第13日　米西海岸2週間、クルーズ3日目、エンセナーダ（メキシコ）へ上陸

2025/10/30 - 2025/11/14

13日目は朝からメキシコのバハ・カリフォルニア半島にある港町エンセナーダに上陸しました。
上陸後、海上間欠泉として有名な「ラ・ブファドーラ」を見に行きました。
その後中心部に戻り、タコスやトルターダを食べ歩き。
魚市場や土産物店を見て回り船に戻りました。

●本日の費用
ウーバー　49.09ドル
タコス食べ歩き　23.7ドル
ビール、コーラ買い物　14ドル
合計　77.79ドル

●本日の走行距離（ウーバー）
47マイル（75km）

エリア エンセナーダ(メキシコ)

ラ・ブファドーラ
エンセナーダから車で45分ほどの所にある海上間欠泉です。クルーズ会社のオフィシャルツアーだと1人65ドルもしますが、我々はウーバーを呼んで自分らで行くことにしました。行きの料金は25ドル。帰りは運転手と直に交渉して現金払いで23ドルほどで往復できたのでだいぶ節約できました。

運転手は英語が話せるおしゃべり好きなメキシカン。来年に迫ったサッカーW杯の話題、週末にエンセナーダで行なわれるラリーカー選手権、美味しいタコスの店、タコスの食べ方、土産物店でボラれない方法などいろいろ教えてもらいました。またラ・ブファドーラのトイレは全て有料だったので帰り道で無料で使えるトイレにも寄ってくれました。

ラ・ブファドーラは押し寄せる波の大きさやタイミングで数分おきくらいに30メートル近く潮が吹き上がります。とても興味深いものでした。

ラ・ブファドーラに続く土産物屋通り
客の呼び込み、うろつく犬、カラフルな店内などメキシコらしい雑多な雰囲気が何とも言えません。

ウーバーの運転手によると決して行きの道中では買うな、買うなら帰り道に買えとのことです。行きは思いっきりふっかけてくるらしいです。カットされたスイカなども売られていましたが、ハエがたかっていてちょっと日本人は買う気にならないでしょうね。

土産物店では明らかに違法コピーのルイ・ヴィトンのバッグやロレックスの時計が堂々と売られていました。バッグは20-50ドルくらいでした。

タコス・フェニックス
その後クルーズ船のターミナルがある街の中心部に戻ってきました。エンセナーダはフィッシュタコスの発祥の地で多くの路面店や屋台でフィッシュタコスが売られており、タコス屋を回る食べ歩きを楽しみにしていました。クルーズのオフィシャルツアーでもタコスの食べ歩きは人気ツアーです。ちなみにテキーラのカクテルとして有名なマルガリータもエンセナーダのバーが発祥の地らしいです。

タコス・フェニックスはガイドブックでもよく紹介されている評判の店。ウーバーの運転手によると「悪くはないよ」とのこと。

歩道の上に建物が建っていました。ほぼ屋台に近い感じで地元の人も多く、人によっては立ち食い。多くの付け合わせやソースが置かれています。

フェニックスのフィッシュタコス
白身の魚に衣をつけて揚げて、千切りキャベツ、ピコ・デ・ガヨ（サルサ）、ホットソース、ライムなどをかけて食べます。魚はどこの店も揚げ立てで出すのが常識のようでホクホクしてメチャ美味しい。タコスひとつ34ペソ（1.86ドル、約280円）。ロサンゼルスで食べるのの半額くらいですね。それでいて鮮度は抜群なので満足度高いです。

エル・グエロ
2軒目はウーバーの運転手お勧めのお店で、揚げたトルティーヤに具を乗せるトスタダスが名物のお店です。こちらも歩道上に店があります。我々が行った時はすぐにオーダー出来ましたが、あとで店の前を再び通ったらものすごい人が取り囲んでいました。ちょうどクルーズの人達のランチタイムと重なったからでしょう。

エル・グエロのシーフード・トスタダス
お店では海老や貝などを目の前でさばいており、新鮮なセビーチェとアボカドがトルティーヤの上に乗っています。ライムの酸味が効いて旨かったです。トスタダスひとつ30ペソ（1.64ドル、約250円）。

サビーナ・レストラン
本当はエンセナーダ随一との評判を取るラ・グエレレンスというトスタダスの店に行きたかったのですがたまたまこの日は休業日。しかし道を挟んだ所に同じオーナーによる着席式のレストラン、サビーナでも食べられるとわかりそちらへ行きました。予約もいらずスムーズに入店できました。

ちなみにメキシコでもサービスを受けた場合10%程度のチップを払います。

サビーナ・レストランのメニュー
左手のページがお勧めのトスタダスメニューです。

サビーナ・レストランの代表作シーフード・トスタダス
雲丹とハマグリの入ったグエレレンス風か、カニ、海老、タコの入ったシンガポール風が2大お勧めとのこと。写真は私の頼んだシンガポール風です。価格は209メキシコペソ（11.3ドル、約1700円）とメキシコにしてはお高いですがそれだけの美味しさでした。

タコス・リリー
4軒目は魚市場のすぐ前にある庶民的なお店です。こちらでもフィッシュタコスを食べました。

タコス・リリーのシンプルなフィッシュタコス
注文を受けてから魚を揚げ始めます。サクサク、熱々で美味しく頂きました。ひとつ30ペソ（1.64ドル、約250円）

ネグロ市場
港のすぐ近くにあるこぢんまりとした魚市場です。午後3時過ぎだったのですでに閑散としていました。左上のMAKOという魚をよく見かけましたがサメだそうです。

エンセナーダを日が暮れる頃に出航
船からの夜景が綺麗です。明日は終日洋上日で明後日の朝にはロングビーチに帰港します。