2025年11月　瀬戸内で牡蠣満喫のハズだったのに・・その２赤穂御崎の夕日と温泉

2025/11/18 - 2025/11/20

2025年11月、瀬戸内で走りの牡蠣を満喫するつもりでしたが・・なんと異常気象のせいでほぼ全滅。
その２は赤穂御崎で温泉三昧。絶景露天風呂からの景色や日本の夕陽百選にも選ばれた圧倒的な日の入りを堪能し、赤穂御崎の周囲もそぞろ歩きました。牡蠣は・・ほんの申し訳程度に。

・赤穂駅から銀波荘の送迎バスで宿へ
・絶景露天風呂の宿 銀波荘
　　天海の湯、部屋からの日の入り、夕食、岩海の湯、朝食
・赤穂御崎を散策
　　伊和都比売神社、きらきら坂、大石名残の松、畳岩
　　赤穂市立美術工芸館 田淵記念館、三島屋本店前から赤穂御埼灯台へ
　　福浦海岸遊歩道
・銀波荘２日目の日没、夕食、朝食

表紙写真は、日本の夕陽百選にも選ばれた銀波荘の部屋から見た日の入りの様子

エリア 赤穂(兵庫)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

赤穂駅まで送迎サービスのある銀波荘。

早速マイクロバスに乗って、赤穂御崎にある銀波荘へ。

播州赤穂駅 駅

銀波荘に到着。

まずはロビーへ。眼の前に広がる瀬戸内海の絶景。正面は小豆島です。

ここでチェックインです。

赤穂温泉 夕映えの宿 銀波荘 宿・ホテル

こちらででてきたのが、三島屋本店の塩味饅頭。

和三盆に赤穂の塩が加えられた薄い皮の中にこしあん。とても上品なお味です。

お部屋は畳の上にシモンズベッド。

窓際にはソファとテーブル。
外にはバルコニーもありました。

部屋の外には海が広がりますが、３階のため下の階の屋根がちょっと気になりますね。

さっそく温泉へ。この時間帯は誰も入っていません。

日中から夜にかけて、女性専用となる「天海の湯」。

インフィニティ温泉を意識して作られた内湯。

内湯と言っても、外との境にあるガラス戸は開け放たれていますので、ほぼ屋外ですね。

寝湯からみた景色。海と空、そして温泉。

サウナからも海が見渡せます。

そして絶景の露天風呂。内湯よりも一段外にでているので、まさに海と一体になる感じ。

時折外を舟が通りますので、気になる方のために湯浴み着も用意されていました。

温泉の近くにはその日の日の入りと翌日の日の出の時刻が掲示されています。

今日の日の入りは４時５３分。あ、もうすぐだ！　急いで部屋に戻ります。

部屋からの景色です。

６時３６分。
夕陽に照らされて海もオレンジ色。

少し東の方を見ると、家島諸島。

光が当たって輝いているように見えるのは西島かな。

４時４８分。太陽がかなり低くなってきました。

４時５１分。

大きな太陽が山の端に沈みつつあります。

４時５２分。

小豆島の向こうに日が沈みました。

すぐに夕食会場へ。

今日の献立です。

その名も「夕映浪漫」という名前のお酒。

前菜の数々。お酒によく合う。

お造り。

オリーブ牛のしゃぶしゃぶ。柔らかくて美味しいお肉でした。

鱧と松茸の土瓶蒸し。

アワビのステーキ。

サンマと舞茸の天ぷら。

締めは鯛と栗の釜飯。

デザートはフルーツ。多すぎずちょうどいい量でした。

温泉初日なので、身体を休めます。

翌朝、お風呂が男女で反対になっていました。

「岩海の湯」。こちらの内湯にはガラス戸がはまっています。

露天風呂。こちらはインフィニティ仕立てではなく、間に岩が埋め込まれています。

朝は方向の関係から日の出は見えないですね。

小豆島と、御前岩の上にたつ灯台。

朝食会場からも、小豆島と灯台が見えました。

絶景露天風呂の宿 銀波荘 グルメ・レストラン

朝食。ごはんの友シリーズ。

カレイの開きを炙って。

最近、鍋だけでなく、この一人用コンロを使った食事が多くなりましたね。

食後は赤穂御崎の散策へ。

まずは、宿のすぐ裏に立つ伊和都比売神社へ。

伊和都比売神社 寺・神社・教会

延喜式内の由緒を持つ神社です。

東郷平八郎をはじめとした歴代連合艦隊司令長官も参拝。航海の安全と大漁祈願、そして今では「姫守」を求めて縁結びのために訪れる人が多いそうです。

伊和都比売神社の社殿。

社殿の彫刻。

伊和都比売神社といえばこの風景。

しめ縄ごしに鳥居、そして海、灯台。

境内から左手に出るときらきら坂。

海がきらきらとして見えるからそう名付けられたのだとか。

カフェやアクセサリーのお店などが並んでいますが・・

平日はほとんど閉まっています。

それでもこのタイルがはめ込まれた階段はなかなかフォトジェニックですね。
坂の途中から振り返ってみたところです。上が伊和都比売神社になります。

きらきら坂 自然・景勝地

ここのジェラート、食べたかったんだけどな。

気を取り直して、坂の下へ。

きらきら坂桟橋。家島諸島が見えます。

ここにも大石名残の松。

赤穂開城後に大石内蔵助はここから舟に乗って京都に向かったそう。
海上から老松を見返って、名残を惜しんだと伝えられています。

この松はもちろんまだまだ新しいもの。

ここからは畳岩がよく見えます。

干潮時には手前の砂州とつながって、歩いて渡れるのだそう。

手前の家には廃物を利用して作られた人形が多数飾られていました。

海側から見た伊和都比売神社の鳥居。

海側を振り返ると、なんと海に続く石段。

こっちのほうがまさに「きらきら坂」という感じでした。

赤穂御崎 自然・景勝地

赤穂御崎の西側には、日本一の塩田王と呼ばれた田淵家の寄贈品を収蔵した、赤穂市立美術工芸館 田淵記念館が。

あいにく中は撮影禁止でしたが、お金持ちだったことを彷彿とさせる素敵な品がたくさん展示されていました。

赤穂市立美術工芸館 田淵記念館 美術館・博物館

記念館前から、田淵家庭園を覗いたところ。

年に一度、公開されているそうです。

田淵家の門と松。立派ですね。

塩味饅頭の三島屋本店の先の道を右に曲がり、転がり落ちそうな急坂を上りました。

あまりの急坂のため、写真を撮る余裕もなく・・

三島屋本店 グルメ・レストラン

気がついたら灯台のすぐ下。

八角形の赤穂御埼灯台です。

現在も動いています。水面から灯火までの高さは84メートル、灯台そのものの高さは16メートルです。

灯台の足元からの眺め。山の方向。赤穂市街が見えます。

海側。左の黄色い建物が泊まっているホテル。

周囲は木々が生い茂っていて、あまりよい景色とはいえませんね。

灯台からまっすぐ下りる階段。

その途中からの眺め。眼下に見えるのは福浦海岸。

ちょっとわかりにくいけれど、岩石の割れ目にマグマが貫入して板状に固まった「平行岩脈群（コールドロン）」が見えます。

なんと、赤穂市一帯は、約８２６０万年前の火山噴火で出来た日本でも最大級のカルデラなんだそう。

階段をさらにおりていくと、途中に猫ちゃんがお休み中。

あ、こっち向いた！

もう一匹、壁際にも日向ぼっこしていました。

階段下から。

右上、洗濯物の斜め下に茶白、階段２つ目の踊り場のところにキジトラがいます。

福浦海岸までおりてきました。

福浦海水浴場 ビーチ

海岸沿いに遊歩道が続きます。

沖には家島諸島。

すすきと海。

さきほど正面から見た畳岩です。うっすらと、砂州が伸びているような。

宿に戻りました。昼の露天風呂。

灯台と家島諸島。

赤穂温泉 夕映えの宿 銀波荘 宿・ホテル

部屋からの眺め。

雲があるため、昨日とはまた違った夕暮れの風景です。

海に続く夕陽の道。

小豆島に沈む太陽。

二日目の夕食は内容を変えて出してくださいます。

前菜。内容は違うけど酒のつまみ。

お造りの内容も変わりました。

しゃぶしゃぶは鯛。

本日のメインは、鯛の塩釜。赤穂ならではですね。

塩釜を割らせてもらいました。

塩の塊をどかして・・

巨大な鯛が姿を表しました。

鯛の身を取り分けてくださいます

そして鯛の骨蒸し。さりげなく鯛づくし。

そしていよいよ牡蠣！　赤穂産ではないと思いますがカキフライで。

小さな牡蠣２個だけど、美味しくいただきました。

今日はプロセッコとあわせて。

釜飯はタコと高菜。

フルーツをいただいて・・・

朝食。その間に２回は温泉に入っています。

最後にロビーからの絶景を目に焼き付けて・・・

ホテルを後にしました。このあと赤穂駅までマイクロバスで送っていただきます。