2026/07/15 - 2026/07/15
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kirinbxxさん
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いよいよ今回の西オーストラリアドライブ旅行も、終わりが近づいてきました。
実はカルバリからほど近いところに、かっては「ハットリバー公国」という農家が独自に独立を主張した未承認国家(ミクロ国家)がありました。西オーストラリア州をドライブするなら行ってみたいところだったのですが、COVID-19のせいで観光客も来なくなったりで、結局2020年に解散、しかもかっての領土は新たな所有者がいる民間私有地になって立ち入れなくなったとか。
ということで、この日はコールシーム保護公園というところに行き、そのあとはもう一度ジェラルトンへ。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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カルバリのお宿、Perican's Nestを出発して、すぐ近くにあるRed Bluffの展望台へ。もちろん、遊歩道が整備されています。
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日の出には少し遅れました。
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爽やかな朝でした。
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海岸線を南下して、昨日は強烈な色だったピンク・レイクに再び寄ってみました。季節、時間、そして見る角度によってやはり色が違って見えるピンク・レイク。朝早くは鮮烈なピンクではありませんでした。行くなら昼間ですね。
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珍しく列車に遭遇。西オーストラリア州のKarara鉱山などからジェラルトン港へ鉄鉱石を輸送している、Aurizon(オーストラリア最大の鉄道輸送会社)の貨物列車です。
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オーストラリアの地方部でよく見かける長距離送水パイプライン、ジェラルトン周辺の水源地から、周辺の町や農業地帯に生活用水や農業用水を届けています。かつて鉱山用に作られた古い鉄道路線(1957年廃止)の跡地や、主要道路の敷地を利用して、同じように水インフラが効率的に整備されています。
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これも最近ではよく見かける光景。
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のんびり過ごす牛たちと風力タービン。
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オーストラリアの農業地帯をドライブしていると、大型農機の移動をみることはたまにありますが、これはその中でも珍しい大掛かりな移動です。100ヘクタールほどの農地での作業を8時間程度で終えられるとか。
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コールシーム保護公園は、春になるとワイルドフラワー目当ての観光客が数多く訪れるそうですが、それはまだまだ先の話。この時期に来た私達は、1846年に西オーストラリア最初の石炭鉱床が発見された場所を見にやってきました。
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ここにもお約束のトレイルが用意されていました。絶滅危惧種の動植物を観察できるコースで、クラス3、往復3.2kmとのこと。
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これはアーウィン「川」、平時はこのように水位が低く、岩肌が露出しています。とはいっても、水はあり、私は転ぶ公算大、ということでここで待機。kirinはこの先へ。
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そして、ジョンソン・シャフトと呼ばれている史跡へたどりつきました。シャフトというのは、日本語では「縦坑・立坑」」と呼ばれている、お目当ての地下資源まで垂直に掘り進められた穴のことです。
ここで石炭層が発見されたのは1846年、70年後の1917年頃に本格的な採鉱への挑戦が始まり、まず15mのシャフトを掘り、そこから水平方向へトンネルを掘って石炭を探したそうです。しかし、炭層(炭鉱の層)の厚さがわずか 15~35cmしかない事が判明、採算はとれないとして本格的な商業採掘は断念されました。
現在は安全に見学できるようにウッドデッキと金属製安全てすりが整備されています。 -
展望台と散策路もありました。
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浸食によって赤茶けた鋭い崖、それと対照的に緑が広がる斜面や川沿い。あとひと月もすれば、エバーラスティングやクマツヅラなどのワイルドフラワーが彩るのでしょう。
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蛇行しながら、はるか先まで続く川(の底)が見えていました。当たりは低木やユーカリが生い茂っていました。
この保護区内には25のキャンプサイトがあるそうですが、キャンプファイアーは「いかなる場合も禁止」されています。まぁ、気候を考えれば当然ですね。 -
ここは、デポット・ヒル、今は豊富な野生の野生の花々、在来動物、そしてユーカリの木々に囲まれた川岸でのピクニックに最適な場所のようです。第二次世界大戦中は、陸軍の重要な訓練場で、当時の遮蔽豪をみることもできます。
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そろそろ昼食時なので、主要な農産物が育っている、広大な畑を見ながらジェラルトンへ。
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昼は営業していない店も多く、まぁいいか、とNoodler's Noodle Geraldtonなるレストランへ。中華・アジア飯の複合店という感じの店でした。
次にジェラルトンで食事をすることがあっても、ここに来る事はありません。 -
マリーナの近くにある、ジェラルトン博物館に立ち寄りました。
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レストランが涼しくなかったので、エアコン完備の博物館はうれしい場所です。開館時間は午前9:30 ~ 午後3:00と短め、入場は無料です。
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メインギャラリーの天井からつり下げられている複葉機。ブリストル・ツアラーというオーストラリア初の定期航空便に使われた飛行機です。1921年12月5日、まさにこの町ジェラルトンとパースの間で運航されたのですね。これはテレビ番組の撮影用に作られた飛行可能なレプリカで、1992年、当時のオーナーが定期空路開設70周年記念フライトに参加したのですが事故で大破。その後修復されてこの博物館へ寄贈されました。
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いきなり「香りの収穫」と題したビャクダン(白檀)の展示にびっくり。インド原産ですが、実は太平洋諸島にも広く生育し、現在の主要産出国はインド、インドネシア、オーストラリアだそうです。これは西オーストラリアの固有種で非常に香りが高く、古くから中国とシンガポールで高い需要があり、西オーストラリアの植民地における最初期の輸出製品の一つだったとか。
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ジェラルトンを中心とした広大なエリアの先住民は、Yamajiと呼ばれています。彼らが伝統的に使っているブーメラン。
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白亜紀(Cretaceous)の古代の海に生息していた海洋生物の化石や復元模型の展示もありました。
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魚竜(イクチオサウルス類)のイラスト、化石が実際に発見された発掘現場(露頭)の写真なども。
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メンフクロウ、オーストラリアアシカ、貝類、そしてアカカンガルーの剥製や標本も。
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かつて灯台の最上部で使われていた非常に貴重なフレネルレンズ。
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ジェラルトンには、ポイント・ムーア灯台(Point Moore Lighthouse)があります。これは、オーストラリア国内で現役として稼働している最古の鉄製灯台、上のフレネルレンズは1878年に初めて点灯、1985年3月19日に自動化された近代的なレンズと交換されるまで100年以上働き続けたものだそうです。
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難破船エリアに行く通路は、船倉や船内の通路を模した造りになっていました。
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沈没船ギャラリーへ。
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ここにもバタビア・キャノンがありました。1629年にオーストラリア西海岸沖で難破したバタビア号から回収された青銅製の鋳造大砲です。バタビア号には安価な鋳鉄製大砲24門と、非常に高価な、だからこそ船の象徴となる場所に配備された青銅製の大砲6門、最新かつ実験的な複合大砲2門が積まれていました。
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こちらが複合大砲です。鉄とブロンズを組み合わせて作られたものですが、結局は船舶を撃沈するほどの威力にはできず、対人用になりました。
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これもバタビア号からの引き上げ物。石造りのポルティコ(イタリアから生まれた、建物の玄関に導くポーチ)です。当時オランダはが現在のジャカルタに植民都市を建設中でした。その正門のためにわざわざオランダで造った砂岩のブロックを137個もバタビア号で運んだのです。もっとも合計37トンものブロック、船を安定させるためのバラストとして船底に敷き詰めてあったとか。
あえなく沈没したバタビア号からこの137個を引き上げると、ブロックにはちゃんと石工の印が刻んであり、それによってこうして組み立てる事ができました。 -
当時の物資の積載状況を示すモデル。
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1712年にジェラルトン北方(現在のカルバリ付近)の絶壁に激突して沈没したズィトドープ号(Zuytdorp)は謎に包まれた船です。沈没した船そのものはバラバラになったごく僅かな残骸だけが見つかり、200人以上いたはずの乗組員にいたってはただ一つの遺骸も見つかっていません。崖の上にはキャンプ跡はありましたが・・・現在有力になっているのは、生き延びた人達は現地の先住民族のコミュニティに受け入れられ、共に生活した、というものですが。。
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インド洋の西オーストラリア沿岸はクロノメーターなどがまだなかった時代は大変な難所だったようです。なんでも、南インド洋の強い偏西風を利用して高速で東に進み、「オーストラリアの手前」というかなりアバウトな場所で「北へ急旋回」する航路を使っていたのだとか。「まだ大丈夫」と思っていたら見えたのはオーストラリア西海岸!ということに・・・おまけにこの辺りは浅瀬と珊瑚礁だらけですし、サイクロンだって通りますから。
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第二次世界大戦中に撃沈され、その真相が長い間伏せられていた軽巡洋艦シドニーに関する3D映像などの展示もありました。オランダ商船に偽装していたドイツの襲撃艦と相打ちになったのが真相ですが、シドニーの乗員645人は全員死亡。戦時中、オーストラリア国民の不安を煽らないよう、メディアは検閲され、遺族には定型文の弔慰状が送られただけでした。2008年に両船が発見され調査が終わってやっと遺族にもその真相が知らされたそうです。
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先住民族のアーティストによるテキスタイル作品の展示。
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天の川と「空のエミュー」の絵画です。天の川のくらい部分にエミューが現れるとされているそうです。
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先住民族は、エミューの頭の角度や位置の変化で、エミューの繁殖期や、卵を採取するのに良い時期を知る事ができたのだとか。
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世界最大級の電波望遠鏡(SKAO:スクエア・キロメートル・アレイ天文台)の建設地である西オーストラリア州の夜空と、何万年もの間受け継がれてきた先住民の「星の知識(スカイ・ナレッジ)」をテーマにした作品たち。
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カルティ・パーチという、本物のエミューの卵の殻に絵を描いたもの。
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異なるデザインで。
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彼らの土地に建設された現代の巨大電波望遠鏡(SKAO)との出会いや共存をテーマにしています。
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博物館隣接のマリーナ。ボートやヨットが停泊する穏やかな場所でした。
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最初の予定では再びジェラルトンで先日のホステルに泊まることになっていました。しかし時間があるのでもう少しパースに近づいておいた方が、後が楽だね、と予定を変更してこの日は別の町へ。
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着いた先はジュリアン・ベイ。インド洋沿いに位置する、美しいターコイズブルーの海と豊かな野生動物に恵まれたのどかな海辺の町です。宿は桟橋から数分、部屋はミニキッチン(冷蔵庫や電子レンジ、ケトルなど)を備えたスタジオルームでした。
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こういう町にあるスーパーはたいていIGAです。
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そのすぐ近く、つまりは町の中心部にあるJurien Bay Hotel Motelには、スポーツバーやレストランが併設されています。
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今夜の夕食はここで。黒板に書かれた本日のスペシャルメニューには海辺の町らしくロックロブスターの半身や、本日の魚など。これに混じって「日替わりカレー」など。生ビールも見たことのない銘柄がいくつか。
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温野菜を添えたステーキと、シーザーサラダを一つずつ注文してシェアしました。こういう店の料理は感動するほど美味しいわけではありませんが、不味いものに当たることも滅多にないのがありがたいです。
これでこの日も無事に終了です。
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