海外ひとり旅。2017GW　ヴェネツィア①

2017/04/29 - 2017/04/30

今年のゴールデンウィークは、
ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマを、高速列車で巡る旅に決定。

お目当ては、もちろん世界遺産とグルメ。

それから「天使と悪魔」「インフェルノ」「ローマの休日」などの聖地巡礼！

春の北イタリアは、新緑の豊かな快適な気候でした。

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

初日。

今回の移動は、悪名高いアエロフロートロシア航空を利用して、成田～モスクワ経由でヴェネツィアへ。

アエロフロートは、だいぶ口コミで評価が低かったけど…
ん～、思いつく事と言えば…

・機内の通路でＣＡさんが機内食を落とし、そのままにしていた。
・空港のトイレで普通に喫煙している空港職員がいた。
・荷物の積み込み作業をしている作業員が、普通にスーツケースを放り投げていた。

とかか。

まぁ日本クオリティを求めてしまうと、気になることはたくさんあるけど、私は安いから全然気にならなかった。こんなもんなのかな、と。

だって日本の航空会社の半額くらいの値段でイタリア行けるんですもの！
ワクワクの方が勝ってしまいますよ！！

深夜、ヴェネツィア・マルコポーロ空港へ到着し、街まではバスで移動。

写真は翌朝撮ったサンタルチア駅。

深夜の移動は正直怖かったけど、せっかくならヴェネツィアで朝目覚めたい！という欲に負け、サンタルチア駅近くのホテルを予約。駅から歩いて３分ほど。

サンタァ～ルゥチィア～～♪
歌がリフレインしてしまう。

これも朝撮ったもの。

ホテルドロミティさんでお世話になった。

少し古めの建物だけどコスパは十分。

ただ、夜中にぷぃ～んと蚊が飛び回る音が気になった。

水辺だからか４月下旬でも、もう蚊がいた。
気になる方は、ワンプッシュボトルのベープとかあると便利かも。

コレコレ！

初めてイタリアに行った方、衝撃を受けませんでした？

奥は浴槽（浅かったけど）で、手前は何だと思いますか？トイレではありませんよ！

なんと、足を洗う場所だそうです。

この並びにあって、しかも陶器だと、何となく足を入れづらくありませんか？苦笑

イタリアのホテルには、必ずと言っていいほどあった。
日本のウォシュレットのように当たり前な存在なのだろう。
逆にイタリア人は、日本に来ると同じ事に驚くのかな。

明けて２日目。

今日は、憧れのヴェネツィアを観光。

まずはヴァポレット乗り場へ。
「ヴァポレット」は、水上バスのようなもの。バスというか船。ヴェネツィアでの移動は、これが一番早い。

主要観光地へ行くには、歩く方法もあるけど、ヴェネツィアの街は迷路のような細い路地が多いので迷いやすい。

こんなんで支払って

こんな感じの船へ乗り込む。

この時、ある日本人女性に会って少し話をした。1週間ほど滞在しているそうで、さすがに飽きたと言っていた。

こんなに素敵な街だけど、街自体は小さいからね。

船からの眺めは本当に素敵。癒される。

ヴェネツィアに来たんだなー。

ふと、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの「ツーリスト」という映画を思い出す。

途中の観光ポイントへ行く為、途中下船。

朝早いので、人気がなく静か。

聞こえるのは水の音と、波が木に当たってぎしぎしと軋む音。

ランチはこういう運河を見渡せるテラスにしよっと。

リアルト橋からの眺め。

肝心のリアルト橋撮り忘れた！

運河にかかる有名な大きな橋だ。

ここから目的地のマルクト広場までは徒歩10分くらいなので、細い路地の迷路をひたすら歩く。

朝早かったので開いてるお店は少ない。

ここはヴェネツィアンマスクのお店。
細工が細かくてエキゾチック。


せっかくなので、おみやげでひとつ購入。今は我が家の壁に観賞用として掛けてある。これをかぶって、甥っ子に会ったら泣かれた。

細い路地裏にも小さな橋がかかり、水路がある。風情があるね。

マルクト広場へ到着。

路地には方向を知らせる矢印があったので（他の観光客についていったので）、幸い迷わず来れた。

サン・マルコ寺院。

大鐘楼。よーし、登るぞ！


オープン前だったけど、すでに行列が出来ていた。
ここで日本人の若い男の子と会ったので少し話をした。

彼は、一眼レフのカメラで色々な風景を撮って旅をしているのだそうだ。
もちろんひとり旅。

ヴェネツィアでは、ひとり旅の人に会う事が多かった。

すごい眺め！

空は快晴で気持ちいい。

ちなみに昨日までは、ずっと雨でどんよりだったそう。
晴女パワー全開だぜ！

下に降りてテラスで休憩。

この陽気と、眺めと、ビールと。
幸せってこんな所にあったんだな。ずっといられる。

ヴェネツィア名物、ゴンドラに乗り込みます！
チケットは日本で予約しておいたもの。

結構揺れる。

ため息橋。

その昔、囚人が牢獄に投獄される前に、この橋から見える最後のヴェネツィアの景色にため息をついたからだとか。

ゴンドラは、細い水路にもグイグイ入っていく。

ゴンドリエーレのおじさんも急に歌い始める。

陽気なイタリアメン。

こんな橋も…

するりと通る。

渋滞も起きる。

こんな細い水路も！どのくらい深いんだろう？
洗濯物とか落としたら終わりだな。

ゴンドラを満喫したあとは、運河沿いのレストランで、名物のイカ墨パスタを注文。

う～ん、美味しい。海の味。


余談だけど、このレストランで帰り際にトイレを借りて出てきたら、ウェイターさんがハンカチを持って待っていて、手の甲にキスされた。

昔の貴族の挨拶じゃあるまいし笑
トイレ後ってのも何となく気まずいよ。

どうなってるの、イタリアメン…

夕刻。

ヴェネツィアに別れを告げて、高速列車で一路フィレンツェへ。

明日からはフィレンツェ観光。

ご当地コレクション。ヴェネツィア。