今年2度目の豪州はパースへ 2025年10月〈4・5日目 フリーマントル、キングスパークほか～帰国〉

2025/10/26 - 2025/10/28

3月にシドニーを訪ねてオーストラリアの魅力にはまった私たち。
昨年就航したANAパース直行便を利用したツアーをHISで見つけて、10月にはパースへ行くことにしました。
パースに行くのはダンナは初めて。ワタシは2度目だけど前回がウン十年前なのでよく覚えてません（苦笑）

宿泊ホテルは出発の1週間前にHISから連絡があり、“ココになるといいナ～”と思っていた「ホリデイイン パース シティー センター」に決定。

また何度も行かれるところぢゃないし、せっかく行くなら近郊まで足を延ばそうということになって、「ピナクルズの夕日と星空鑑賞ツアー」と「ロットネスト島サイクリング＆フェリーツアー」も事前に確保し、レストランもパースで評価が高いファインダイニングとカンボジア料理店をweb予約しました（すべてダンナがね…）。

4日目はフリーマントルとキングスパークへ。
5日目はコテスロービーチを見た後、夜のフライトで帰国の途につきます。

〈4日目〉
朝食「The Wolf Espresso」
電車でフリーマントルへ。
昼食「The Norfolk Hotel」
電車でパースに戻り、無料バスのブルーキャットでキングスパークへ。
夕食「My Bayon」

〈5日目〉
朝食「Murray Mews」を再訪
電車でコテスロービーチを見に行ったあと、パース市内に戻ってお買い物。
昼食「Beer Corner」で最後もクラフトビール
もう一度エリザベスキー周辺をお散歩した後、電車でパース空港へ。
空港でシャワーを浴びてスッキリ。
夕食「Aspire Lounge（アスパイア ラウンジ）」
パース21:55→NH882→成田08:30(+1)

エリア パース(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

朝食はホテル近くで日曜日もやっているお店を探して こちらのお店「The Wolf Espresso」へ。
ウルフ レーンという路地に面したところにありますが、ARCADE 800 を通るとホテルからスグでした。

ザ・ウルフ・エスプレッソ（ウルフ レーン店） カフェ

地元の常連さんもたくさんいるようで、アジア系と思われる感じの良い男女のスタッフさんが、入れ代わり立ち代わりやってくるオヂサンたちと談笑していました。
ショーケース内のパンやスイーツも美味しそうだし、Tシャツなどのお店のロゴグッズも販売しているんですね。

ザ・ウルフ・エスプレッソ（ウルフ レーン店） カフェ

クロワッサンとバナナブレッドにフラットホワイト。
軽く食べたい朝にピッタリのメニューでした。

ザ・ウルフ・エスプレッソ（ウルフ レーン店） カフェ

お店の目の前の路地「ウルフ レーン」は壁画街になっています。

こちらは重そうな荷物を階段で2階に運んでいますが、外階段とゴミ収集BOXをうまく絵の中に取り込んでいますよね。

こちらは昨日朝食に行ったカフェ「Murray Mews」のちょうど裏側なんですね。

ちょっとおどろおどろしい壁画もあるし、素敵な作品もあるし、見る人のセンスで楽しめるストリートです。

コチラの路地を道なりに左に曲がって、パース駅まで歩いていきます。

パース駅では改札口にいた駅員さんに聞きながら、フリーマントルまでの2名の往復乗車券を購入しました。
とても親切な駅員さんで、私たちが横浜から来たと知ると、“横浜にはガンダムを観にいったことがある” と言いながら、スマホの写真を見せてくれました。
来年も日本に行くンだそうです。

パース駅 (鉄道) 駅

駅員さんに教えてもらった通り、7番線に来る2台目の電車でフリーマントルに向かいます。

パース駅 (鉄道) 駅

フリーマントル駅に到着しました。
写真の向かって左側の方が港なので、そちらの方向に行く人が多いですが、私たちは先にマーケットに行きたいのでまっすぐ横断歩道を渡ってきました。

フリーマントル駅 駅

駅前に立つ Fremantle Post Office と犬？の彫像

町の中には歴史を感じさせる建築物がたくさんあります。

この日は日曜日。
週末のみ開催されている「フリーマントルマーケット」にやってきました。
早速こちらから入ってみます。

フリーマントルマーケット 市場

入ってすぐのところは果物・野菜のお店がひしめき合っています。
そして凄～い数のお客さん！
手軽に食べられるフルーツがあったら買いたいと思っていましたが、ゆっくり選べる雰囲気ではありませんネ。

フリーマントルマーケット 市場

飲食ブースが並んでいるところはラッシュアワー並みの混雑でした。
買ったものを市場の外で立ち食いする人多し。
カンガルーの置物だけは広いスペースでゆったりと…。

フリーマントルマーケット 市場

コチラの出口から外へ出てきました。
ひょっとするとココがメインエントランスだったのかも…。

フリーマントルマーケット 市場

続いて「旧フリーマントル刑務所」にやってきました。

旧フリーマントル刑務所 建造物

刑務所なんて私たちは入りたいところぢゃない（？）ので 塀の外から眺めるだけで入るのはやめておきます。

旧フリーマントル刑務所 建造物

フリーマントルでのランチは Little Creatures（リトル クリーチャーズ）でクラフトビールのつもりでしたが、朝の電車内で確認すると改装中のため臨時休業であることがわかりました。
港のほうにお散歩するついでに店の前まで行ってみましたが、“WE ARE CLOSED FOR RENOVATIONS” という表示が出されていました。

リトル クリーチャーズ 地元の料理

Fremantle Fishing Boat Harbour（フリーマントル フィッシング ボート ハーバー）まで歩いてきました。
海はあんまりキレイじゃありませんネ。
この日はお祭りがあるらしく、仮装して歩いている人もチラホラいます。
フィッシュ＆チップスで有名な「Cicerello's Fremantle」はテラス席が激混みですが観光客しかいなさそう…「Fishmarket Cafe」も同じくで…

フリーマントルフィッシングボートハーバー 観光名所

Bathers Beach（バザーズ ビーチ）に来てみましたが、美しさは昨日のロットネスト島のビーチとは比較になりません…。

先ほどマーケットの近くで良さげなビアパブを見つけていたので、ランチはそちらに行ってみることにします。

クラシックホテル「Esplanade Hotel Fremantle（エスプラネードホテル）」のすぐ横を通りました。
ペナンの E&O HOTEL やシンガポールの RAFFLES HOTEL のようなコロニアル様式の美しい外観ですね。

エスプラネード ホテル フリーマントル バイ リッジス ホテル

「The Norfolk Hotel ノーフォークホテル」にやってきました。
パブ店内は現地のお客さんでほぼ満員でした。

ノーフォーク ホテル フリーマントル 地元の料理

空いている好きな席に座り、メニューを見てオーダーを決めたら、バーカウンターでオーダーして支払いを済ませ、フードについてはテーブル番号を聞かれて、出来上がると届けてくれます。

ビールは BEER ON TAP の中から「six degrees pilsner」と「ugly brother special bitter」をパイントで注文しました。

ノーフォーク ホテル フリーマントル 地元の料理

ドリンクはその場でバーテンダーが作ってくれるのを待って受け取ります。

ノーフォーク ホテル フリーマントル 地元の料理

右が「six degrees pilsner」、左が「ugly brother special bitter」です。
どちらもメチャメチャ美味しかった～♪

ノーフォーク ホテル フリーマントル 地元の料理

ビールのお供は「フィッシュ＆チップス」と「グリーンサラダ＋豆腐」
コチラのお店、フードも美味しいです。
またまた大満足のランチとなりました！

ノーフォーク ホテル フリーマントル 地元の料理

フリーマントル駅に向かう途中、駅前の広場で馬に乗っている人たちがいました。
再び電車に乗ってパース駅に向かいます。

パース市街に戻ってきました。
パース駅前広場 Forrest Place に建つこちらの「POST OFFICE」と書かれた重厚なビルは、現在は「H＆M」の店舗になっています。

キャットバスのバス停です。
ココからブルーキャットでキングスパークに向かいます。

ブルーキャットがやってきました。
バスのボディーに大きなネコのシルエットが描かれていますが、どのキャットバスも色はブラックです。
それにしてもネコバスに無料で乗れるなんて神ですネッ！

キングスパークに到着しました。
ここには州立のボタニックガーデン（Western Australian Botanic Garden）があります。

キングスパーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

展望台からはパース市街地が一望のもとです。

キングスパーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

“KAYA WANJU” といろんなところに書かれていますが、先住民族・アボリジニの言語であるヌンガー語で「こんにちは、ようこそ」を意味する挨拶の言葉だそうです。

キングスパーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

こちらは「Kaarta Gar-up（カルタ ガーアップ展望台）」
床面の装飾が目を惹きますが、先住民族のアーティストによって、ユーカリとバンクシアをモチーフに描かれた作品とのことです。

キングスパーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

パース市街地とキャニング川・スワン川の眺望を堪能できるとともに、アボリジニアートにも接することができる素敵な場所でした。

キングスパーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

帰りもブルーキャットに乗ってホテル近くまで戻ります。

バス停からホテルに歩いて帰る途中で「London Court（ロンドンコート）」に立ち寄りました。

ロンドンコート 建造物

英国チェダー様式のショッピングアーケードで、アンティークショップや、お土産屋さん、レストラン、カフェなどが軒を連ねていますが、日曜日のこの時間（17:30）はすでにほとんどのお店が閉店していました。

ロンドンコート 建造物

今日の夕飯は、トリップアドバイザーでパースレストラン人気第一位のカンボジア料理店「My Bayon」を予約していました。
ホテルから徒歩でも15分ぐらいで行けそうでしたが、行きは Uber を利用しました。

マイ バイヨン アジア料理

店内はオリエンタルな雰囲気。
カンボジアは行ったことがないし、カンボジア料理も今まで食べたことがありませんが、どんな料理なんでしょうか…。

マイ バイヨン アジア料理

ドリンクメニュー
ドラフトビールはシンガポールのタイガービールでした。

マイ バイヨン アジア料理

前菜のメニューから…

マイ バイヨン アジア料理

Mini Spring Rolls
お味はまあまあ。

マイ バイヨン アジア料理

ご飯もののメニューからは…

マイ バイヨン アジア料理

イエローカレーと迷ったけれど、食べたことのないカンボジアの定番カレーを食べてみようということで「Ah Mok Curry Chicken」にしてみました。
オーダー時に “辛くない” と言われましたが、確かにマイルドな汁なしのココナッツカレーという感じでした。

マイ バイヨン アジア料理

麺のメニューからは…

マイ バイヨン アジア料理

これもパッタイやラクサと迷ったけれど、やっぱりせっかくだからカンボジア料理の「Lort Cha Noodle Seafood」をチョイス。
コチラも辛い料理ではなく、パッタイをうどんで作った感じ…日本の焼うどんに近い味でした。

マイ バイヨン アジア料理

初挑戦のカンボジア料理は、辛さ控えめで上品なアジアンフードでした。

帰りはホテルまで歩きました。
明日は早くもパース最終日…夜には帰国便に搭乗します。

マイ バイヨン アジア料理

滞在5日目（最終日）の朝食です。
2日前に行った「Murray Mews」を再訪しました。

マレー・ミューズ バー

今日は アボカドトースト と エッグベネディクト。
どちらも美味しいしビジュアルも美しいですね。

マレー・ミューズ バー

この日は特にどこかに行く計画を立てていなかったのですが、天気も良いのでパースっ子に人気のビーチと言われる「コテスロービーチ」を見に行ってみることにしました。
パース駅から昨日と同じフリーマントル行きの電車に乗って、途中駅のコテスロー Cottesloe で下車します。
平日の電車は空いてますね…コテスロー駅も周りに何もありません。

パース駅の駅員さんに “コテスロー駅からビーチまではバスに乗って…” と教えてもらったンですが、駅前のバス乗り場がどこだかわからなくて…。
結局ゴルフ場などを横目に見ながら、15分ほどの道を歩きました（汗）

…でもって10月末のコテスロービーチはまだシーズン前ということで、打ち寄せられた海藻は放置されたままだし、向かって左手の方は重機が入って整備中だし、雰囲気はいまいちでした。

コテスロー ビーチ ビーチ

キレイなビーチを維持するのには人の手が入らないとダメなんだなと痛感。
それでもこの日は滞在中で一番天気が良く気温も25℃以上あったので、気の早いパースっ子は水着で日光浴を楽しんでいましたヨ。

良さげな店があればコテスローでランチと思っていましたが、そんなお店も見つからないのでパースに戻ることにします。

コテスロー ビーチ ビーチ

パース市街に戻って「Priceline」でお土産にマヌカハニーの喉スプレーを購入。

Priceline 専門店

パースで最後のランチもクラフトビール！
「Beer Corner」にやってきました。

ビア・コーナー バー

クールでスタイリッシュなビアバーですね♪
ビジネスマンっぽい紳士もミーティングに使っているみたい。

ビア・コーナー バー

メニューがこちら。
ビールは「Hazy Standard - 3.5% Hazy Pale Ale」と「IPL - 5.2% India Pale Lager」をパイントで注文。

ビア・コーナー バー

右が「Hazy Standard」、左が「IPL」
最初、“あれっ、量が少ない” と思いましたが、このグラス、たくさん入るんですね。
飲んでもなかなか減らず、飲みごたえがありました。
味はもちろんG～OODでしたヨ♪

ビア・コーナー バー

１品目は「Grilled chorizo, halloumi, lemon グリルチョリソー、ハルーミチーズ、レモン」です。ビールによく合うおつまみ～。
２品目はダンナがカウンターで「Today's Special」のポップをみて注文した “Steak Sandwich ステーキサンドイッチ” です。
ボリューミーなサンドイッチでしたが、“パースで一度もオージービーフを食べてなかったからサ～” ということで…肉はちょっとカタかったけど味は良かったのでヨシとしましょう。

ビア・コーナー バー

ランチの後は到着日翌日と逆回りでエリザベス キーをもう一度お散歩。
スターリング ガーデンズと西オーストラリア州最高裁判所 → Elizabeth Quay Bridge → BHP Water Park と歩いてきました。

エリザベス キー 観光名所

パースの魅力を象徴するアイコニックなアート作品「Spanda（スパンダ）」をバックに記念撮影。
そろそろホテルでスーツケースをピックアップして空港に向かいます。

エリザベス キー 観光名所

パース空港にやってきました。
1階ロビーに無料のシャワーがあると聞いていたので、Showers の表示に従って行ってみると3個のブースがありました。
シャンプー、ボディソープ、バスタオルなどは付いていないので、自分たちで持ち込む必要がありますが、スペースは広いので着替えもできますし、ちゃんとお湯も出ます。
ナイトフライト前にシャワーが浴びられてスッキリしました。

パース国際空港 (PER) 空港

出国手続きをスムーズに終えて、PERTH DUTY FREE でプロポリスキャンディーを購入。

パース国際空港 (PER) 空港

プライオリティパスで利用できる「ASPIRE LOUNGE」で夕食。
場所は出発ロビーのゲート53と54の間の上階なので、階段かリフトで2Fに移動するとあります。

インターナショナル アスパイア ラウンジ 空港ラウンジ

ミールコーナーは手狭で種類も少なめですが、そこそこお腹いっぱいになるメニューは揃っていました。
ドリンクはオーダー制です。オーストラリアのクラフトビールをお願いしたら、Single Fin というサマーエールの瓶ビールでした。
ワインはセルフサービスで、オーストラリアワインが赤/白 各2種類と充実していました。

インターナショナル アスパイア ラウンジ 空港ラウンジ

パース21:55→NH882→成田08:30(+1)
STAR ALLIANCE 特別塗装機ですね。

座席指定時に後方の席に空きがなかったので、今回は非常口席を確保しました。
前に物が置けないのと肘掛けが上がらないのは窮屈ですが、足元は広いしトイレもすぐ近くだし、それに2人で3席使えたのでナイトフライトでもそれほど苦にはなりませんでした。

機内食は往路と同じ特別食（SFMLとDBML）にしてありましたが、行きと同じものを食べるのもナンダナ～と思っていたら、CAさんが “和食でしたらたくさん積んであるので変更できますよ” と言ってくれたので、お言葉に甘えました。
メニューは「鶏と野菜の揚げ出し」でしたが、ラウンジでたくさん食べた後だったので、あんまり食べられなくてゴメンナサイ。
デザートのアイスは別腹に入れました！

あまり眠れないうちに朝になりました。
でも時差がない分、ヨーロッパやハワイよりは少し楽かなという感じ…。
朝食の Chicken Caesar w/Bacon サンドイッチは一口だけ食べて、フルーツをいただきました。
到着前に “ただいま左手に富士山がご覧になれます” とアナウンスがあったので、左側の窓のところ行ってみましたが、どこに見えているのかわかりません。
CAさんが一緒になって探してくれたンですが、この右上の写真の遠～くに見えるのが富士山の頭ですね…たぶん。

成田空港には定刻より30分ほど早く到着しました。私たちの搭乗機は右下の写真の奥に駐機している方です。

3月に行ったシドニーと比べると全体的に小規模だったけど、パースとその近郊は風景が美しく食事も美味しく十分楽しめました（ロットネスト島の自転車を除けば…）。
次回のオーストラリアはいつどこに行こうかナ～♪
（私たちの旅行記を最後までお読みいただいた4トラ仲間の皆さま、ありがとうございました！）

成田空港第1ターミナル 空港