉を揚げてスティック状にしたものが五、六本入っていました。油っぽくなりすぎず、食べきれない量でもなく、味も甘くなく辛すぎもせずちょうどよくて、最高でした。一緒に買った飲み物はゲータレード。9.07ドル。
また高速に入り、しばらくするとデモイン川を渡ってミズーリ州に入り、さらに一時間ほどすると、ハンニバル(Hannibal)の町に到着しました。
ハンニバルは、「トム=ソーヤーの冒険」などの著作で知られる作家マーク=トウェイン(Mark Twain)が幼少期を過ごした場所として知られています。
町全体が、マーク=トウェインやトム=ソーヤーを題材とした観光地になっています。 -
いたずらの罰としてペンキ塗りを言いつけられたトム=ソーヤーが、町の仲間を集めてペンキを塗らせたフェンスです。
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町はお菓子の国のようにかわいらしい建物が建ち並んでおり、お土産屋さんやカフェ、レストランなどが軒を連ねていました。
https://youtu.be/BmjD0oI_IPg
ここにも鉄道が入り込んでいて、貨物列車が通っています。
https://youtu.be/7TWD-srnq4Y -
少し歩くと、ミシシッピ川に出ます。船着場があります。
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船着場にそって公園のようなところがあり、そこに銅像が建っています。
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マーク=トウェイン、本名サミュエル=クレメンス(Samuel Clemens)の操船士姿の像です。彼は若き日に蒸気船の操船士をしていたそうです。
蒸気船で水上を安全に走らせるにはある程度の水深が必要で、操船士は6フィートごとに印(mark)をつけたひもの先端に鉛のおもりをつけ、それを水底に沈めて、水面に出てくるひもの印の数で水の深さを測っていたのですが、それが印2つ分、つまり12フィート以上あれば、安全に航行できると判断していたそうです。2(two)のことを業界用語でトウェイン(twain)というそうで、印2つ、つまりマーク・トウェイン(mark twain)という言葉を、彼自身の筆名にしたということです。 -
船着場に「マーク=トウェイン・リバーボート」という遊覧船が停泊していました。これから30分後ぐらいにリバークルーズが出航するとのことなので、どうせなら乗ってみようと思い、チケットを買って船に乗り込みました。チケット代金は32.65ドル(約5,170円)。
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船の中のようすです。
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ミュージカル「SHOW BOAT」のように、中でショーもできそうです(今回のリバークルーズではショーはありませんでしたが)。
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デッキの上にも客席がありました。
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中に売店があり、アルコールやソフトドリンク、軽食、お土産などが売られていました。支払いでのカードやスマホの利用は、5ドル以上の買い物に制限されていました。
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ポップコーンとペプシコーラを買って、デッキまで上がりました。
https://youtu.be/OlFW0IMrJWQ -
出航の時間がやってきました。
船員さんの一人がマイクでガイドしながら進んでいきます。
https://youtu.be/FC4yr0syTu0 -
岸辺の丘の上にある灯台の案内だったり、
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川岸にあった、冷蔵庫のない時代の氷の貯蔵庫の案内だったり、
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ミシシッピ川にかかる、ミズーリ州と対岸のイリノイ州をつなぐ大きな橋の案内だったり、
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対岸の、イリノイ州側の自然の案内だったりがありました。
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デザートに、アイスクリームを追加で買って食べました。
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船からあがり、いよいよマーク=トウェイン博物館(The Mark Twain Boyhood Home & Museum)に入ります。
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門をくぐると、敷地の中にはマーク=トウェインの博物館とハックルベリー=フィンの家があります。博物館の入口の受付で入館券を20ドル(約3,200円)で買うと、受付の女性が、とってもゆっくりとした英語で、館内や近隣のまわり方の案内をしてくれました。私が日本人にみえるからそうしたのかと思いきや、あとから入ってくる白人のグループに対してもまったく同じようにしていたので、そういうスタイルなのでしょう。
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博物館の中の展示です。マーク=トウェインことサミュエル(サム)=クレメンスの生涯の紹介と、両親、妻などの略歴の紹介です。
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博物館を出て順路のとおりに進むと、ハックルベリー=フィンの家につづきます。
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「ハックルベリー=フィンの冒険」の紹介がありました。この時代のミズーリ州は白人が奴隷をもつことのできる州だったので、クレメンス家も、奴隷を奴隷主から借りて使っていました。マーク=トウェインはその奴隷との交流をもとに「ハックルベリー=フィンの冒険」を書いたということですが、その原文には黒人に対する蔑称が頻出するとのことで、一部の図書館では早々に禁書扱いになったそうで、現在でもこの本の扱いについては議論になっているようです。
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続いては、マーク=トウェインの少年時代の部屋の展示館です。
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敷地を出て通りをはさんで向かい側に「ベッキー=サッチャー(Becky Thatcher)の家」があります。ベッキー=サッチャーは、トム=ソーヤーの初恋の人として設定されたキャラクターです。博物館で買った入館券でここにも入ることができます。
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ベッキー=サッチャーは、マーク=トウェインの幼馴染にして初恋の人であるローラ=ホーキンス(Laura Hawkins)をモデルにしたといわれています。この家には実際にはローラが住んでいました。
マーク=トウェインがハンニバルを離れてすぐ、ローラは別の人と結婚してハンニバルを離れましたが、38歳のときに夫と死別し、二人の息子を連れてハンニバルに戻ってきたそうです。そこでHannibal's Home for the Friendlessという施設を設立し、孤児や貧しい人を引き取ってめんどうをみたとのことです。
マーク=トウェインとはよき友人関係を続けたまま、91歳まで生きたそうです。 -
各国の言葉に翻訳されたトム=ソーヤーの本の紹介です。
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トムやベッキーの通っていたとされる当時の学校の教室のようすです。
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ベッキーの家を出たあとの順路にそっていくと、こちらの右の小さな建物につづきます。ここは、マーク=トウェインの父親の法律事務所があったところです。ここでマーク=トウェインは若き日に殺人現場を目撃したとのことです。
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お次はグラントの薬局(Grant's Drug Store)。グラント一家はクレメンス家が苦境にあるとき、自分の経営するこの薬局の二階に一家を住まわせてめんどうをみたそうです。
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この狭いスペースにクレメンス一家9人が住まわされていました。
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一階は薬局です。
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ルーレットの赤の範囲内に指針がきた場合だけ長生きできるとされます。当時は病気や事故による死亡率が高かったことを示しています。
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グラントの薬局を出て2ブロックほど離れたところに、順路の最後にあたるマーク=トウェイン博物館があり、少し歩く必要があります。
道中、こんなキャンディーショップがあったりします。 -
博物館です。
最初に買った入館券を見せると入ることができます。
一階は、トム=ソーヤーの冒険やマーク=トウェインの他の作品の世界観について、模型などを使って展示していました。 -
二階にはマーク=トウェインの遺品の展示や、企画展示などがありました。
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博物館を出て、入口すぐそばにあるミュージアムショップを物色したあと、車に乗って次の宿に向かいます。
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次の宿はMotel 6。
港から数マイル丘をあがったハックルベリー・ハイツ・ドライブ(Huckleberry Heights Drive)という通りにあります。
ここは朝食はコーヒーしか出ないとのことです。 -
夕食ですが、隣接するダイナーのような店に心惹かれたのですが、そこは夜は営業していないようでした。朝には営業しているとのことだったので、翌朝の朝食はモーテルでは出ないようなのでそこで摂ることにしようと思います。
港のほうにWayne BBQなる店があったので、そういえばアメリカに来てから一度もアメリカらしい肉肉したものを食べてなかったと気づき、一度くらいはそういうものも食べてみようと思い、車で出向きました。
カウンターで注文を聞いてもらい、奥にある席に座って料理が来るのを待つスタイルのようです。カウンターのお兄ちゃんになかなか私の英語を聞き取ってもらえず、何度も聞き返される始末。それでもなんとか通じて、理解したときは「ガッチャ(gotcha)」と言ってくれました。ブリスケットと、ベイクドビーンズとマック&チーズのセット、それにスプライトのような炭酸飲料一本で、29.72ドル(約4,700円)。
ベイクドビーンズとマック&チーズはおいしかったですが、肉はちょっと油が多めで、完食するのがやっとでした…。
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