2023/11/25 - 2023/11/27
-位(同エリア1193件中)
porculsさん
- porculsさんTOP
- 旅行記108冊
- クチコミ403件
- Q&A回答8件
- 393,467アクセス
- フォロワー31人
2023年に青森県立美術館で開催された「奈良美智 The Beginning Place ここから」という美術展を見に友人と2人、人生初の青森に旅しました。11月下旬だったので「紅葉の季節だから奥入瀬や弘前で紅葉を愛でたり青森の美味しいものを食べまくる!」と(主目的は美術鑑賞ですが)事前に色々調べていたのに、出発当日、ANAから「青森空港が雪で飛行機が飛ばないかも。飛んでも着陸できないかも」とメールが来て、11月にそんな雪が降るとは夢にも思っていなかったためパニクったりしつつも何とか青森に着陸したものの、青森市内は真冬のような雪で紅葉も散策もあり得ない世界で、とにかく美術展を見て、翌日は青森駅から列車で十和田に移動して雪の温泉旅館で青森の美味を楽しみ、一方で「不思議の国・青森」にびっくりすることも多く、リンゴの街なのに3日間なぜかずっとアップルパイが食べられなかったり、駅にコインロッカーがほとんどなかったり、寿司屋で「地元の魚は一切ない!」と言われたりなど商売っ気がないお店が多くて関西人としてはびっくりだらけの旅でした。
旅日記その③は、3日目:十和田の蔦温泉旅館で朝風呂後、美味しい地元食材の朝食を堪能して、列車で弘前に移動、この旅で初めて雪が積もっていなかったので、街を散策して神戸の異人館みたいな洋館を見たり、弘前城の敷地内まで行ったのに天守閣を見ないで戻ってきたり(根性ないから歩くのしんどくなって)、ようやく少しだけ紅葉を見たり…の旅行記です。ご笑覧ください。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ANAグループ 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
初めての青森旅3日目・朝。
十和田の(南八甲田の)蔦温泉旅館で迎えた朝、部屋からの眺め。雪景色です。蔦温泉旅館 宿・ホテル
-
前日は疲れすぎて、酔っぱらてて、せっかくの温泉旅館なのに温泉をちゃんと楽しめなかったので、朝から温泉へ!映画に出てくる昔の学校みたいな蔦温泉旅館の1階を歩いているところ。
-
外は真冬の雪景色です。ちなみに青森に来る前に「旅館周辺で紅葉が楽しめる場所」を色々と下調べしていました…
-
玄関のところ。靴がぴしっ!と並べられて、ゴミひとつ落ちていない清潔な玄関。がらがらと横に引く木枠のガラス戸。ノスタルジックな温泉宿です。この建物は1918年に完成したそうなので、100年以上前の建物です。時間の流れ方が違うような、ゆっくり、ゆったり時間が流れている空間でした。
-
お風呂場の入り口に棟方志功の絵など飾ってあります。青森出身なのかー、と、この時初めて知りました。(左側の絵は誰の絵かわかりません)
-
昔ながらの洗面所!
-
館内に「桂月資料館」という部屋があって、明治時代の大町桂月という作家が蔦温泉旅館をとても気に入って住み込んで、もともと青森の人じゃないのに最後はここで亡くなったそうで、作家なのでその作品などが展示されています。
-
大町桂月の俳句の掛け軸。
-
自分もシニアに手の届くおばちゃんですが、その自分のおばあちゃんの家にこんな階段があったことを懐かしく思い出しました。急勾配の木の階段で、子供のころ、登るのが怖くて一度も登れなかった階段に似ていました。
-
宿泊客が自由に選べる浴衣は、色・柄がたくさんあって迷いました。そして、浴衣コーナーのかたわらにも大町桂月の短歌とイラストが飾ってありました。
-
大町桂月が蔦温泉を歌ったユーモラスな短歌。
-
朝風呂から一旦、部屋に戻った後、朝食会場に向かって歩いていたら、玄関の横にアントニオ猪木さんのコーナーがありました。
-
猪木さんの写真、本、首にいつもかけておられた赤い「闘魂マフラー」、そして芳名帳が…蔦温泉旅館と猪木さんの関係がよくわからず、なぜここに猪木さんコーナーが!?と戸惑う我々。
-
猪木さんの写真を冠した缶コーヒーやお酒のボトルも。
-
命日に向けてメッセージを、と書いてあったり、いったいこの旅館と猪木さんはどういう関係なのか…
-
そして何と、ここに猪木さんのお墓があると書いてある!!!
旅館の人に聞いても良かったのですが、会社の同期に熱血猪木ファンの男子がいるので、帰阪後にこの話をしてみると、本当の猪木家のお墓は横浜にあり、ここは猪木さんの最後の妻だった人のお気に入りの場所で、ここに猪木さんのお墓を建てたけれども前妻や子供たちと最後の妻が仲が悪くてここにお墓を作ることでもめたとのことでした(同期男子談なので、真偽のほどは、わかりません)。関西人には、やしきたかじんさんのケースを想起させられたりなど。
で、そのお墓は旅館からそこそこ山道を上がったところにあるみたいで、雪が深くて見に行けませんでした。 -
帰り際に気づいたけど、玄関を入ったところの壁にも猪木さん直筆?のメッセージが貼られていました。
-
こちらも。以上、アントニオ猪木さんリポート終了。
…と思ったけど、これを書いていて思い出したのが、いつだったか新大阪駅で新幹線を待っていたら、同じ車両の場所に猪木さんが待っていて、たまたま周りにあまり人がいなかったので、一緒に写真撮ってください、と言いたくて(ファンでもないのに単に有名人だからという理由で)勇気がなくて、うじうじ悩んでいる間にのぞみが来てしまって写真撮れなかったことを思い出しました。 -
そして…昨夜の夕食もとても美味しくて、何より青森の地元食材が豊富で嬉しかったので(なぜなら旅の初日に青森駅近くの寿司屋で…以下略)、楽しみにしていた朝食です。
-
朝食は青森食材/青森料理満載のバイキングでした。青森3日目ですが、あまり地元食材/地元料理を食べられていなかったので、頭に血が上りまくり。これはタコの塩辛。
-
初日の夜に青森駅近くの寿司屋で食べたかったのに食べられなかった、筋子リベンジ。
-
カラフルかわいい蒸し野菜。
-
サメの煮つけ!!!
-
ホタテ・タケノコ煮。
-
これは、青森で絶対食べたいと思っていたのになぜかここまで縁がなかった「いがめんち」=イカのメンチカツみたいな青森の郷土料理です。
-
これも食べたかったのにここまで巡り逢えていなかった青森名物「貝焼き味噌」。
-
これも地元食材で作ったカレー。地元食材のオンパレードで気持ち上がる~!
-
「さもだし」という青森のキノコの入った味噌汁。
-
ねぶた漬け!(初めて聞きました)
-
甘味も地元色たっぷりの「笹カスタード」に…
-
煮リンゴ!リンゴのスイーツもなかなか出逢えなくて「なぜ?」「なぜ?」と思いつづけた過去2日間のリベンジで、蔦温泉旅館に来て二度も出逢えました。
-
欲張って色々取ってきた図。
-
なかなか出逢えなかった貝味噌も、もちろん取ってきました。
-
笹カスタードとリンゴも♪リンゴの街なのに、この旅で生のリンゴ食べるの、初めてです。
-
初めての青森で、青森づくしの朝食に、食べる前から大満足!そして「雪見酒」ならぬ「雪見飯」。幸せ~♪
-
「笹カスタード」の中身はこんなのでした(ちょっとピンボケですが)。
-
大満足の朝食を終えて、部屋に戻ります。部屋からのこの眺めも見納め。まもなくチェックアウトです。
-
チェックアウトして、旅館の車で七戸十和田駅まで送ってもらいます。100年以上の時を経た風情ある建物とも、さようなら。
-
それにしても、人生であまり見たことがないほどの雪。まだ秋なのに(←しつこい!)
-
これ、旅館の玄関の外のところです。すごい雪。現地に行くまで知らなかったけど、秋でもこんな雪深いので、本当の冬には営業休止するのだそうです、蔦温泉旅館。
-
この建物は温泉(お風呂)なのですが、その手前に気になる碑が…
-
雪に半分埋もれていましたが、「千年の秘湯 蔦温泉」と書いてありました。旅館のホームページによると、1147年にはここで湯治をしたとの記録が残っているそうで、それって平安時代だから「1000年の湯」なんですね。
-
旅館の車に乗って、七戸十和田駅へ。さよなら蔦温泉。
-
途中の道はひたすらこんな雪山道でした。来る前には旅館から徒歩10分の「蔦七沼」という湖のところまで歩いて "紅葉" を見に行こう!と友人と言っていたことなど、もはや忘却の彼方。
-
七戸十和田駅に到着。
行く前は「ななととわだ」駅と読んでいましたが、正しくは「しちのへとわだ」駅。八戸(はちのへ)は聞いたことあったけど、七戸(しちのへ)は初めて聞きました。神戸にも有名な三宮(さんのみや)の東にそんなに有名じゃない二宮(にのみや)があるみたいなものかな。七戸十和田駅 駅
-
七戸十和田から弘前へは、ちょっと面倒くさいけど一旦、新幹線で新青森まで行って(15分)、在来線の奥羽本線に乗り換えます。乗り継ぎが悪くて新青森駅で30分以上待ちました。
新青森駅 駅
-
お昼前に弘前に到着しました。この旅で初めての雪が積もっていない街でした。
弘前駅 駅
-
「リンゴの街・弘前」
ていうか青森では観光客向けに色々と乗っているポストが多かったです。 -
歩いていると、少し紅葉が残っていました!「11月だから紅葉でも」と、当初の我々のプランがここに来て実現!
-
駅の近くを歩いていたら、こんな冬山が見えました。アメリカのワシントン州のレーニエ山みたい、と思いましたがこちらは「岩木山」です。レーニエ山はワシントン州のタコマという街の近くにあるので「タコマ富士」と呼ばれるのですが、岩木山は「津軽富士」だそうです。富士山、偉大だなあ。
岩木山(津軽富士) 自然・景勝地
-
道端にいた弘前のマスコットキャラクター「たかまる」くん。頭に弘前城の天守閣をかぶっている(!)そうです。重たいだろうなあ。首痛くなりそう。肩こりそう。
-
少ーしだけ紅葉が残っていました(←こだわる…)
-
弘前は洋館が多いということで、いくつか見て回りました。
これは「旧弘前市立図書館」。1906年に建てられて(蔦温泉旅館より少し古い!)、1931年(昭和6年)まで図書館だったそうです。中を見学できます。旧弘前市立図書館 名所・史跡
-
入り口のところに、戦前の建物だから右から「弘前図書館」と書いてあります。
-
昔の本がそのまま保存されています。佐々木信綱の歌集とか、土岐善麿とか、価値の高そうな(←やらしい)本がたくさん。
-
机や椅子も当時のものが保存されているみたいです。
-
映画に出てきそうな、昔の教室みたいな部屋。
-
図書館のすぐ近くにあるこちらは「旧東奥義塾外人教師館」。外人…
こういう洋館は神戸にもたくさん残ってるし、北大にもこんな建物があったけど、しっかり保存されているのが素晴らしいです。アメリカだと歴史が短いから100年前くらいのものを「historic(歴史的)」と大げさに保存しがちだけど、日本は歴史が長いから100年前の建物の価値を低く見がちで、大阪や神戸でもどんどん壊されて保存されない傾向なので、弘前、頑張ってほしいです。旧東奥義塾外人教師館 美術館・博物館
-
こちらも中を見られるみたいでしたが、お昼時をすぎてお腹が空いてきたので見学はスルー(←ダメダメ)。
-
弘前でランチを食べたいお店も色々調べていたのに(文学部なので太宰の行ったカフェとか)、なぜか迷い迷った挙句、こちらの地元の人しか来ないような食堂に入りました。「三忠食堂・塩分町分店」(知らなったけど、本店は有名な店みたいです)
-
メニューがめっちゃ豊富で迷ったのですが…
-
「中華そば」を食べました。シンプルで懐かしいようなラーメン。美味しかったです。自分は今時の凝りに凝ったラーメンや行列が苦手なので、こういう昔ながらのラーメンがいいです。
ちなみに店内に陸上の福士加代子選手の色紙が飾ってあり、福士さん、青森出身なのでした。食べ終わったら色紙の写真を撮ろうと思っていたのに、忘れて帰ってきました。 -
その後、弘前城に歩いて行ったのですが、ただでさえ観光地でお城を見るのが面倒で、松山城の真ん前のホテルに泊まったときも松山城に行かなかったし、松江城のお堀の周りをくるくる歩いたのにお城に入らなかったし、金沢城の敷地の外までは何度も行ったけどお城は見てないし、エディンバラ城の真ん前のホテルに1週間泊まったときも、お城は面倒くさくて行かなかったダメ人間なので、弘前でもやらかしました…
…は、さておき、ここでようやく!!念願の「ちゃんとした紅葉」が見られて、友人と「やっと紅葉が見られたー」と喜び合いました。 -
弘前城の紅葉(ほぼ散り紅葉)。
-
弘前城の紅葉~♪
-
門越しに見える紅葉。
-
その後、ここまで来て天守閣を見ずに帰るわけにもいかないでしょ、と友人と広い園内をとぼとぼ歩いたのですが、そもそもそんなにお城が好きでもないし、この旅の間中ずっと自分は体調いまいちで、歩いたり遊んだり食べたりしてるとすぐ疲れてしまい、写真のあたりまで歩いたところでギブアップして引き返しました(←ダメダメ!)
-
かろうじてお城っぽい建物を写真に収めてきましたが、これ、きっとお堀沿いの櫓か何かでお城ですらないのですが、そんなにお城が好きではないのでまあこれでいっか、と引き返すの巻(←ダメダメ)。
-
そして、「街を歩いて疲れたらお茶」という自分の黄金コースに従い、風情ある外観のスタバがあったので(ふだんそんなにスタバに行かないけど旅先では安心だから時々行くので)、こちらで休憩です。
後でネットで見たら、この建物は登録有形文化財で、1917年に陸軍師団長の官舎として建てられたものだそうです。青森では1900年代前半の建物によく出会いましたが、何か理由があるのかな。スターバックスコーヒー 弘前公園前店 グルメ・レストラン
-
店内も古い建物のリノベ案件らしい風情を活かしたインテリアでした。
-
コーヒーでひと休み。
-
…と、グッズコーナーの一角で「津軽びいどろ」が売られているのを発見。左側のピンクの津軽びいどろを買ってしまいました。
-
津軽びいどろの底の方の感じと、青森県立美術館で買った奈良美智さんの「森の子スノードーム」の白い雪ひらひらの感じがとてもマッチするので、帰宅後、並べて撮ってみた写真。
-
スタバで休憩後、あくまでアップルパイをお土産に買って帰ることに執念を燃やす友人と私は、弘前で美味しいアップルパイが買えるお店を友人がネットで調べて、駅から少し離れていたのでタクシーで買いに行ったのですが…お店の場所に降り立つと、お店は閉店していました(つぶれていた)。何と何と。旅の直前に買ったガイドブックにも載っていたのに。3日間ずっとアップルパイを買おうとして買えずに右往左往して、リンゴの精に呪われているのかと思いました。
…で、写真は弘前駅のコインロッカーですが、青森駅につづきここでもまた、駅のコインロッカーが少ない!!有名な観光地なのにロッカーが少なすぎる!!全然空いてなくて困った記憶として写真だけ撮りました。
帰阪後、勤務先の青森出身の後輩に「青森はなぜ駅にコインロッカーがちょっとしかないのか」と聞いてみたら、「そもそも青森の人は車で出かけるから駅のコインロッカーなど使わないので、ないんです」と説明されたのですが、でも観光客の立場は…!? -
弘前駅から15時46分発の空港バスに乗って青森空港へ。
飛行機は、来る時(この2日前)は青森空港が豪雪のため飛行機が着陸できないかもと言われてパニックだったのに、帰りはすんなり飛んで、すんなり大阪・伊丹空港に戻れました。なぜかこの空港バス内の中途半端な写真で力尽きて飛行機や空港の写真がないので、これにて旅日記をほぼ終わります。 -
3日間の青森旅で買ってきたもの。これでも多いみたいに見えますが、ショッパホリックな自分にしては不調な方でした。この旅であまりに体調悪くて元気なかった自分を反省して、この後、少しダイエットして食事に気を付けて元気なおばさんになれるよう頑張るきっかけと、この旅がなりました。
人生後半戦にして初めての青森旅だったのですが、心残りはいっぱいあって、奈良美智さんでいうと青森県立美術館だけでなく十和田現代美術館も行きたかったし、文学部でいうと太宰ゆかりの地、寺山修司ゆかりの地は少なくとも色々見たかったし、古代文明と遺跡好きでいうと「キリストの墓」と「青森のピラミッド」が見たかったし、関西から青森はなかなか遠くてハードルが高いのですが(この時も飛行機代だけで7万円以上して、韓国や台湾行く方が安いやん!と友人と愚痴ってた)、まあいつか再訪できるといいなあと思います。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
奥入瀬・十和田湖(青森) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
76