アナザーマレーシア ボルネオ島横断19日間の旅 ９/９ 完結編 キナバル公園

2025/08/03 - 2025/08/21

ボルネオ島横断の旅の完結編、キナバル公園です。結論から言うとめちゃめちゃ良い経験をしました。ツアーに参加したわけでもないですし、豪華な宿に泊まったわけでもないですが、この度一番楽しい場所でした。何が楽しかったかも含めてレポートできたらと思います。RM１＝\35.4。
1.クチン
2.シブ
3.ビントゥル
4.ミリ
5.ムル
6.バンダルスリブガワン
7.ブルネイーラブアン
8.コタキナバル
9.キナバル公園★

エリア キナバル公園周辺(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0

この日はキナバル公園に向かいます。
ミニバンがムルデカ広場にあるバスターミナルから出ているらしいのでとりあえずそこへ向かいました。

ここがバスターミナルです。ラナウ行のバンで行くのですが、10時くらいに行ったらすでに出発してしまったようでした。しょうがなく待っているとバンが来ました。料金は50RMで、一人だと150RMと言われました。他の人が来るのを１時間くらい待ちましたが、全然他の乗客が来なかったので、しょうがなく100RMに負けてもらって一人で行ってもらうことにしました。

市内の渋滞がすごかったですが、2時間くらいでキナバル公園の入り口に到着です。

これが乗ってきたバンです。後で宿で一緒になった人に聞いたら、その人はイナナムバスターミナルというところから来たそうです。値段は確か80RM暗いと言っていましたが、そこは市内からちょっと距離があるのでそこまでの交通費を考えたらどちらも同じくらいの値段のようです。

ここが公園入口です。とりあえず今日は着いたばかりなので入りません。

入園料は１日50RMです。ムルの国立公園のように3日でいくらとかないんですよね。マレーシア人は10RMだから5倍の差です。日本はいまだに外国人との2重価格に及び腰ですが、世界ではそれが普通だということが分からない人が多いんですよね。

公園とは反対側の景色です。

公園内にもホテルはありますが、べらぼうに高いので、GoogleMAPで探したJungle Jack's Backpackersという宿にしました。国立公園入口の目の前にあります。

ドミトリーで一泊50RMと激安です。

結果的にはこの宿が大正解でした。施設はきれいというわけではありませんが、ここのオーナーのJackおじさんがとてもいい人で、キナバル公園やキナバル山を知り尽くした人でいろいろ情報をもらえます。コーヒーや水は飲み放題で、朝食はパンが食べ放題です笑
キナバル公園で安く泊まりたいという人は絶対にここはお勧めです。予約はGoogleMAPで宿のHPが出ているので、そこへ行って、かつWHATSAPP経由で可能です。

夕飯は提供していないので、公園前にあるTahubang Restaurantへ。ここは料金も良心的でよかったです。チキンヌードルで14RMでした。

翌朝はJackおじさんがラナウまで車で連れて行ってくれました。ここはラナウのフードコートです。

その後、ラフレシアを育てている個人のガーデンへいきました。料金は10RMです。

そして念願のラフレシアを見ることができました。クチンで見損ねたし、他の場所に行こうと思うとお金もかかっていたと思うので10RMで見られてよかったです。

マレーシアのお札に乗っているので一緒に記念撮影です。
これで人生のバケットリストの一つが完了しました。

ここが訪問したガーデンです。

そのあとはまたJackおじさんにキナバル公園まで車で乗っけて行ってもらいました。本来なら入園料を払わなければならないのですが、なんでもJackおじさんは顔パスらしく、タダで入れました。

キナバル山に登るにはガイドが必要なので、とりあえず個人で行けるところまで歩いてみることにします。これは途中にある世界遺産のモニュメントです。

途中から見える景色はこんな感じです。

これは途中にある記念碑です。なんでも2015年に発生した地震で犠牲者が出たようです。日本人の名前もありました。

ここが歩いて行ける最終ポイントのTHIMPOHONというところです。
ここから先はガイドがいないと入れません。ゲートからここまでは1時間くらいでしょうか。結構疲れました。

こうやってチェックポイントになっていて、通る人をチェックしています。

ここから先、山頂までのルートです。所々山小屋とかあるみたいですね。

結構山の奥の方なのですが、チェックポイントの上には売店もあるようです。

チェックポイントの上はこんな感じです。

上までこれたのでこれから下ります。
途中いくつかトレイルへの入り口があります。

MEMPENG TRAILというトレイルを選んで行ってみることにします。ちなみにマップはビジターセンターでもらえるので、それで自分の好きなトレイルを選ぶといいでしょう。約2kmくらいの道です。

一応道みたいなものはあります。

途中にはいろいろ高山植物があります。

色鮮やかなものも。

トレイルからまた他のトレイルにも合流できるので迷子にならないように気を付けましょう。

そして2時間くらいでなんとか入り口まで戻ってこられました。

山の天気は変わりやすく戻ってきたころには雲も出てきました。

ここがゲートですね。行きは車だったのですが、帰りは徒歩で通過です。

入り口はこんな感じです。

今日も夕食はTahubang Restaurantで。
トムヤムヌードル14RMです。このお店は19時には閉まってしまうので注意してください。宿の同じ部屋に泊まっていたイギリス人の青年は19時以降に行って夕食が食べられず、夕食難民になっていました。Jackおじさんに行って何とか食事をもらっていたようですが。

翌朝は麓の方に霧が。

公園入口も靄で先が見えません。今日、コタキナバルに戻るので戻る前にきれいなキナバル山を見ておきたかったのですが

しばらくすると霧も晴れてきて、何とかかすかにキナバル山を見ることができました。
ちなみに、この日もキナバル公園に一人で入ったのですが、ゲートでJackおじさんの名前を言ったらまたタダで入れてくれました。Jackおじさんの影響力半端ないです笑

昼ぐらいになると天気も回復してきました。

帰りはどうやって帰ろうかと思っていたのですが、Jackおじさんが言うには、公園前で待っているといくらでもバンが走っていて拾ってくれるということでしたので、待ってみることに。すると、公園内から出てきたバンが停まってくれて、交渉の末50RMで乗せてもらえました。そのバンにはキナバル山から下山したばかりの日本人の大学生が乗っていて、コタキナバルまではその青年とずっと話していました。
結果的には二泊三日のキナバル公園はJackおじさんとその宿のおかげでとてもリーズナブルに楽しく過ごせました。興味がある方はぜひJungle Jack's Backpackersに泊まってみてください。
これで2週間ちょっとのボルネオ島の旅は終わりです。結論から言うととても満足度の高い旅でした。自分にはクアラルンプールのような都市よりも田舎感のあるボルネオ島の方がゆったりと楽しめました。