2025/10/16 - 2025/10/16
8705位(同エリア17002件中)
佐野屋さん
この旅行記のスケジュール
2025/10/16
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ノートルダム大聖堂→オペラ座→オランジェリー美術館→オテル・ド・ラ・マリンヌ
この旅行記スケジュールを元に
2015年から夫婦で始めたヨーロッパ旅行ですが、今回でひと区切りとすることにしました。行先は今まで行きたくても行けていない先、訪問するも日程の都合で行けなかった見所が残っている先としました。まずパリからスタートでしました。本日は、実質パリ最終日です。この日は『ノートルダム大聖堂』、『オペラ座』(パレ・ガルニエ)、『オランジェリー美術館』、『オテル・ド・ラ・マリンヌ』を訪問しました。食事はカフェでフランス料理を楽しみました。昨日、一昨日で5万歩を超えているので、今後のことを考えて抑え気味に行動しました(18,643歩)。オペラ座では並んでいたところ、スリに囲まれました。帰国後に体調不良のため医者に行ったら、夫婦でコロナに感染していました。発症日から考えると、本日と前後1日が怪しいです。個人旅行のため特定の人達と長時間会話する機会が全くありませんでした。移動も地下鉄を使用せず、バスと徒歩のみでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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本日の訪問先の1番目はノートルダム大聖堂です。ここに入れなければ、パリ再訪になるかもしれません。私は卒業旅行で焼失前のノートルダム大聖堂を訪問していますが、家内は10年前のパリ訪問時に入っていません。パリに到着時に予約を取ろうとしましたが、満杯で予約できません。昨日のサントシャペル訪問後に立ち寄ると長蛇の列です。家内から『早朝は空いているとの情報がある』との提案を受け、8:00に到着です。もしそれでも混んでいたら、最終日に朝食を取らずに並ぶ覚悟でした。着いてみると空いていて、並ばずに入れました。今回訪問の最大の難関をクリアーです。一刻も早く入りたくファザードを撮る余裕がありませんでした。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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中に入ると広々とした空間です。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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前に進んでいくと、ミサを行っています。縄が張られて前に進めません。バラ窓も見えず、祭壇にも行けません。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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ミサがなかなか終わりません。私たちを含め、多くの観光客が脇の廊下で行列を作って並んでいます。しかしアジア系のグループをはじめ、大きなカメラを持った二人組等、ミサの人に混じって座ったり、写真を撮ったりマナーの悪い人が目立ち始めました。ロープの前で並んでいる多くの人の前で談笑する教会関係者等、教会の中にいるという緊張感が薄れていきます。オペラ座の予約チケットの入場時刻は10:00です。少し焦ります。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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8:45ロープが解かれて、観覧開始です。ロープの最前列付近で待機していたため、人が少ないです。先ずは南側のバラ窓です。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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祭壇です。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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礼拝堂の後ろに回ると、聖遺物箱があります。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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礼拝堂の後ろを回ります。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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聖歌隊の廟風です。キリストの生涯の場面を描いた彫刻が施されています。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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礼拝堂の後ろを一周しましたした。遥か前方に出口が見えます。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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壁面のステンドグラスが美しいです。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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北のバラ窓です。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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広大な空間です。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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内装も豪華です。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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パイプオルガンです。直接の火災を免れましたが、鉛の粉塵が内部に入ってしまいました。そのため解体し、楽器の調律と音色の調整を経て復活しました。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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9:00ノートルダム大聖堂を出て、オペラ座に向かいます。ミサ終了からわずか15分で見学を終えました。行列はまだ短いように思われます。
ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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9:30頃にオペラ座に到着しました。チケットの入場開始時間まで30分あります。自由見学のため、すでに行列ができていました。ここでスリと遭遇しました。私達が並んでいた場所は、横断歩道のある交差点の近くでした。赤信号になると、道路を渡る人の人だかりができることもありました。家内は建物側で私は歩道側で、家内とチケットを見ながら話をしていました。しばらくすると高校生位の女性が私に寄ってきました。私は割り込みだと思って『ノー』と言いました。それでも動こうとしないので、相手に向かって強い口調で『ノー!!』と言って、列の後方を指しました。すると3人組で横断歩道を渡っていきました。家内と私は『3人だったんだ。割り込みではなかったね』と話していました。するとすぐ後ろにいた中国人観光者から、『あなたのリックが狙われ囲まれていましたよ。』と言いました。私が強い口調で言ったとき、相手に体を向けたため、リックが家内の目の前に動いたことから諦めたと思います。家内は『きれいに化粧をした少女達で、とてもスリには見えなかった』とのこと。私も学生と思ってしまいました。パリでは危険なのは電車の中だけで無いことを痛感しました。幸い被害がなく10:00に入館です。本日最初のグループのため、空いています。正面の大階段に向かいます。
オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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大階段に到着です。
オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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大階段からの眺めです。豪華で圧倒されます。
オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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大階段を上ってきました。大理石で覆われた重厚な印象です。
オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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観客席です。
オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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ボックス席の作りも豪華です。
オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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天井画はシャガールです。
オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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グラン・フォワイエ(大ロビー)です。幕間に飲み物を飲みながら、社交したり休息をする場所です。別世界です。
オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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グラン・フォワイエ(大ロビー)の脇にあります。飾りなのでしょうか。
オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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グラン・フォワイエ(大ロビー)の端の方まできました。
オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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10:25最後に大階段を通って帰途につきました。
オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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11:00オペラ座を経てコンコルド広場に到着です。10年前の訪問時はパリ祭にあたり交通規制がなされ、次の訪問場所へ時間が無くゆっくり見れませんでした。今回はゆっくりいろんな角度から散策です。
コンコルド広場 広場・公園
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オベリスクです。噴水とともにコンコルド広場を代表するものです。
コンコルド広場 広場・公園
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シャンゼリア通りです。遠方に凱旋門が見えます。
コンコルド広場 広場・公園
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11:10オランジュリー美術館に到着です。予約したチケットの入場時間は11:30ですが入館できました。
オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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オランジュリー美術館といえばモネの『睡蓮』です。クロードモネが大作の『睡蓮』寄贈を申し出ます。この睡蓮を展示するために整備されました。美術館を建てて、絵を展示したのではなく、絵のために整備されました。
オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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楕円形のホールいっぱいに掲げられたモネの『睡蓮』連作です。実物は圧巻です。
オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ベンチに座りながら鑑賞することができます。絵画としてのモネの『睡蓮』は他でも見れますが、ここまでの大作は初めて見ました。
オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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アンドレ・ドラン作『台所のテーブル』です。見ていて気持ちが静まる感じがしました。
オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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マリーローランサンの代表作『マドモアゼル・シャネルの肖像』です。「ココ・シャネル」をモデルにした肖像画です。シャネルは完成された作品に納得が出来ずに買取を拒否しました。ローランサンは彼女のことを「田舎娘」と罵ったそうです。
オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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モーリス・ユトリロの「ベルノ商店」です。ユトリロの作品は他にも展示されていましたが、一番印象に残った作品です。
オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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12:00昼食はパリ風ビストロでグーグル評点4.5の『Le Florentin』で頂きました。隣には日本でも見覚えのある店舗がありました。店員に『予約をしていない』旨を言うと、明るく『問題ありません』と案内して頂きました。店内は長いソファーに人数に応じて移動できる小型のテーブルで構成されています。着席すると、その後どんどん人が入ってきます。観光客らしき人は見当たりません。
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フランスを代表する料理の一つ、牛肉を赤ワインで煮込んだブッフ・ブルギニョンを注文しました。下にはマッシュポテトが敷かれています。しっかり煮込んであり、柔らかく美味しいです。量が多くフーフー言いながら食べ続けます。隣に大柄の白人男性が座り、同じ料理を頼みました。『あんな大きな人が食べる料理なんだ』と思いながらフーフー言いながら完食しました。『ブッフ・ブルギニョン』×2、飲み物×2で60.50ユーロでした。
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13:30頃オテル・ド・ラ・マリンヌに到着です。元々は王室の調度品保管場所として利用されて、調度品保管所長が住んでいました。そのためオフィス及びサロンがありました。フランス革命の1789年から2015年までフランスの海洋省が使用していましたが、移転したため改装して2021年美術館として開館しました。音声ガイダンスを着けて見学開始です。寄木の床が立派な部屋です。
オテルドゥラマリーヌ 博物館・美術館・ギャラリー
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寝室と思われます。美しい部屋です。
オテルドゥラマリーヌ 博物館・美術館・ギャラリー
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宮殿のような部屋が続きます。
オテルドゥラマリーヌ 博物館・美術館・ギャラリー
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サロンです。ベルサイユ宮殿を彷彿させます。
オテルドゥラマリーヌ 博物館・美術館・ギャラリー
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ベルサイユ宮殿の人込みと異なり、人も少なく静寂の中で歩くと特別な気分になります。
オテルドゥラマリーヌ 博物館・美術館・ギャラリー
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音声ガイダンスに従い、バルコニーに出ます。コンコルド広場、エッフェル塔が手に取るように見えます。
オテルドゥラマリーヌ 博物館・美術館・ギャラリー
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音声ガイドに従い建物内に戻り、廊下を進みます。
オテルドゥラマリーヌ 博物館・美術館・ギャラリー
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廊下を通ってサロンに戻り、退館しました。入場料は17:00ユーロしますが、ミュージアムパスが利用できます。場所も便利な場所にあります。建物に豪華な内装のカフェ(Café Lapérouse Concorde)が併設されています。テラス席でなく室内であれば、良い思い出になるかもしれません。
オテルドゥラマリーヌ 博物館・美術館・ギャラリー
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15:00ギャルリー・ヴィヴィエンヌに到着です。ホテルへの帰り道の途中にあったこと、ホテルから夕食場所への途中にあるため訪問しました。大理石のモザイクの床が美しいです。15:30頃にホテルに戻りました。
ギャラリー ヴィヴィエンヌ ショッピングセンター
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3時間くらいホテルで休憩し、19:00夕食は安いビストロとして有名なBistrot Victoires(グーグル評点4.4)を訪問しましました。『予約していない』旨を言うと『問題ありません』と言って席に案内して頂きました。お昼以上にレトロな雰囲気です。人混みと熱気が凄いです。たまたま空いていた席があったので、撮りました(この席もすぐ埋まりました)。
ビストロ ビクトワール フレンチ
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長い椅子に簡単に移動できる小さなテーブルのレイアウトです。荷物を置く棚があります。テーブルの隣に日本人二人がいて、「昨日来てステーキを頼んだが硬かった」とのことでした。その人達は鴨のコンフィ、オニオンスープ、エスカルゴをシェアーしていました。反対の隣に韓国の二人が来て鴨のコンフィを注文していました。
ビストロ ビクトワール フレンチ
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エスカルゴを注文しました。身は小さいですが、ソースが美味しくパンに浸し食べると絶品です。
ビストロ ビクトワール フレンチ
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二人ともフランス料理の一種であるサーモンタルタルです。作るのに手間がかかったのか、後から来た韓国から来た人が注文した鴨のコンフィよりも遅く、日本人の二人は食事を終えて帰り際にやっと来ました。サーモンの寿司を食べ慣れている私にとって、味付けがなされサーモンの味が消される一方、経験のない味付に不味くはありませんが美味しいとは言い難かったです。帰国してサーモンタルタルのレシピを見て納得です。良い思い出になりました。サーモンタルタル2品、エスカルゴ1品、ドリンク2品で42.50ユーロでした。
ビストロ ビクトワール フレンチ
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