第11日　米西海岸2週間、カタリナ島およびメキシコ・エンセナーダへのクルーズ

2025/10/30 - 2025/11/14

11日目はロングビーチ港からカタリナ諸島、メキシコのエンセナーダへの4泊5日のクルーズへ出発しました。

●本日の費用
クルーズ代金（1人）　450.66ドル
船内Wi-Fi費用　95.20ドル

●本日の走行距離
27マイル（43km）

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

カタリナ島、エンセナーダへのクルーズ
カーニバル・クルーズラインのフィレンツェ号で4泊5日のメキシコ行きのクルーズに出発しました。

出航はロングビーチにあるカーニバル・クルーズラインの専用ターミナルです。ここにも駐車場はあるのですが、クルーズの間パーキングしておくと1日あたり23ドル（5日で115ドル）パーキング代がかかるので、妻にロングビーチまで送迎してもらいました。

カーニバル・クルーズラインのクルーズは私は2度目でしたので勝手はよくわかっていますが同行の2人はクルーズ初体験。クルーズならではの楽しい旅が待っていると思います。

フィレンツェ号は13万5千トン、15階建て、乗客乗員合わせて5500人が乗れ、処女航海は2021年、その名の通りイタリア風の内装が施された巨大なクルーズ船です。

ターミナルのすぐそばには日本の氷川丸のように港に常設展示されているクイーン・マリー号が見えます。中にはレストランもあり古き良き客船時代の雰囲気を味わえるロサンゼルスの観光地です。

我々は11時の乗船タイムです。

クイーンメリー号 博物館・美術館・ギャラリー

乗船したのはお昼頃でしたが、実際に出港するのは午後4時頃。夕日のロングビーチ港を眺めながらいよいよカタリナ島に向かって出港です。

今回は船尾にあるベランダ付きの4人部屋です。シングルベッドが二つと二段ベッドが備え付けられています。

船尾の部屋は両サイドよりもちょっとベランダが広いこと、走行中に風をほとんど受けないことがメリット。一方、我々はフロアが2階でかなり海面に近い位置でしたが、エンジンの音と振動が伝わってくることがデメリットでしょうか。

またベランダや窓がない内側の部屋は価格は安いですが、海に面したベランダで過ごす開放感はクルーズの醍醐味ですのでやはりベランダ付きの部屋をお勧めします。またなるべくエレベーターに近い部屋の方が便利です。

今回は3名でしたので、2段ベッドの上段だけベッドで、下段はソファーになっています。

メインダイニング「ミケランジェロ」でのディナー
食事はクルーズの楽しみ。朝食やディナーは着席してフルサービスのレストラン「ミケランジェロ」や様々なメニューが並ぶバフェ「リド・マーケット・プレイス」で食べられます。我々は4回のディナーのうち3回をミケランジェロで食べました。

カーニバル・クルーズラインの食事はなかなか美味しいと思います。ただミケランジェロではあまり遅い時間に行くとサーバー達が閉店モードになっており、頼んだものをなかなか持ってこなかったり、ステーキの焼き加減が適当だったりとサービスはイマイチになってしまいました。

ある日のミケランジェロのディナーメニューです。一部は追加料金が必要なものもあります。

8種類のStarter（前菜）やデザートはいくつでも頼めます。メインディッシュは2つまで頼むことが出来ます。もちろんオール・インクルーシブなのでお金はかかりません。私は量の多いメインよりも量が少なめの前菜をたくさん頼むのが好きです。

こちらはリド・マーケット・プレイスでの海を見ながらのランチ

リド・マーケット・プレイスのバフェの内容は毎日変わりこちらも美味しかったです。ノートパソコンでネットの動画を見ながら食べています。

ちなみに陸から離れると携帯会社の電波は届かず、船内の有料WiFiを買う必要があります。ストリーミングもできる一番容量の大きなプランは5日間で95.2ドルかかります（乗船前に購入したので15%割引の価格）。これをデバイスごとに買わなくてはならないので3人が各自契約すると300ドル近い料金になってしまいます。

そこで私はノートパソコン用に1台だけ契約して、あとはWindowsのモバイルホットスポット機能を使ってWiFi接続をシェアして使いました。ちなみにiPhoneのインターネット共有では共有できるのは携帯会社のモバイル通信のみでWiFiを共有することは出来ません。ゆえに船の中では役に立ちません。

Windowsのモバイルホットスポットはパソコンがスリープ状態になると自動的にオフになってしまうのが欠点ですが、それでも3人がパソコンの近くで各自のスマホをネットに繋ぐことができるので十分でした。食事などで全員揃って部屋を出る時は必ずノートパソコンをアクセスポイントとして使えるように持って出ました。

カーニバル・クルーズラインでは船内のお酒は有料です。
しかし1人1本はワインやシャンパンを持ち込むことが出来ますので早速船室のベランダで海を見ながら優雅なシャンパンタイムを楽しむことが出来ました。

ただし部屋にはワインオープナーが備え付けられていません。借りようとしたらコルケージフィーとして20ドルかかるとわけのわからない事を言われましたので、ワインを開ける用に持って行きましょう。
最初の乗船時にはビールは持ち込めないのですが、寄港先ではビールを買って持ち込めるので2日目以降はビールも楽しめました。

リド・マーケット・プレイスやその他のハンバーガー、ピザなどのお店の食事は自由に部屋に持ち帰れるのでいつでもベランダでビアパーティです。早朝から深夜までどこかしらのレストランが開いているのでいつでも食事を食べられます。