春の下町水辺散策（７）富岡八幡宮

2023/04/10 - 2023/04/11

深川不動尊の参拝後富岡八幡宮へ向かいました。隣接の八幡掘遊歩道も散策しました。

エリア 門前仲町(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

深川不動から近くの富岡八幡宮へ。400年の歴史のある神社です。

富岡八幡宮 寺・神社・教会

富岡八幡宮 寺・神社・教会

現在の御社殿は、戦火により焼失したものを、昭和31年に、鉄筋コンクリートによる重層式八幡造りという、新様式の御社殿として再建されたものだそうです。

富岡八幡宮 寺・神社・教会

伊能忠敬翁の銅像が境内大鳥居横にあります。

富岡八幡宮 寺・神社・教会

表参道大鳥居をくぐってすぐ右手には、 明治時代に歴代大関を顕彰するために建立された 「大関力士碑」があります。

富岡八幡宮 寺・神社・教会

一度富岡八幡宮を出て八幡掘り遊歩道へ。

旧新田橋 名所・史跡

遊歩道内には史跡がいろいろあります。

旧新田橋 名所・史跡

遊歩道の上部を横切って八幡橋もあります。

八幡橋 (旧弾正橋) 名所・史跡

こちらは旧新田橋です。新田橋は、大横川に架かり、江東区木場5丁目から木場6丁目を結ぶ、人道橋だったそうです。

旧新田橋 名所・史跡

遊歩道から出て、平久川に架かる鶴歩橋へ。

鶴歩橋 名所・史跡

名前の由来はこの橋の北東エリアの旧町名だそうです。

鶴歩橋 名所・史跡

また富岡八幡方面へ。途中に三十三間堂跡の石碑が。江戸三十三間堂と呼ばれ、1642年に京都の三十三間堂を模して浅草に建立され、1701年に深川に移されたそうです。江戸時代には弓術稽古のために通し矢が行われていたそうですが明治5年に解体されたそうです。

三十三間堂跡 名所・史跡

この駐車場の脇から八幡橋を渡ることができます。

八幡橋 (旧弾正橋) 名所・史跡

国の重要文化財で明治11年に建設された日本最古の鉄製の橋です。アーチ部分は鋳鉄製、引張部分は錬鉄製で構成されており、現在では見られない錬鉄混合の珍しい構造になっているそうです。関東大震災後の復興計画で廃橋となったそうですが、1929年に現在地に移設され、ここを渡って富岡八幡宮へ行くことができます。

八幡橋 (旧弾正橋) 名所・史跡

明治33年に建てられた横綱力士碑です。この碑には初代明石志賀之助から72代稀勢の里関までの四股名が刻まれています。新横綱誕生時には相撲協会立会いのもと刻名式がおこなわれ、新横綱の土俵入りが奉納されるそうです。

富岡八幡宮 寺・神社・教会

永昌五社稲荷神社です。五穀豊饒・商売繁盛の神様として信仰を集めています。近隣の稲荷社五社が合祀された神社です

富岡八幡宮 寺・神社・教会

八つの末社が鎮座しています。

富岡八幡宮 寺・神社・教会

境内には八幡宮が創祀される以前から祀られる地主神。関東大震災・東京大空襲の災難もくぐりぬけ、このときに弁天池に避難した人は一命を取りとめたといいます。また、ご祭日にはお使いの白蛇が出てくるという話もよく聞かれ、神社の職員も度々目にしています。

七渡神社　 寺・神社・教会

藤の花がきれいでした。

七渡神社　 寺・神社・教会

西にある繁栄稲荷神社へ向かうため汐見橋を渡ります。