2025/12/23 - 2026/01/07
63位(同エリア69件中)
kankonokiさん
- kankonokiさんTOP
- 旅行記113冊
- クチコミ65件
- Q&A回答19件
- 150,236アクセス
- フォロワー4人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
ピラミッドやアブシンベル神殿を一度は観てみたい。しかしハプシェスト女王葬祭殿で起こった非イスラム教徒への残酷なテロはその想いを封印し続けていた。最近二人の知り合いがエジプトへ行ったことで徐々に気持ちが緩和され遂にこの年末年始にその封印が解かれた。ギザ、アスワン、アブシンベル、ルクソールとゆっくり廻ると10日はかかる。出来ればナイル川クルーズもしたかったが観光シーズンは料金が高くて諦めました。その4はギザから南方のサッカラとメンフィスへ。初日タクシーで気ままに行こうとしたが、ギザの悪徳運転手達に阻まれ行けなかったので今回は格安ツアーで行くことにしました。タクシー料金よりも安い格安ツアーの使い勝手は如何に?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 上海航空 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
時差7時間なので夜中の2時が日本の夜8時。と言ってもずっと開いてる様に見えたギザのレストランもこの時間は清掃などでやってないところが多い様だった。営業してたお店に入って、言われるままに待ってたらこんな感じのものが出て来た。
-
サラダはトマトとキュウリが定番。それに酢漬けの大根みたいのと生の唐辛子が配られた。2人前で340円程度
-
エジプトのコーヒーのレベルは高い。ただ粉のコーヒーが沈殿したものの上澄み液を頂く形です。
-
今朝のギザの大ピラミッド
-
2日前に乗った中国東方航空便がギザのピラミッドの上空を旋回していきます。
-
朝9時半出発のツアーの車がホテルまで迎えに来てマリオテーヤ運河沿いの道を南へ向かいました。
-
サッカラの領域に入るには一台一台セキュリティチェックがあります。その間人間は降りてチケット売り場へ行くのがいいでしょう
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
遠く台地の上にジェセル王の階段ピラミッドらしきものが見えてます
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
とりあえず買えるチケットは全て買っちゃうつもりで1000ポンドのインクルージブチケットを購入します。運転手はエジプト人と日本人の入場券チケットを買えって言ってますが、ツアーがサッカラの全てを回るツアーだったので全て買っておきます。ジェゼル王のピラミッドと南の墓地はインクルージブとは別料金だった様ですが、入り口のqrコードで買う事ができます。
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
実は申し込んだのは私達だけのプライベートツアーでした。
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
ジェセル王のピラミッド(階段ピラミッド)コンプレックスの入り口付近にあるファサード(正面壁)
この印象的な凹凸のある壁は、パネル装飾(ニコ・ド・ファサード)と呼ばれるスタイルです。当時の最先端技術であった石灰岩が使われています。デザインはかつての王宮の壁を模したと言われており、垂直の柱のような彫り込みが非常に近代的で美しいのが特徴です。
建築家イムホテプ
この広大な葬祭殿を設計したのは、伝説的な建築家イムホテプです。彼は人類史上初めて「石」を使ってこれほど大規模な建築物を建てた人物と言われており、後に神格化されるほどの天才でした。ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
ジェセル王のピラミッドコンプレックスの看板
サッカラはギザのピラミッドよりも歴史が古く、エジプト建築が「泥レンガ」から「石」へと進化した歴史的な転換点を見ることができる貴重な場所です。ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
ファサードの壁の奥へ進むと、有名な列柱廊」(40本の巨大な石柱が並ぶ通路)があり、そこを抜けると広大な中庭と階段ピラミッドが姿を現します。
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
初めての本格ピラミッドを完成させたジェセル王のピラミッド
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
階段ピラミッドの説明
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
背後にある神殿
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
ジェセル王の像が小さな祠に大事に祀られています
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
遠くに見えるのはテティ王のピラミッド
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
突然巧みな話術で勝手にターバンを巻いてラクダに乗せるラクダ飼いに10分程ラクダを乗せられました。値切って値切って2人で12ドルにして貰う。ギザの公定価格が1時間20ドルだから、そんなもんでしょう。値切りたかったら乗る前に値段交渉してください。とても楽しかったのでラクダ乗りと記念撮影会は一度はお薦めします。
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
こちらが南の入り口
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
インクルージブチケットに含まれてないらしく入り口のqrコードを読んで280EGPを追加してネット決済して入ります。
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
古王国時代の遺構がまだ崩れていないのがすごい
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
深いシャフトの底にある玄室 下まではいけません。この層には張り巡らされた迷宮の様な緑青色のタイルで飾られた通路があり、その一部が併設のイムホテプ博物館やカイロの考古学博物館に展示されています。
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
イムホテプ博物館のジェセル王の階段ピラミッドの地下通路を再現した展示
この青いタイルはファイアンスと呼ばれ、約4,500年以上前の古王国時代(第3王朝)に作られたものです。当時のエジプト人が、地下の世界を再生や生命の象徴である「青緑色」で彩ろうとした情熱が伝わってきます。
これらのタイルは、ジェセル王のピラミッドの地下深くにある、王の魂が住むための部屋を飾っていたものです。これほど大規模なタイル装飾は、この時代では極めて珍しいものです。タイルのデザインは、当時住居に使われていた「葦(あし)で編んだマット」を模していると言われています。死後の世界でも現世と同じように快適に過ごせるよう、宮殿の壁を再現したと考えられています。鮮やかなエジプシャン・ブルーは、数千年前のものとは思えないほどの鮮やかな発色であり、石英、石灰、ソーダ、そして銅を混ぜて焼成する高度な化学技術によるものです。 -
帰りに柱に浮き彫があることに気づく
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
南方の遺構の方へ行き来ます
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
ウマス王のピラミッドや貴族のマスタバが点在しています
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
東方にもマスタバが広がる
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
南の墓地の説明
1928年にイギリスの考古学者セシル・マラビー・ファースによって発見されました。地上の長方形の建物と、地下深さ約30mにある埋葬室で構成されています。地下の埋葬室には、16個のピンク色の花崗岩のブロックで作られた巨大な棺があります。内部の通路には、ジョセル王が「ヘブ・セド(王の治世を更新する祭典)」に参加している様子を描いた美しいレリーフや、鮮やかな青色のタイル(ファイアンス)で飾られた壁があります。この墓の目的については、考古学者の間でもいくつかの説があります。
1. 王妃の墓説: 王の妻のために作られたという説。
2. 内臓の保管場所説: 王のミイラとは別に、肺・胃・腸・肝臓などの内臓を納めるための場所だったという説。
3. 象徴的な墓説: 物理的な遺体を納めるのではなく、王の「カ(魂)」のための象徴的な埋葬場所(アビドスにある王墓の代わり)だったという説。ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
南の墓地の入り口。世界で最も古いと言われる現存する石の建築物、この地下にも美しい青いタイルで飾られた迷路の様な廊下がある。階段に門の番人が2名座ってますからチケット見せれば入れた様です。この時この墓の重要性を知らずに追加の300EGPもインクルージブに含まれていなかったので素通りしてしまいました。地球の歩き方になにも書かれていなかった(涙)。ぼったくりが酷すぎるエジプトには2度と行きたくないがちょいと後悔です。因みにイムホテプ博物館で間近で青いタイルの壁の展示を見る事ができました。またカイロの考古学博物館にもこの地下通路の雰囲気がわかるジョゼル王の坐像と緑青色のタイルで飾られた壁面が展示されています。
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
南に広がる遺跡群、サッカラはとてもたくさんの遺構が残っている
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
イドゥト (Idut): 第6王朝の初代国王テティの娘(王女)と考えられています。もともとは別の男性(官吏)のために作られた墓を、彼女が引き継いだと言われています。
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
イドゥト、ウナス・アンク、イネフェルトの墓の案内板
このエリアは、有名なウナス王のピラミッドのすぐ近くに位置しており、古王国時代(第5王朝末期~第6王朝初期)の高官たちの日常生活や信仰を知る上で非常に重要な場所です。
1. 墓の主たち
• イドゥト (Idut): 第6王朝の初代国王テティの娘(王女)と考えられています。もともとは別の男性(官吏)のために作られた墓を、彼女が引き継いだと言われています。
• ウナス・アンク (Unas-Ankh): 第5王朝最後の王、ウナスの息子と考えられている人物です。
• イネフェルト (Inefert): ウナス王時代の王子、首席判事兼大臣ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
イドゥトの墓のレリーフ: 狩り、釣り、収穫、税の支払いなど、当時の日常風景が非常に美しく描かれています。特に、カバの出産シーンという珍しい描写があることで知られています。
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
とてもさまざまなシーンが生き生きと描写されています
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
偽扉
偽扉はこの墓の最も神聖な場所で古代エジプト人は、亡くなった人の魂(カ)がこの「扉」を通って、あの世とこの世を行き来すると信じていました。この偽扉には、当時高価だった赤色花崗岩(ピンクグラナイト)に似せるための赤い塗装の跡がはっきりと残っています。扉の周りにはイドゥト(第5王朝ウナス王の娘とされる)の名前や称号が刻まれており、彼女が供物を受け取るための呪文も記されています。中央の上部には、供物テーブルの前に座るイドゥト自身の姿が彫られています。 -
ウナス王のピラミッド
ウナス王のピラミッドは外観は崩れた丘のように見えます。しかし、内部に入ると保存状態の良い見事なヒエログリフが壁一面を埋め尽くしており、そのギャップに圧倒されます。 -
ウナス王のピラミッド
ウナス王は古王国時代・第5王朝の最後のファラオ(紀元前2350年頃)です。彼のピラミッドの最大の特徴は、埋葬室の壁面に「ピラミッド・テキスト」と呼ばれる宗教的な呪文が刻まれていることです。これはエジプト史上、ピラミッド内部に文字が刻まれた最初の例であり、王が死後に復活し、太陽神ラーのもとへ旅立つのを助けるためのガイドの役割を果たしています。ウナス王のピラミッド 建造物
-
入り口からやや急な階段を下っていきます
ウナス王のピラミッド 建造物
-
途中の高さ1m程の通路は大人は苦戦する中、子供は余裕の歩みが可能です
ウナス王のピラミッド 建造物
-
ウナス王のピラミッドの玄室
壁一面に刻まれている細かいヒエログリフは王が死後に復活し、神々の世界へ旅立つための呪文や祈りを記したものでピラミッド・テキストと呼ばれます。ウナス王のピラミッドで初めて登場した世界最古のピラミッド・テキストです。天井に描かれている星の模様は、王が死後に北極星(不滅の星)の仲間入りをすることを象徴しています。何千年も前の色が一部残っているのは驚きですよね。
黒い玄武岩の大きな石棺はウナス王の遺体が納められていたものです。壁の白い石灰岩とのコントラストが荘厳な雰囲気を醸し出しています。ウナス王のピラミッド 建造物
-
古王国時代・第5王朝の最後を飾るウナス王(紀元前24世紀頃)が、ピラミッドの壁面に初めて葬送儀礼の呪文を刻ませ、これが世界最古の宗教文書とされています。それ以前のピラミッド内部は無装飾でした。この美しいヒエログリフは当時は青い顔料で彩色されていました。これらは王が死後に復活し、神々の世界へ昇るための「呪文」や「祈り」でした。天井には無数の星が描かれており、埋葬室全体が夜空、あるいは宇宙を象徴しています。これら約283の「発話(Utterances)」には、王の復活を助けるための魔法や、死後の世界での危険から身を守るための言葉が含まれています。有名なものには、王が神々の力を取り込むために彼らを食らうという衝撃的な内容のカニバル・ヒム(食人賛歌)などもあります。この伝統は後の王朝にも引き継がれ、中王国時代の「コフィン・テキスト(棺柩文)」、新王国時代の「死者の書」へと発展していきました。
-
ウナス王(Unas)のピラミッド・テキスト
縦の列の中に、楕円形の枠で囲まれた文字が見えます。これが王の名前(ウナス)を示すカルトゥーシュです。ここに書かれているのは、亡くなった王が空へ昇り、神々と列し、永遠の命を得るための呪文や祈りです。有名な「食人賛歌」などもこのピラミッドから見つかっています。ウナス王のピラミッド 建造物
-
天井に描かれている星の模様は、王が死後に北極星(不滅の星)の仲間入りをすることを象徴しています。本来、これらの彫刻には貴重な「エジプト青」という顔料が塗り込まれていました。
-
メフの墓(The Tomb of Mehu)の案内板
メフは古代エジプト第6王朝時代、ペピ1世の治世に活躍した有力な「宰相(ヴィジール)」でした。ここはメフだけでなく、息子のメリレアンクや孫のヘテプカもここに埋葬されている家族墓です。ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
メフの墓 全景
-
メフの墓の入り口
入口部分は、日干し煉瓦と石灰岩を組み合わせたマスタバ(ベンチ型の墓)の典型的な構造を見せています。入口が狭いのは、内部の装飾を保護し、神聖な空間を区切るためです。ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
この狭い通路の両脇には、複数の段(レジスター)に分かれたレリーフが見えますね。牛を連れた人々や、農耕・家畜に関するシーンが見て取れます。
-
赤茶色の顔料で塗られたメフ自身の姿が描かれています。杖を持ち、典型的なエジプト様式のキルト(シェンディト)を身にまとっています。数千年前のものとは思えないほど、肌の色や服の白さが鮮明に残っています。頭部の上に刻まれているヒエログリフは、彼の名前や称号(「宰相」「王の友人」など)を記している。
-
この墓は2018年に初めて一般公開され、その保存状態の良さと色彩豊かなレリーフで知られています。約4000年以上前のものとは思えないほど、壁画の色彩が鮮明に残っています。収穫や魚釣り、狩猟といった当時の日常生活、さらには音楽家や踊り子の様子などが詳細に描かれています。
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
今にも動きそう。というか前日大エジプト博物館で壁画が高精細画像で動いてたんで残像現象が見えてしまう
ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
貢物を運ぶ人が大勢。これで来世も困らないらしい
-
これも大エジプト博物館で動く壁画で見たヘキサゴナルネットで水鳥を捕らえる様子
-
どっさりの食べ物とその内容をヒエログリフによる記述
-
次は入場券に記載されてたジョゼル王のピラミッドエリアともう一つのイムホテップ博物館へ車で移動しました。
イムホテプ博物館の特徴
サッカラの遺跡群の入り口に位置するこの博物館は、史上初のピラミッドとされる「ジョセル王の階段ピラミッド」を設計した天才建築家イムホテプに敬意を表して設立されました。サッカラ周辺の発掘調査で発見された貴重な遺物が、時代(王朝)ごとに整理されて展示されています。
• 主な見どころ:
• 世界最古の石造建築の断片: 階段ピラミッドの内部や周囲から見つかった、美しい青いタイルの壁面や石柱などが展示されています。
• ウナス王の埋葬品: 内部にピラミッド・テキストが記されたことで知られるウナス王のピラミッドから見つかった遺物。
• イムホテプ像: 建築家、医師、そして後に神格化されたイムホテプ自身の小さなブロンズ像。イムホテプ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
博物館のメインホール
サッカラの階段ピラミッド複合体から発掘された貴重な遺物が展示されています。
博物館の目玉は、写真奥にある階段ピラミッドの地下で見つかった、青いタイルで装飾された壁面や、ジョセル王の台座(イムホテプの名が刻まれているもの)などです。
古代建築で偉才を放つイムホテプがどのようにして石造建築の技術を確立したかを示す建築部材や、初期のピラミッド建設に使われた道具なども見ることができます。
周辺の貴族の墓から出土した、当時の生活や儀式の様子を描いた精巧なレリーフも多数展示されています。イムホテプ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ジェセル王の階段ピラミッドの地下通路を再現した展示
この青いタイルはファイアンスと呼ばれ、約4,500年以上前の古王国時代(第3王朝)に作られたものです。当時のエジプト人が、地下の世界を再生や生命の象徴である「青緑色」で彩ろうとした情熱が伝わってきます。
これらのタイルは、ジェセル王のピラミッドの地下深くにある、王の魂が住むための部屋を飾っていたものです。これほど大規模なタイル装飾は、この時代では極めて珍しいものです。タイルのデザインは、当時住居に使われていた「葦(あし)で編んだマット」を模していると言われています。死後の世界でも現世と同じように快適に過ごせるよう、宮殿の壁を再現したと考えられています。鮮やかなエジプシャン・ブルーは、数千年前のものとは思えないほどの鮮やかな発色であり、石英、石灰、ソーダ、そして銅を混ぜて焼成する高度な化学技術によるものです。イムホテプ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
司祭セヌの葬祭用マスク
このマスクは古代エジプトの司祭セヌのために作られたものです。葬祭用マスクの主な役割は、ミイラの頭部を保護し、死者の魂(バー)が自分の体を見つけて戻ってこられるようにすることでした。青や緑を基調とした色彩が美しく残っています。頭部の装飾や胸元の大きなネックレス(ウェセク襟)のデザインは、当時の高度な工芸技術を示しています。イムホテプ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
イムホテプ(Imhotep)という名の男性のために作られた木製の棺
有名なピラミッド設計者のイムホテプとは同名の別人ですが、この時代に非常に人気のあった名前です。形状は人型棺(アンソロポイド)と呼ばれ、ミイラの形を模しています。素材は高品質なレバノン杉(Cedrus libani)が使用されています。当時、エジプトには大きな木材が少なかったため、レバノンから輸入された杉は非常に高価で、社会的地位の高い人物であったことを示しています。顔の部分は丁寧に彫刻されており、目は象嵌(別の素材をはめ込む技法)で表現されています。体の中央部分には、死後の世界の神々への祈りや、持ち主の系譜を記したヒエログリフが刻まれています。イムホテプ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
運転手に今度はセラぺウムへ行ってもらいます。チケット要るよって言われたんで、インクルージブ買ってますんでと伝えて行ってもらいました。
セラピウム(The Serapeum)
ここは、古代エジプトにおいて聖なる牡牛「アピス」が埋葬された巨大な地下墓地(カタコンベ)として知られています。
1. セラピウムとは?
• 聖なる牡牛アピスの墓: メンフィスで崇拝されていたアピス牛(創造神プタハの化身とされる)が死ぬと、ここでミイラにされ、巨大な石棺に納められました。アピス牛は死後、冥界の神オシリスと合体して「オシリス・アピス」となりました。これがギリシャ語で「セラピス」となり、その聖域が「セラピウム」と呼ばれるようになりました。
建設時期: 紀元前1550年~30年頃。第18王朝のアメンホテプ3世の時代に始まり、プトレマイオス朝まで拡張が続けられました。マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
ここは必見ですね。巨大な牛のお墓という理解し難い施設です。
マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
地下に広大な通路と左右に巨大な石棺が無数に配置されています
マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
最初なぜこんなに王墓の様な立派な石棺が大量にあるのか不思議でした
マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
歩き回ってわかります。ここは労力がすごい
マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
歩くのも疲れる広大な遺跡です。行かれる観光客がサッカラの中でも少ないのが不思議でした。
マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
また車に乗ってメレルカの墓とテティ王のピラミッドへ移動してもらいます。サッカラはツアーかタクシーチャーターじゃないと無理っぽいです。
マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
メレルカの墓(The Tomb of Mereruka)」の案内板
メレルカは、エジプト古王国時代・第6王朝のテティ王に仕えた強力な宰相(ヴィジエ)でした。このお墓はサッカラにある貴族の墓(マスタバ墓)の中でも最大級かつ最も保存状態が良いものの一つとして知られています。30以上の部屋があり、メレルカ本人だけでなく、妻のセシュセシェト(王女)や息子のメリテティのための部屋も含まれる巨大な規模になっています。壁面には、当時の日常生活(農業、狩猟、釣り、ジュエリー製作など)が非常に精巧に描かれています。
1893年にジャック・ド・モルガンによって発見されました。地下約20メートルの深さに埋葬室があり、巨大な石灰岩の石棺の中にミイラが安置されていました。マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
繊細な線で描かれたレリーフ
• パピルスの茂み: 垂直に並んだ線は、ナイル川沿いに生い茂るパピルスを表しています。その上部には、巣を守る鳥や飛び交う鳥たちが繊細に描かれています。
画面下部には、ナイル川の水中に生息するカバや様々な種類の魚が描かれています。よく見ると、カバがワニと戦っていたり、出産したりしている場面が非常にリアルに表現されています。メレルカやその部下たちが、パピルスの舟に乗って網を投げたり、モリで魚やカバを狩ったりする様子が描かれており、当時の食料確保の方法を知る貴重な史料です。右側には、この場面の説明やメレルカの名前・称号を記した聖刻文字(ヒエログリフ)が残っています。マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
エジプト来るまでマスタバって知りませんでしたが、ファンになりそうです。
マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
歩み出る彫像
中央の彫像はメレルカ本人を表しています。彼が偽扉(ぎひ)と呼ばれる、現世と冥界を繋ぐ境界線から一歩踏み出し、こちらの世界に現れる瞬間を表現しています。
エジプトの彫像で左足を前に出しているのは「生命」や「進歩」を象徴しています。彼は死してなお、供物を受け取るために生者の世界へ歩み寄っているのです。像の足元にある石の台は、家族や神官が食べ物や飲み物などの供物を置くための供物台です。彼の霊(カ)がこの像に宿り、供物のエネルギーを摂取すると信じられていました。
像の両脇には、杖を持ったメレルカの姿が描かれています。これらは彼の権威(宰相という高い地位)を強調しており、周囲のヒエログリフには彼の多くの肩書きや名前が刻まれています。
この彫像と壁画には、古代エジプトの死生観に関する非常に重要な意味が込められています。マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
メレルカの妻であるワテトケトホル(セスシェシェト)のレリーフ
彼女は第6王朝のテティ王の娘でもありました。彼女が鼻先に持っているのは青い蓮の花です。古代エジプトにおいて、蓮は日の出とともに花開き、夜に閉じることから「再生と復活」の強力なシンボルとされていました。花を嗅ぐ行為は、香りを介して生命力を取り込む、あるいは死後の再生を願う儀式的な意味が込められています。体のラインに沿ったタイトなドレス、何重にも重なる美しいカラー(首飾り)、そして当時の貴婦人の特徴である長いカツラが非常に精緻な浮き彫りで洗練された装いとして表現されています。右側には彼女の美徳や称号を称えるヒエログリフが刻まれており、彼女がいかに高貴な身分であったかを今に伝えています。マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
テティ王のピラミッド
テティ王のピラミッド 建造物
-
入り口
テティ王のピラミッド 建造物
-
急な階段を下って
テティ王のピラミッド 建造物
-
ここもピラミッドテキストがいっぱい
テティ王のピラミッド 建造物
-
ただ玄室は石棺と天井の星だけです
テティ王のピラミッド 建造物
-
通路も装飾なし
テティ王のピラミッド 建造物
-
カゲムニの墓(Tomb of Kagemni)
サッカラの遺跡群の中でも、特に保存状態が良いレリーフ(浮き彫り)が見られることで有名なマスタバ墓です。カゲムニは、エジプト第6王朝の最初(紀元前2300年頃)のファラオであるテティ王に仕えた宰相でした。また、テティ王の娘婿でもあったため、非常に力を持っていました。
内部は多くの部屋に分かれています。一番奥の供物室には、カゲムニが神々から供物を受け取るための「偽扉(ぎひ)」が設置されています。
テティ王のピラミッドのすぐ北側に位置してます。マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
入り口の両脇には、杖と職杖を持ったカゲムニ自身の姿が大きく彫られています。
マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
魚を運ぶ人々: 写真の右側では、天秤棒のような棒に大きな魚を吊るして運んでいる様子が見て取れます。魚の鱗やヒレまで細かく刻まれているのが分かります。
• 水辺の風景: 上部には水辺の生き物(カバやワニ、魚など)が描かれており、ナイル川の豊かな生態系を表現しています。
• 躍動感: 人々の筋肉の動きや、重いものを運ぶ際の姿勢などが非常にリアルに表現されており、当時の高い芸術技術が伺えます。マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
カゲムニの墓の中でも非常に珍しく、かつ有名なボート・ピット(舟の穴)
地面に深く掘られた2つの細長い溝があります。これらは古代エジプトの葬送儀礼で使われる「太陽の舟」を象徴している、あるいは実際に木製の舟が納められていた場所と考えられています。 -
供物室(Offering Room)へと続く通路
天窓(採光)が天井に見える四角い開口部は、内部に光を取り入れるための工夫です。4000年以上前の建造物でありながら、空間の使い方が非常に近代的です。通路の奥に見えるのは「偽扉」と呼ばれるもので、死者の魂(カ)が現世と来世を行き来するための象徴的な出入り口です。マスタバ墳とセラペウム 建造物
-
メンフィス博物館といっても、屋内はほぼラムセス2世の巨大な像を一体展示しているだけで、あとは廃墟の様な野外展示のみです。
メンフィス博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
この大きなラムセス2世が目的でここまで来ました。サッカラのジョゼル王のピラミッドから車で20分くらいです。歩けないんで車がない人はトゥクトゥクを探すしかないでしょう。
メンフィス博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ここは実は古王国最初の都だったのですが、現状は殆ど土の下に埋まってるんで、掘ればとんでもない遺跡になるんでしょう。ここのラムセス2世も泥に埋まってたのを救出したものです
メンフィス博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ラムセス2世の巨像の周りはミト・ラヒナ野外博物館(Memphis Open Air Museum)となっていて、
このように多くの遺物が展示されているが、説明が殆どない。メンフィス(ミト・ラヒナ)は、紀元前3000年頃にナルメル王によって築かれた古代エジプト最初の首都です。当時は創造神プタハの巨大な神殿がここにありましたが、現在はその多くが土の下に埋もれており、この博物館はその一部を展示しています。メンフィス博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ラムセス2世の立像
頭には上エジプトの象徴である「白色王冠(ヘジェト)」を戴いています。赤色花崗岩(グラナイト)で作られており、非常に保存状態が良いのが特徴です。多くの古代エジプトの立像と同様に、この像も左足が前に出ています。これは、心臓がある左側から一歩を踏み出すことで「生命力」や「進取の精神」を象徴しているという説があります。メンフィス博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
スフィンクス
アラバスター(方解石)製のスフィンクス:で、ギザのものに次いで2番目に大きいと言われ、非常に保存状態が良い美しい像です。メンフィス博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ラムセス2世
新王国時代・第19王朝の偉大なファラオの若々しい姿が刻まれています。エジプト南部のアスワンで採掘された赤(ピンク)花崗岩が使われています。像の脚の間や背柱には、王の家族や神々、そして王の名を示すカルトゥーシュ(象形文字を囲む枠)が刻まれています。メンフィス博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
メンフィスの三神(Memphis Triad)の像
この地で最も崇拝されていた神々の家族を描いたものです。中央がプタハ神 (Ptah)でメンフィスの主神であり、万物の創造主、また工芸や建築の神とされています。通常、ミイラのように体にぴったりとした衣をまとい、独特の冠を被った姿で描かれます。左側はセクメト女神 (Sekhmet)でプタハの妻で、ライオンの頭を持つ破壊と慈愛の女神です。強力な力を持ち、疫病を追い払う守護神としても信仰されました。右側がネフェルトゥム神 (Nefertem)でプタハとセクメトの息子で、睡蓮(ロータス)を象徴とする香料の神、または美の神です。メンフィスは古王国時代にエジプトの首都として栄えた場所で、この三神はその宗教的中心となっていました。この石像のように三位一体(Triad)として神々を表現するのは古代エジプトでよく見られる形式です。メンフィス博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
想像以上にてんこ盛りでお腹いっぱいのサッカラのツアーでした。夕方の飛行機でアスワンへと向かうためギザのホテルへと向かいます。
ギザのピラミッド 建造物
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
サッカーラ(エジプト) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 初エジプト16日間
0
91