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相変わらずインターネットへの接続には苦労しながら、旅を続けている。<br />今日は移動が多いため、朝は早めの出発となり、7時30分にホテルを出た。バスはアマルフィ海岸を西へ向かって走る。<br />途中から進路を北へ変え、海岸にそびえ立つ山を登り始めた。日光のいろは坂のような九十九折りの道である。<br /><br />道路は狭く、たびたび対向車とすれ違うたびに急ブレーキをかける。ニアミスを繰り返す、スリル満点のドライブとなった。<br /><br />ようやく山を越えると、正面にヴェスヴィオ火山がそびえ立っていた。バスはポンペイを経て、ナポリに到着した。<br />ナポリから、カプリ島行きのジェットフェリーに乗る。<br /><br />添乗員をはじめ、私たち全員が気にしていたのは、現地の天候であった。これから見学する青の洞窟は、入口の穴が小さく、少しでも波が荒くなると入れなくなることで有名な場所である。<br /><br />約50分でカプリに到着<br /><br />早速洞窟に向かう乗合船に乗る「この船に乗れるということは、今日は青の洞窟に入れるということです」<br />添乗員のその言葉を聞いて、皆から拍手と歓声が上がった。<br /><br />いよいよ青の洞窟の前に到着した。<br />何艘もの小舟が、小さな岩の入口から出入りしている。<br /><br />順番を待つ、私たちの番が来て、小舟に乗り移った。<br />一艘に4人ずつ乗る。<br />小さな入口が目の前に迫り、船頭の合図で全員が一斉に舟底へ体を沈めた。<br />無事に入口をくぐり、青の洞窟の中へ入ることができた。<br /><br />洞窟の中は真っ暗であった。<br />しかし、ふと水面を見ると、青白い光を放って輝いている。<br />「水がこんな色になるのか」<br />あちらこちらから感動の歓声が上がり、その声が洞窟の中にこだました。<br /><br />小舟は洞窟の中をぐるりと回り、すぐに出口へ向かった。<br />再び船頭がタイミングを見計らい、私たちは舟底に身を伏せて、無事に洞窟の外へ出た。<br /><br />ほんのつかの間の見学ではあったが、実際に青の洞窟を見ることができて本当に良かった。<br /><br />一行全員が見学を終え、再び到着した港へ戻った。<br /><br />港では昼食をとった。料理はリゾットであった。<br />昼食後、ケーブルカーに乗って山の上の街へ向かった。上から眺める景色は素晴らしかった。<br /><br />山の上の街を散策すると、高級ブランド店がずらりと並んでいた。<br />妻は旅行に出る前から、「イタリアへ行ったら、GUCCIのバッグが欲しい」と言っていたので、GUCCIの店に入った。<br />そして、今回の旅行で最初にして最後の買い物として、バッグを一つ購入した。<br /><br />再びケーブルカーで港まで下り、船の桟橋へ向かった。<br /><br />15時25分発の船に乗る予定で船着き場で待っていた<br />やがて船がやって来た。<br />ところが、その船は乗客を降ろすと、私たちを乗せずに、さっさと出航してしまった。<br /><br />添乗員も現地ガイドも、何が起きたのか分からず、きょとんとしている。まして私たちには、何が起きているのかさっぱり分からなかった。<br /><br />現地ガイドがあちらこちらへ電話をかけて聞き回ったところ、<br />「先ほど来た船が、途中で錨を落としてしまい、その錨を取りに行っている」ということであった。<br /><br />私たちは笑って待つしかなかった。日本ではとても考えられない出来事であるが、イタリアでは何が起きても驚かないということらしい。<br /><br />30分ほどすると、先ほどの船が戻って来た。見ると、船首には回収した錨がぶら下がっていた。<br /><br />しかし、今日の旅はまだこれで終わりではない。<br />今度はナポリを19時35分に出発する飛行機に乗り、シチリア島へ渡るのである。<br /><br />シチリア島のパレルモに到着したのは20時30分。外はすっかり暗くなっていた。<br />さらに空港からバスに乗り、約1時間走った。<br />今日のホテルに到着したのは21時30分であった。<br />移動の多かった長い一日が、ようやく終わった。<br />

南イタリア旅行 4日目 カプリ島での青の洞窟

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2012/10/26 - 2012/10/26

449位(同エリア786件中)

旅行記グループ 南イタリア旅行記

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ウナデン

ウナデンさん

相変わらずインターネットへの接続には苦労しながら、旅を続けている。
今日は移動が多いため、朝は早めの出発となり、7時30分にホテルを出た。バスはアマルフィ海岸を西へ向かって走る。
途中から進路を北へ変え、海岸にそびえ立つ山を登り始めた。日光のいろは坂のような九十九折りの道である。

道路は狭く、たびたび対向車とすれ違うたびに急ブレーキをかける。ニアミスを繰り返す、スリル満点のドライブとなった。

ようやく山を越えると、正面にヴェスヴィオ火山がそびえ立っていた。バスはポンペイを経て、ナポリに到着した。
ナポリから、カプリ島行きのジェットフェリーに乗る。

添乗員をはじめ、私たち全員が気にしていたのは、現地の天候であった。これから見学する青の洞窟は、入口の穴が小さく、少しでも波が荒くなると入れなくなることで有名な場所である。

約50分でカプリに到着

早速洞窟に向かう乗合船に乗る「この船に乗れるということは、今日は青の洞窟に入れるということです」
添乗員のその言葉を聞いて、皆から拍手と歓声が上がった。

いよいよ青の洞窟の前に到着した。
何艘もの小舟が、小さな岩の入口から出入りしている。

順番を待つ、私たちの番が来て、小舟に乗り移った。
一艘に4人ずつ乗る。
小さな入口が目の前に迫り、船頭の合図で全員が一斉に舟底へ体を沈めた。
無事に入口をくぐり、青の洞窟の中へ入ることができた。

洞窟の中は真っ暗であった。
しかし、ふと水面を見ると、青白い光を放って輝いている。
「水がこんな色になるのか」
あちらこちらから感動の歓声が上がり、その声が洞窟の中にこだました。

小舟は洞窟の中をぐるりと回り、すぐに出口へ向かった。
再び船頭がタイミングを見計らい、私たちは舟底に身を伏せて、無事に洞窟の外へ出た。

ほんのつかの間の見学ではあったが、実際に青の洞窟を見ることができて本当に良かった。

一行全員が見学を終え、再び到着した港へ戻った。

港では昼食をとった。料理はリゾットであった。
昼食後、ケーブルカーに乗って山の上の街へ向かった。上から眺める景色は素晴らしかった。

山の上の街を散策すると、高級ブランド店がずらりと並んでいた。
妻は旅行に出る前から、「イタリアへ行ったら、GUCCIのバッグが欲しい」と言っていたので、GUCCIの店に入った。
そして、今回の旅行で最初にして最後の買い物として、バッグを一つ購入した。

再びケーブルカーで港まで下り、船の桟橋へ向かった。

15時25分発の船に乗る予定で船着き場で待っていた
やがて船がやって来た。
ところが、その船は乗客を降ろすと、私たちを乗せずに、さっさと出航してしまった。

添乗員も現地ガイドも、何が起きたのか分からず、きょとんとしている。まして私たちには、何が起きているのかさっぱり分からなかった。

現地ガイドがあちらこちらへ電話をかけて聞き回ったところ、
「先ほど来た船が、途中で錨を落としてしまい、その錨を取りに行っている」ということであった。

私たちは笑って待つしかなかった。日本ではとても考えられない出来事であるが、イタリアでは何が起きても驚かないということらしい。

30分ほどすると、先ほどの船が戻って来た。見ると、船首には回収した錨がぶら下がっていた。

しかし、今日の旅はまだこれで終わりではない。
今度はナポリを19時35分に出発する飛行機に乗り、シチリア島へ渡るのである。

シチリア島のパレルモに到着したのは20時30分。外はすっかり暗くなっていた。
さらに空港からバスに乗り、約1時間走った。
今日のホテルに到着したのは21時30分であった。
移動の多かった長い一日が、ようやく終わった。

  • アマルフィーの海岸を眺めながら朝食をとる

    アマルフィーの海岸を眺めながら朝食をとる

  • 漸く山道を越えると、正面にヴェスヴィオ山の雄大な姿が現れた。<br /><br />ポンペイを経てナポリへ向かう途中、バスの車窓から撮影した一枚である。

    漸く山道を越えると、正面にヴェスヴィオ山の雄大な姿が現れた。

    ポンペイを経てナポリへ向かう途中、バスの車窓から撮影した一枚である。

  • バスはポンペイを経て、ナポリに到着した。<br /><br />ナポリ港へ向かう途中、海岸近くに建つ大きな城が見えた。<br /><br />これはナポリを代表する歴史的建造物の一つ、**卵城(カステル・デッローヴォ)**です。

    バスはポンペイを経て、ナポリに到着した。

    ナポリ港へ向かう途中、海岸近くに建つ大きな城が見えた。

    これはナポリを代表する歴史的建造物の一つ、**卵城(カステル・デッローヴォ)**です。

  • ナポリ港には、大型のクルーズ船やフェリーが何隻も停泊していた。<br /><br />港の大きさと、ナポリが地中海交通の拠点であることを感じさせる光景である。

    ナポリ港には、大型のクルーズ船やフェリーが何隻も停泊していた。

    港の大きさと、ナポリが地中海交通の拠点であることを感じさせる光景である。

  • ナポリ港を出発し、ジェットフェリーでカプリ島へ向かった。<br /><br />海は比較的穏やかで、青の洞窟に入れることを期待しながら約50分の船旅を楽しんだ。

    ナポリ港を出発し、ジェットフェリーでカプリ島へ向かった。

    海は比較的穏やかで、青の洞窟に入れることを期待しながら約50分の船旅を楽しんだ。

  • 約50分の船旅を終え、カプリ島の港に到着した。<br /><br />港には青の洞窟へ向かう船が並び、案内所には「GROTTA AZZURRA(青の洞窟)」の文字が見える。<br /><br />波も比較的穏やかで、洞窟に入れるのではないかという期待が高まった。<br />

    約50分の船旅を終え、カプリ島の港に到着した。

    港には青の洞窟へ向かう船が並び、案内所には「GROTTA AZZURRA(青の洞窟)」の文字が見える。

    波も比較的穏やかで、洞窟に入れるのではないかという期待が高まった。

  • カプリ島の港から小型船に乗り換え、青の洞窟へ向かった。<br /><br />港を離れると、背後には山の斜面に白い家々が連なる、カプリ島らしい美しい景色が広がっていた。

    カプリ島の港から小型船に乗り換え、青の洞窟へ向かった。

    港を離れると、背後には山の斜面に白い家々が連なる、カプリ島らしい美しい景色が広がっていた。

  • 青の洞窟へ向かう小舟から、カプリ島の山並みと斜面に広がる街を眺めた。<br /><br />切り立った岩山の下に白い建物が連なり、海から見るカプリ島の美しさがよく分かる景色である。

    青の洞窟へ向かう小舟から、カプリ島の山並みと斜面に広がる街を眺めた。

    切り立った岩山の下に白い建物が連なり、海から見るカプリ島の美しさがよく分かる景色である。

  • 青の洞窟の近くまで来ると、さらに4日人乗りの小舟へ乗り換えて洞窟に入る。<br /><br />小さな洞窟の入口の前には何艘もの舟が集まり、順番を待っていた。<br /><br />入口は驚くほど低く、ここから舟底に体を沈めて洞窟の中へ入ることになる。<br />

    青の洞窟の近くまで来ると、さらに4日人乗りの小舟へ乗り換えて洞窟に入る。

    小さな洞窟の入口の前には何艘もの舟が集まり、順番を待っていた。

    入口は驚くほど低く、ここから舟底に体を沈めて洞窟の中へ入ることになる。

  • 順番が来ると、船頭が波の動きを見ながら入口へ舟を進めた。<br /><br />入口は非常に低いため、船頭の「伏せろ」という合図に合わせて全員が舟底に身を沈め、一気に洞窟の中へ入った。

    順番が来ると、船頭が波の動きを見ながら入口へ舟を進めた。

    入口は非常に低いため、船頭の「伏せろ」という合図に合わせて全員が舟底に身を沈め、一気に洞窟の中へ入った。

  • 無事に入口をくぐり、青の洞窟の中へ入ることができた。<br /><br />洞窟の中は真っ暗であった。しかし、ふと水面を見ると、青白い光を放って輝いている。

    無事に入口をくぐり、青の洞窟の中へ入ることができた。

    洞窟の中は真っ暗であった。しかし、ふと水面を見ると、青白い光を放って輝いている。

  • 洞窟の中では、差し込む光の角度や水面の揺れによって、青の色合いが次々に変化した。<br /><br />濃い青から明るい水色まで広がり、同じ水面とは思えないほど幻想的であった。

    洞窟の中では、差し込む光の角度や水面の揺れによって、青の色合いが次々に変化した。

    濃い青から明るい水色まで広がり、同じ水面とは思えないほど幻想的であった。

  • 小舟は、青く輝く水面を眺めながら洞窟の中をぐるりと一周した。<br /><br />暗い洞窟の中に、入口から差し込む光と鮮やかな青が広がり、幻想的な光景であった。

    小舟は、青く輝く水面を眺めながら洞窟の中をぐるりと一周した。

    暗い洞窟の中に、入口から差し込む光と鮮やかな青が広がり、幻想的な光景であった。

  • 再び舟底に身を伏せ、無事に青の洞窟の外へ出た。<br /><br />短い見学ではあったが、幻想的な青い水面を見ることができ、満足しながら母船へ戻った。<br />

    再び舟底に身を伏せ、無事に青の洞窟の外へ出た。

    短い見学ではあったが、幻想的な青い水面を見ることができ、満足しながら母船へ戻った。

  • 青の洞窟の見学を終え、小舟から母船へ乗り移った。<br /><br />船上では、まだ洞窟を見学している他の参加者が戻ってくるのを待った。

    青の洞窟の見学を終え、小舟から母船へ乗り移った。

    船上では、まだ洞窟を見学している他の参加者が戻ってくるのを待った。

  • 全員の見学が終わり、母船は青の洞窟を後にしてカプリ島の港へ向かった。<br /><br />船上では、先ほど見た幻想的な青い水面の感動を語り合いながら、帰りの船旅を楽しんだ。

    全員の見学が終わり、母船は青の洞窟を後にしてカプリ島の港へ向かった。

    船上では、先ほど見た幻想的な青い水面の感動を語り合いながら、帰りの船旅を楽しんだ。

  • 昼食後、ケーブルカーに乗って山の上の街へ向かった。<br /><br />上から眺める景色は素晴らしかった。

    昼食後、ケーブルカーに乗って山の上の街へ向かった。

    上から眺める景色は素晴らしかった。

  • 山の上の街から見渡すと、切り立った岩山の斜面に白い家々が広がっていた。<br /><br />山頂付近には低い雲がかかり、カプリ島の雄大な自然と美しい街並みを一望することができた。

    山の上の街から見渡すと、切り立った岩山の斜面に白い家々が広がっていた。

    山頂付近には低い雲がかかり、カプリ島の雄大な自然と美しい街並みを一望することができた。

  • ケーブルカーで山の上に着くと、駅のすぐそばに大きな時計塔が立っていた。<br /><br />ここからカプリの街を歩き、店が並ぶ通りへ向かった。<br /><br />ブランドショップで妻の念願の鞄を買った

    ケーブルカーで山の上に着くと、駅のすぐそばに大きな時計塔が立っていた。

    ここからカプリの街を歩き、店が並ぶ通りへ向かった。

    ブランドショップで妻の念願の鞄を買った

  • カプリ島からナポリへ戻る船の乗船券。

    カプリ島からナポリへ戻る船の乗船券。

  • カプリ島からナポリへ戻る船を待っていたが、予定の時刻になってもなかなか乗船できなかった。<br /><br />港には大型客船が停泊していたが、私たちの船は来ず、何が起きているのか分からないまま待つことになった。<br /><br />やがて乗るべき船が来たが、乗客を下ろしてさっさと出港してしまった<br /><br />添乗員もアタアタフタして色々問い合わせたところ<br /><br /> 「先ほど来た船が途中で錨を落としてしまったので拾いに行った」<br /> <br /> との事・・・

    カプリ島からナポリへ戻る船を待っていたが、予定の時刻になってもなかなか乗船できなかった。

    港には大型客船が停泊していたが、私たちの船は来ず、何が起きているのか分からないまま待つことになった。

    やがて乗るべき船が来たが、乗客を下ろしてさっさと出港してしまった

    添乗員もアタアタフタして色々問い合わせたところ

     「先ほど来た船が途中で錨を落としてしまったので拾いに行った」
     
     との事・・・

  • しばらく待つと、ようやくナポリ行きの船が戻ってきた<br /><br />船首には回収した錨がぶら下がっていた。<br /><br />思いがけない出来事で出発が遅れたが、無事に乗船してナポリへ戻ることができた。<br />

    しばらく待つと、ようやくナポリ行きの船が戻ってきた

    船首には回収した錨がぶら下がっていた。

    思いがけない出来事で出発が遅れたが、無事に乗船してナポリへ戻ることができた。

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