2026/04/26 - 2026/04/26
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Akutaさん
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※写真は、アルト・デ・サン・ロケ(Alto de San Roque)の山頂
GPSLOG
https://www.google.com/maps/d/u/0/edit?mid=1zk_vuYVT-ldoihKBFQ3gkJ3hxzhM3As&usp=sharing
朝7時半。
トースト、目玉焼き、カフェという「これぞ優等生!」な朝食で今日もエンジンをかける。
よし、今日もいい日になりそうだ……と思ったその瞬間、彼が現れた。
スカートをはいた男性巡礼者。(スコットランドのキルトかな?)
国際色豊かな巡礼路、どんなファッションもウェルカムである。
しかし、彼が満面の笑みで放った挨拶はこれだった。
「おはようございました!」
惜しいッ……!!
実に惜しすぎる。
アミーゴ、日本語の過去形は、残念ながら朝の爽やかな挨拶には存在しないのだよ。
でもその心意気に免じて、心の中で「おやすみなさいでした!」と返しておいた。
9:00 / 悪魔の下り坂に備え、文明の利器を召喚
私たちはタクシーに乗り込み、オセブレイロ峠へと向かった。
勘違いしないでほしい。歩く気がゼロになったわけではない。
この先に待ち受ける「標高差650mの下り坂」に備え、体力を温存するという、極めてクレバーで合理的な戦略的撤退(前進だけど)なのだ。
峠付近で、いかにも巡礼者らしい記念撮影をパシャリ。
先輩巡礼者たちから「ここから下りが始まるまでの数キロが、地味に長いぞ」と脅されていたが、**マジで長かった。**
ほぼ平坦なのに、歩いても歩いても景色が変わらない。これぞ「巡礼あるある」である。空間が歪んでいるに違いない。
そして、ついに始まった――。
標高差650mの、怒涛の膝破壊ダウンヒル。
・膝: 爆笑(ガクガク)
・太もも:号泣(パンパン)
・心: 無言(チーン)
重力に魂を引かれそうになりながら、一歩一歩を踏みしめる。下り坂って、登りより確実にメンタルを削ってくるのはなぜだろうか。
15:30 / ホテル到着、そしてリアルな「満室ドラマ」
15時30分に本日の宿へ滑り込む。(※HO氏のみ、少し手前の別ホテルへチェックイン)
フロントで手続きをしていると、ちょうど飛び込みの巡礼者がやってきた。
若い女性の受付スタッフが、冷徹なまでにプロフェッショナルな笑顔で言い放つ。
「予約はされていますか?(満室よ)」
これぞ巡礼シーズン名物、『アルベルゲ難民・リアルドラマ』。
予約の重要性を噛み締める。飛び込みの巡礼者は別のアルベルゲへ行くように促されて出て行った。
18:30 / カオスな夕食タイムと、魂のシャウト
夕方になり、外は無情にも雨。
夕食の集合場所であるレストラン横のATM前で待つことになっていたのだが、ここでスマホにIM氏からLINEが。
IM氏:「今、レストランの前!」
歩いてゆくとレストランの前から入店するIM氏が見える
ーーもう中に入るんかい!!ーー
疲労ゲージがMAXすぎて、雨の中で待つ気力がゼロだったらしい。気持ちはわかる。
しかし、悲劇はここから。
LINEはトランシーバーではないのだ。メッセージを送っても、相手がすぐに気づくとは限らない。
歩いてレストランに向かっているはずのHO氏が、集合場所に現れない。
「まさか、まだ気づいてへんのか?」
外は雨。これだけ降っていたら、雨音でスマホの通知音などかき消されてしまうかもしれない。
私の中に緊張が走る。
じっと待っている場合ではない。私は傘を差し、土砂降り(※体感)の中、HO氏を迎えに走った。
ようやく全員がテーブルに揃い、やれやれと思ったのも束の間。
疲れ果てたメンバーたち、料理のオーダーを相談しようとしても
それぞれが自分の世界に入り込み、皆の衆、全ッ然!人の話を聞きやしない!!
度重なるタイムラグ、雨の移動、そして下り坂で破壊された膝のストレスが、ついに私の精神の防衛ラインを突破した。
巡礼9日目、私のメンタルのピーク(臨界点)がここに極まる。
(座骨神経痛の為臨界点(沸点)が常温より少し上)
気づけば私は、テーブルを震わせるほどの大声でこう叫んでいた。
「俺の話を聞けぇぇぇーーー!!!」
(※脳内BGM:クレイジーケンバンド『タイガー&ドラゴン』。
今思えば、あのハスキーボイスで歌い上げれば、もう少しウケたかもしれない)
大の大人が異国の地で大声を出すという失態。
だがしかし!言い訳させてほしい。来年は「聖年」である。
なんと私たちは、来年再び同じメンバーでカストロへリスからレオンまでを歩くことになるかもしれないのだ。
カトリックの教えによれば、聖年に巡礼すればすべての罪は許されるはず。……よね?(免罪符を握りしめながら)
本日のご褒美ディナー
ひと騒動あった後のディナーは、五臓六腑に染み渡るラインナップ。
メニュー と 感想
**ガリシア風パエリア**
海の幸の旨味が、疲れた身体に爆速で染み込む。
T氏が泣いて喜ぶ
**牛タンステーキ**
650mを下りきった脚への、最高のご褒美。圧倒的肉感!
**ヨーグルト**
荒ぶった胃壁と、さっき怒鳴った私の心を優しくコーティング。 |
**紅茶(別腹)**
温かいお茶で、ようやく全員が正気を取り戻す。
激しい下り坂の後に食べる牛タンは、もはやただの肉ではない。
苦難を乗り越えた者だけが許される「勝利の象徴」であった。
いろいろあったけれど、今日も生きて宿にたどり着けたことに感謝。
明日の私の腰が、どうか無事でありますように!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7時半ごろ 朝食
-
シンプルにパンとコーヒ,目玉焼き
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ホテルの外観 CASA Rural LA Pandela
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9時少し前、ブエンカミーノ!
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我々はタクシーでセブレイロ峠までワープ
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車窓より見事な雲海
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セブレイロ峠、下車
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ヤコブ様の像 付近で記念撮影
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峠から下り道になるまで尾根が長く距離あります。
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10時半ごろ
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アルト・デ・サン・ロケの巡礼者像、本日の風はおだやか
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12時15分ごろ、ランチ (Albergue del Puerto)
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今日はビールと
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パンとオムレツ
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まったりと休憩する巡礼者
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このバルの高齢のワン公は
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お疲れです
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これより下り坂
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雨が少々
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ポンチョ姿が巡礼路に溶けl込みます
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道路脇の牧場からこちらを見つめる牛
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人馬とすれ違い
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若い女性です
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トリアカステーラ周辺の山々に
大昔にネアンデルタール人などが暮らしていたとされる洞窟遺跡があるらしい -
仔牛発見
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生後数時間?羊水で濡れている
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村に到着
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ホテル近くのATMの前のヤコブ像
青空がでていますが、夕方には天候急変 -
ホテル、Complexo Xacobeo
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チェックイン、個室は別棟です
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18時半から夕食 メニュー
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赤ワイン
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シーフードパエリア、見た目どおり美味しいです
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牛タンステーキ、お肉が柔らかく口の中でホロホロと
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フルーツとヨーグルトは健康重視、8時半ごろおひらき
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