2026/09/05 - 2026/09/20
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2026年9月、ウズベキスタンを鉄道で巡りました。
ウズベキスタン行きを決めたのは2026年3月。
旅程を考え始めたのは4月頃。
今回の旅の目的の一つが、ウズベキスタンの夜行寝台列車に乗ることでした。
調べてみると、タシケント~ヒヴァ間が一晩を列車で過ごすのにちょうどよさそうな乗車時間。
タシケント→ヒヴァとヒヴァ→タシケントの両方を調べ、発着時刻や運行曜日を確認した結果、ヒヴァ→タシケントへ戻る方向で乗ることにしました。
それから往路のサマルカンド、ブハラ、ヒヴァをどう回るか、大まかな旅程を組みました。
そして次に、ウズベキスタン鉄道の予約方法。
4月中旬には公式アプリをダウンロードして、まだ実際に購入する時期ではありませんが、試しに列車を検索したり、予約画面がどのように進むのか確認したりしていました。
今回実際に乗ったのは、
・タシケント→サマルカンド 高速列車「アフロシヨブ(Afrosiyob)号」
・サマルカンド→ブハラ「シャルク(Sharq)号」
・ブハラ→ヒヴァ 2026年に運行を始めた新型高速列車
・ヒヴァ→タシケント 夜行寝台列車
結果的に、すべて違うタイプの列車に乗ることになりました。
予約開始日が結局よくわからなかった列車(夜行列車)、乗り遅れて現地の窓口で買い直した列車、発売がなかなか始まらず別の列車を保険として予約しておいたケース、そしてキャンセル後の返金待ちまで。
予約の準備から実際の乗車まで、今回経験したウズベキスタン鉄道のあれこれをまとめてみます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4月17日に、ヒヴァ→タシケントを検索してみた時の画面です。
この時に検索したのは6月11日の列車。
約2か月先ですが、夜行列車056Жが表示され、寝台の種類ごとの空席数や料金まで確認することができました。
寝台は大きく分けて3種類。
「Sleeper」は開放型の寝台車
「Coupe」は4人用の個室寝台
「SV」は2人用の個室寝台
値段はそれぞれ
「Sleeper」245,140スム(約3,300円)
「Coupe」 348,550スム(約4,600円)
「SV」 640,390スム(約8,500円)
※日本円はおおよその目安です。
かなり安いですね!
できれば2人だけで使えるSVを取りたいと思っていましたが、SVはそもそも席数が少なく、なかなか空きが出ません。
この画面でもSleeperが320席、Coupeが73席残っているのに、SVはわずか1席。
たぶんこのスクリーンショットを残していたのも、「SVが出ている!」と思ったからだったと思います。
実際に私たちが乗るのは9月なので、この時はまだ購入せず(出来ず)、
この頃から、時々アプリを開いては「どのくらい先の列車まで予約できるのだろう?」と確認していました。
ところが、この「いつから買えるのか」が、後になって意外と悩ましい問題になります。 -
5月16日に、2日後の5月18日、タシケント→サマルカンドを検索してみた画面です。
薄く表示されているのは、すでに空席がなくなっている列車。
朝のアフロシヨブ号は3本あります(実際にはもっと早い発車時刻も1本あってそれも満席)が、3本とも「No places!」で、2日前にはすべて満席になっていました。
アプリでは、その時点で空席があり購入できる列車は、文字や時刻がはっきり濃く表示されています。
一方、すでに空席がなくなった列車は薄い表示になり、「No places!」と出ています。 -
Sharq(シャルク)号などは2日前でもまだ購入可能。
アフロシヨブにこだわらなければ、直前でも選択肢は残っていそうです。
また、この日の列車を一通り見てみると、朝と夜に集中していて、日中にちょうどよい時間の列車はありません。
「アフロシヨブに乗るなら、早めに予約した方がよさそう」
何度かアプリを検索しているうちに、そんなことも分かってきました。
では、いったいいつから予約できるのでしょう?
何度かアプリで先の日付を検索しているうちに、アフロシヨブ号は(シャルク号も)どうやら乗車日の約60日前から予約できるようになることが分かってきました。
さらに毎日確認していると、予約できる日が1日ずつ先へ延びていき、発売されるのはだいたいウズベキスタン時間の午前10時頃、日本時間では午後2時頃のようです。
そこで、私たちが乗る9月6日のタシケント→サマルカンドも、約60日前になるのを待って予約することにしました。
それでは、ここから
【予約編】アプリでの事前予約から、現地での切符購入まで。後でキャンセルした分などを含めて紹介します。
7月9日。
日本時間の午後2時を過ぎたところでアプリを確認。
本当は8時30分発のアフロシヨブ号を予約するつもりだったのですが、すでに満席!
そこで、まだ空席のあった8時発の列車を予約することにしました。
発売されるタイミングを狙っていても、希望する列車がすでに満席ということもあるようです。 -
エポスカードで決済もスムーズに通り、
14時10分には無事に購入できました。
予約したのは8:00発、10:25サマルカンド着のアフロシヨブ号。
2人分で622,000スム(約8,400円)でした。
予約を進めていくと座席指定の画面があり、列車の進行方向も表示されていました。
進行方向を向いて座れる席を選びました。
実際乗車したら、ちゃんと進行方向に向かって座れる席でした。これ私には重要なんです。
ただ窓の位置までは把握出来ないのでそこは運です。
購入後はアプリの「Orders」に予約内容が表示され、「Download」から乗車券をダウンロードできます。
念のためダウンロードした乗車券をプリントアウトして日本から持って行きましたが、実際にはスマホに保存した乗車券の画面を提示するだけでも大丈夫でした。
※スクリーンショットの予約番号は加工してあります。 -
続いて、サマルカンド→ブハラ。
こちらは7月15日に予約しました。
サマルカンドからブハラへ向かう列車も午前中に集中しています。
当初は12時発のSharq(シャルク)号も候補にしていましたが、アフロシヨブ号なら所要時間は1時間半ほど。
サマルカンド最後の朝をあまり慌ただしくしたくなかったので、アフロシヨブ号の中では一番遅い10時59分発を選びました。
こちらは特に苦労することもなく、スムーズに予約完了。
ブハラには12時36分到着予定です。 -
ここからは、ヒヴァ→タシケントの夜行寝台列車の予約について。
アフロシヨブ号と同じ約60日前なら7月20日頃から予約できるはず、と思っていました。
ところが7月19日にアプリを確認してみると、なんだかもう予約できるようになっています!
慌てて予約することにしました。
できれば2人用個室のSVを取りたかったのですが、SVは選べず、4人用個室のCoupeを予約。
Coupeは上下2段の寝台で、予約画面では「Top only(上段のみ)」「Bottom only(下段のみ)」と絞り込んで空いている寝台を探すこともできます。
このボタンを押さないと2人分の場合、上下で選択するように誘導されたような記憶がありますが、はっきり覚えていません。
最初は上下1席ずつで予約しました。
ところが予約した後になって、上段は冷房が直接当たるかもしれないことなどが気になり、やはり下段2席に変更することに。
ここでもう一つ分かったことがありました。
同じ日の同じ列車に、同一人物の予約を重ねて入れることはできないようです。
先に下段2席を取り直してから元の予約をキャンセルしようとしましたが、新しい予約を入れることができません。
そこで、いったん最初の予約をキャンセル。
その直後にもう一度予約を試すと、今度はすぐに予約でき、下段2席を取り直すことができました。
上の写真はCoupeの座席選択画面。
この時は「Top only」を選んでいるので、予約可能な上段だけが青く表示されています。
下段も同じように「Bottom only」で表示して選ぶことができました。
そして
最後まで予約時期が読めなかったのが、ブハラ→ヒヴァ。
2026年5月に運行を始めた新しい高速列車に乗りたかったのですが、アフロシヨブ号のように約60日前になっても予約できません。
本当に乗車予定の9月15日の列車が発売されるのか、いつ発売されるのかも分からず、このまま待ち続けるのはちょっと不安。
こちらは鉄道以外だとタクシーなどで相当時間がかかるので、鉄道移動は絶対条件でした。 -
そこで8月8日、保険として従来の早朝発の寝台列車を先に予約しておきました。
これはアプリのOrders画面からダウンロードをタップして表示されるEチケットです。
ブハラ6:48発、ヒヴァ13:26着。
Coupeで2人421,320スム(約5,700円)。
これでとりあえずヒヴァまでの移動手段は確保。
あとは新しい高速列車が発売されるのを待ちます。
8月下旬になると、9月分のブハラ→ヒヴァの高速列車も少しずつ予約できるようになってきました。
ただし、アフロシヨブ号のように毎日1日ずつ発売日が延びていく感じではありません。
8月末には9月14日までの列車がまとまって予約できるようになっていて、その先はまだ予約できない……という状態。
一定期間分が不定期に追加されているように見えました。
そして旅行が始まってからもほぼ毎日チェック。
9月7日の夜、サマルカンドの宿で確認すると、ついに翌週9月15日の列車が予約可能に!
すぐに予約しました。 -
ブハラ11:14発、ヒヴァ14:42着。
列車番号752ЖА、2人で664,000スム(約9,000円)。
翌9月8日からはタジキスタンへ3日間の小旅行。
国も違いモバイル通信が使えなくなり山間部ではWi-Fiも使えない可能性もあったので、出発前夜に予約できて本当に助かりました。 -
無事に高速列車を確保できたので、保険として予約してあった早朝6:48発の寝台列車はキャンセルします。
ここでちょっと意外だったことが。
ヒヴァ→タシケントの夜行列車で座席を変更した時は、同じ日の予約を重ねて入れることができず、先に元の切符をキャンセルする必要がありました。
ところが今回は、早朝の寝台列車を予約したままでも、新しい高速列車を購入することができました。
高速列車を確保してから、安心してこちらをキャンセル。
キャンセル画面には、1人210,660スムで購入した切符に対して、返金額155,660スム、カードへの返金は「3~15営業日以内」と表示されました。
ところが、この返金については帰国後にもう一つ話が続きます……。
これで今回の全ての旅程で希望の列車の予約が完了しました。
ところが、驚きの大事件発生 -
サマルカンド→ブハラは、10:59発のアフロシヨブを予約していました。
ところが当日、出発時刻を1時間勘違いしてしまい、まさかの乗り遅れ!
気がついたのは、なんと12時発の列車に乗るつもりで11:10頃に到着したサマルカンド駅の荷物検査を通る時でした。チケットを出して気づき、すでに列車は出た後でした。
駅構内のベンチに座り、慌ててアプリで次の列車を検索。
次は12:00発→14:35着のSharq(シャルク)号です。
そして、その次はなんと20:36発ですね。この時はその事は気づいていなかったです。
12時の列車に乗れなければ、ブハラ到着は夜遅くなっていた訳です。 -
11時20分頃から、急いでアプリでの切符取り直し操作を開始。
出発まであと40分ですが、意外にも空席はかなりありました。
1C 251,240スム 77席
1B 468,750スム 24席
2B 169,810スム 98席
一番安い2Bならまだ98席も空いてます。
座席指定まで進みました。
アフロシヨブ号では座席選択画面で進行方向が分かりましたが、このシャルク(Sharq)号の画面では進行方向が分かりません。
席がたくさん埋まっている側が進行方向かな?などと考えながら席を選びました。
ところが最後のカード決済で、なぜかエポスカードが通りません。
日本からの予約でも、サマルカンドに来てからの予約でも使えていたカードなのに、こんな時に限って決済できない!
アプリでの購入を諦め、駅の外にあるチケット売り場へ急ぎます。 -
ウズベキスタンの駅は、列車に乗る人が荷物検査を受けてから構内へ入る仕組み。
そのため、切符を購入する窓口は駅構内ではなく、駅舎の外にありました。
もちろん、この時は写真を撮っている余裕などありません。
写真は数日前、サマルカンドに到着した時に撮ったもの。
肝心のチケット売り場は写っていませんが、右側に見える「ATM BANKOMAT」のすぐ隣あたりにあります。
窓口で切符を購入するには、乗車する人全員分のパスポートが必要でした。
同行者のパスポートを取りに戻ったりして、この辺りを結局2往復しました。
パスポートさえあれば全員揃っていなくても購入可能。荷物と同行者を駅構内に残し、身軽に1人で切符を買いに行けたことは幸いでした。
出発時刻が迫っていたので、カード決済に時間がかかることを避けて現金で支払いました。
窓口の係員さんはとても手際がよく、座席指定も含めてテキパキと発券してくれました。
こうして、なんとか12時発のSharqの切符を確保!
この時のドタバタについては、この日の旅行記で詳しく書こうと思います。 -
こちらがサマルカンド駅の窓口で購入した紙の切符。
窓口で購入する際には、乗車する人全員のパスポートが必要です。ご注意を!
時間がなかったので、カード決済に手間取る可能性を避けて現金で支払いました。
切符を見ると、12:00発のSharq 710列車、サマルカンド→ブハラ、10号車と記載されています。
購入して駅構内に戻り同行者と荷物を持って改札を通ったのは11時50分頃でした。
それでは、ここから実際の乗車時の様子をお伝えしていきます。
【乗車編】実際に乗ったウズベキスタンの列車紹介 -
まずは、タシケントからサマルカンドまで乗車した高速列車「アフロシヨブ(Afrosiyob)号」。
タシケントを8:00に出発し、サマルカンドへ向かいます。
白い車体に鮮やかなブルーの先頭部分。
かなり特徴的な姿で、初めて見るアフロシヨブ号をホームで何枚も撮ってしまいました。ウズベキスタン鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
車体には「Afrosiyob」の文字。
ウズベキスタンの主要都市を結ぶ高速列車で、今回の旅行ではタシケント→サマルカンドで乗車。
サマルカンド→ブハラもアフロシヨブ号を予約していたのですが、そちらは先ほど書いた通り、まさかの乗り遅れとなりました。 -
車体には「Talgo」のロゴも。
アフロシヨブ号には、スペインの鉄道車両メーカーTalgoの車両が使われています。
ウズベキスタンでスペイン製の高速列車に乗るというのも、今回楽しみにしていたことのひとつでした。
35のロゴはウズベキスタン建国35周年であちこちで見かけました。 -
アフロシヨブ号の車内。
予約時の座席指定画面には列車の進行方向が表示されていたので、進行方向を向いて座れる席を選びました。
実際に乗ってみると、ちゃんと進行方向向き。これは乗り物酔いしやすい私にはかなり重要です。
ただし、座席指定画面では窓の位置までは分かりませんでした。
今回は残念ながら、私の席と窓の位置は「バッチリ」とはいかず。
車窓を眺めたり写真を撮ったりするには、座席と窓の位置関係も結構重要なのですが、ここは実際に乗ってみるまで分からない部分でした。 -
サマルカンド駅に到着。
タシケントから初めて乗ったアフロシヨブ号は、快適な列車移動でした。
車内ではお茶かコーヒーと軽い朝食のサービスもありました。
おしぼりやカップ、軽食の袋にはウズベキスタン鉄道のかわいいロゴが入っていて、ちょっと気に入ってしまい、お土産に持ち帰りました。
そして数日後、このサマルカンド駅からブハラへ向かうはずだったのもアフロシヨブ号。
ところが実際に乗ることになったのは、先ほどの紙の切符で紹介した12時発のSharq号でした。
次は、そのシャルク(Sharq)号を紹介します。サマルカンド駅 駅
-
こちらがなんとか切符を確保して乗ることになった12時発のシャルク号。
11:50、出発10分前に改札を通過。
かなりギリギリだと思っていましたが、ホームに出るとすぐ目の前に予約できた10号車がありました。
よく見ると、窓のところに「SHARQ」と「10」の表示があります。
列車から降りてくる人を待ち、さらに乗車する人も写真のようにたくさんいたので、実際に乗り込むまでには意外と時間がありました。
それでも、出発に間に合ってひと安心。
ようやくシャルク号に乗り込みます。シャルク号 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
シャルク号の車内はこんな感じ。
アフロシヨブ号より少し昔ながらの列車という雰囲気ですが、座席はゆったりしていて、思っていたより快適でした。
アフロシヨブ号もシャルク号も、座席配置はヨーロッパの列車でよく見かけるタイプ。車両の中央に大きなテーブルを挟んで向かい合う4席があり、そこを境に座席の向きが変わって、前後に同じ向きの座席が並んでいます。
今回、窓口でおまかせで指定された27・28番は、ちょうどこの車両中央の大きなテーブル席、進行方向と逆向きの席でした。
発車後しばらくしたら、乗務員さんがお湯(お茶かも?)を配って回っていました。 -
これは乗車してすぐ(12時過ぎ)に、もう一度確認したアプリの座席表のスクショ。
私たちの指定席は27・28番もまだ青いまま。
すでに窓口で紙の切符を発券してもらい、実際にこの席に座っているのですが、アプリ上ではまだ空席のままです。
どうやら窓口で発券された座席は、すぐにはアプリの空席表示に反映されないようです。
そして改めて見ると、私たちの向かいの席もその後ろの進行方向向きの席にも空席がいっぱい!なぜか進行方向向きの方が空席が多いです。
アプリで選ぼうと思った席も進行方向と逆向きでした。 -
こちらが車両中央にあった4人掛けのテーブル席。
向かい側の空席には結局ブハラまでほかの乗客は来なかったので2人で4席と大きなテーブルをゆったり使うことができました。
なんだかんだでシャルク号の窓口発券は非常に快適な移動につながりました。 -
大きなテーブルがあるので、2時間半の乗車中に食事をするにもとても便利でした。
車内で乗務員さんが配ってくれた無料の温かい飲み物は、お湯のようですがよく見るとほんの少し色がついていました。
私は持参していたスープの粉を入れて、スープにしていただきました。
その後、車内でコーヒーも購入。
こちらはなぜか大きめのコカ・コーラの紙コップ入りです。
少し甘いコーヒーがたっぷり入っていました。
持参していたパンなどもテーブルに広げて、遅めの昼食。
窓も大きく、外の景色を眺めながらゆっくり過ごせました。 -
9月15日、ブハラ駅構内
2階が吹抜けになっています(2階から撮影)。
11:14発の列車でヒヴァへ向かいます。
今回乗るのは、2026年5月に運行を開始したばかりの新型高速列車。
この列車の予約ができるようになるのを日本にいる時から待っていましたが、なかなか発売されず。
結局、旅行出発後の9月7日、サマルカンド滞在中にようやく予約することができました。ブハラ駅 (カガン駅) 駅
-
こちらが新型高速列車「ジャロリディン・マングベルディ号(Jaloliddin Manguberdi)」。
韓国のHyundai Rotem製で、2026年5月に営業運転を開始したばかりの新しい列車です。
車体の側面には「Jaloliddin Manguberdi」の文字。
ブハラ11:14発、ヒヴァ14:42着。
所要時間は3時間28分です。 -
車内もまだ新しく、とてもきれい。
座席は2+2の配置で、アフロシヨブ号やシャルク号と比べても明るく現代的な印象でした。
上部の荷物棚にはウズベキスタンらしい模様の装飾が施されていて、細かなところまできれいな車内でした。
そしてアフロシヨブ号やシャルク号との大きな違いが、座席を180度回転させられること。
この列車では日本の特急列車などと同じように、進行方向に合わせて座席の向きを変えることができ、乗車時には全員進行方向向きになっていました。
そしてお茶かコーヒーを選べる温かい飲み物と軽食のサービスもありました。
お昼の時間帯だからか?朝に乗車のアフロシヨブ号より量が多めでした。
窓ガラスもキレイで3時間半ほどのブハラからヒヴァへの移動も、かなり快適でした。
そして今回最後の鉄道移動は、ヒヴァからタシケントまでの夜行寝台列車。 -
9月17日18:30、ヒヴァ駅を出発します。
ここまでアフロシヨブ号、シャルク号、新型高速列車と乗ってきましたが、最後は一転して昔ながらの寝台列車。
翌朝まで列車の中で一晩を過ごします。ヒヴァ駅 駅
-
予約したのは4人用のクーペ。
上下2段ずつ、合計4つの寝台があり、窓際にはテーブルがあります。
荷物を置くスペースもあり、思っていたよりゆったりした造りでした。
冷房もあり、充電に使えるコンセントもありました。
ただし、冷房は停車中には稼働しておらず、列車が発車してしばらくしてからようやく動き始めました。
出発前は廊下側の窓から西日がかなり入り込んで、車内はかなり暑かったです。
今回は相部屋で、私たちは下段の寝台を利用しました。
ちなみに寝具は、2人用の個室では早い時間からセットされているように見えたのですが、私たちの4人用クーペには結局シーツ類は配られず。
そのまま寝ることになりました。 -
1時間くらいしてウルゲンチ駅到着の頃に食堂車へ。
最初に見た時にはサモサくらいしか並んでおらず、「温かい料理はないのかな?」と思いましたが、聞いてみるとちゃんと注文できました。
温かい料理を頼んで、食堂車で夕食。
かなりボリュームがあり、食べきれなかった分は部屋へ持ち帰ることもできました。
夜行列車に食堂車があるのも、ちょっと楽しい体験でした。 -
翌朝、タシケントに定刻より8分程遅れて8:30到着。
クーペの部屋の窓から見た到着駅です。
到着してからもしばらく列車は停車していたので、慌てて降りる必要はなく、ゆっくり下車の準備ができました。
でも、特に下車を知らせる案内などはありませんでした。 -
列車を降りて駅の外へ。
到着したのはタシケント南駅(Tashkent Yuzhniy)。
最初にアフロシヨブ号に乗ったタシケント駅とは別の駅です。
タシケントには複数の鉄道駅があり、列車によって発着駅が異なるので、予約時には駅名も要確認。
最後に、キャンセルした切符の返金について。
今回、ブハラ→ヒヴァでは、新しい高速列車がいつ発売されるのか分からなかったため、念のため早朝の寝台列車を先に予約していました。
旅行出発後、無事に新型高速列車を予約できたため、先に取っていた寝台列車はキャンセル。
また、ヒヴァ→タシケントの夜行寝台列車でも、座席を取り直したためキャンセルした切符がありました。
キャンセルの操作自体はアプリから簡単にでき、画面には返金まで「3~15営業日」と表示されました。
ところが帰国後も返金は確認できず、現在もキャンセルした2件が未返金のままです。
ウズベキスタン鉄道の切符は、日本からアプリで予約でき、座席指定もできてとても便利でした。
一方で、新しい列車の発売時期がなかなか分からなかったり、現地で急遽切符を買い直したり、キャンセルした切符が現在も返金されていなかったりと、実際に利用してみて初めて分かったこともいろいろありました。
アフロシヨブ号、シャルク号、運行を始めたばかりの新型高速列車、そして夜行寝台列車。
結果的には4種類の列車に乗ることができ、移動そのものも今回のウズベキスタン旅行の楽しい思い出になりました。
ウズベキスタン鉄道旅行。とってもオススメします。Tashkent yuzhniy 駅
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