2025/11/03 - 2025/11/05
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pareさん
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いよいよ、聖年の年
欧州に住んでいる友人と合流し、さらにその友人の友達とも合流し、
旅の醍醐味が広がる旅となりました
聖年(ジュビレオ)は1300年に教皇ボニファティウス8世が制定したそうで、
当初、50年毎に聖年を迎えたようですが、のちに25年毎になったそうです
聖年にローマを巡礼し、ミサを受ければ、罪の償いが免除される(免罪=贖宥)されるという考え方に基づいている、そうです
【ローマでしたいこと】
◇ カラヴァッジョ三大教会を巡る
◇ パンテオンに行く
◇ 4つある聖なる扉を可能な限り行く
◇ ボルケーゼ美術館・ベルベリーニ宮に行けたらいいな
なんだかんだと、この旅行記は画像が大量になってしまった
まぁ、よしとして、
近い将来、旅ができなくなった時に懐かしみながら振り返る、
自分のための備忘録なんだもん
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フィレンツェからローマにイタロで移動しました
荷物をホテルに置いて、サンタ・マリーア・マッジョーレ教会に向かいました
4大バジリカの一つで、聖なる扉があります
画像の通り、列をなしています
前ローマ法王が埋葬されていることもあり、大変多くの方がいましたサンタ マリア マッジョーレ大聖堂 寺院・教会
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サンタマリアマッジョーレ大聖堂は表の外観と裏の外観が違います
裏の画像が不鮮明でした -
神妙な気持ちになりつつ、生まれ変わる自分を想像してみる笑
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ゴージャスな内装です
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彫刻のマント具合が素晴らしい
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こちらがベルニーニのお墓だと勘違いしていた私です
どの礼拝堂もやはりローマはちがうな、と圧巻でした -
Regoli 美味しいスイーツのお店です
隣はカフェになっていましたが、私が行った時は閉店しており、
スイーツの持ち帰りのみの営業でしたレーゴリ スイーツ
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マリトォッツオに名称のわからないケーキ、
筒状のカンノーロ、小さなクッキー
どれもおいしく、特に四角いケーキが絶品でした
丁寧に包装してくれて、気分が上がりました
ホテルで友達と合流しました
元気そうで何より
3人でむしゃむしゃスイーツを頬張りました
あっという間に平らげたので、街歩きに出かけますレーゴリ スイーツ
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ホテルの窓から、右奥にサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会を望みます
豪華な 17 世紀の教会、
映画「天使と悪魔」の3人目火あぶり殺人現場としておなじみです
そして、ベルニーニの傑作「聖テレジアの法悦」彫刻が有名です -
サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会
ベルニーニによる超絶技巧、バロック彫刻の最高傑作!
『聖テレジアの法悦』です
山田五郎さん曰く、
カトリック的で、極めてローマ的な作品
作者であるベルニーニはローマのために生まれ、
ローマはベルニーニのために作られた、と言われるくらい、
「ローマな男」だそう
ナポリ生まれのローマ育ち、
建築の神童といわれながら、
絵も描くし、建築も手掛ける、ということで、
バロックのミケランジェロと言われているそうです
ちなみに、カラヴァッジョはバロックのレオナルド
金の光がさしていますが、上部は窓になっていて自然光が差し込んでいます
時間によって光の見え方が違うそうなので、
ゆっくり眺めていたい、のですが、
日本からの旅人はそうもいきません
そして、後悔があります
この作品をもっと引きで撮影すべきでした
左右にはこれまた素晴らしき彫刻があるのです、
まるでこの「聖テレジアの法悦」の舞台を見るかのような、
桟敷席のような彫刻
見事な遠近法です
次回に行くことができたら、もう一度ベルベリーニ推しにはお勧めの、デッラヴィットーリア教会 by pareさんサンタ マリア デッラ ヴィットーリア教会 寺院・教会
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トレビの泉、観光地すぎて人だかりが
これって、清水寺とかそんな感じかな、インバウンドだらけのトレヴィの泉 by pareさんトレヴィの泉 建造物
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パンテオンの中央部は雨が落ちてこない構造になっているそうです
本当かな、嵐でも降らないの??観光の定番スポットの一つ、パンテオンのライトアップが微妙 by pareさんパンテオン 建造物
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パンテオンにあるラファエロの墓の上の聖母子像
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このピンクのパンテオンって、ショッキングですわ
観光の定番スポットの一つ、パンテオンのライトアップが微妙 by pareさんパンテオン 建造物
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
パンテオンから数分で到着します
ミケランジェロの「あがないの主イエス・キリスト(Redentore)」あるんだ、
最初は裸体だったのに、
これまた下半身に銅製の布をかけられてしまった
システィーナ礼拝堂の最後の審判と同じですね
これ、かけたのは、????
事前に予習していたはずなのに、色々忘れてしまうお年頃
大作があるのに、ただただ眺めるだけに終わってしまった私
あぁ、私よ、次にローマに行くときには何とか満足いくように準備しよう
または、現地でスーパーガイドを雇えるような資金を持ち合わせているようにしたいなぁ。サンタ マリア ソプラ ミネルヴァ教会 寺院・教会
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ベスパ
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翌朝、9時に予約していたバチカン美術館にメトロで向かいます
1か月ほど前に事前予約しました
ひとり25ユーロ(入場料20ユーロ、予約手数料5ユーロ)でした
スマホでバーコード提示すれば入場できますが、
心配なのでプリントアウトしちゃいました
入口は予約のある列とない列に分かれていますが、
最後尾の方はどっちなんだかよくわからないので、
前の人に確認して並びましょう
こちらの画像は、例の、ベルニーニの設計したサンピエトロ広場ですバチカン市国 史跡・遺跡
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7年前に来た時の記憶はすっかりなくなり、
美術館からの導線がいまいちわからず、
おまけに多くの人で結構な疲労感に襲われました
さっそくお茶時間。
飽きもせず、マリトォッツオをいただきます
右奥はSさんのティラミス -
署名の間にあるフレスコ画「アテナイの学堂」
作者であるラファエロの自画像が紛れていると言われ、
めがけて写真を撮ったのですが、
ぼんやりしている。。。
この壁画はモナリザには及びませんが、混雑していましたバチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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地図の間、なんとゴージャスな
システィーナ礼拝堂は撮影禁止のため、
記憶に留めておきます
いやいや、無理でしょ
あの天地創造とか、忘れてしまうよ -
お決まりのこちら、出口へ向かう大階段
こちら、美術館に入った時にも写真を撮ることができます
以前はシスティーナ礼拝堂からサンピエトロ大聖堂にショートカットで進むドアがあり、そこを通るとこの螺旋階段を通ることができないって認識でしたが、
まぁ、いつでも美術館内にいれば写真に収めることができるんですね
ただ、逆走はできないから、下まで行ってしまう訳にはいかない
今回、大聖堂に抜けるショートカットのドアは閉じていました
というわけで、大聖堂に入るための荷物検査の列に並ばないとならないのですが、
どうしてだろう、聖なる扉と関係があるのかな?なんて思いながら、
友達といると並ぶ時間も苦になりませんね -
今回の旅のキーポイントとなる、
サンピエトロ大聖堂の聖なる扉
25年に一度しか開かない扉です、
だからなんだってね、
私は信者でもないのに。。サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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全ての悪事や邪念に邪心、穢れなんかが祓われたと思う事にし、
またしてもこのゴージャスな大聖堂に目を奪われつつ、
まばゆいゴールドに目が眩む
金こそ全て、と思う私です、門をくぐったのに
汚れちまった悲しみ。 -
気を取り直して、恒例のバチカンから絵ハガキを出してみる
ハガキは1ユーロ
日本への切手は2.55ユーロでした
大聖堂の煌びやかさはボールペンもテーブルもあるので、
興味のある人はぜひ、サンピエトロの出口から右手にある郵便局でお手紙をしたためてください
母あてに出した絵ハガキは22日経って日本に到着しましたバチカン観光案内所 散歩・街歩き
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友人はサンピエトロ大聖堂のクーポラに登るというのですが、
私は階段を上る勇気がないため、
そして、何より、三大教会を巡らなくてはならないため、
別行動にしました。
すでに夕刻間近なので、急ぎます。
サンタンジェロ城を望む、晴天の観光日和サンタンジェロ城 城・宮殿
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Fabindia Romaのショップです
めっちゃかわいいんだけど、時間がないので諦めました
次回はゆっくり見てみたいので、備忘録に残します -
ナヴォーナ広場
こちらの作品もベルニーニ、なはず。ナヴォーナ広場 広場・公園
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カラヴァッジョ三大教会のひとつ
サンルイジフランチャージ教会
聖マタイの召命
聖マタイと天使
聖マタイの殉教
三部作がありがたく、厳か?いや、煌びやかに存在していますカラヴァッジョ三大教会のひとつ サンルイジフランチャージ教会 by pareさんサン ルイージ デイ フランチェージ教会 寺院・教会
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『聖マタイと天使』
この左右に召命と殉教がありますカラヴァッジョ三大教会のひとつ サンルイジフランチャージ教会 by pareさんサン ルイージ デイ フランチェージ教会 寺院・教会
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『聖マタイの召命』
正面から見ることができなくて残念です
聖マタイと天使のちょうど左側なのですが、この区画には絵の下まで行けないため、
斜めからの撮影になります
自撮り棒があれば正面から撮れるのか?!カラヴァッジョ三大教会のひとつ サンルイジフランチャージ教会 by pareさんサン ルイージ デイ フランチェージ教会 寺院・教会
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『聖マタイの殉教』
こちらには三部作があるからなのか、
多くの人が見学していました
教会は午前と午後でオープンしている時間が異なるので、
事前に調べて行くことをお勧めします
次に、三大教会の「サンタゴスティーノ教会」へ向かいますカラヴァッジョ三大教会のひとつ サンルイジフランチャージ教会 by pareさんサン ルイージ デイ フランチェージ教会 寺院・教会
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続きまして、カラヴァッジョの三大教会ふたつめ、
サンタゴスティーノ教会
『ロレートの聖母』
館内は修復中で、足場など組まれていましたが、
作品の鑑賞には問題ありませんでした
こちらの教会には、この一作のみですが、
ラファエロの作品もあるよカラヴァッジョの「ロレートの聖母」貯蔵しているサンタゴスティーノ教会 by pareさんサンタゴスティーノ教会 寺院・教会
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教会の外観撮影を失念してしまいました
なにやら、テレビカメラとレポーターがあちこちにいて、中継していました
なにがあったんだろう?と野次馬根性がでてしまい、気もそぞろ
そういえば、ちょうどコロッセオの近くで修繕中の遺跡が爆発?崩壊?したという事件もありました
カラヴァッジョの作品は入って左手にあります
こちらも点灯に2ユーロかかります
時間も限られているので、最後の教会、「サンタマリアデルポポロ教会」に向かいますカラヴァッジョの「ロレートの聖母」貯蔵しているサンタゴスティーノ教会 by pareさんサンタゴスティーノ教会 寺院・教会
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デルポポロ教会に到着
右奥の方がデルポポロ広場です
こちらの教会にはカラヴァッジョの作品は2点ありますカラヴァッジョ三大教会のひとつ、サンタマリアデルポポロ教会 by pareさんサンタ マリア デル ポポロ教会 寺院・教会
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『聖ペテロの磔刑』
キリストと同じように十字にかけられるのはとんでもない、といい、
逆十字になるように申し出た、らしい。 -
実は、正面の絵画はアンニーバレ・カラッチの作品「聖母被昇天」です
カラッチはカラヴァッジョのライバルともいわれますが、
カラヴァッジョの作品が左右にあり、
ライトアップを促しているのも、この2作のためなんて、
ちょっと複雑な気持ちになります -
「聖ペテロの磔刑」と「聖パウロの回心」の展示にライトをつけるには、
2ユーロが必要です
カラヴァッジョの三大教会を駆け足で巡りました、
途中、風景やお店を覗いたりしながらも、急ぎ足で移動し、
約2時間で回ることができました
もちろん、ゆっくり鑑賞する場合には不向きですが、
半日で見学も可能ですので、
興味のある方はぜひ、三大教会巡りをお勧めします
私は次回があるならば、ゆっくり巡ってみたいと思います
エスプレッソで気合を入れながら
デルポポロで別行動していた友人と合流しました
ここは、映画「天使と悪魔」の最初の殺人事件現場です
デルポポロ教会の一番有名どころというと、私の推し・カラヴァッジョではなく、
「キジ礼拝堂」だということです
ラファエロとベルニーニで飾られていますカラヴァッジョ三大教会のひとつ、サンタマリアデルポポロ教会 by pareさんサンタ マリア デル ポポロ教会 寺院・教会
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こちらがその、キジ礼拝堂です
クーポラのモザイクから中央のフレスコ画の下絵までラファエロによって
デザインされています
中央のフレスコ画の両脇には、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニによる
「ハバククと天使」と「ダニエルとライオン」の彫像。
なんて、素晴らしいんだろう -
この、キジ礼拝堂は、ダン・ブラウンの小説「天使と悪魔」の最初の殺人現場の舞台ともなった場所です
-
床のモザイクは、ベルニーニによってデザインされ、その上に大理石のモザイクがはめ込まれた
ファビオ・キジの墓。製作日がローマ数字で示されています
MORS・ AD ・CAELOS (MDCL=1650) ラテン語で「悪魔の穴」を意味します -
ライトアップされたトレビの泉
ローマともお別れですインバウンドだらけのトレヴィの泉 by pareさんトレヴィの泉 建造物
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イタリアでの最後の晩餐となります
ブルスケッタ盛り合わせ。
可もなく不可もなくの晩餐となりました。。 -
どうしても食べたかったニョッキ
ようやく最終日に出会うことができましたが、
なんとも残念な味わいな冷凍食品認定。
何もそんな料理をここに残しておくこともないのですが、
あまりにも衝撃的だったので、記録として残しておきます。 -
お口直し、食後のデザート
私はStracciatella(ストラッチャテッラ)という、バニラミルク系のクリームベースに薄いチョコがパリパリ入っているやつと、リコッタチーズにしました
友達のチョイスしたレモンが美味しかった
結局、イタリアはリモーネとピスタッチオが美味しい。 -
ローマの休日はこうして幕を閉じます
コロッセオ 建造物
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ローマテルミニから空港にレオナルドエクスプレスで向かいます
イタリアの券売機は反応が遅くて、何度か試すと買えたりするのですが、
結局ここでは無反応で、現金で購入しました
この10日間、予備のクレカ含め、持っていた全てのクレカが使えなかったのは、なんとここだけでした
というか、そんな状況になったのが、この券売機だけでしたテルミニ駅 駅
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この画像、微妙な。。。
空港の時間待ちで最後のマリトォッツオを食べようと思ったら、
私の前に並んでいたお姉さんに買われてしまった
Mottaのマリトォッツオはどんな感じなのか興味津々だったし、
もうないのかと聞いたら、さっきのが最後の一つだよ、と言われ、
めちゃくちゃ残念がっていたら、
在庫見てくるよ、とウィンクしながら別室に行ってくれた
でも、結局なかった
惜しまれつつドリンクだけ購入したら、
リンドールチョコを一粒おまけしてくれた!
その一連のイケオジの所作に完全に虜になりました
イタリアの思い出に花を添えてくれたことは間違いない
こういうひとに私はなりたい(なれない)
ローマを後にし、イスタンブールに向かうのであったフィウミチーノ空港 空港
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Italia 2025
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