2025/10/10 - 2025/10/10
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emi_uさん
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この旅行記スケジュールを元に
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
3日間、レンタカーを利用して京都府の遠いところをまわりました。
レンタカーは10時利用開始だったので、その前に伏見稲荷から宇治へ。
伏見稲荷の様子はこちらをご覧ください。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/12010005/
これに続き、宇治の天ヶ瀬ダムを訪れました。
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朝7時前、京阪・宇治駅到着
宇治駅 (京阪) 駅
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目の前は宇治川にかる宇治橋
平等院に行くにはこれを渡るが、今回の目的地はもっと上流 -
平等院とは対岸の右岸の川沿い、朝霧通りを進む
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途中、左手には宇治神社がある
宇治神社 寺・神社・教会
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右手には朝霧橋
後から見てみたら、なんと宇治神社は創祀1700年以上
312年に応神天皇の皇子・菟道稚郎子命(うじの わきいらつこの みこと)が薨御、宇治神社の御祭神となる
仁徳天皇元年癸酉(313年)5月に御神霊を祀ったことが宇治神社の創祀
先ほどの伏見稲荷より歴史がある!朝霧橋 名所・史跡
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天ヶ瀬橋(天ヶ瀬吊橋)
少々戻らないと渡れないので、ここは先を急ぐ
帰りに見てみよう
ここまで駅から20分ほど
実は道のりがどんなかはあまり調べておらず、ダムは山中にあるかも、と熊鈴も用意していたのだが、整備された道に散歩やランニングをしている人もおり、さすがに熊鈴は不要そうだ -
志津川が宇治川にそそぐ地点まで来れば、
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天ヶ瀬ダムが見えてくる
現在工事中 -
駅から25分
白虹橋(はっこうばし)から天ヶ瀬ダムを望むが、いいお天気の逆光 -
白虹橋を渡ると、対岸に旧志津川発電所が見える
煉瓦に歴史を感じる建物 -
1920年着工、1924年竣工
宇治川電気が大峯堰堤(重力式コンクリートダム、堤高31m、堤頂長91m)とこの志津川発電所による発電を開始
1964年天ヶ瀬ダムの竣工によって大峯堰堤は水没、志津川発電所は運転を終了
建物は現在関電系の建設コンサルが借り受けている -
左岸の坂を登って行くと、関西電力天ヶ瀬発電所がある
1965年に運転を開始している -
下から5分程度で堤高レベル、停滞の手前にある天ヶ瀬ダム管理支所に到着する
ただ、まだ7:40
8時開門なのでまだ時間がある
府道3号に出て、少し登ったところから堤体を見下ろしてみる -
堤頂がよく見える
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淀川ダム統合管理事務所天ヶ瀬ダム管理支所
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管理支所を背に府道3号を数百メートル
路肩は狭いので気を付けよう -
ちょっとした踊り場のようなところからダムを眺める
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対岸に小さく「鳳凰湖」という看板がある
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「天ヶ瀬P/S取水口塵芥搬出装置」とある
フライトチェーンコンベア、モノレール式塵芥搬出装置 の記載 -
たぶんあの先の方にある建造物のところに流木などを集め、
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左手に延びるモノレールに乗せて引き揚げ、トラックなどに収容するのだろう
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堤頂を人が歩いているのがわかるだろうか
ダムの大きさがわかる
さて、8時が近づいてきたので、管理支所の方へ戻る -
正確には管理支所ではなく、案内の表示に従って、管理支所より少し府道寄りのゲートが開き、守衛さんの控え所のようなところでダムカードをいただく
60周年記念のキラキララメ入りカードの他、 -
期間限定万博応援カードもある
日程が詰まった中でも今回ここまで動機は、まさにこの万博カード
万博もこの週末で終了だ -
管理支所の絵には、天ヶ瀬ダム×ヨドビーに、源氏物語なども盛り込んでいる
ヨドビーは淀川と、ビーバーをモチーフにした”ビー”かと思いきや、ネット上には鴨川のオオサンショウウオがモチーフとの情報も -
目の前にあるのは、記念碑?
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銘板に書いてあるのは天ヶ瀬ダム事業概要
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やっときました、堤体!
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宇治らしく、堤体にも源氏物語のあらすじを掲げている
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堤体中央付近から下流を望む
琵琶湖を水源とし、上流は瀬田川、京都府に入る辺りからは宇治川と呼ばれ、京都から大阪に入る辺りで桂川、木津川と合流すると淀川となる
天ヶ瀬ダムは淀川本川唯一のダム -
艇庫
鳳凰湖の巡視船が格納されている -
鳳凰湖の名前はダム建設時に一般公募で決定
平等院鳳凰堂にあやかったことに加え、下流側から見た湖の形が飛び立つ姿に似ているという
鳳凰湖の水は平均回転率175回/年、意外と多い
網場(あば)が上流と、堤体の手前の2か所にあり、流木などが年間150tほどあるらしい -
下流右岸で工事をしているせいか、堤体中央付近に警備員さんがいて、一言お声掛けすれば右岸へ行ける
警備員のおじちゃんが、端から10mくらい手前から撮るといい、と教えてくれた
たしかにドーム型アーチ式ダムのカーブ具合が見える -
左岸に戻って同じように端っこから
こっちの方がきれいかな! -
上4門クレストゲートはラジアルゲート
下3門コンジットゲートは高圧ローラーゲート天ヶ瀬ダム 名所・史跡
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通常の放水時は下段のコンジットゲートが使われる
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上段のクレストゲートは実は1度しか使われたことがない、とHPに記載
2013年の台風18号
この名称はこの後行ったダムでも目にすることになる -
1961年着工、1964年竣工
堤高73m、堤頂長254mのドーム型アーチ式コンクリートダム -
奥の旧志津川発電所、手前の天ヶ瀬発電所の新旧共演を眺めながら、ダムを後に川の高さに降りていく
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2024年から観光放流も始めたらしいので、ぜひ見てみたい
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このトンネルは放流設備
放流能力増強による治水・発電能力、水道水確保の増強を目的に、2013年着工、2023年完成
最大幅23m、高さ26mと水路トンネルとしては日本最大級 -
天ヶ瀬橋(天ヶ瀬吊橋)
1942年架橋、1995年修理、2020年京都さんヒノキで木材を張り替えた -
帰りはJRなので、左岸を歩く
これはだぶん亀石のはずだが、水位が低すぎたか、石が出過ぎている?
本当は頭が右岸を向いた、確かに亀かも、と思うような岩のようだ -
こんな良く歩く日に、いい天気でよかった
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朝霧橋まで戻ってきた
宇治公園塔の島にある浮島十三重石塔が見える
塔は1286年に宇治川の漁で獲られる魚の供養と橋の安全を祈念して造立
1756年の氾濫で倒伏した後は川底に埋もれたが、1907年から発掘作業を進め、翌年にはほとんどの部分を発見し再建
15.2mの高さは、現存する近世以前の石塔としては日本最大十三重石塔 名所・史跡
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平等院
庭園拝観開始の8:45直前平等院 寺・神社・教会
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JR宇治駅到着
宇治駅 (JR) 駅
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さすが宇治茶、お茶壷ポスト
宇治市の市制50周年を記念したもの
モデルは宇治茶の老舗・堀井七茗園にある高麗青磁のお茶壷だそう
9時過ぎの奈良線で京都へ戻る
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