2025/10/03 - 2025/10/03
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sanaboさん
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滞在中のニュルンベルクから日帰りで、バンベルクを訪れました。
1007年に司教座が置かれ宗教と文化の中心として発展したバンベルクは第二次世界大戦の戦禍を免れ、11世紀以来の面影が残されています。
(1993年にバンベルク旧市街は世界文化遺産に登録)
表紙の写真はマイン川支流のレグニッツ川の中州に建てられた旧市庁舎の建物で、バンベルクの歴史を物語る街のシンボルです。(この光景が見たくてバンベルクを訪れました)
※フェーダーヴァイサーとはワインになる前の発酵途中のアルコール飲料のドイツでの呼び名で、オーストリアではシュトゥルムと呼ばれています。発酵で炭酸ガスが発生しているのでワインのように瓶のふたを閉めて販売できないため9月~10月限定で現地でしか飲めず、アルコール度数が低くて甘いのでお酒に弱い人でも楽しめます。
*・・*・・*・・《旅 程》・・*・・*・・*
10/01(水) HND発21:50(JL6877)→(機中泊)→
10/02(木) ヘルシンキ着04:40(乗り継ぎ)ヘルシンキ発07:40(JL6879)
→フランクフルト着09:20
フランクフルト発11:35(列車)→ニュルンベルク着14:04《泊》
★10/03(金) バンベルク日帰り観光《ニュルンベルク泊》
10/04(土) ニュルンベルク発10:06(列車)→ライプツィヒ着12:10
ライプツィヒ発12:31(列車)→ドレスデン着13:40《ドレスデン泊》
10/05(日) ドレスデン観光《ドレスデン泊》
10/06(月) ドレスデン発11:10(列車)→プラハ着13:23《プラハ泊》
10/07(火) プラハ観光《プラハ泊》
10/08(水) プラハ観光《プラハ泊》
10/09(木) プラハ発10:00(バス)→チェスキー・クルムロフ着12:35《泊》
10/10(金) チェスキー・クルムロフ発12:20(CKシャトル)→ウィーン着16:30《泊》
10/11(土) ウィーン観光《ウィーン泊》
10/12(日) ウィーン観光《ウィーン泊》
10/13(月) ウィーン観光《ウィーン泊》
10/14(火) ウィーン発11:35(JL6836)→ヘルシンキ着15:00(乗り継ぎ)
ヘルシンキ発17:45(JL6800)→(機中泊)→
10/15(水) NRT着13:05
※旅行時 1ユーロ≒182円(カード決済時レート)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ニュルンベルク11:38発のRE(快速列車)でバンベルクへ出かけます。
-
バンバルクまでは在来線で40分ほどの距離ですが、片道14.5ユーロ(≒2600円)と随分高いなあという印象です。
少し安くなる"Tages Ticket Plus"(一日券)をDB(ドイツ鉄道)アプリで購入し、往復で25.5ユーロ(≒4600円)でした。
※この"Tages Ticket Plus"は18歳以上の大人2人を含む6人まで使えるそうなので、家族連れにはとてもお得なチケットです。
※DBアプリはApple Pay対応で使い勝手も良かったです。 -
バンベルク駅舎
(どこにもBambergという駅名が書かれてなくて不思議…)
駅を背にしてルイトポルト通りを進み、旧市街へは徒歩で10分ほど。バンベルク駅 駅
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ハウプトヴァッヘ通りを進むと
「近衛兵の詰め所」(Hauptwache)だった建物(写真)が左手に。
今日は祝日(東西ドイツ東一の日)なので、物凄い人出です。 -
少し先の「マクシミリアン広場」には屋台がたくさん並んでいて、こちらも物凄い人だかりでした。
(写真下)広場に面して建つ「新市庁舎」
※18世紀にバロック様式で建造マキシミリアン広場 (バンベルク) 広場・公園
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マクシミリアン広場にある「マクシミリアン1世の噴水」
中央に立つのはバイエルン国王マクシミリアン1世ヨーゼフの像。
(神聖ローマ皇帝のマクシミリアン1世とは別人です)
19世紀初頭にバンベルクはバイエルンに組み込まれ、噴水はバイエルン王家への敬意を表し1880年に建造されました。 -
グリューナー・マルクト通りの「ネプチューンの噴水」
※ネプチューンは泉や河川など『水』を司る神 -
「ネプチューンの噴水」
17世紀末にバンベルクの街に初めて近代的な上水道のシステムが整ったことを記念して造られたのだそうです。 -
13世紀建造の「聖マルティン教会」
聖マルティン教会 (バンベルク) 寺院・教会
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「オブストマルクトの噴水」(Brunnen am Obstmarkt)
ポコポコ水が湧き出てて和める一角です。 -
反対側から見た「オブストマルクトの噴水」
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レストランやショップの美しい家並みがオーベレ橋へと続いています。
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川沿いの大きな現代アートは、ポーランド出身の世界的彫刻家イゴール・ミトライ(Igor Mitoraj) 作のブロンズ像「センチュリーオーネ I 」(1987年制作)
古代ギリシャ・ローマ時代の「百人隊長(センチュリオン)」をモチーフに、欠損した顔は「古代への憧憬」や「文明の壊れやすさ・不完全さ」を表現しているのだとか。 -
ちなみにこちらは2024年6月に訪れた、
ポーランドのクラクフで観た同氏の作品 -
バンベルク旧市街を貫く、マイン川(※)支流のレグニッツ川
※マイン川はバイエルン州が水源でマインツでライン川と合流 -
レグニッツ川に架かるウンターレ橋 (Untere Brücke、”下の橋”の意) の上にいます。
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右手は「聖クニグンデの石像」
聖ハインリヒ2世と妃の聖クニグンデはバンベルクの守護聖人です。
水色の麗しい建物はジョーゼフ ヘラー(※)の生家で、1730年に現在の姿に改修されました。
※ジョーゼフ ヘラー(1798-1849)はアートコレクター、歴史研究家として知られる実業家だそう。 -
左手には「旧市庁舎」の建物が、ウンターレ橋とオーベレ橋に跨るように川の中州に建てられています。
14世紀の建設で、18世紀に現在のバロック様式に改修されました。旧市庁舎 (バンベルク) 建造物
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「旧市庁舎」の反対側
前方に見えるのはオーベレ橋 (Obere Brücke、”上の橋”の意) -
外壁一面のフレスコ画が見事です。
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ぐるっと周って、オーベレ橋にやってきました。
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オーベレ橋は「旧市庁舎」の塔の下を通って対岸へと延びています。
※「旧市庁舎」は現在「陶器博物館」として使用されています。 -
上流側(南側)の橋(Geyerwörthsteg)から見る「旧市庁舎」
川の中州に市庁舎が建てられたのは、当時バンベルクを支配していた司教が市庁舎を建てる土地の提供を拒んだから。
そこで町の人々は川に杭を打ち込んで人工の島を造り、市庁舎を建設したのだそうです。
結果的にこの建物は司教が治める「山の手」と市民が暮らす「下町」を繋ぐ架け橋の役割を果たしたとか。
川の上に突き出た木組みの家は「ロットマイスターの家」と呼ばれ、川の通行人や船を監視するために使用されました。
重厚なバロック様式の本館に比べ、なんとも可愛らしい建物ですね^^ -
バンベルクやニュルンベルクでは外壁に像が飾られた建物をよく見かけました。
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ドイツらしい可愛い建物ですね。
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「シュレンケルラ」(Schlenkerla)というレストランにランチにやって来ました。
1678年創業のビール醸造所兼レストランで、ラオホビア(Rauchbier)と呼ばれる燻製ビールの名店です。シュレンケルラ 地元の料理
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人気店なので混んでいましたが、相席で座れました。
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残念ながらお酒に弱い私はラオホビアではなくレモネードと、名物料理の『玉ねぎの肉詰め』をオーダー。
丸ごとの玉ねぎの中をくり抜いて豚挽き肉を詰めたお料理にマッシュドポテトが添えられていて美味しかったけれど、食べてるうちに頬がぽ~っとしてきました。
メニューをよく読んだらソースにラオホビアが使われていて、やはり酔っぱらったみたい…(;^ω^) -
「小ヴェネツィア地区」の家々を眺められる対岸へやって来ました。
漁師たちの居住区だった地域で、かつてはここから漁に出て行ったとか。
ルネサンス期(15~16世紀)の木組みの家々をはじめ、14~17世紀の家々が並んでいます。
19世紀に入ると「小ヴェネツィア地区」と名付けられ、外観に装飾が施されて美しい景観の家並みが形成されたとのことです。小ヴェネツィア地区 旧市街・古い町並み
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「小ヴェネツィア地区」
さすがにボートのあるお宅が多いです。 -
「小ヴェネツィア地区」
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「小ヴェネツィア地区」
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(レストランの窓辺の写真ですが)黒板にFederweisserと書かれてたことに後日気づきました。
まだこの時点ではフェーダーヴァイサーを飲んでなかったので、気づいてたら立ち寄ったのに~! -
ドイツやヨーロッパの旧市街でよく見かける、壁から突き出た看板はNasenschild(ナーゼンシルト)と呼ばれるそうです。
直訳すると「鼻の看板」という意味で、建物の顔(壁面)から鼻のように突き出てるからでしょうね^^ -
旧市街の中心「ドーム広場」へやって来ました。
4本の尖塔を持つ「大聖堂」は威厳ある佇まいです。ドーム広場 広場・公園
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「大聖堂」の隣には、中世の面影を残す「旧宮殿」(Alte Hofhaltung) の建物が。
もともとこの場所には11世紀の神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世の宮殿(王宮)がありましたが、バンベルク司教区が設立されると16世紀末に現在のルネサンス様式の建物に建て替えられ、新宮殿(Neue Residenz)が完成するまで司教の住まいとして使用されました。
現在は「歴史博物館」になっています。旧宮殿 (バンベルク市立歴史博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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「旧宮殿」
ゼラニウムに飾られた木組みの建物に囲まれた中庭に立つと、中世にタイムスリップしたかのようです。
中庭では毎夏『演劇祭』が催され、映画「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(2011年) の撮影も行われたそうです。 -
「旧宮殿」の向かい側に建つ「新宮殿」(Neue Residenz)
17世紀末から18世紀初頭にかけて建設された司教の宮殿で、当時の司教の権力を物語る絢爛豪華なバロック様式の建物です。新宮殿(バンベルク) 城・宮殿
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「新宮殿」の見学はパスしましたが、無料で入れる『バラ庭園』へやって来ました。
秋薔薇の時期は終わってしまったのか、咲いてるお花が少なくて寂しい印象でした。 -
「新宮殿」の『バラ庭園』
でも山の手地区は高台なので、庭園の先まで行くと旧市街を見渡せるのです。 -
「新宮殿」の『バラ庭園』からの眺望
第二次世界大戦の被害をほとんど受けなかったバンベルク旧市街には、11世紀以来の1300もの歴史的建造物が残されており、その点が評価されて1993年に世界文化遺産に登録されました。バンベルク市街 旧市街・古い町並み
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「新宮殿」の『バラ庭園』からの眺望
中世の面影を残す11~13世紀の建物や、ルネサンス期(15~16世紀)、バロックの黄金期(17~18世紀)の建造物が混在する風景です。 -
「大聖堂」の中に入ってみましょう。
大聖堂(バンベルク) 寺院・教会
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11世紀に神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世により大聖堂が創建されましたが、現在の建物は1237年(ロマネスク様式からゴシック様式へと移り変わる過渡期)に再建されたものです。
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内陣には皇帝ハインリヒ2世とクニグンデ妃の墓があり、ドイツを代表する彫刻家ティルマン・リーメンシュナイダー制作の豪華な棺が鎮座しています。
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『皇帝ハインリヒ2世とクニグンデ妃の棺』
白い石灰岩の棺は、14年かけて制作されました。 -
『皇帝ハインリヒ2世とクニグンデ妃の棺(の彫刻)』
棺の側面には、皇帝夫妻にまつわる伝説や「不貞の疑いを晴らすために熱い鉄板の上を歩くクニグンデ妃」などの場面が精巧に彫られています。 -
(一見普通の騎馬像ですが)中世ヨーロッパにおける最初の写実的な像の1つとして、美術史上重要な作品なのだそうです。(制作は1230年頃)
それ以前は宗教的で抽象的な彫刻が主でした。
とはいえ、モデルが誰なのかは諸説あり明らかではないようです。 -
(写真とは関係ありませんが)大聖堂内にはかつてバンベルクの司教を務めた第149代教皇クレメンス2世の墓があり、ドイツ国内にある唯一のローマ教皇の墓だそうです。
帰国後知ったので見損ないました。 -
中世の木組みの家とともに、このようなバロック彫刻が突然現れるのもバンベルク旧市街の魅力です。
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旧市庁舎のところまで戻って来ました。
木組みの家の部分が何度見ても可愛らしいです。
でも実は本物の木組みではなく、装飾や塗装でそのように見せているのだとか。 -
オーベレ橋から見る「旧市庁舎」
お昼頃の喧騒に比べ、少し人通りが減ったような… -
とはいえ、まだまだたくさんの観光客が(笑)
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フレスコ画に描かれた天使の足が1か所だけ彫刻で飛び出しているそうなのですが、訪問時はそのことを知らなくてチェックできませんでした。
これから行かれる方は、ぜひ確認してみてくださいね。 -
旧市庁舎の塔の下を潜り抜けると、オーベレ橋の上には立派な『キリストの磔刑像』がありました。
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前方に見えるのは(表紙の写真を撮った)上流側の橋
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レグニッツ川の遊覧船乗り場付近には、かつて船の荷下ろしに使用されていたクレーンが今も残されています。
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クレーンの後ろにあるのは「旧屠殺場 」の建物
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「旧屠殺場 」(Alte Schlachthof) の建物
ファサードの牛のレリーフがその歴史を物語っています。
現在はバンベルク大学の図書館(別館)になっているそうです。 -
「オブストマルクトの噴水」まで戻って来ました。
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グリューナー・マルクト通りに出ていた屋台も夕方になり撤収中・・・
写真のお店にはクリスマス・オーナメントが並んでいました。 -
人で埋まっていた「マキシミリアン広場」も今は地面が見える~(笑)
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かつての「近衛兵の詰め所」(Hauptwache)
(行きは人通りが絶えず、写真を撮ることすらできませんでした)
司教の命により、1774年に自身の近衛歩兵連隊の拠点として建設されました。
司教の軍事力を今に伝える建物ですが、現在はベーカリー・カフェになっています。 -
行きに渡ったルイトポルト橋が前方に見えますが、帰りは手前のケッテン橋を渡って駅へと戻りました。
たまたま祝日に当たり大賑わいのバンベルクでしたが、11世紀以来の街並みが大切に保存されており、その歴史を振り返ると世界遺産登録も当然のように思えました。 -
DB(ドイツ鉄道)アプリのスクショ
遅延時の実際の運航時刻やホームの番線や混み具合も表示され、なかなか便利でした。
午後6時半頃、ニュルンベルクに戻ってきました。
明日はドレスデンへ移動します。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
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- Emi さん 2026/04/26 02:13:53
- ビールが飲みたいです!
- sanaboさま
バンベルクも素敵な街並みですね~。
いつか行ってみたい!
以前、職場にバンベルク出身の方がいて、ビールの話をしたのは覚えているのですが、きっと燻製ビールのことだったのでしょうね。
私もそれほどお酒に強くないのですが、飲んでみたいです。
小ヴェネツィア地区の水辺の景観も美しい~。
いつかニュルンベルクとセットで行けるといいな~っと思いながら、旅行記を楽しみました。
-
- ドロミティさん 2026/04/26 01:13:58
- 世界遺産のバンベルク
- sanaboさん、こんばんは!
抜けるような青空の表紙写真とても素敵ですね。
秋の天高いヨーロッパの空、好きだわ~
Tages Ticket Plusという一日券、1人でも6人でも同じ料金ということ?
もしそうなら1人で使うのはとても損する気がしますね。
実業家のジョーゼフさんの生家、本当に麗しくて目が奪われます!
玉ねぎの肉詰め、興味津々で食べてみたいわ。
燻製ビールで味が付いているなんていかにも美味しそう!
ラオホビアを飲んでいないのにほろ酔い?とはsanaboさん可愛すぎ~(笑)
フェーダーヴァイサーを飲んでも大丈夫なのかと心配になるわ。
小ヴェネツィア地区の可愛らしい家々は、漁師さんたちの家だったから
ボートを家に引きこめるようになっているのかしら。
青空と赤い屋根が映えてとても素敵なお写真にうっとりしました。
バンベルクの旧市街はどこもお伽話から抜け出したかのような可愛らしい街
ですね。戦禍を免れて本当に良かったわ。
ドロミティ
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