2026/03/28 - 2026/03/30
975位(同エリア1481件中)
ST&Gさん
ホテルに荷物を預けたら、夕食までの空き時間は駅ビル『CoCoLo新潟』でお土産ハンティング。
新幹線駅ということもあり、ショップが充実していて見ているだけでも飽きません。
駅近くのホテルを拠点にすると、買い物も食事もスムーズに動けるのが大きなメリット。
今回は、新潟ならではのご当地グルメを求めて、駅周辺での買い物と食事を満喫した様子をレポートします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
-
今回ご紹介するのは、新潟の誇るご当地グルメ。
ホテルのチェックインを終え、心弾ませながらお土産探しへ。
目の前の横断歩道を渡れば、そこはもうJR新潟駅です。新潟駅 駅
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「新幹線が停車する大きな駅なら、魅力的なものがたくさんあるはず」と、駅ビル「CoCoLo新潟」へ足を運びました。
-
限られた時間の中で効率よく買い物をするなら、やはり駅ビルが一番です。
2階へ上がり、新潟らしい逸品を探して歩きます。CoCoLo新潟 ショッピングモール
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見つけたのは、新潟の知人が毎年届けてくれる「田中屋本店」の笹だんご。さ
らに、春の訪れを告げる桜餅も、自分へのお土産に加えることにしました。
近頃は花粉症の猛攻に遭い、鼻から春を感じようものなら『ハクション!』という名の号砲が鳴り響く毎日。
鼻が使い物にならないのなら、せめて目と口でリベンジを…。
飛散する黄色い粉は憎いものですが、お花見と和菓子で美味しいところ取りの春を満喫しようと思います。 -
次に紹介するのは、新潟のお酒。
左手に見えるのは、長岡に蔵を構える老舗酒造「吉乃川」。
画像には写っていませんが、手前には「新潟クラフトビール館」も並んでいます。 -
CoCoLoのショップサイトでも『久保田 NIIGATA』の名で紹介されていますが、この名の「指名手配」されやすさはやはり別格です。
酒造所やお酒の名前を目にした瞬間、私の肝臓が「準備はできている」と小刻みに震えだしたような気がしました。
さらに進むと、みんな大好き『ばかうけステーション』に、お米の専門店、そして罪深いスイーツたちはもちろん、酒飲みを誘惑してやまない「おかず・おつまみ」の精鋭たちが勢揃い。
新潟土産のセレクトショップまでが居並ぶ光景は、もはや食いしん坊にとってのディズニーランドです。
四方八方から押し寄せる「美味しい誘惑」の波に、理性という名の防波堤はあっけなく決壊。
ワクワクが止まらない、至福の空間が広がっています。 -
しかし、そろそろディナータイム。
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この日の夕食に選んだのは越後 吉平。
カウンター5席に小上がりが2席という小さなお店ですが、伺った時には私たちの予約席を残すのみという盛況ぶり。
週末の夜ということもあり、事前の予約が功を奏しました。越後吉平 グルメ・レストラン
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食事処の候補は他にもありましたが、決め手となったのは地図アプリで見つけた大将直筆のメニューボード。
「字が綺麗な店は、料理も美味しい」というのが我が家の持論。
手書きの文字に惹かれて、店を選ぶことも少なくありません。
こぢんまりとした店内にあるメニューボードは、これ一枚(多分)。
カウンターを行ったり来たりするそのボードがきっかけで、常連さんたちとの壁もいつの間にか消えていました。 -
せっかく新潟に来たからには、美味しい日本酒を堪能したいところ。
さて、どれにしましょうか? -
目の前に置かれていたのは、日本酒『越乃景虎』。
その名から、私の頭には真っ先に『越後の虎』こと上杉謙信の姿が浮かびましたが、カウンターの常連さんも家人も、口を揃えて「あぶさんでしょ」と言うのです。
もちろん、景浦安武(あぶさん)の風貌や酒好きであることは知っていますが、数回読んだ程度の知識では、なぜこのお酒が彼に結びつくのかさっぱり分かりませんでした。
ホテルに戻って改めて家人に尋ねると、あぶさんが景気づけに酒飛沫を浴びせていたのが、まさにこのお酒なのだそう。
さらに、新潟出身であるあぶさんの長男の名前も『景虎』だと言います。
フランスには『聖なる幻の酒』と呼ばれるアブサンがありますが、日本の『越乃景虎』は、『あぶさん』ファンにとっての『聖なる酒』と言えるのかもしれません。 -
日本酒と言えば、個人的嗜好は淡麗辛口。
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最初に頼んだのは麒麟山酒造(東蒲原郡)の麒麟山。
淡麗辛口。 -
おかみさんが持っているのは、上越にある頚城(くびき)酒造の(DAICHI)。
このお酒もまた、雑味のないすっきりとした辛口が魅力です。
その端麗な味わいは、まるでおかみさんの朗らかな笑顔のように、飲む人の心を清々しく満たしてくれます。 -
五泉市・近藤酒造の菅名岳 九。
家人に新潟のお酒の特徴を聞くと、「水のような酒」だと言います。
一見素っ気ない表現に聞こえますが、その心は「糠臭さがなく、すっきりとした口当たりでキレがある」という、淡麗辛口への賛辞でした。
まさに水のように清らかな飲み心地。
日本酒入門編として一献選ぶなら、新潟のお酒をお勧めします。 -
お通しは、酢味噌がかかったあん肝。
小上がりのお客さんが『あんこう鍋』を食べていたので、その肝がお通しに回ってきたのでしょう。 -
刺身の盛り合わせにはショウガとワサビの両方が添えられていましたが、もしワサビだけだったら、吉平さんへの評価は下がっていたかもしれません。
魚によってはワサビで十分なものもありますが、私は昔からイワシにはショウガ。
一方で、なぜか家人はワサビ派なのですが…。
今回いただいたイワシは、口の中でとろけるような脂ののりで、本当に美味しかったです。 -
新潟名物の栃尾揚げ。
お店によって納豆が入っているものと入っていないものがありますが、ここ『吉平』の栃尾揚げは、納豆なしのタイプです。 -
シンプルに若竹煮。
そろそろタケノコの季節ですね。 -
これは、沈黙のウスメバル ~佐渡の漁師が仕掛けた旨味の罠~。
そんなタイトルを付けたい魚。
吉平の大将から、「それ、後ろ(小上がり)の人が獲った魚だよ」と告げられました。
振り返ると、そこにいたのは佐渡鮪延縄船の船長にして、新潟県指導漁業士の称号を持つD氏。
「ここ(吉平)で飲むために、わざわざ魚を選んで持って来たんだ」と話すD氏でしたが、選別の次元が違いました。
水深200m以上ある場所から引き揚げられたウスメバルは、脂が乗ったエリート中のエリート。
さらに恐ろしいのは、これが2日前に獲れたものだということ。
イワシやアジなら鮮度こそ正義ですが、この魚は数日寝かせることで、細胞レベルで旨味を爆発させます。
D氏は自分たちの来店に合わせ、ウスメバルが「最も美味しくなる瞬間」を逆算して持ち込んだのでしょう。
漁師の勘、恐るべし。
そして、五感を支配する「焼き」の魔術。
魚の質が究極なら、吉平の大将の焼き技もまた至高。
一口食べた瞬間、私の脳内ランキングは激変しました。
これまで食べてきた全ての焼き魚の中で、人生の指5本、いや3本の指に食い込む超弩級の美味。
カニを食べると無口になるとはよく言いますが、まさか焼き魚で人類が沈黙するとは…。
一心不乱に身を解くその姿があまりに必死だったのか、常連さんに笑われてしまう始末。
しかし、仕方ありません。
佐渡の漁師が仕込み、大将が仕上げた絶品の罠に、抗えるはずがないのです。 -
D船長から「ウスメバルの骨や頭は、大将に骨酒にしてもらうと良い」と粋な提案をいただいたものの、ここで職人気質な大将の「衛生管理の鉄槌」が下りました。
「一度お客さんが箸をつけたものを、もう一度炙って出すなんてプ絶対にできない!」
一刀両断。
正論すぎてぐうの音も出ません。
しかし、そこで救いの手を差し伸べてくれたのが、仏のような女神のような女将さん。
常連さんと共に編み出した苦肉の策、その名も「セルフ熱々ダイブ方式」。
器に骨や頭を入れ、上から熱燗をドボドボと注ぎ、アルミホイルで蓋をして旨味を閉じ込めるという力技です。
ついに完成した「禁断の骨酒」。
その芳醇な香りと、大将の掟をかいくぐった達成感に歓喜!……が、ここで痛恨のミス。
あまりの旨さに夢中になりすぎて、写真を撮るのを完全に忘れました。
私の泣きの文章から、どうかその幻の味を想像してください。 -
「話が尽きない」というより、「もはや終わり方が分からない」ほど盛り上がった新潟の夜。
最後は、胃袋の恩人である大将&D船長と一緒に豪華記念撮影です。
気さくな常連さんたちと、お店の華である女将さんのホスピタリティに完敗。
「リピートするかどうか」ではなく、「次いつ行くか」。
それだけが今の懸案事項です。 -
この日ははしご。
常連さんに勧められた『須坂屋そば』で、新潟名物のへぎそばを食べて帰ることにします。須坂屋そば 新潟駅前店 グルメ・レストラン
-
21時を回っての訪問でしたが、店内は満席で数組が待機していました。
この時間でも行列ができるとは予想外です。
地元の蕎麦屋であれば既に暖簾を下げている時間帯ですが、その人気ぶりに圧倒されました。 -
「さすが土曜の夜、観光客でごった返しているのね」と納得しかけた私。
実はそれ、半分正解で半分ハズレかもしれません。
新潟の人たちは、酒を飲んだ後のシメに、ラーメンではなく蕎麦をチョイスする習性があるようです。 -
最近はどこもタブレット注文。
楽しみにしていた新潟名物「へぎそば」ですが、まさかランチではなくシメでいただくことになるとは…。
これで私も新潟県民の仲間入り!? -
へぎそばと一緒に注文したのは、八海醸造(南魚沼)・の「八海山」。
そばの風味を邪魔しないその味わいは、新潟らしい淡麗辛口です。 -
蕎麦を載せる四角い器(へぎ)に、一口分ずつ丸めて並べるへぎそば。
つなぎに海藻の『ふのり』が使われているため、喉ごしが良く、しっかりとしたコシも楽しめます。
一口サイズに小分けされているので、みんなでシェアしやすいのも魅力。
飲んだ後のシメに選ばれるのも納得の食べやすさです。
私は一般的な日本蕎麦の感覚で、ネギ、わさび、つゆでいただきましたが、家族は七味とつゆで食べていました。蕎麦に七味を振るのには驚きましたが、これもへぎそばならではの楽しみ方なのだと教わりました。 -
常連さんから勧められた戸隠そばの「二葉屋」も気になりましたが、今回は新潟のご当地グルメを優先し、へぎそばのお店をチョイス。
-
新潟は、料理が美味しい。
お酒もまた美味しい。
しかし、ここで痛恨のミス!
米どころ新潟に身を置きながら、、『米の旨さ』を噛み締める機会を逃してしまいました。
確かに惜しい。
このお預けの決着は、次回の遠征へと持ち越しです。
次回の旅行記も、新潟の魅力が胃袋を直撃するラインナップでお届けします。
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