2025/10/08 - 2025/10/16
2402位(同エリア7945件中)
ST&Gさん
今回は、ガイドブックにも載らない…またお洒落なカフェや洗練された雑貨店を目指す観光客も足を踏み入れないであろうホーチミンの裏の顔(?)を紹介します。
旅の始まりは、1区の中心部にあるTon That Dam市場。
初めてここを見た時は、年季の入った…ストレートに言うとボロボロ感たっぷりな様子に、私の中ではホームレスの方々の居住エリアだと思い込んでしまったほどでした。
しかし、実は歴史あるオールドマーケット。
そんな市場で朝食を済ませた後は、Grabを飛ばして郊外でエビ釣りを楽しみます。
そして最後に向かうのは、3区のNguyen Thien Thuat Apartmentです。
密集する古いアパートに囲まれたエリアですが、現地の生活の匂いを感じながら遅めのランチを楽しみました。
清潔で整った観光地も良いけれど、ホーチミンの真の魅力はこうした場所に隠れているような気がします。
初ホーチミンの方には全く参考にならないかもしれませんが、どこか懐かしい東南アジアを感じたい人は、是非行ってみてください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー 徒歩
-
シンチャ~ォ!
今回は、ホーチミン1区のど真ん中にあるオールドマーケット、そして以前も紹介した郊外のエビ釣り、そして10区との境界ギリギリに位置する3区のアパートメントエリアを巡る旅を紹介します。 -
まずは青空市場から…。
オールドマーケットと言えば聞こえは良いのですが、ひとことで言えば古い。
見た目はローカル市場よりも、更に古いという印象です。
実は私、初めてホーチミンを訪れた際、そのあまりの古さに怖気づいて、「ここは絶対に足を踏み入れてはいけない特別な居住エリアに違いない!」と勝手に思い込んでしまったのです。
ベトナムに不慣れだったこともありますが、勝手に立ち入り禁止区域のバリケードを張ってしまったのがこの場所でした。 -
更に失礼だったのは、当時の私はベトナムの女性たちが愛する色彩と柄のハイセンスを1ミリも理解できていなかったこと。
軒先に干してあった色鮮やかな服を見て「どこで拾ってきたのか」と驚き、それが商品であることに気づくのにも時間がかかったほどです。
今思えば失礼極まりない話ですが、ベトナムの『ベ』の字も知らなかった私にとって、それはもはやカルチャーショックを通り越した事件でした。
今でも、現地の方々が着こなすアオババのセンスは謎に包まれていますが、そこにこの建物の渋さが加わるわけです。 -
ところが友人から「あそこは普通の市場だよ」と聞き、今やローカル市場と聞けばワクワクが止まらないほどに成長した私。
今なら攻略できるはず…と自分を鼓舞し、かつてのトラウマを乗り越えるべく、足を踏み入れてみることにしました。
「で、結果はどうだったのか?」
皆さんのご想像通り、拍子抜けするほど、ごくごく普通の市場でした。
友人に言わせれば、「貴方が初めて来た10年前から、ここは殆ど変わっていない」とのこと。
私の記憶の中にあるオールドマーケットは、もっと野生味溢れるカオスの極みとも言える場所で、その強烈な光景に圧倒されるばかりでした。
しかし今は、そうした刺激をどこかで期待している自分に時の流れを感じます。 -
この市場で探すのは、朝食が食べられそうな店。
まずは市場の散策を兼ねて、一周してみましょう。
コムタムから麺料理まで、1区にしてはお手頃価格なのは、やはりこの青空(=フルオープン)な環境ゆえでしょうか。 -
気づけばHam Nghi通りまで突き抜けてしまったので、Uターン。
-
目に飛び込んできたのは、生肉店。
日本では肉と言えば冷蔵が当たり前ですが、ベトナムは常温がデフォ。
もしお肉を買うミッションを与えられたら、私は迷わずスーパーか、せめて冷蔵庫のある店へ走ります。 -
こちらの麺屋さんは、何となくやる気のなさを醸し出していますが、閉業ではない様子。
それにしても、見れば見るほど渋いですね。 -
市場の中にはホテルもあるのですが、どうやらこちらはリニューアルされた様子。
年季の入った市場の中で、そこだけがアップデートされているという不思議な光景です。 -
この案内は全部同じ店のメニューだと思いますが、詳細は分からず。
取り敢えず翻訳アプリでメニューをチェックしたら、スープ付きランチ(魚・肉)と出てきました。
興味がある方は、是非現地で確かめてください。 -
通りを走るエメラルドグリーンのバイクは、Xanh SMのEVバイクタクシー。
車も同様に、この鮮やかな色が目印となっています。
しかし、Xanh SMのアプリは現時点で日本語に対応していないため、Grabと併用できるようになれば、活用の幅がより広がりそうですね。
一般的なタクシーと異なり、既に料金が確定している点では、観光客にとって大きな安心感があります。 -
こちらは、バンミーチャーカー(さつま揚げのバインミー)の店。
とても美味しそうに見えましたが、この時の気分は完全に麺料理でした。 -
ということで、1軒目はこちらのお店に決定しました。
「客が多い店は、外さない店」。
これは、ベトナムでの食べ歩きにおける鉄則と言えます。 -
まずはこちらのお店で、バンカンクァ(蟹のタピオカ麺)をいただくことにしましょう。
写真は、バイクで買いに来たお客さんの注文品。 -
価格は45,000ドン(約270円)と非常にお手頃ですが、普段私たちが利用しているお店と比べると、若干高めの設定。
やはり、あのお店が安過ぎるのでしょうか…。 -
運ばれてきた一杯は、蟹の出汁がしっかり効いていて美味。
-
こちらがバンカンの麺。
透明感のあるうどんのようにも見えますが、コシはなく、すぐに切れてしまうのが特徴です。
しかし、この「ツルッ、プルッ」とした独特の食感に魅了される人も多いのがバンカン。
以前、ベンチェーでBanh Canh Bot Xatという文字を見かけましたが、Bot Xatは手打ちを意味するそうです。
きっと麺に対する拘りをアピールしていたのでしょう。
こちらのお店は手打ちではなく一般的な麺を使用していますが、それでも十分すぎるほどに美味しく、中に入っていたチャーカー(さつま揚げ)も、友人が「早く食べてみて」と急かすほどの美味しさでした。 -
-
お次はこちら。
看板の奥に見えるのは、これまたお客さんで賑わっているフーティウの店。 -
しかし、私たちが選んだのはフーティウではなく、その隣にあるBo Kho(ボーホー)の店です。
-
Bo Khoは、いわばベトナム版のビーフシチュー。
しかし、実を言うと私はビーフシチューやハヤシライス、そしてデミグラスソースが苦手なのですが、なぜかボルシチは大好物という、自分でも説明のつかない食の好みを持っています。 -
そのような私が、敢えてこのベトナム版ビーフシチューに挑戦。
長年、私の中で苦手意識があった煮込み料理という壁を、果たして乗り越えることができるのでしょうか。
期待と不安が入り混じる中、いよいよ実食です。 -
運ばれてきたこちらのBo Kho。
友人によれば「かなりあっさりした系統」とのことです。
少し緊張しながら一口食べてみると、意外にもすんなりと受け入れることができました。
ビーフシチューが苦手な私でも美味しくいただけるほど、重たさがなく食べやすい仕上がりです。
非常にすっきりした味わいなので、濃厚なビーフシチューを好む方には少し物足りないかもしれませんが、私にとってはこの料理の良さを知る大きな一歩となりました。 -
青空市場から次の目的地「エビ釣り」へ移動する前に、まずはカフェで一休み。
ここは地図アプリにもしっかり登録されているお店です。 -
平日のこのような時間帯にオフィスワーカー風の男性たちが寛いでいる姿を見ると、先進的なフレックスタイム制を導入しているのか、あるいは休憩中なのかと、つい色々と想像を巡らせてしまいます。
-
ふと見渡せば、近代的な高層ビルに囲まれた、古き良き青空市場。
コロナ禍の前に、この市場が取り壊されるという噂を耳にしたことがありましたが、折角私が「克服」して闊歩できるようになったのですから、もう暫くはこのまま存続して欲しいものです。 -
Ton That Dam通りの入り口でGrabを呼び、今度は釣り堀へ行ってみましょう。
Grabは指定した場所まで正確に来てくれるため、厳しい暑さの中でタクシーを探し回る必要がありません。
ベトナムの旅においては、必須と言えるほど便利なアプリです。 -
今回はGrab(車)の手配方法を簡単にまとめましたので、初めてベトナムを訪れる方は参考にしてください。
・Grabのアプリをダウンロード。
乗客用とドライバー用があるので、乗客用を選択。
(※Grab利用にはインターネット接続が必要となります。)
・「New to Grab? Sign Up!」をタップ。
・SMS認証を行う(送られてくる6桁の数字を入力)。
(※日本の電話番号でも登録可能。)
場所の確認などでドライバーから電話がかかってくることがありますが、ベトナム語で話されても全く分からないので、私たちは殆どスルーしていました。
もし困った状況になった際は、近くにいるお店のスタッフなど、信頼できそうな人にドライバーと話をしてもらうようお願いするとスムーズです。
電話に出られなくても、基本的には問題なく合流できます。
配車の手順(ここが重要!)
車を呼ぶ際は、2段階の選択が必要です。
・トップ画面で「車」を選択し、目的地を入力。
・候補の車種(4人乗り・7人乗りなど)と価格を確認し選択。
※候補の中から希望の車を選ばないと、車を呼んだつもりがバイクが来てしまうといった事態を招きかねませんので注意してください。
また、トラブルを避けるため、乗車前にドライバーへアプリの画面などを見せて確認することをお勧めします。
走行中はアプリでルートを確認できますし、金額も確定しているので不当な請求を受ける心配はありません。
ただし、画面をずっと表示させているとスマホが非常に熱くなるため、適宜確認するのがコツです。
料金は、予約時に提示された金額を支払えば問題ありません。
チップも不要です。
ハプニングの一例を挙げると、旅行最終日にドンナイの飲食店へ向かった際、空港アクセス道路の建設工事の影響で、車が目的地までたどり着けず周辺を行ったり来たり…。
しかし、ドライバーが懸命に対応してくれたため、この時ばかりはその親切さに感謝してチップを上乗せしました。
基本的には、既に確定している料金を支払えば良いため、慣れない土地でも安心して利用できるのがGrabの良いところです。 -
雨の日やラッシュ時でGrabがなかなか捕まらない時は、急増中のXanh SM(サンSM)のEVタクシーもおススメです。
Vマークでお気づきかもしれませんが、こちらはベトナムのグローバル企業「ビングループ」が展開するタクシーサービス。
鮮やかなエメラルドグリーンの車体は街中でも一際目を引き、EV(電気自動車)ならではの静かさが魅力。
エンジンがない分、車内も広々としていて非常に快適です。 -
移動中の景色もまた一興。
Nguyen Thi Minh Khai通りでは、評価の高いバンミー店Banh Mi Chim Chayの搬入現場に遭遇しました。
朝からバンにするか麺にするか、胃袋が幾つあっても足りないのがベトナムという国です。 -
この時は、Phuoc Vien寺近くのロータリーに差し掛かったところでした。
ピークを過ぎていてもなお、圧倒されるほどの交通量ですが、僅かな隙間を見つけて入り込むドライバーの運転技術には本当に驚かされます。
その光景は、相変わらずスリル満点。 -
いよいよ目的地が近づいてきました。
Grabでの移動はここまでとなり、この先は徒歩で向かいます。
小型車であれば十分に通行できそうな道幅なのですが、あの「交通カオス」をミリ単位で切り抜ける神業のようなドライバーたちが、なぜこの道への進入を拒むのか。
私にとっては、ベトナム七不思議のひとつです。 -
釣り堀への道中で、ふと目に留まったのがウォーターココナッツ。
トイソン島のツアーに参加された方なら、もしかするとこの実を食べた経験があるかもしれません。 -
更に進むと、目の前にまるでモネの絵画を彷彿とさせるような、美しい水辺が現れます。
しかし、よく見るとそこには「緑のネット」が存在感をアピール。
これがなければ完璧な芸術だったのですが、そんな詰め切れない感じもまたベトナムのご愛嬌です。 -
そして、ようやく到着しました。
この世の喧騒を忘れるような、長閑な風景。 -
釣り堀の名前はKy Anh Quan。
平日の昼間ですが、富裕層と思われるグループが優雅に糸を垂らしています。
さて、今日の運勢とエビの食い気はいかがなものでしょうか。 -
こちらはエビ釣り初心者の方でも、親切なスタッフ1から丁寧に教えてくれます。
必要な持ち物は、財布に忍ばせた万札だけ。
勿論、ベトナムドンの話です。 -
お客さんの釣れ具合を見計らって、スタッフが豪快にエビを補充。
-
その甲斐あって、逞しいエビが釣れました。
-
一度釣り上げたエビや魚を池に戻すことは出来ないので、基本は全て持ち帰りとなります。
しかし、何も持たずに来場した私たちは、その場で調理してもらい胃袋に収めます。 -
ここは釣り堀でありながら、レストラン顔負けの豊富なメニューも自慢。
-
料金はキロ単位の表記ですが、サイズによって変動。
大きければ高く、小さければ安い。
「当たり前」のルールですが、大きなエビ・大きな魚が釣れた時の満足感はプライスレスです。 -
一応、釣りはせずに食事だけを楽しむことも可能ですが…わざわざここまで来て、エビや魚との心理戦を楽しまずに帰る人は、まずいないでしょう。
-
喉を潤そうと注文したのが、こちら。
どう見ても、部活のお茶。
一人分とは思えないボリューミーなサイズ感を分かっていただくべく、ポケットティッシュを添えてみました。
この豪快さもまたベトナム流です。 -
気になる料金がこちら(写真)。
料金表の刷新に伴い、料金改定も行われたようですが、コストパフォーマンスの良さは健在です。
ちなみに、こちらで釣ったエビは、ベトナムでは高級な食材として扱われています。
一般的な飲食店で提供されるものはサイズこそもう少し大きいものの、そこそこの値段となります。
今回は前半戦で苦戦したこともあり、1時間半ほど滞在することになりましたが、もしホーチミン滞在中に時間があれば、是非エビ釣りに挑戦してみてください。
中々面白いですよ。 -
次は10区に近い3区へと移動。
-
アジアらしい風景を求めてNguyen Thien Thuat Apartment Parkというアパートが密集しているエリアを訪れました。
-
実は出発前、ヨーロッパ調の街並みが美しいHoa Binh Water Music Squareの周辺(西側)を歩こうと考えていたのですが、友人から「もしかしたらセキュリティが厳しく、立ち入りが制限されているかもしれない」との助言を受け、今回は断念しました。
そういう所は、やはり社会主義国…なかなか難しいものがあります。
先程のエリアは軍用地跡の開発エリアとのことですが、詳細が分からないので、今回は昔ながらのアジアの情緒を味わうべく、こちらを訪れることにしました。
アパートメントパークという名称から広大な公園を想像していましたが、地図や現地の様子を確認すると、実際には団地の子どもたちが遊ぶ親しみやすい広場であり、むしろロータリーの方が立派に見えるほどでした。
パラソルの下で売られているのはSup Cua(カニのスープ)。
美味しそうですが、今はもう少しお腹にたまるものが食べたい気分です。 -
朝の青空市場に続き、午後はこの巨大なマンモス団地。
どっぷりとローカルな雰囲気に浸ります。 -
ミストが出て涼しげなカフェがありましたが、なぜか客層は男性ばかり。
女性たちはエアコン付きの店へ流れているのでしょうか。
その奥にあるコムタムの店 Com Tam Ngon Sai Gonは、地図アプリで高評価。
しかし、アプリの写真にあるようなお洒落さは微塵もありません。
恐らく写真は、隣のカフェのものでしょう。 -
ベトナムでは「人が多い店は美味しい」という鉄則があるとお伝えしましたが、ベトナムの方々のランチタイムは早く、13時を過ぎると客足は止まってしまいます。
私たちがここを訪れた時は、既に彼らのランチタイムが終わっていたため、客入りの様子で人気度を測ることはできませんでした。
こうなれば、Goo●le先生の情報を信じるほかありません。 -
しかし、このような場所では地図に掲載されているお店はほんの一握り。
隠れた名店が非常に多いため、最終的にはGoo●le先生の情報よりも自身の直感に従うことにしました。 -
更に進むと、さまざまな屋台が目に飛び込んできます。
ブンマム・ブンタイは、魚介の出汁が効いた麺料理。
シントーは、南国らしいフルーツスムージー。
ファーラウは、モツ煮込みの店。
バインミーが吊るしてあるので、きっと煮汁にパンを浸して食べるバインミー・ファーラウがあるはず。 -
色鮮やかな旗や提灯が飾られた通り。
自分が今どこにいるのか全く見当がつきませんが、ここから抜け出したいと思った時は、Goo●le先生もいますし、最悪はGrabを呼べば済むことです。
また、ここは3区であり、南へ歩けばすぐに1区へ戻れるという安心感もあるため、不安はありませんが、油断は禁物。 -
前方に現れたのは、制服姿の小学生たちの集団。
みんなで連れ立って、一体どこへ向かっているのでしょうか? -
角にあるのはボッチン(揚げ餅)のお店。
しかし、今は営業していないのか、どこかひっそりとした佇まいです。 -
ようやく見つけたバインミーチャオの店。
鉄板で焼いた具材を自分でパンに挟んでいただくスタイルですが、やはり地図アプリには登録されていません。
美味しい店は、自分の足で見つけるしかない、まさに知る人ぞ知るお店です。 -
こちらは、洗濯屋さん。
-
そして、私たちがたどり着いたのが「LA DO」というコムガー(チキンライス)のお店です。
決め手は、店で男性たちが食べていた料理がたまらなく美味しそうだったこと。 -
こちらが店主のお姉さん。
-
メニューはコムガー(鶏飯)からボーコー(牛煮込み)まで、なかなかのラインナップです。
ベトナム語の壁は高いですが、そこはGoo●le先生の翻訳アプリに頼り切り。
カメラを向けると、時々「意味不明なポエム」のような翻訳が爆誕しますが、スマホを前後に動かしてピントを合わせるだけで訳が変わるのが面白いところ。
それでも日本語が迷走している時は、リスク回避で潔く諦めるのが私たちのルールです。 -
ちょうど来店していた男性が、パリパリのバーロイ(豚バラ肉)に目玉焼き載せのコムチン(焼き飯)という、視覚だけで美味しいと分かる一皿を食べていました。
メニューにはバーロイもコムチンも別々に存在し、正解の組み合わせが判別不能だったので、ここは究極の奥義「指差し」。
無事にオーダー完了です。
お会計は全部載せでも45,000ドン。
卵は別料金というトラップ(?)もよくありますが、ここは込み込みの定額制。
なんだか少し得した気分です。 -
そして登場したのがこちら、「映え」とは無縁の質実剛健な一皿。
お洒落さは全くありませんが、バーロイ好きの友人に至っては、今回のベトナム食べ歩き旅行の中で「これが文句なしの暫定1位!」と大絶賛。
※今回食べたベトナム料理の中の暫定1位。
バーロイのパリパリ感はもちろん、コムチンの味付けも完璧で、二人して一気に完食してしまいました。 -
テーブルにはお決まりのチリとベトナム醤油。
特にこの醤油は万能で、私も自分へのお土産に買って帰ります。
お米との相性は抜群。
日本に帰ったら、焼いたお餅にこの醤油をつけて食べるのも密かな楽しみです。 -
帰り際に見かけたお店では、お兄さんが「えっ、それ長いゴムじゃないよね?」と二度見してしまうような物体を一生懸命ほぐしていました。
見た目はミー(中華麺)のような黄色ですが、その長さは完全に規格外。
いや、現地ではこれが「標準」なのかもしれませんが、麺をほぐすダイナミックな光景に馴染みがない私には、新鮮すぎる驚きでした。
絡まりを解くお兄さんの鮮やかな手さばきと、終わりが見えない麺の束。
一体何の麺だったのか、今でも「あの麺の正体は?」と夢に出てきそうなほど気になっています。 -
Nguyen Thien Thuat アパートメントエリアは、一歩足を踏み入れれば意外な名店が顔を出す、まさに「宝探し」のような場所。
しかし、観光客がここだけを目的地にして気合を入れて訪れると、そのディープさに少し圧倒されてしまうかもしれません。
お勧めの楽しみ方は、近くの「ホーティキー花市場」や「タンビン市場」を巡るついでに、ふらりと迷い込んでみること。
そのくらいの軽やかなスタンスが、この街の熱量にはちょうど良い気がします。
メジャーな観光ルートから外れているためか、欧米人観光客の姿は皆無。
見掛けたのは数人のアジア系観光客のみでした。
中には日本人かな?と思う方もいましたが、一言も言葉を発しなかったので、その正体は謎のまま。 -
最後は、歩き疲れた体に染み渡るカフェを2軒ご紹介します。
まずはアパートのすぐ近く、Dien Bien Phu通りで見つけたお店。 -
アジアンモダンの内装が素敵なカフェで、他のお客さんは吸い込まれるように2階席へ上がっていきましたが、もはや階段を上る気力すら残っていない私たちは1階席へ直行。
-
オーダーしたのは「カフェスダー(練乳入りアイスコーヒー)」。
路上で飲むワイルドな味もいいですが、冷房の効いた店内でいただく一杯は格別の贅沢。
涼しさも手伝って、少なめのコーヒーはあっという間に飲み干してしまいました。 -
そして最後は、Nguyen Dinh Chieu通りにある「チュングエン・レジェンド(Trung Nguyen Legend)」へ。
-
この洗練された空間を目の当たりにすると、かつてチョロンで訪れた「自称・チュングエン」のカフェは、やはり★なんちゃって★だったのだと確信しました(笑)。
-
私はカフェラテ、友人はカフェスダーを注文。
相変わらずガツンとくる力強い苦味。
「これぞベトナムコーヒー」という一杯で、今回の散策を締めくくりました。 -
アパートメントへ戻る前に、1区の**「イオン・シティーマート サマーセット店」でちょっとお買い物。
-
レジ横でふと目に飛び込んできたのは、なんと「栗」。
ベトナムでも栗を売っているのですね。
南国のイメージが強かったのでこれには驚きましたが、思わぬところで秋の味覚に出会ってしまいました。
それにしてもここ、スーパーと呼ぶにはかなりの「スモールサイズ」。
「イオン」の名を冠してはいるものの、日本のような大型店舗をイメージして行くと、そのコンパクトさに度肝を抜かれます。
どちらかというと、昔ながらの「Citymart」としての個性が強めで、日本の個人商店に近いサイズ感かもしれません。
しかし、お隣はアメリカ領事館やフランス領事館という超一等地。
界隈に住むマダムやオフィスワーカーの日常を支える、究極の「ご近所コンビニ」的存在のようです。
さて今回の散策は、『直感』と『Goo●le先生』との二人三脚。
お洒落な最新スポットも良いのですが、私の心を捉えて離さないのは、やはりこうした『剥き出しのアジア』でした。
ガイドブックの1ページをなぞるだけでは決して出会えない、予測不能な面白さがこれらのエリアに詰まっています。
キラキラした観光旅行に飽きたら、自分だけの『宝探し』を楽しんでみてください。
さて、次はどんな美味しい出会いが待っているのか…。
旅はまだまだ、続きます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ももであさん 2026/04/04 14:27:59
- 「ホームレスの市場」が人気店だった件
- ST&Gさん こんにちは😄
「ホームレスのエリアだと思い込んで立入禁止区域に認定」って、自分でやっておいて自分で解除するの、もはや税関より厳しい審査ですよ!しかも何年も経ってから「今は平気」って…長い年月をかけての大目覚めですね(笑)。
さらに「アオババのセンスは今でも理解出来ない」と言いつつどっぷりアジアを楽しんでいるST&Gさん、実はすっかり現地に馴染んでいるのでは?😏
エビ釣りでハサミが怖くてスタッフ頼みというのも最高です。釣る人は一人前、外せない人は…まあ、それでも楽しければOK!
「部活のようなお茶」という表現、もう完全にベトナム語より伝わります🍵
ぼくも図らずも1度だけホーチミンへ行ったことがありましたが、異文化度が高くなかなか印象に残る国でした。完全に準備不足だったので、今度は少し予習して再訪したくなりました。
- ST&Gさん からの返信 2026/04/04 18:33:03
- Re: 「ホームレスの市場」が人気店だった件
- コメント有難うございます。
異文化度が高いとありましたが、香港ともシンガポールとも違うあの雰囲気。
確かに長い年月をかけて、ベトナムの面白さに目覚めてしまいました(笑)。
今はかなり嵌っていて、次はいつ行こうかと考え中。
ベトナムへ行くなら、バブルの今がお勧めです。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ST&Gさんの関連旅行記
ホーチミン(ベトナム) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
74