2023/11/25 - 2023/11/27
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porculsさん
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仕事で日本全国津々浦々まで出張してきたつもりでもエアポケットみたいに行ったことのない県がいくつかあって、青森も長い人生で一度も行ったことがなかったのですが、2023年秋、青森県立美術館の「奈良美智 The Beginning Place ここから」という展覧会を見たくて、どうせ東京や大阪に巡回するだろうとナメてたら青森だけの開催だと気づき、慌てて友人と2人、人生後半戦にして初めての青森旅行を企てました。
仕事の都合により日程が11月下旬になったのですが、青森を知っている人なら常識の「その時期は雪がかなり降っている」という知識が2人ともなく、関西の瀬戸内気候の温暖な阪神間で育った狭い知識で「紅葉も見られるねえ」なんてのんびり構えていたら、出発日の朝、ANAから「雪で飛行機が飛ばないかも」とメールが来てパニックになり、結局飛んで青森に着いたものの紅葉どころか吹雪で呆然と過ごした1日目:美術館を見て、その後市内散策できず(雪で)と、寿司屋でびっくり体験、2日目:ナンシー関さんの実家を聖地巡礼後、十和田の温泉旅館でまったり、3日目:弘前市内を散策して夕方帰阪…の記録です。常識なさすぎる2人のおばちゃんの珍道中を、笑ってお読みいただければ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
11月25日、朝9時発のANAで、いざ青森へ!…と友人と2人、前日までうきうきしていたら、当日朝ANAから「青森空港雪のため、天候調査の結果、条件付きの運行となりました」「青森空港に着陸できない場合は仙台空港に向かう可能性もございます。あらかじめご了承ください」とメールが来て、電話してみると「飛ぶか飛ばないかもギリギリの決定になるので、とりあえず空港に来て」と言われて、11月は「秋」だと思い込んでいる温暖な瀬戸内気候の阪神間育ち・在住の世間の狭い2人は「11月に雪がそんなに降るのか!?」と驚きながら、伊丹空港へ。大阪はこのように晴れていましたが、本当にギリギリまで飛ぶかどうか決まらず、飛ぶには飛んだのですが「青森空港が雪がすごいので着陸できない場合は仙台に着陸する」とカウンターでも言われ、東北地方の土地勘のない2人はパニクって「仙台から青森に陸路で行く方法」をググったりして、しかもなぜか事前に並びの席を予約していたはずなのに当日になって「並びの席が取れない」とカウンターで言われ、でも2時間近く乗るのに知らないおじさんの隣とか嫌なので別のカウンターでネゴシエイトして並びの席を確保するなどバタバタしながらのテイクオフ!
大阪国際空港 (伊丹空港) 空港
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それでもまだ2人とも「11月にそんなに雪、降るかなあ」と懐疑的だったのですが、青森空港が近づいて高度が下がってくると、本当に真冬みたいな雪景色でした!着陸してくれ~!!仙台に戻らないでくれ~!!
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青森空港に着陸しました!良かった良かった!!
しかしこれは…秋などでは全くなく、真冬の景色なのでした。青森空港 空港
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空港の滑走路にこれだけ積もっていることにも驚きで(真冬のシカゴに行ったときは、雪が降っていても滑走路に積もったりはしていなかった)、しかも現在進行形で吹雪いている!?
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空港の建物が見えてきましたが、「紅葉が見られるかなあ」なんて秋気分は吹っ飛んで、11月下旬の青森は冬なのだ…と、思い知る私たち。ともかく、人生初青森上陸です。
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滑走路は雪かき中!11月なのに…
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人生初青森です。キャラクター、かわいい。
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空港に着いたのが11時頃なので、美術館で少しでも長く過ごせるように、タクシーで直接、青森県立美術館に向かいます。「空港バスで青森駅に出て、ホテルに荷物置いて、駅の辺りでランチして、市営バスで美術館へ」というコースも考えて時刻も調べていたのですが、それだと美術館でゆっくり見られなくなると何しに青森来たのかってことになりかねないため、荷物持ったまた直接、美術館へGO!
…が、すごい雪なのであります。びっくり。11月なのに。 -
青森県立美術館でタクシーを降りました。市営バスで来ることも考えて、バス停の場所とかGoogleマップで見ていたのですが、タクシーの中から見えたバス停は雪に埋もれていました。タクシーで来て良かった!
そして、こんな雪なのに、めちゃめちゃ寒いのに、人が結構いました。さすが地元が誇る世界的アーティスト奈良美智さんの威力。青森県立美術館 美術館・博物館
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2023年10月14日~2024年2月25日、ここ青森県立美術館だけで開催の、東京や大阪に巡回しない、「奈良美智 The Beginning Place ここから」です。たどり着けて良かった~!!仙台に着陸してたら予定が大幅に狂うところでした。
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温暖な阪神間で何十年も生きてきた "もやしっ子" なので、こんな雪、スキー場以外で初めて見たかも。
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雪の中の美術館の白い平たい建物が(今見ると)素敵なのですが、現地では寒くて雪がすごくてびっくりで、半分以上パニック中で景色や建物を愛でる余裕とてなし。
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建物の外に大きな垂れ幕が貼ってあり、ここをバックに自分が入って写真撮ると、かなり素敵でした。
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チケットを買って、勇む思いで館内へ。入ったところにシャガールの大きな絵がいくつかあり、で、奈良美智さんの特集展へ。
「Midnight Tears」
※青森県立美術館のWEBサイトに「私用目的の撮影OK」「写真を私的に(商用目的でない)SNSやブログに使うこともOK」と書いてあるので、作品の写真を載せています。 -
奈良美智さんの画風は有名すぎて、あちこちで目にすることが多いので、実際に見たことがあるかどうか、自分でもわからなくなるのですが、でも、このような特集展に来るのは初めてなので、たぶんほとんどの作品が生で見るのは初めてのはず…なので、なけなしの集中力を全投入して必死で凝視します。
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本当にわざわざ雪の青森まで足を延ばして良かった!と思ったのが、実に充実した展示内容だったのです。絵だけでも若いころから今までのたくさんの絵を浴びるように見られたのですが、こんな陶芸の作品もあり…
「どうしてこんなに涙が…」(2022年) -
ひとつひとつどれも本当に良くって、シンプルな造形とシンプルな線に見えて誰にもまねできない唯一無二の表現に魂が浄化されていく感じで…
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奈良美智さんといえば…の不機嫌そうな女の子の絵も、色んなところ(本の表紙やネット上やグッズなど)で目にするから「知ってるつもり」になってしまっていたけど、大きな作品を間近に見ると、色とか線とか、何もかも実に素晴らしくて、たくさんの作品が展示されていて時間も限られているのに(遅めの午後に到着したから)、ひとつひとつの作品の前からなかなか動けなくて、すごいパワーを使って鑑賞しました。
「Invisible Vision」(2019年) -
こういうメッセージ入りの作品もたくさん展示されていました。
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ひとつひとつのクオリティも高すぎるのに、量にも圧倒される展示に呼吸するのも忘れて見入る…
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線の絶妙さ、ひとつひとつのメッセージ、見入っていると前に進めないし、焦る焦る…
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スケッチブックごと展示されていたり。
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自分は芸術の才能ゼロだから絵は全く描けないけど、奈良美智さんの絵は一見「誰でも描けそう」と言われがちな単純そうな線でいて、絶対に他の誰にも描けない線なのが、生で見るとよくわかって、ぐっと胸に迫ります。
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スケッチブックの表紙の絵も、ここまで細かく描き込まれている…
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「fire」(2009年)
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土曜日だからというのもあってか、館内かなり混んでいました。
左側の絵「Submarines in Girl」(1992年) -
世界的なレベルの作品なのに、なぜか小学校低学年か幼稚園のころに図工で粘土をこねて顔を作った時を思い出して胸がぎゅっとなる懐かしさを感じました。
「Ennui Head」アンニュイというよりピュアって感じだなあ。 -
「Peace Head」
peaceは「平和」の意味もあるけど「平穏」「安らぎ」「安心」「静けさ」などの意味もあるので、この日、早朝に家を出て、飛ぶかどうかわからない飛行機にやきもきして、青森に着いたら思いがけず豪雪で、ぬるま湯で生きてる人間なりにとてもストレスを抱えていたからか、この像の前でほっとして笑みがこぼれました。アートの力はすごい。で、瞳の表現がすごいオリジナル。 -
「Peace Head」の後頭部に「PEACE」と書いてあった!
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こんな像がありながら、絵もたくさん展示されていて、多彩な展示に息つくひまもない!素晴らしい作品を間近に見られて嬉しいのに、気持ちが焦る、小さな人間の私。
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これは一般的な「奈良美智さんといえば」のイメージの作品。
手前が「The Last Match」(1996)、奥が「Mumps」(1996) -
「I Don't Care」(2021年)
奈良美智さんは自分より年長なのにどうしてこんなにティーンのようなみずみずしい感性を持ち続けて表現しつづけられるんだろう。自分が働いて色んな人と出会って苦労もいっぱいしているうちにどこかに忘れてきた子供の心を自分より年長の奈良さんはずっと持っている。 -
鉛筆画だそうです!「Shotaro Theater」(2021年)
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ここもすごく興味深かったです。天井の方には「ザ・奈良美智」な画風の絵が、その下には(自分は)あんまり見たことがなかった画風のデッサン画。
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この辺は「旅」コーナー。奈良さんが旅先で撮ってきた写真に「山子」という女の子の絵がコラージュされていて、不思議なくらい心を乱され旅心をかき立てられます。
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「山子」があまりに気に入って、ショップで山子カードをたくさん買って帰って自宅で真似して旅の写真の前に飾ってみました。
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これ、この日、一番好きだった作品のひとつ。色に色を重ねた色彩の深さ(重ねても重くならない)。シンプルなようで深い線。他の有名な画家の誰かに似ている作風がひとつもないのがすごい。オリジナル。難しいことを難しく見せないカッコよさ。
「春少女」(2012年) -
戦争反対!
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たくさんの人が見ていたけれど、皆さん作品世界に没入して、静かな熱気に満ち満ちた空間で、何だか空気が薄い。
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「森の子」
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「森の子」の後ろの壁に「Don't mind if you forget me」のメッセージが見えていますが、実はDon't の前に「I」が写真では見えていないだけで、「I don't mind if you forget me」と書いてあります。
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こちらが文字の全貌。よく見ると…
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ひとつひとつの文字には全部、奈良さんのお人形たちがぎっしり詰まっています!こうやって寄ってみるとかわいい、ラブリーな感じだけど、引きで見ると「パプリカ」(アニメ)みたいな不穏な雰囲気にも見えたり。
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こんなにたくさんギュっと作品が詰まっていると、感情のアップダウンでしんどくなってくるほど。密度が高すぎる…!
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エネルギーの磁場みたいな、噴火寸前みたいなアートの磁場。密度が高すぎる…!
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このコーナーは、全ての展示の中で最も好きでした。「奈良美智さんの素」みたいな、作品世界の根っこにあるエッセンスたちをずらりと展示。
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「世界に平和を!」Wish for World Peace
このやさしい表情。 -
奈良美智さんの素。(この展示をする手間を思ってめまいがしそうでした)
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写楽x奈良美智
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戦争反対!
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「Slash with a Knife」from「In the Floating World」
北斎x奈良美智 -
「No Nukes Love and Peace」
下絵は「東海道富士河真写之図」という浮世絵みたいです -
「In the Pink Water」(2020年)
色が素晴らしい。線も素晴らしい。どうしたらこんな発想が出てくるのか。やさしくてかわいくて、パワーに満ち溢れているのにどうしようもなくやさしい。 -
ぎゅっと…!!ぎゅっと「奈良美智の素」が詰まって息苦しいほど密度が濃い~!(←関西弁のアクセントで)
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西部劇のsaloon(酒場)みたいなこの小屋は、奈良美智さんが若いころに作ったロック喫茶(!)「33 1/3」の再現だそうです。中に入れます!
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ロック喫茶の中には奈良さんが当時好きだったミュージシャンのポスターやレコードなどがずらりと並んでいて、美術ではなく音楽の展示を見に来たみたいな気分になります。ビートルズ、イーグルス、ニール・ヤング、ジャクソン・ブラウン、バッファロー・スプリングフィールド、映画「イージー・ライダー」…
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「メロディー」
シンプルな線に見えて、音楽の楽しさが過不足なく伝わってくる。 -
「レコード盤」
私は世代的に大学生くらいまではレコードの時代だったので、で、今のCDより当時のレコードは高かったので、アメリカに旅行したときに向こうの安売りレコード屋でたくさん買って帰ったりして貯め込んでいたレコードを、最近、断捨離で手放してしまった(中古レコード屋に売ってしまった)のですが、お金持ちの老人になって大邸宅に住むようになったらまたレコード買ってプレーヤー買って道楽に浸りたい、、、なんて個人的な妄想が膨らんだりするthought-provokingな絵。 -
奈良さん自身の膨大なレコードコレクションが展示されていて圧巻でした。自分より少し世代が上の好みって感じでした。
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音楽の喜び・・
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「1,2,3,4 It's Everything」
ギター弾いてる。 -
「Puff Marshie」(2006年)
不思議なつやつやの質感の巨大な女の子の頭部像。 -
実は初めての青森旅でここの美術館に来ると決めたときに一番楽しみにしていたのが、この「あおもり犬」と一緒に写真を撮ることでした。11月に雪が積もっているとか夢にも思わず、めっちゃ楽しみにしていたら、雪が積もったので外に出られなくなってて、ガラス越しにしか写真を撮れなくて、とても残念でした…
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こんな感じで、ガラス越しにしか見られなかった…
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「Broken Heart Bench」
リンゴ箱に描いてあるらしいです。今回の展覧会のチケットの特別バージョンでリンゴの箱に絵が描かれたチケットがあったのですが、ぼやぼやしているうちに速攻売り切れていました。 -
こんなところ(柱の上の方)にも絵が!
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朝早く起きて飛ぶかどうかわからない飛行機にびくびくして何とか青森について空港から直行した美術館で怒涛のアート鑑賞でなけなしの集中力を使い切って廃人になって美術館のカフェでぼんやりコーヒーを飲みました。(お昼食べてない!)
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ショップであれこれ買いました。奈良美智さんグッズが豊富にそろっていて頭に血が上りっぱなし。ミュージアム・ショップが好きで好きで…
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ショップで買った「森の子スノードーム」。良すぎ。好きすぎ。
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ミュージアム・ショップで買ったもの。ここに写ってないけど、大きなポスターも買って、それに合わせた額縁も買って、自宅で一番長く過ごす部屋に飾ってます。…が、「Tomorrow's Far Away」という作品のポスターを買ったのですが、本当はこの展覧会のポスターそのままか、「春少女」のポスターあれば良かったのにな!
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アート鑑賞を終えて美術館の外に出るとそこは雪国だった…
雪に慣れていないおばちゃん2人はあわあわしてしまって、外のところにある「森の子」を見るのを忘れて帰ってきてしまいました…痛恨。 -
「帰りは市バスで」なんて、青森に来る前の机上の空論で時刻表も調べてあったけど、バス停は雪に埋もれていて、とてもそこでバスを待てる感じではなく、帰りもタクシーで青森駅から少し離れたホテルに移動して、チェックイン。
これも土地勘がなくてというか、こんなに雪が降りすさんでいるとは夢にも思わずJR青森駅から徒歩15分くらいのホテル(リッチモンドホテル)を予約していて(もう少し駅近のホテルJALシティが満室だったから)、「旅先では食べすぎるからぶらぶらホテルまで歩いて」なんて思っていたけど、吹雪だったり寒すぎたりして歩けなくて、駅までの微妙な距離を滞在中ずっと、行きも帰りもタクシーを使いました。大阪や神戸だと近すぎて乗車拒否られるか運転手にガチギレされる距離だったのに、青森の運転手さんたちは皆さんニコニコと乗せてくださって、ありがたかったです。(世界中、日本中、色々な街でタクシーに乗ってきましたが、近いからといって乗車拒否したりガチギレして道路地図を投げつけてきたり=大阪の〇協タクシー=勝手に遠くの全然違う場所に走ってたりみたいな暴挙を働くタクシー運転手は大阪と神戸とその間の阪神間だけなんですよねー) -
リッチモンドホテルの部屋。まあ普通のビジネスホテル。
リッチモンドホテル青森 宿・ホテル
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バスルーム。ごく普通のビジネスホテル。
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お昼ご飯も食べていなかったので、ホテルからタクシーでJR青森駅前に出てみました。これは郵便ポストの上にねぶた祭か何かが乗っていたもの。
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これも、ねぶた祭の飾り?だそうです。金魚らしい。伊野尾ちゃん主演ドラマ「准教授・高槻彰良の推察」に出てくる、あの世とこの世の境界線のお祭りのお面みたいでちょっと怖いかも。
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駅近くのショッピングモールというか商業ビルの上の方の階から見た海。これ、「津軽海峡冬景色」なのかな!?と、地理感覚がないので勝手に脳内で石川さゆりの歌声が流れました。で、この寒々しい冬の(秋だけど)海にはあの歌詞がぴったりすぎて、ここに来てこの歳になって阿久悠さんの偉大さを思いました。(ここが津軽海峡じゃなかったらスミマセン!でも「青森駅は雪の中」だから、正にこの辺の歌ですよね?)
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そこのビルの中の青森料理屋さんというか和食屋さんで遅めのランチ。
みちのく料理 西むら アスパム店 グルメ・レストラン
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箸袋に「みちのく料理」と書いてあるので、青森のお料理ですね!
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イカとホタテのおつくりと塩辛。
この日の晩ごはんは気合入れて予約していた寿司屋がとんでもなく意地悪で、17時半に行ったのに「青森の地元産の魚介は全て切らしている」と言われてまさかの青森の寿司屋で青森の海の幸を食べられなかったので、ランチで少しでも食べておいて良かったです! -
青森観光物産館アスパムというビルの中だったと思いますが、地元のがちゃがちゃ。
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青森といえばリンゴなので、アップルパイをお土産に買いたかったのですが、疲れていたからかうまく見つけられず。写真は売ってる店じゃなくて食べる店だったと思います。自分はリンゴ(生)は好きだけど加熱リンゴは好きではないからアップルパイも嫌いなんだけど、家族は皆アップルパイ好きなので、お土産に買いたかったのですが、この2泊3日の旅でなぜかずっとアップルパイにうまく出会えず(調べて行ったお店がつぶれていたり、朝なのに「売り切れ」と言われたりなどが3日間つづいた!)結局うまく買えませんでした。不思議の国・青森。
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リンゴジュースはめっちゃ売ってました。重たいから持って帰れないので「送る」という手があったのですが(友人は親に送っていました)、私は生のリンゴは好きなのに加工したリンゴが苦手で、リンゴジュースもアップルパイもそんなに好きではなくて、家族に送ればいいのに、疲れもあって「ま、いいか」とスルーしてしまいました。農協のリンゴジュースだから美味しいはずなのに、ばかな私。
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リンゴ(生の)を送るという手もあったのですが、疲れていて「ま、いいか」と、これまたスルーしてしまいました。バカな私。青森なのに。リンゴを買わずに何を買うのか。
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この後、寿司屋を予約していたのですが、まだ時間があったので事前のつもりでは「市内散策」でした・・・が、雪が降っているなんてものではなく吹雪で、温暖な土地から来たヤワな我々は少し歩いて遭難しそうになり、泊まっているわけでもない見ず知らずの「ホテルJALシティ」に飛び込んで「どこかコーヒーでも飲めるお店は近くにありませんか!?」とフロントで聞いたら、とても親切なJALシティのフロントの人が、「すぐ近くに『マロン』というコーヒーの美味しいお店があります」と地図をくれて教えてくれて、必死であと少し、歩いてみました。お店が見えたときには砂漠を歩いていてオアシスを見つけたみたいな気持ちに。
喫茶 マロン グルメ・レストラン
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中に入ってみると、夕食前の半端な時間帯なのにほぼ満席で、古き良き喫茶店というよりかは、非常に個性的な内装というか、色んな古い小物がたくさん置いてあって、独特な世界観の店内でした。
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我々は疲れ果てていて美味しいコーヒーを飲んで暖を取りたかっただけなのですが、座ってコーヒーを飲んでいるのは常連さんが多そうでしたが、一方で観光客みたいな若い人たちが次々に店内に入ってきては、この独特な店内の雰囲気をばしゃばしゃと写真だけ撮って出ていく、、、というのを数組、見ました。変なの。せっかくここまで来たら、ちゃんとコーヒー飲んでいけばいいのに。
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コーヒーはめっちゃ美味しかったです。寒くて、スキー場以外で吹雪など見たことのないおばちゃん2人が遭難みたいに駆け込んだ暖かい店内で美味しいコーヒー。これ以上の幸せがあるだろうか?とまで大げさに感動しました。
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こちら、友人のコーヒー。それぞれ別のカップで供してくれるのも古き良きコーヒー専門店て感じ。(ここはコーヒー専門ではなく「純喫茶」ですが)
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17時半に寿司屋を予約していて、市内散策も無理だったので(吹雪だから)、ぎりぎりまで「マロン」で休憩して、いざ、吹雪の中を寿司屋へ。
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友人が調べて予約してくれていた「一八寿し」というお寿司屋さんです。
一八寿し グルメ・レストラン
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カウンターに案内され、寒かったので焼酎お湯割りをまずは頼んで、付き出汁の枝豆が出てきたところまでは良かったのですが…
おまかせで握ってもらったりつまみを出してもらう方式の店ではなく、紙のメニューが出てきて、そこから選ぶということで、せっかく初めての青森なので地元産の魚介をいろいろオーダーしてみたら、何を頼んでも「それはない」「今日はない」「切らしてる」の一点張りで、「青森の地元の魚が食べたいのですが」と(メニューを見て青森産と書いてあるもの全て「ない」と言われたので)言ってみたけど、「今日はない!」と言い切られました。 -
17時半なので、そんなに食材を切らしているはずがないのですが、仕方なく地元の食材とか関係なく「蛸のやわらか煮」を頼みました。蛸なら自分の地元(明石)で美味しいのが食べられるんだけど…
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で、おつくり盛り合わせを頼んだけど、地元の食材は全て「切らしている」らしいので、地元じゃないおつくり。はるばる青森まで来て、青森でも東北でもないおつくり。メニューには「むつ湾産ヤリイカ」「むつ湾産シャコ」「むつ湾産ボタンエビ」などの文字が並んでいましたが、全て「切らしている」と言われました。んなはずあるかよ!?
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初めての青森なのに、地元食材じゃない焼き魚。・・・と、青森のお酒。
関西のお店だと、お酒を出してくれるとき、写真撮影用に瓶も持ってきてくれるものだけど、そんなサービスはカケラもなかったです。だから何の酒だったか忘れました。 -
その後、握りは「おまかせ」で色々握って1貫ずつ出してくれる方式ではなくて、紙メニューの「特上握り」を頼んだら、2貫から3貫ずつまとめて出てくるスタイルでした。
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大将だか誰だか、我々の前に立ってる担当の年配男性は「愛想」「サービス」という言葉が辞書にない人で、握りも一切説明もなく出してくるし、聞いてもロクに返事がないので、ただ「握りを食べた」って感じですが。
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しかもその男性いわく「地元食材は全て切らしている」わけだから、地元じゃない魚の握り。何しに青森まで来たんだか。
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この店を調べて予約してくれた友人の手前、悪く言うこともできなかったのですが、いやはや最悪の店でした。で、握りが一貫ずつではなくこのようにどかん、どかんと出てくるので一度にお腹いっぱいになってしまい、最後にこの店の名物らしき「筋子巻き」を頼みたかったのに、お腹いっぱいで食べられなくなりました(頼んだら「今日は切らしている」と言われたかもね!と、後で友人と笑いました。)
まあ、偏見かもしれないけど、地方の飲食店あるあるというか、よそ者の女性だけで店に来ると対応が悪いことは、他の街でも経験があったので(那覇の某居酒屋とか)、驚きはしなかったけど、運は悪かったなあと思いました。せっかく初めての青森だし、もしかしたら二度と来ないかもしれない街で、地元の美味しい寿司を食べたかった…!残念すぎました。 -
食べ終わって、大阪なら打率10割の確率で運転手にキレられる近距離をタクシーでホテルに戻りました。青森の運転手さんはとても親切で、「近くてすみません」と恐縮する我々に「全然大丈夫ですよ~」と、やさしかったです。寿司屋で悲しい目に遭ったあとなので、タクシー運転手さんの親切が身に沁みました。
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ミュージアム・ショップ以外でこの日に買ったもの。
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ミュージアム・ショップ以外でこの日に買ったもの・その②。
ショッパホリックなので好調時はもっともっと買うのですが、この時は直前が仕事が忙しくて体調悪くてフラフラだったうえに、この日は朝が早くて(といっても7時に家を出ただけ)、飛行機が飛ばないかもストレス、並びで座れないかもストレス、仙台に着陸するかもストレス、着いてみたら秋なのに吹雪の真冬だった青森びっくりなどで本調子ではなく、あまり買っていませんでした。
…というところで初日の旅日記は終了です。翌日は、青森駅から歩いていけるナンシー関さんの実家「関ガラス店」に聖地巡礼後、新幹線で十和田の方に移動して雰囲気ある温泉旅館に泊まりましたが、青森びっくり話は2日目も色々とありました!(駅のコインロッカーがあまりに少ない、アップルパイに巡り逢えない、新幹線のチケットの買い方が難しい、などなど)
To be continued...
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