2026/02/20 - 2026/02/27
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pedaruさん
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エジプトに行ってきたというと、ほとんどの人がピラミッドはどうでしたか?ピラミッドに入りましたか?などと聞いてくる。
ところが、エジプトはピラミッドだけではないのです。ルクソール神殿、カルナック神殿を見ただけでこしが抜けてしまいました。
その壮大さ、遺跡と呼べないほどしっかり建造物は残っていて、実際使われているといっても通る保存状態なのです。
それはなぜ?トルコやギリシャ、ローマなどの遺跡をみましたが、石の柱がまばらに立っていたり、土台の石だけだったり、敢えて挙げればギリシャのパルテノン神殿、ローマのコロッセオやパンテオン位のものです。
ところがエジプトの遺跡群の中で特筆すべきは、太い柱とその古さです。
カルナック神殿の「大列柱室」にある巨大な柱は、中央の12本が特に太く、直径約3メートル~3.5メートル、円周は約10.6メートルに達します。周囲の122本も直径約2メートルあり、パピルスの形状をした高さ15~23メートルの柱134本が広大な空間に林立しています。それに成立年代は3500年から4000年前だと言うではありませんか?
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- エイチ・アイ・エス
-
バスを降りて歩いて行くと、向うに昨日見たルクソール神殿に似た佇まいの建物が見えてきました。
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ルクソール神殿の参道にもスフィンクスが間隔をあけて並んでいましたが、あの像は
ぎっちりと並んでいます。 -
手前に立て札がたっています。どうせまた「これから先、入るべからず」なんて書いてあるんじゃないの?
ところが「寺院の港」と書いてありました。そうか、ここまでナイル川が来ていて、この港からやんごとなき人々や神が船に乗って厳かな儀式を行ったのです。
気楽にナイル川クルーズなんてしていたわけではないのです。
彼らにとってクルーズなんて「苦ルーズ」なんですよ。 -
この石碑には歴代のファラオのカルティーシュが刻まれております。
下段には王の功績を讃える象形文字が彫られています。自画自賛ですね。
自画(スケッチ)自賛は私です。
ちなみにカルティーシュとは楕円の線に囲まれたファラオを表す紋章のようなものです。 -
さぁ これから参道を通って入殿です。あれ?入殿?はい、神殿に入場するから入殿です。だったら最初から入場と言えよ。
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真っ青な空、日本晴れならぬエジプト晴れです。いつもこうだと言われます、
年間の降水量は30ミリだそうです。
ちなみに日本の平均降水量は年間1600から1700ミリだそうです。 -
写真を見ると暑そうですが、2月のこの日の気温は20~25度くらい、5月の今日は(12日)41度の予想だそうです。
冬に訪れるのがベストシーズンですね。 -
左右にズラッと並んでいるスフィンクス、ライオンでしょうか?
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カルナック神殿の最高神アムンの聖獣は羊です。
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第一塔門より入場します。幅113m、高さ43mのエジプト最大級の塔門です。
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これは館ではなく塀なのです。権威を示すため高くしたのでしょうね。
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壁は二枚の板を合わせたような造りになっております。
そして、板上の壁の間の空間には、壊された建物のがれきや、石粒など
いわゆる石のゴミが詰め込まれております。 -
第一塔門を通過すると、先に列柱が見えてきます。
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えー?なにこれ、土が積み上げられています。
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なんと壁の内側には小石を含んだ土砂が積まれています。
これは壊された残骸ではなくて、未完成の工事の跡だと言われます。
この土は塀の最上まで傾斜のある道になっており、石材などを運ぶための
工事用のものでした。このまま意識的に放置状態にあることが、古代の工事方法を
知るよすがとなっています。 -
塔門を抜けると、中庭になります。
塀の左側には羊のスフィンクスが並んでいます。 -
私が数えた限りでは22体のスフィンクスがありました。完全なのは19体、3体は壊れています。
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シュロの木の後ろに見える一番右側の閉花式石柱を見ると、上部の石が
ただ平になっているだけの不規則な物を積んでいます。
これは積み上げた石を後から削って整えているようです。
これを見ただけで古代の建築方法がわかる興味深いものです。 -
この多柱式建築は、第18王朝のアメンホテプ3世 (紀元前1390-1352年頃)の着工の後、第19王朝のセティ1世によって装飾が始められ、ラムセス2世により完成しました。
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石の柱が見えますが、最上部の形はパピルスが閉じた形だと言われています。
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中庭で撮影する人々
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石像は古代エジプト新王国時代、第20王朝のファラオのラムセス3世の立像です。
冥界の神オシリスの姿を模したファラオの立像で「オシリスの柱」とも呼ばれているそうです。 -
ビネジェムの像です。足元の像はラムセス2世の王女ベントアンタの像です。
元はラムセス2世でしたがベントアンタと名前が書き換えられています。 -
いよいよ列柱が見えてきました。手前の帽子のひさしのようなのはパピルスが
開いた形だそうです。 -
白い化粧壁の上に神々の姿が彫られています。
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緑色のシャツを着たエジプト人のガイドさんが、流暢な日本語で説明しています。
私たちはイヤフォンガイドを配られているので、離れたところでも聞こえますが、他国のガイドは大きな声で解説しています。疲れるだろうなー。 -
神々の姿が見られます。中央の頭に長い羽のような飾りをかぶっているのは
テーベの守護神アムン神、ラー神と習合してアムンラー神となりました。 -
描かれている主な神々
●アメン・ラー 太陽神ラーと結合した古代エジプトの最高神
●ムト アメン・ラーの妻 母なる女神
●コンス アメンとムトの息子で月の神
●ミン 豊穣の神 -
左側に見えているのはパピルスの花が開いた形の列柱が見えています。
大列柱室には134本のパピルス柱があり、中央の12本は開花式(高さ、約21m)、まわりの122本(北側・南側にそれぞれ61本づつ) は閉花式(高さ、約15m)となっています。 -
余談ですが・・・猫を神聖視しすぎたために敗北・滅亡の危機を招いたとされるのは、紀元前525年の古代エジプトです。ペルシア帝国との「ペルシウムの戦い」で、猫を崇拝するエジプト軍に対し、敵のペルシア軍が猫を盾に描いて突撃したため、攻撃できずに敗北したという逸話があります。
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「猫の盾」作戦: ペルシア王カンビュセス2世は、エジプト人が猫を「女神バステト」の使いとして崇拝し、傷つけることを恐れるのを利用したとされています。
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レリーフには古代エジプトの神話や歴史、儀式などが刻まれています。
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場所や壁面により異なりますが、
神々への捧げもの:ファラオがアメン神ラーなどの神々に対し供物や
「生命の鍵(アンク)」捧げる儀式の様子とか -
軍事的な勝利:ファラオ・シシャクによるイスラエル侵攻など、外敵を征服した際の
勝利の記録が刻まれています。 -
驚くことにこの柱の太さ、阪神大地震のときこの柱が使われていたら、高速道路も無様に倒れることはなかったでしょう。
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開花式パピルスの柱です。
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上のほうにある格子状のものは、まだ屋根が抜け落ちる前の明り取りのためのものでした。
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こ、この柱の太さ、こんなの見たことありません。3,5mもあるらしい。
お守りとなっているアンクの彫りがありました。十字架の上部分が楕円形になっています。 -
この角度から見上げると、また違う感覚を覚えます。
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シンプルな彫りが深く彫られています。
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柱の神殿と呼ばれるカルナック神殿。柱の神殿とは、私が勝手に呼んでいます。
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巨大な柱 直径3,5m 周囲10,6mの物もあります。
向こうにオベリスクが見えます。 -
オベリスクが二つ見えています。
トトメス1世とその娘ハトシェプスト女王のオベリスクです。 -
カルナック神殿のオベリスクは、古代エジプトのハトシェプスト女王やトトメス1世らによって建てられた、巨大な花崗岩の一枚岩(モノリス)です。特にハトシェプストのオベリスクは高さ約30mと最大級で、かつては頂部に金銀合金(琥珀金)が張られ、太陽神のシンボルとして輝いていました。
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太陽神ラーの象徴として、神殿の入り口に2本1組で建てられるのが一般的でした。
南部のアスワンにある石切場からナイル川を使って運ばれた、継ぎ目のない花崗岩です。石のハンマーで楔(くさび)を打ち込み、岩盤から直接切り出されました。 -
神殿の壁にはヒエログリフで書かれた歴史や由来、そして線彫によるレリーフがたくさん書かれています。
しかし残念なことに何千年もの時間の経過とともに表面が削げ落ちています。今のうちに表面を保護することを考えてもらいたいものです。
ナセル閣下、お願いします。あ、もういないか! -
この神殿は2000年以上にわたり歴代の王たちが増改築を繰り返したため、王朝ごとの歴史がレリーフ歳て幾重にも残されているのが特徴だそうです。
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よく見るとヒエログリフで書かれた事象やレリーフが、丁寧に削り落とされています。
これはキリスト教信者が削ったものです。 -
削り取られたレリーフ
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複雑な表情で見上げるエジプト人
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体が彩色されたアムン神が描かれています。
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アムンホテプ3世像
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画面中央の縦長い石壁には、ファラオや古代エジプトの神々、象形文字(ヒエログリフ)のレリーフが成功に刻まれています。
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船の部屋へ戻ると、このようなタオルアートが置いてありました。
同行の婦人は崩すのがもったいないと、布団の隅に丸くなって寝たと言っていました。
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この旅行記へのコメント (1)
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- norisaさん 2026/05/16 17:01:03
- ルクソール神殿、カルナック神殿
- pedaruさん
こんにちは。
さすがのスケッチですね。
昔の旅先でスケッチの板が懐かしいです。
あの頃は良かったーーて年寄りのヒガミです(苦笑)
さて、ルクソール神殿、カルナック神殿はテレビでは何度も見ましたが、実物はすごいんですね。(酢誤飲くらいショックが大きい!(爆))
確かに柱の円周が10m超えとか、一体どうやって切り出して運搬したのか?
しかも丁寧なヒエログリフもあるとかーー。
確かにエジプト文明はギリシャやローマの文明を超えるかもしれません。
とにかく腰の据わったpedaru師匠が腰を抜かすくらいですからインパクト大ですねーー。
でも、そろそろピラミッドも見たいです(笑)
norisa
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