5年ぶり2度目の石垣島 2025年9月〈前編：黒島ショートトリップ＆三線居酒屋〉

2025/09/26 - 2025/09/27

ヒョンなことから石垣島へ行くことになりました。
石垣島のラグジュアリーホテルに宿泊できる優待が付いた投資商品を、ダンナが購入していたンです(!?)

石垣島には5年前に“Go to Travel”で行ったことがありますが、今回はそれ以来の2回目。
1,2泊目は5年前にも利用したホテルに、3,4泊目は最新のラグジュアリーホテルに優待宿泊することにしました。

〈前編：黒島ショートトリップ＆三線居酒屋〉は、前半の2日間に行った三線ライブ居酒屋と黒島をレンタサイクルで巡った旅日記です。

エリア 石垣島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

旅の初めは羽田空港から。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

毎度まいどの(笑)「ANA FESTA 羽田60番ゲートフード店」で早めのランチにします。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

おにぎり2個とみそ汁のセットに唐揚げを1つ、生ビールもいただきます。
ANAカードで支払うと以前は10％OFFだったような気がしますが、今回は5％OFFでした(はぁ…世知辛い)。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

羽田11:35→NH091→石垣14:35

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

搭乗しました。
私たちは最後方の右側2人掛け席を指定しました。
お子様連れが かな～り多いですね。

羽田空港の出発便混雑で20分ほど遅れて離陸。
飛び立ってすぐに東京アクアラインと海ほたるが見えてきました。

水平飛行に移るとドリンクのサービス。
それにしても “Wi-Fi案内をこの袋に印刷しちゃったのは凄い” とダンナ。

2時間ほど経過して、奄美大島上空を飛行中。

窓から見えた奄美大島

そして大好きな宮古島♪を飛び越えて石垣島へ向かいます。

石垣島北端の平久保崎が見えてきました。

リーフの内側はエメラルドグリーン

南ぬ島にまもなく着陸

石垣空港に到着しました。

手荷物受取所から出た正面に「お～りと～り八重山」の看板がありました。
石垣島の方言で「ようこそ」という意味ですね。

新石垣空港 (南ぬ島石垣空港) 空港

予約していた「ククルレンタカー」の係員を探しに空港の外へ。
10分ぐらい探してようやく出会えました。

新石垣空港 (南ぬ島石垣空港) 空港

市街地にある「ククルレンタカー」の営業所に送迎車で向かいます。
空港送迎から貸出し手続きまで、男性スタッフさんがすべて一人だけでやっていました。

新石垣空港 (南ぬ島石垣空港) 空港

レンタカーでまず最初に向かったのは「ミルミル本舗 本店」

ミルミル本舗 本店 グルメ・レストラン

ランチが早めだったので、ホテルチェックイン前の小腹満たしデス。

ミルミル本舗 本店 グルメ・レストラン

マンゴー＆紅芋ジェラートとアイスコーヒー。
5年前に立ち寄った時も感じましたが、他のジェラート屋さんとそれほど味に差はない感じで、絶賛するほどではないンじゃないかな～ハハハ…。

ミルミル本舗 本店 グルメ・レストラン

奥の扉から外に出てみると…

ミルミル本舗 本店 グルメ・レストラン

ベンチ越しに見えるのは牧草地と海。
高評価は雰囲気込みなンでしょうね～。

ミルミル本舗 本店 グルメ・レストラン

今日からの2泊は5年前にも宿泊した「リトルマーメイドホテル石垣島」です。
5年前には「地上の楽園」というタイトルのクチコミを書いた素敵なホテルです。

リトルマーメイドホテル石垣島 宿・ホテル

フロント横にはふくろうのもずくちゃんのほか、数匹のうさぎもいます。
外には与那国馬のまめおくんやアヒルたちもいて、さながらミニ動物園のよう。

チェックイン対応はネパール人の男性スタッフさんでした。
5年前にもネパール人のスタッフさんにお世話になりましたが、その方の後任とおっしゃっていました。
以前はフレッシュパイナップルジュースのウェルカムドリンクがありましたが、そのサービスはもうやめられたそうです。

リトルマーメイドホテル石垣島 宿・ホテル

前回はガーデンビューの和洋室でしたが、今回は海側の和室。
予約時に空いていた唯一のお部屋がこちらでしたが、前回に比べると少し手狭な感じです。

部屋に入ってみると少しカビ臭さを感じましたが、湿気の多い石垣島でこの琉球畳ですからある程度は仕方ない…のかもしれませんネ。
それとWi-Fiの電波が弱くて、動画などの再生がほとんどできなかったのは超～ストレスでした。

リトルマーメイドホテル石垣島 宿・ホテル

窓を開けてベランダに出ると海が見えます。
先ほど行ったミルミル本舗のすぐ隣の丘にあるホテルなので眺望は似ています。
窓がすりガラスでお部屋の中からこの眺望が楽しめないのはチョットもったいない気がします。

リトルマーメイドホテル石垣島 宿・ホテル

キッチンはありませんが、冷蔵庫と電子レンジと湯沸かしポットは用意されています。
ハンガーラックは冷蔵庫の左側です。

リトルマーメイドホテル石垣島 宿・ホテル

廊下に出るとアメニティーの充実した広い洗面所があって、その奥にシャワーブース。
シャンプー、ボディソープなども、女子目線で上質なものが揃えられていますね。

トイレは独立していて、ウォッシュレットもあって使い勝手が良いです。

リトルマーメイドホテル石垣島 宿・ホテル

到着日の夕食は市街地の居酒屋を予約していました。
レンタカーで行くと帰りに運転代行を呼ぶしかないので、今回もホテルのご主人に相談して、730交差点のところまで送っていただきました。
あくまでも“ご主人のご厚意”ですが、ホスピタリティー溢れるサービスですね。

730交差点に面したところにある「73バル」は、YouTubeで紹介されているのを見たことがありますが、格安で雰囲気のよさそうなお店ですね。

７３０交差点 名所・史跡

しばらく繁華街を散策したあと、やってきたのはこちらのお店「島唄三線ライブ×島豚しゃぶしゃぶ あぐー家」
三線ライブを聴きながら、あぐー豚のしゃぶしゃぶを食べられるお店です。

写真には写っていませんが、店舗入口にある灰皿のところで数名のお客さんがずーっとタバコを吸っていました。
入店するにはどーしてもタバコの煙のトンネルをくぐらなければならず、タバコが苦手な私たちにとってこれは とてもとても苦痛でした(>_<)

島唄三線ライブ×島豚しゃぶしゃぶ あぐー家 グルメ・レストラン

店内の様子。
奥にステージがあって、ステージ近くが桟敷席、後方がテーブル席になっています。
私たちはテーブル席の最前列に案内されました。

島唄三線ライブ×島豚しゃぶしゃぶ あぐー家 グルメ・レストラン

まずはオリオンビールと枝豆。

島唄三線ライブ×島豚しゃぶしゃぶ あぐー家 グルメ・レストラン

あぐー豚のしゃぶしゃぶコース、２人前です。
バラ、ロース、赤身の3種類のお肉がありますが、どのお肉もスゴクおいしい！
奥の野菜の皿に盛られたもずくは、鍋に入れても生で食べても美味しくて、後でもずくだけを追加しちゃいました。

島唄三線ライブ×島豚しゃぶしゃぶ あぐー家 グルメ・レストラン

鍋は２つに仕切られていますが、両方とも同じ鰹ベースの出汁だそうです。
私たちは片方を野菜類、片方であぐー豚をしゃぶしゃぶしていただきました。

つけだれはシークワーサーポン酢とごまダレの２種類が卓上に用意されていて、いくらでも注ぎ足して使えます。
昨年宮古島で行ったお店ではつけだれの追加が有料でしたが、こちらのお店ではそんなことはありません…これが普通ですよねぇ。

島唄三線ライブ×島豚しゃぶしゃぶ あぐー家 グルメ・レストラン

追加で紅芋天ぷらとジーマーミー豆腐の揚げ出し。
おつまみは何を食べても美味しかったです。

追加のドリンクは八重山泡盛を水割りで。
白百合、請福、於茂登、八重泉をそれぞれ1杯ずついただきましたが、どれもすっきりしていて飲みやすかったです。
正直言って銘柄による違いはあまりわかりませんでした（ﾃﾍ）

島唄三線ライブ×島豚しゃぶしゃぶ あぐー家 グルメ・レストラン

20時ごろから三線ライブが始まりました。この日の演者さんは男性おひとり。（写真は修正済み）
こちらのお店は同じ演者さんが1日3回ライブをやるそうで、これが今日の2ステージ目。
ステージ横で女性スタッフさんが一生懸命盛り上げています。

聴きごたえのあるライブだったら、3ステージ目も観たいと思っていましたが…
今日は早めにホテルに帰ることにします。

島唄三線ライブ×島豚しゃぶしゃぶ あぐー家 グルメ・レストラン

タクシーでホテルに戻ってくると、ご主人とスタッフさんが玄関のところまで出てきて、庭に設置された星見台の屋上まで私たちを案内してくれました。
スマホでは満天の星空をうまく写せないのが残念ですが、空気が澄んでいて周りに照明が少ないので天の川まで見えました。

リトルマーメイドホテル石垣島 宿・ホテル

翌日は黒島に行くため、朝早くレンタカーで石垣港離島ターミナルにやってきました。

石垣港離島ターミナル 乗り物

事前に予約していた安栄観光のカウンターでチケットを受け取ります。
予約した「黒島サイクリングコース」は、黒島へのフェリー往復に現地でのレンタサイクル代が含まれて、＠3,690円（web予約で1割引後の価格）でした。

安栄観光 乗り物

石垣港離島ターミナルにはショップがいくつか入っています。

石垣港離島ターミナル 乗り物

その中から「PORT SHOP K&K」で朝食の買い出しをすることにしました。
ちなみに宿泊しているリトルマーメイドホテルでは、以前は朝食BOXの無料サービスがありましたが、現在はなくなっていました。

石垣港離島ターミナル 乗り物

ポーたま（ポークたまごおにぎり）やジューシーおにぎりも美味しそうだけど…

石垣港離島ターミナル 乗り物

こちらのサンドイッチにしました。

石垣港離島ターミナル 乗り物

石垣島の英雄・具志堅用高選手の像。
ダンナが同じポーズで隣に立って写真を撮っていると、みんなに見られて恥ずかしかったですが、見ていた皆さんもそのあと同じように記念撮影してました。

具志堅用高モニュメント 名所・史跡

8:00前に安栄観光のりばへ

安栄観光 乗り物

黒島へ向かう船はこちらの「第88安栄号」

安栄観光 乗り物

乗船しました。
船室内はエアコンが効いていて涼しいですが、ダンナはほとんど灼熱の後方甲板に出てGoPROで動画を撮ってました。

安栄観光 乗り物

朝日を浴びながら約30分の船旅です。

安栄観光 乗り物

黒島船客ターミナルに到着しました。
レンタサイクルのスタッフさんにチケットを見せて、送迎車で貸出オフィスに向かいます。

黒島港 乗り物

こちらが今日お世話になる「まっちゃんおばぁのレンタサイクル 」
この建物の中で手続きをして、駐輪場に停めてある自転車の中から好きなものを借りてよいそうです。
自転車には鍵がついていませんが、おばぁ曰く “この島では誰も盗らないから大丈夫” だそーです。

まっちゃんおばーのレンタサイクル 乗り物

“伊古桟橋は黒島船客ターミナルからスグなので、そこまで行ってサンドイッチを食べよう” とダンナは言ってましたが、イヤイヤとんでもなく遠いンですけどぉ…。
自転車で15分ほど走ってようやく伊古桟橋入口の道標が。

黒島 自然・景勝地

大汗かきながら伊古桟橋に到着。

伊古桟橋 名所・史跡

橋のたもとの東屋では地元のオヂサンがワンちゃん2匹のお散歩中でした。
本土から移住した方で、以前はマレーシアのペナン島に住んでいたこともあるンですって。
ペナン島は私たちも大好きな島で以前はよく行きましたが、最近はご無沙汰していて、来年3月に久しぶりに再訪することにしています。

伊古桟橋 名所・史跡

海に向かって一直線に延びる全長354メートルの伊古桟橋（いこさんばし）
かつては黒島の人たちの生活を支える島の入口でしたが、現在は船着き場としては使用されておらず、2005年に国の有形文化財に登録されました。

伊古桟橋 名所・史跡

自転車で突端まで行く人もいるそうですが、私たちは自転車ごと海に落ちそーなので、テクテク歩いて先端まで行ってみます。

伊古桟橋 名所・史跡

桟橋の先端から見るエメラルドグリーンの海

伊古桟橋 名所・史跡

振り返ってみるとこの風景。
晴天の満潮時なのに人が少なくてラッキーでしたね。

伊古桟橋 名所・史跡

桟橋のたもとの東屋まで戻ってきました。

伊古桟橋 名所・史跡

ここで朝食をいただきます。
この風景の中で食べるサンドイッチ、美味しかったですヨ～♪

伊古桟橋 名所・史跡

伊古桟橋を後にして黒島の真ん中の道を一路南へ。
東筋集落の入口に、島唯一の商店「たま商店」がありました。

たま商店 専門店

看板猫ちゃんはどこかなと探していたら、塀の上にいましたよ。

たま商店 専門店

人懐っこくて私の足元にもスリスリしてくれました♪

たま商店 専門店

草をはむ牛さんたち。
黒島には人口（約220人）の10倍以上の約3,000頭の牛がいるんですって。

黒島 自然・景勝地

ほとんど日陰のない一本道を大汗かきながら走るダンナ…

黒島 自然・景勝地

島自体がハートの形をした「黒島」の南端近くにある「がじゅまるハート」で記念撮影。

黒島 自然・景勝地

伊古桟橋から約3kmの道のりを自転車で30分ほどかけて、黒島南端の「黒島灯台」にたどり着きました。

黒島灯台 名所・史跡

岩場に荒々しく打ち寄せる波。
この辺りには休憩できる場所もないので、今度は西側の海岸線の道を北上することにします。

黒島灯台 名所・史跡

黒島灯台から自転車で2kmほど走って、やってきたのは仲本海岸。

仲本海岸 ビーチ

仲本海岸は満潮時は潮の流れがきつくて泳ぐのは危険ですが、干潮時はリーフの内側が浅瀬になるので遊泳することができるそうです。

仲本海岸 ビーチ

向かって右側の海はこんな感じ。
あらかじめ潮位を調べていましたが、私たちが行った時間は満潮なので泳ぐことはできません。

仲本海岸 ビーチ

こちらは向かって左側のビーチです。

仲本海岸 ビーチ

仲本海岸の東屋で一休みして、冷え冷えシートで汗をぬぐいます。
天井の模様（シミ）が “おだいりさまとおひなさま” に見えるのは私たちだけ？

仲本海岸 ビーチ

続いてやってきたのは「プズマリ」
石垣を積み上げて造られたかつての遠見台で、黒島ビジターセンター裏手の宮里海岸入口付近にあります。

プズマリ 名所・史跡

宮里海岸まで歩いてきました。
海岸から突き出した岩の形が牛に似ているということで、「牛頭岩」という名前がついているそうですが、牛に見えますかぁ？

宮里海岸 ビーチ

こちらは向かって左側のビーチです。
美しい海なのでやっぱり泳ぎたくなりますね。
次に黒島に来る時があれば、シュノーケリングツアーに参加したいナ～。

宮里海岸 ビーチ

黒島ビジターセンターで休憩させていただきました。
エアコンが効いているので私たちにとっては天国です。

黒島ビジターセンター 美術館・博物館

館内では黒島の歴史や生活がうかがえる民具や資料が展示されています。
「みんなで作る黒島マップ」は、ハート形の黒島の地図の上に、訪問者が書いた情報が付箋で貼られていました。

このあと島の北西側をぐるっと回って、西の浜やアサビシバナにも行く予定でしたが、海の風景はもう十分見て満足していたので、黒島船客ターミナルまでまっすぐの道を行くことにします。

黒島ビジターセンター 美術館・博物館

レンタサイクルを返却して港近くにあるこちらのお店「ハートらんど」にやってきました。
入口はこの建物の裏手です。

ハートらんど グルメ・レストラン

この日は午後から島の敬老会のイベントがあるそうで、お昼過ぎまで営業しているお店はほとんどありませんでした。
こちらのお店も入口に「本日終了」の札が出されていましたが、私たちが店内を覗き込んでいると、女性スタッフさんが「お2人でしたら入れます」と招き入れてくれたのでホッとしました。

ハートらんど グルメ・レストラン

店内の様子。
私たちが入店したときは超満員でしたが、だんだん空いてきた時に写真を撮りました。
テーブルの上には看板猫ちゃんがいます。

ハートらんど グルメ・レストラン

この猫ちゃん、テーブルにドリンクが置かれても、お客さんがそばにいても全く動じません。

ちなみにテーブルの上にある私たちが注文したドリンクは、島バナナジュースとアイスコーヒーです。
島バナナジュース（800円）がとっても美味しかった！

ハートらんど グルメ・レストラン

こちらは石垣牛カレーライス（1,400円）
付け合わせがもずくというのはさすが離島ですね～。
牛肉がゴロゴロ入っていて、こちらも大変美味しいビーフカレーでした。

ハートらんど グルメ・レストラン

お店にいるのは姉妹猫のルルとロロだそうですが、この仔は尻尾が長いから妹のルルちゃんかな。
美味しい食事とかわいい猫ちゃんに癒されました。

ハートらんど グルメ・レストラン

帰りは14:10発、往路と同じ「第88安栄号」で石垣島に戻ります。

※石垣港で八重山観光フェリーの往復チケットを買った人は安栄観光の船には乗れません。そーいう人が実際に港にいましたヨ。

安栄観光 乗り物

石垣港離島ターミナルに戻ってきました。
朝食のサンドイッチを買った「PORT SHOP K&K」の奥にある「七人本舗」へやってきました。

七人本舗 グルメ・レストラン

ターミナルで美味しそうなミルクシェイクを手に持っている人がいたんですよね…それがコレでした。

七人本舗 グルメ・レストラン

「マリヤシェイク」Mサイズにパッションフルーツソースをトッピングして（６００円）
黒島で飲んだ「島バナナシェイク」には負けるけど、これもミルクが濃くて美味しかったですよ～。

七人本舗 グルメ・レストラン

レンタカーでホテルに戻ってシャワーを浴びた後、今日もホテルのご主人に市街まで車で送ってもらって、やってきたのはこちらのお店「つる商店」です。

ツル商店 グルメ・レストラン

こちらのお店も三線ライブ居酒屋ですが、沖縄ポップスではなく伝統的な八重山民謡を聴くことができるとのことで、とても楽しみにしていました。

ツル商店 グルメ・レストラン

店内の様子。私たちは事前に電話予約していたので入れましたが、19時の時点で満席です。
予約せずに来店した若いカップルがいて、おかみさんが私たちに “相席でもいいですか“ と聞かれたので、OKして隣の席になりました。
2人とも現地在住のシュノーケリングのインストラクターで、こちらのお店には何度か来たことがあると言っていました。

ツル商店 グルメ・レストラン

まずはお通しとオリオンビール。

ツル商店 グルメ・レストラン

フードメニューです。どれも美味しそうで迷っちゃいますね。
相席のお二人に “何がおいしいですか？” と聞いて、おススメされたものを中心にオーダーしました。

ツル商店 グルメ・レストラン

最初に「お刺身盛り合わせ」これで1人前。
鮮度抜群で旨～い♪

ツル商店 グルメ・レストラン

こちらは「足てぃびち」
ワタシ実は てびちはあんまり得意ぢゃないンですけど、これは脂っこくなくて全然OKでした。

ツル商店 グルメ・レストラン

さらに追加で頼んだのはコチラの3品。
「枝豆」沖縄の枝豆はホクホクしてておいしいので今日もオーダー。
「沖縄風天ぷら」凄い量でビックリ！とっても美味しいンですけど、かき揚げは全部は食べられなくて、少し残しちゃいました。
「みじゅん唐揚げ」みじゅんは沖縄の小イワシで、香ばしくしたわかさぎ唐揚げという感じ。
シュノーケリングインストラクターのお二人に聞くと、沖縄のどこの海でも泳いでいる魚とのこと。
私たちが翌朝、青の洞窟近くでシュノーケリングすると言うと、お二人とも同じころに同じ場所にいるそうで、”みじゅん にも グルクン にも会えますよ～” と海中の写真を見せながら教えてくれました。

ツル商店 グルメ・レストラン

ドリンクメニューです。
今日もオリオンドラフトの後は泡盛の水割りにします。
お二人に味の違いを教えてもらいましたが、やっぱりよくわからず…。

ツル商店 グルメ・レストラン

20時過ぎるとお店のご主人が厨房から出てきて、三線ライブが始まりました。
太鼓はお客様の有志が代わるがわるステージに上がって叩きますが、皆さんお上手です。
厨房と客席の境目のところからおかみさんが入れる合いの手の声がまた素敵なんですよね～。

ツル商店 グルメ・レストラン

波照間島出身のご主人・東金嶺 等（ひがしかなみね ひとし）さんは、「とぅばらーま大会」で優勝された “沖縄県指定無形文化財 八重山古典民謡 保持者” で、お店に掲示されていた今年の「とぅばらーまの宴」ポスターの出演予定者にも、歴代チャンピオンの一人として顔写真が掲載されていました。

ツル商店 グルメ・レストラン

お客さんは地元の方が多いですが、私たちのような旅行者や外国人観光客も一緒になって、最後は大盛り上がりでみんなでかちゃーし♪

ツル商店 グルメ・レストラン

〆にオーダーしたのは「いかすみちゃーはん」
相席のお二人は “あの超有名店「ひとし」より美味しい” と言われてましたが、ホントーにその通りでした。
お二人とは “また明日、海の中でお会いしましょう” と言って別れました。

美味しくて楽しくて感動する、素敵なお店でした！
→〈後編〉に続く…

ツル商店 グルメ・レストラン