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愛してやまない五瑞(純喫茶・中華そば・和菓子・上方寿司・日本料理)を和歌山と京都で堪能した記録。完全版は下記ブログに記載。<br /><br />https://aamns2021.livedoor.blog/archives/cat_441130.html<br /><br />*************<br />京都には昼過ぎに到着。インバウンドの嵐に関するニュースを随分見ていたので覚悟をしていたが、案に相違してバス乗り場もさほど混んでおらず、乗り込んだ9系統の市バスも混乱は見られずに目的の堀川中立売までスムースに移動できて安堵する。<br /><br />

京和五瑞探訪記4:和菓子屋巡り

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2026/03/07 - 2026/03/10

27598位(同エリア46959件中)

旅行記グループ 京和五瑞探訪記

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Mr.noone special

Mr.noone specialさん

愛してやまない五瑞(純喫茶・中華そば・和菓子・上方寿司・日本料理)を和歌山と京都で堪能した記録。完全版は下記ブログに記載。

https://aamns2021.livedoor.blog/archives/cat_441130.html

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京都には昼過ぎに到着。インバウンドの嵐に関するニュースを随分見ていたので覚悟をしていたが、案に相違してバス乗り場もさほど混んでおらず、乗り込んだ9系統の市バスも混乱は見られずに目的の堀川中立売までスムースに移動できて安堵する。

  • 【塩芳軒】<br />高名はかねて聞き及んでいたが、店に赴くのは初めて。風格ある店構えが期待を高める。中に入るとお寺のお使いの方が居たりして京都らしさを感じる。自分の順番の前の客である要領を得ないのに常連ぶった中年女性が、要領を得ないのに大量に買い漁って上生菓子のあれこれが売り切れになり鼻白んだが、何とか上生菓子4種と名代の聚楽、それに雪まろげが購入できて一安心。

    【塩芳軒】
    高名はかねて聞き及んでいたが、店に赴くのは初めて。風格ある店構えが期待を高める。中に入るとお寺のお使いの方が居たりして京都らしさを感じる。自分の順番の前の客である要領を得ないのに常連ぶった中年女性が、要領を得ないのに大量に買い漁って上生菓子のあれこれが売り切れになり鼻白んだが、何とか上生菓子4種と名代の聚楽、それに雪まろげが購入できて一安心。

  • 上生菓子はホテルに着くや開封して、早速に楽しむ。桜花という銘だったと思う羽二重餅は、その儚い口当たりと餡の霧散ぶりに思わず唸らされる。

    上生菓子はホテルに着くや開封して、早速に楽しむ。桜花という銘だったと思う羽二重餅は、その儚い口当たりと餡の霧散ぶりに思わず唸らされる。

  • 鹿の子は豆が軽く潰してあるのが特徴的で、その効果で淡々しい口当たりになっており、その風情が春を思わせる仕上がり。

    鹿の子は豆が軽く潰してあるのが特徴的で、その効果で淡々しい口当たりになっており、その風情が春を思わせる仕上がり。

  • 早蕨は蓬の鮮烈な香りと鄙を思わせる素朴な粒餡の具合が申し分なく、聞きしに勝る完成具合に家人と二人で「やっぱり凄いね」と感嘆しきり。岩茶の鳳凰水仙を持参して淹れたが、どの菓子にも合ってしばし雅やかな余韻に浸る。

    早蕨は蓬の鮮烈な香りと鄙を思わせる素朴な粒餡の具合が申し分なく、聞きしに勝る完成具合に家人と二人で「やっぱり凄いね」と感嘆しきり。岩茶の鳳凰水仙を持参して淹れたが、どの菓子にも合ってしばし雅やかな余韻に浸る。

  • 薯蕷饅頭は持参した生菓子用パックに保存した上で翌日に食べたのだが、赤子の無垢な肌のようなむっちりとした皮の具合はいささかも変わらず、ほっくりとしたこし餡の風合いとよく合って揺るぎのない美味しさ。

    薯蕷饅頭は持参した生菓子用パックに保存した上で翌日に食べたのだが、赤子の無垢な肌のようなむっちりとした皮の具合はいささかも変わらず、ほっくりとしたこし餡の風合いとよく合って揺るぎのない美味しさ。

  • 名代の聚楽はかっちりとした皮の具合とほろほろさらりと口どけの良い餡とのコントラストが身上で、流石の美味しさ。世評に違わぬ素晴らしい和菓子を堪能出来て、京都に来た甲斐があった。まだとってある雪まろげも間違いないだろう。

    名代の聚楽はかっちりとした皮の具合とほろほろさらりと口どけの良い餡とのコントラストが身上で、流石の美味しさ。世評に違わぬ素晴らしい和菓子を堪能出来て、京都に来た甲斐があった。まだとってある雪まろげも間違いないだろう。

  • 【亀屋友永】<br />百貨店で手に入る銘菓を調べていたところ、こちらの「小丸松露」を見かけて興味を持ち調べたところ、本店では三色松露なども買えるとのことで足を運ぶことにした。<br /><br />店は大通りの丸太町通りから少し南に下ったところにひっそりとあって、いかにも和菓子屋らしい風情があって良かった。円やかな京都らしい接客の女将さんの対応にも雰囲気を感じられて、小丸松露と三色松露、それに三笠を買って帰る。<br /><br />購入した翌日に三笠を楽しむ。小ぶりながらほっこりと豆の味が際立つ餡がたっぷり入っていて、満足度が高い逸品だった。

    【亀屋友永】
    百貨店で手に入る銘菓を調べていたところ、こちらの「小丸松露」を見かけて興味を持ち調べたところ、本店では三色松露なども買えるとのことで足を運ぶことにした。

    店は大通りの丸太町通りから少し南に下ったところにひっそりとあって、いかにも和菓子屋らしい風情があって良かった。円やかな京都らしい接客の女将さんの対応にも雰囲気を感じられて、小丸松露と三色松露、それに三笠を買って帰る。

    購入した翌日に三笠を楽しむ。小ぶりながらほっこりと豆の味が際立つ餡がたっぷり入っていて、満足度が高い逸品だった。

  • 三色松露はあんこ・白餡・抹茶餡と三つの味が楽しめるし、それぞれの色が砂糖がけの中にそこはかとなく伺われるのが情緒深い。砂糖がけなので、甘だるいのかと思いきやさにあらず。最初カリッとした歯触りを残した後は、しゅわしゅわと口中でさっと溶けて、その後中の餡の味わいが立ち上ってくる精妙な仕上がり。砂糖がくどくなく、それでいて餡に物足りなさを感じることもなく、絶妙な均衡がこの丸の中に封じ込められていて感服する仕上がり。

    三色松露はあんこ・白餡・抹茶餡と三つの味が楽しめるし、それぞれの色が砂糖がけの中にそこはかとなく伺われるのが情緒深い。砂糖がけなので、甘だるいのかと思いきやさにあらず。最初カリッとした歯触りを残した後は、しゅわしゅわと口中でさっと溶けて、その後中の餡の味わいが立ち上ってくる精妙な仕上がり。砂糖がくどくなく、それでいて餡に物足りなさを感じることもなく、絶妙な均衡がこの丸の中に封じ込められていて感服する仕上がり。

  • 小丸松露はやはり見目麗しさが特筆もの。ずっと眺めていたい気持ちになった。味わいは松露と同じで、干菓子のような風情もあってお茶請けにとても良い仕上がり。珈琲にも合うという話も見かけたから試してみようと思う。<br /><br />長く愛される銘菓としての実力の片鱗に触れられて、こちらも京都に来た甲斐があった。次は季節限定の柚子松露や桜松露を楽しんでみたい。

    小丸松露はやはり見目麗しさが特筆もの。ずっと眺めていたい気持ちになった。味わいは松露と同じで、干菓子のような風情もあってお茶請けにとても良い仕上がり。珈琲にも合うという話も見かけたから試してみようと思う。

    長く愛される銘菓としての実力の片鱗に触れられて、こちらも京都に来た甲斐があった。次は季節限定の柚子松露や桜松露を楽しんでみたい。

  • 名店二軒を回って丸太町駅脇の大丸ヴィラの威容も覗き、満足してホテルへ。

    名店二軒を回って丸太町駅脇の大丸ヴィラの威容も覗き、満足してホテルへ。

  • 【紫野源水】<br />翌朝ホテルをチェックアウトし、地下鉄で北上。北大路駅を出ると小雪が舞い降り、足早に紫野源水へ向かう。店構えはごく普通の街場の和菓子店といった感じで、中に入るとやさしげな女将さんが出て来てくれて一安心。桃の節句は過ぎていたが、まだひちぎりがあってそれを二種、加えて桜花の練り切り、薯蕷饅頭の計4つ購入。<br /><br />「以前高島屋さんで購入して感銘を受けたので、是非お店にもと思って伺いました」と伝えると嬉しそうに「まあ遠くからわざわざ。ひちぎりだけは今日中に食べてくださいね。」と助言してくださった。確かにひちぎりは注文してすぐにご主人が作業場に入り、その後ジョリジョリと音がしたので漉し器を使ってそぼろ餡を作ってくれたようだった。繊細な味わいをなんとかして届けたいというそのこだわりを無駄にしてはならないと、帰宅後すぐに包みを開けてご対面。<br /><br />薄桃色がふんわりとした春の空気を運び、よもぎの香りが続く濃緑の季節を思わせる。注文してから作ってくれたそぼろ餡は空気をはらんで、ごく優美な口溶け。思わず感嘆してしまう。

    【紫野源水】
    翌朝ホテルをチェックアウトし、地下鉄で北上。北大路駅を出ると小雪が舞い降り、足早に紫野源水へ向かう。店構えはごく普通の街場の和菓子店といった感じで、中に入るとやさしげな女将さんが出て来てくれて一安心。桃の節句は過ぎていたが、まだひちぎりがあってそれを二種、加えて桜花の練り切り、薯蕷饅頭の計4つ購入。

    「以前高島屋さんで購入して感銘を受けたので、是非お店にもと思って伺いました」と伝えると嬉しそうに「まあ遠くからわざわざ。ひちぎりだけは今日中に食べてくださいね。」と助言してくださった。確かにひちぎりは注文してすぐにご主人が作業場に入り、その後ジョリジョリと音がしたので漉し器を使ってそぼろ餡を作ってくれたようだった。繊細な味わいをなんとかして届けたいというそのこだわりを無駄にしてはならないと、帰宅後すぐに包みを開けてご対面。

    薄桃色がふんわりとした春の空気を運び、よもぎの香りが続く濃緑の季節を思わせる。注文してから作ってくれたそぼろ餡は空気をはらんで、ごく優美な口溶け。思わず感嘆してしまう。

  • 桜花を象った練り切りは身上のふんわりとした餡の具合が存分に楽しめて、「この感じこの感じ・・・」と悦び震えている内にすーっと口中で霧散した。残った儚げな後口も申し分ない。

    桜花を象った練り切りは身上のふんわりとした餡の具合が存分に楽しめて、「この感じこの感じ・・・」と悦び震えている内にすーっと口中で霧散した。残った儚げな後口も申し分ない。

  • 早蕨の薯蕷饅頭は翌日食べたが、小分けプラパックで保存したので塩芳軒と同じく赤子の無垢な肌のような滑らかなむっちり具合が持続していた。鄙の素朴さを感じる餡の具合で、これもまたしみじみ美味しい。わざわざ出掛けていった甲斐がある菓子の数々で、甚く満足した。いつか京都にはゲストハウスに長逗留してみたいと思っているが、その際にはこちらへのアクセスを考慮に入れねばと真剣に考えた次第。

    早蕨の薯蕷饅頭は翌日食べたが、小分けプラパックで保存したので塩芳軒と同じく赤子の無垢な肌のような滑らかなむっちり具合が持続していた。鄙の素朴さを感じる餡の具合で、これもまたしみじみ美味しい。わざわざ出掛けていった甲斐がある菓子の数々で、甚く満足した。いつか京都にはゲストハウスに長逗留してみたいと思っているが、その際にはこちらへのアクセスを考慮に入れねばと真剣に考えた次第。

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