2024/12/31 - 2024/12/31
11位(同エリア87件中)
Rinさん
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今夏の旅はマドリード滞在で近郊都市巡りをする形でほとんどの都市は近郊線のセルニカスで移動していたけどこの日だけはスペインの新幹線での移動。
つまりちょっとだけ遠出。
ツアーで行くことも検討したけれど年末年始のこの時期、ツアーの日程が限られていて唯一行けそうだったので申し込んだツアーは申し込み後に問い合わせをした時に「Webには英語ツアーって表記してたけど間違いで実はスペイン語ツアーだけど大丈夫?」って聞かれて大丈夫じゃなかったのでやむなくキャンセル。
なので自力で行くしかない。
行きにくいことは確かだけどしっかり確認すれば大丈夫…なはずだけどこの日は大晦日。
その特殊事情で帰りはちょっとしたピンチに落ちいったけど体当たりでなんとかなった(笑)。
いつも思うけど一人旅って図太さが大事だと思う。
【旅程】
12/27(金)関空発19:00→上海着21:15(乗継)
12/28(土)上海発00:20→マドリード着8:00
アトーチャ→アルカラ・デ・エナーレス(By train)
アルカラ・デ・エナーレス観光
アルカラ・デ・エナーレス→アトーチャ(By train)
マドリード観光
(マドリード泊)
12/29(日)アトーチャ→アランフェス(By train)
アランフェス観光
アランフェス→アトーチャ(By train)
マドリード観光(マドリード泊)
12/30(月)マドリード観光(マドリード泊)
★12/31(火)チャマルティン発9:30→クエンカ着10:33(By train)
クエンカ観光
クエンカ発15:50→チャマルティン着16:54(By train)
(マドリード泊)
1/1(水) マドリード観光(マドリード泊)
1/2(木) アトーチャ発8:16→エル・エスコリアル着9:25(By train)
エル・エスコリアル観光
エル・エスコリアル→マドリード
(マドリード空港近辺泊)
1/3(金) マドリード発10:30→
1/4(土) →上海着6:40(乗継)
上海発11:35→セントレア着15:00
名古屋発→新大阪着(By train)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
-
7:15にアラームをセットしていたけど6:30には起きる。
朝食は昨日の夜と半部位同じ。
ブドウは1パック、プリンは4個入りを購入したのでなんとか食べないと(;^_^A。
日本ではデザートの1個売りが普通にあるけど海外では4個セットとか6個セットとかで売られていることの方が多い。
こういう時も日本の良さを感じるわ。
この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/12001441
の続き。 -
朝8時過ぎにホテルを出発。
まだちょっと薄暗い。 -
ちなみに本日は12/31、つまり大晦日。
欧州の大晦日は午前中で観光施設やお店が閉まることが多い。
なのでこの日もどこに行くかめっちゃ考えた。
午後はどこも閉まってしまうことが予想できたので午前中で観光できる場所、もしくは入場しなくっても観光できるところがベスト。
で、検討の結果この日はクエンカのクエンカに日帰りすることに。
クエンカでの観光と言えばなんといっても宙吊りの家とカテドラル。
カテドラルの本日の開館は午前中のみということはHPでチェック済。
便利な時代になったものね。
まずはホテルの最寄り駅から… -
チャマルティン駅へ。
マドリードからの長距離列車はアトーチャ駅かチャマルティン駅から発車する。
チャマルティン駅は中心部からはちょっと距離があるのでアトーチャ発の方が圧倒的に便利だけどクエンカ行きはチャマルティンからしか出ていないのでアトーチャ駅前のホテルから30分地下鉄に乗って移動。
到着したチャマルティン駅はなんか現代的な駅。 -
駅周辺に観光する場所はないのでここは完全に移動のために来る駅。
こちらのカフェの看板はよく見るとカタカナで「カフェステーション」の文字が。
海外で日本語表示を見るとちょっと嬉しくなるのはなぜかしら。 -
チャマルティンもアトーチャと同じく長距離線と近郊線のセルニカス両方が乗り入れているけどこの2つは場所が全く違うので間違えるとえらいことになるので注意。
マドリードからクエンカに行く場合セルニカスではいけないので長距離線に乗ることになる。
実はこれがちょっと曲者…。チャマルティン駅 駅
-
クエンカまで行く長距離路線はスペインの新幹線ともいえるRenfeの他、スペインの電車版LCCともいわれるiryoの他、フランスでお馴染みのOuiGOがある。
このうちiryoとRenfeはGoogleMAPでも経路検索したら出てくるけどOuiGOはどうやっても出て来ない。
そして当たり前だけどRenfeのHPで検索するとRenfeが運行しているクエンカ行きしか出て来ないしiryoのHPで検索するとiryoが運航するクエンカ行きしか出て来ない。
ってことこういう時に役立つのがOmioとかTrainlineといったヨーロッパの電車が全部検索できるサイト。
こういうサイトで予約すると手数料がかかるけど数ユーロ程度だし、それぞれの鉄道会社で予約するとなるとその鉄道会社のHPでいちいち会員登録をしないとダメなのでその手間が省ける、というのも大きいのでオススメ。 -
よく「海外には自動販売機ってないんでしょ?」って言われること多いけど海外でも自動販売機はある。
が、日本みたいに道端にはまずなくってあるのは駅の中とかホテルの中。
誰かの目が届かないと危なくって置いとけないってことなんだろうね。
ちなみにこの前行ったスイスのラウターブルンネンのハイキングコースには自動販売機があったけど、治安がいいと言われるスイスでも道端で見かけたのはこの1か所のみだった。 -
案内板でホームを確認しようと思ったけど…約10分後に出発予定の電車も含めて全部ホームの部分の表示が18-25。
どうやら直前にならないとホームは分からないらしい。 -
駅構内にはパン屋さんもあるけどご覧の通りの行列なので車内で食べるパンは買ってきた方が良さそう。
出発を待つ間にトイレも行ったら無料なのは嬉しいんだけど5つあるうちの2つが使用禁止(多分故障中)だった。
海外旅行あるある。 -
実は電車の中で気づいたんだけど水を持ってくるのを忘れた(;^_^A。
なのでここだ買おうかとも思ったけど2ユーロなのでいったん保留。
ってエヴィアンって缶もあるのね。
初めて見たわ。 -
やっとホームが出たら一斉に人が並んだのでご覧の行列。
-
改札は出発時間ギリギリにならないと始まらなかった。
ホームに行く階段には落書きにしか見えないアート(笑)。 -
ホームに行くと既に電車はスタンバイ。
出発時間2分前だから当然か…。 -
ちなみに席は全席指定。
今回乗車するiryoは格安鉄道会社。
が、座席は皮張りで高級感があるし、席にはコンセントあるし、無料Wi-Fiも飛んでるしで「これで格安鉄道!?」という充実ぶり。 -
出発すると逆向きだった。
ヨーロッパの鉄道って予約する時に進行方向が分からないんだよね。
多分途中で進行報告が変わることが多いからなんだろうとは思うけど進行方向と逆向きの席だと「外れた…」と思ってしまう。
日本の新幹線みたいに椅子が回転すればいいのに…。
まぁ景色はずっとこんな感じなので…車窓を楽しむ感じではないので…まぁいいか。 -
車内にはもちろんトイレもある。
しかも結構綺麗。
iryoは2022年に出来た格安鉄道らしいんで車両も新しいのかもしれない。 -
お手洗いの水もちゃんと出る。
日本では当たり前のことも海外だとありがたく感じる(笑)。 -
チャマルティン出発から約1時間で時刻通りにクエンカのCuenca Fernando Zóbel Train Stationに到着。
ちなみにクエンカには2つ鉄道駅があるけど長距離列車が到着するのはこっちのクエンカの旧市街からは遠い方の駅。 -
周りにはな~んにもない駅だけど駅舎はめちゃくちゃ立派。
これもヨーロッパあるある。 -
温度計あったけど…絶対間違っている温度が表示されているような…。
だって12月だよ?
22度って。 -
こんな立派な駅舎必要ですか??って作った人に聞きたい。
だって数分前に電車到着しているのに誰もいないって…。 -
逆光だけど人がいない事&駅前に何もないことを分かってもらうためにこの写真も掲載。
駅前から旧市街行きのバスが出ているはずなんだけど…バス停はあの透明なヤツ?
ってかそれ以外ないよね。 -
バスが来る前に駅の売店でお水を購入。
1.2ユーロ。
チャマルティン駅では2ユーロだったのでちょっと安い。
写真ではわかりにくいけどボトルにプレス加工で模様が入っててちょっとカッコイイ。
ちなみにこちらのペットボトル4トラでフォローしているトラベラーさんが日本のお店で購入していてびっくり。
ってことで探せば日本でも買えると思う。
誰も探さないと思うけど。 -
バス停では時刻表と路線のチェック。
バス停ではいつも時刻表&路線図の確認はしている。
余裕がある時は写真も撮って後で確認できるようにしている(…見ただけでは…忘れるので…)。
この時ももちろんしていてスペイン語だけどなんとなく「平日は30分に1本だけど休日は1時間に1本のなのね」ってことは理解。
「あれ?でも今日(大晦日)ってどっちなんだろう?」ってこの時思ったんだけど… -
11時にバスが来たので「始発が7:30(休日だとしても始発は8:30)で11時にバスが来るってことは今日は平日の扱いなのね」とこの時点で認識してしまった。
これがこの後の失敗に繋がってしまった…。
この時はそんなことにはもちろん気づかず車内で乗車券を購入して乗車。
ちなみに支払いは現金のみでここから乗ったのは私の他1人だけ。
クエンカって世界遺産の割には観光客少ないのかしら?
最後までバスはガラガラ状態。 -
そしてバスに乗ってから30分弱でクエンカ旧市街到着。
終点はこのクエンカ大聖堂なので旅行者にもとっても便利。
ちなみに帰りのバスもここから出発するはずだけどどこにもバス停らしきものがないので今乗ってきたバスの動向(?)を確認。
すると下りた場所からUターンしてすぐ向かい辺りに止まったのでそのあたりがバス停なのね、と理解。 -
到着したのは11:30少し前。
クエンカ大聖堂はこの日は14時くらいまでしか開いてないことはHPでチェック済なのでまずは大聖堂の見学から。
入場料は5.5ユーロ。 -
まずは小さな礼拝堂から見学開始。
基本的に教会を見学する時は最初に中の全体像を撮るんだけどここは大きすぎて全体を見通せる構造になっていないので個別に写真を掲載。 -
こちらは聖歌隊席。
-
細部の彫刻がお見事。
-
すぐ横に中央祭壇。
クエンカ大聖堂は12~13世紀に建てられたスペイン唯一のノルマンディー・ゴシック様式の建物…らしい。
ゴシックは分かるけどノルマンディー・・ゴシック様式って??
建物見るのは好きだけど様式にはあんまり興味ないので調べないけどね。カクエンカ大聖堂 (テドラル) 寺院・教会
-
中央祭壇の後陣もあったので行ってみる。
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個々がすごかった小さな礼拝堂がずらりと並んでいて見事の一言。
-
簡単なパンフレット(スペイン語)を貰っていてそこには礼拝堂の名前らしきものも書いてあるんだけどどれはどれやらさっぱり分からないので割愛。
-
後陣の通路の両側に礼拝堂があったので多分20か所位はあったのでは?
その1つ1つがすごいので見応えがある。 -
上を見上げると上もすごい。
教会は無名の芸術家たちの作品が見られる美術館だと思う。
…イタリアとかに行くとふつーに有名画家の作品とかも飾ってあることもあるけどね。 -
こっちは聖具室。
キラキラ。 -
地下への階段があったので降りてみると…
-
イコンの展示室だった。
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大聖堂内には所々にこんなパネルがあって多分QRコード読み込めばオーディオガイドが聴けるんだと思うけど多分スペイン語とあっても英語のみだと思うので聞かずしまい。
-
ここは多分後陣の中央部分にあった部屋。
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この部屋は天井の漆喰細工がすごかった。
こんなん作れって言われたら気が狂いそうになるわ…。
誰も言わないと思うけど。 -
この祭壇もすごかった。
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回廊みたいな所は絶賛工事中。
でも入れる所はどこまでも入っていく主義なので気にしない。 -
結果入ってよかった。
工事中の回廊を抜けるとテラスになっていて… -
テラスからの景色もなかなかよろしい。
クエンカの旧市街は小高い丘の上に築かれていて駅から大聖堂までのバスも途中結構な坂道を上がっていた。
そんな大聖堂があるのは旧市街の入口部分で更に奥に広がる旧市街に行くには坂道を上がることにある。
大聖堂のテラスから見えるのはその旧市街の上の部分。
ちなみに有名な宙吊りの家はこのテラスの思いっきり反対側にあるので全く見えません! -
テラスからの景色を眺めて満足したのでまた大聖堂内に戻る。
この礼拝堂も… -
天井がすごい。
見学時間は45分程。 -
大聖堂の周りにはお土産物屋さんが何軒かあってそのうちの1つで日本へ送る絵葉書購入。
お土産物屋さんがあるのは大聖堂周辺だけだったような。 -
こちらは市庁舎。
下の部分は普通の道になっていて駅からのバスもこの下の部分を通って大聖堂まで行った。市庁舎 建造物
-
クエンカは小さな町。
ちょっと細い通りを抜けるとこんな景色が広がっている。 -
クエンカのことってあんまりガイドブックに書いてなかったので4トラベルのクチコミに掲載されていた場所を片っ端から行ってみる。
まずはサン ジュリアン神学校。サン ジュリアン神学校 建造物
-
神学校を少し上がった所にあるマンガナ塔。
でもここはこの塔より…マンガナ塔 建造物
-
塔の前の広場から見えるこの景色がすごい。
いやすごいんだけど…宙吊りの家ってどこにあるの?? -
ってことで改めて地図をよく見るとどうも宙吊りの家は反対側にあるっぽい。
ってことで反対側に行き人の流れがある方向に行ってみると細い路地の先にいきなり視界が開けた!
あ、ここ写真で見たサンパブロ橋だ。サンパブロ橋 建造物
-
地面には正解遺産であることを示すプレート。
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で、この橋を渡って…
-
真ん中あたりで振り返ると宙吊りの家!
冷静なこと言えば崖の上にあるけれど別に宙吊りにはなっていない(笑)。宙吊りの家 / スペイン抽象美術館 旧市街・古い町並み
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橋にありがちな鍵。
紋章みたいなのもあった。 -
橋からの景色も絶景。
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取りあえず橋があれば渡る主義なので渡ってみる。
渡った先には記念写真スポット。
が、この時間は思いっきり日陰で映え度は低そう。 -
すごい橋だなぁ…と思ったもののこれ見て思ったのは「何でこんな場所に無理やり町作ったんだろう??」ってこと。
マドリードからクエンカまでの車窓ほぼ荒野だったから平らな土地がなかったからここに町が出来た、とかじゃないよね? -
まぁおかげで観光客が来るようになったからいいんだろうけど。
ちなみにこの辺りは結構観光客いてた。
ツアーっぽい団体さんが多い感じ。
私も最初はツアーで来ようと思ってたくらいだから個人で来るよりツアー使う人の方が多いんだろうな。 -
ちなみに橋の先にあるのはパラドールだけなので旧市街に戻るために再び橋を渡る。
-
今度は進行方向に宙吊りの家があるので眺めながら歩く。
こんな場所に家建てようとか誰が思ったんだろう。
地震の多い日本では絶対に誰もやらないだろうな。 -
宙吊りの家は近くで見るとこんな感じ。
この家の下に並んでいる若者にシャッター頼まれたので押してあげた。
この建物全部入れるには結構しゃがまないと無理なのでなかなか大変(;^_^A。 -
ちなみに宙吊りの家は抽象画美術館になっていて入場可能だそうな。
が、大晦日の本日は臨時休館。
でもね~ここは中に入るんじゃなくて外から見る方がいい観光スポットだと思う。
ちなみにベストアングルはサンパブロ橋の上から! -
クエンカの町は路地が多くて入り組んでいる。
雰囲気はすごくいいんだけど基本坂道なのでここに住んでいる人は大変そう。 -
そんな路地を適当に進む。
しばらく歩くと… -
絶景!
-
さっき行ったサンパブロ橋とパラドールも見える。
行った時はパラドールだしお高いんだろうな、と思ったけど今検索してみたら割とお手頃価格。
先に知っていればここで泊まるって選択肢もあったかも。パラドール デ クエンカ ホテル
-
今日の予定はこのクエンカだけ。
帰りのマドリード行きの切符も買っているのでとりあえず歩けるところまで歩いてみる。 -
旧市街は緩やかながらずっと坂道が続く。
-
歩いていると展望台みたいなのが見えてきたので地図を確認するとこれがクエンカ城らしい。
クエンカ城 城・宮殿
-
え?これお城なの??
由来は分からないけど屋上(?)には上がれそう。
上がれる場所は上がる主義なので階段を上がってみる。
…って最近疲れたら上がるの諦めることあるな…。
やっぱり年なのね。 -
で、クエンカ城からの景色がこちら。
こっちはさっきひたすら上がってきた坂道。
緩やか~な坂道になっていることが分かるかな? -
で、反対側はこの絶景。
マジでなんでこんな場所に町を作ったんだろう?
絶対大変だったと思う。 -
でまだ先がありそうなので緩やか~な坂道をひたすら上がる。
緩やかとは言え坂道なので大変。
で、ここが多分最後の展望台。
ベンチにはクエンカの文字入り。 -
ここからは旧市街ではないクエンカの町が見渡せる。
多分駅もこっち方面にあるんじゃないかな。
旧市街、多分住むとなると相当大変なのでみんな下の平地に住んでいると思われる。
そりゃそうよね。 -
ランチはパン屋さんでもあればサクッと買ってお手軽に済ませたかったんだけど結構いろんな道通ったけど皆無。
というかお店自体が少ない。
基本店はこの通り沿いにしかない。
頂上付近のこのエリアは景色がいいだけあってレストランが並んでいたのでこのお店のどれかでランチにすることに。 -
選んだのはmenu15ユーロの張り紙のあったこちらのお店「El Bar del Castillo」。
が、貼り紙はスペイン語なので値段は分かったけど前菜+メインで15ユーロってこと以外分からない。
出てきたお店の人も英語が分からないみたいなのでGoogle翻訳に料理の内容をしゃべってもらっているところに英語のできるおじさん登場。
全部説明してもらって前菜はきのこのリゾット、メインは七面鳥とジャガイモをチョイス。
前菜はリゾットと言うよりはきのこと鶏とお米の入ったスープって感じで優しい味で美味しい。
メインの七面鳥はちょっとお肉がパサついているけど岩塩がきいててなかなか美味しい。
帰りは15時のバスに乗ればいいのでここでちょっとのんびり。
今思えばこの時さっさと行動していれば… -
時間もあるので(とこの時は思っていた)のんびりと大聖堂に向かう。
-
こんな道も通りつつ…
-
大聖堂到着。
この時点で14:37。
バスは15時だしここで待ってても仕方ないし…と思って… -
最後にもう1度宙吊りの家を見に行くことに。
この奥の細い路地から…歴史的城壁都市クエンカ 旧市街・古い町並み
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宙吊りの家へ。
が、この時間帯はとうやら逆光。
どうやらここに来るのは午前中の方が良さそう。 -
最後に橋を見て大聖堂へと戻る。
-
まだちょっと時間があるので観光案内所も行ってみたけど大晦日は休業。
まぁそうだろうね。観光案内所 (クエンカ) 散歩・街歩き
-
で大聖堂前で待っていたけど15時過ぎてもバスは来ない。
渋滞なんて起こりそうにもない場所なんだけどな…と思いつつもまぁスペインだし…と思っていると15:05にやっと来た!と思ったバスは「2」と書いてある。
確か行きに乗ったバスは「1」って書いてあった。
これじゃないよね?と思いつつもこのバスの運転手さんに15:50発のマドリード行きのチケット見せつつ聞いてみると英語が通じないけどなんとなく15時のバスは来ないってことだけは分かった。
行きはここから駅まで30分弱かかったのでたとえ15:30にバスが来たとしても間に合わない!
大ピンチ!
ちなみにGoogleマップによると歩いた場合は時間半かかる。
絶対無理!!!カテドラル (クエンカ) 寺院・教会
-
こうなったらタクシーしかないけどこんなとこ絶対タクシー来ないだろ!と思って目の前のお土産物屋さんに飛び込んでタクシーを呼んでもらうようにお願いしたらタクシー会社の電話番号を渡された。
いやスペイン語話せないよ!ってことでスマホを渡してタクシー会社に電話してもらった。
人間非常時になると割と厚かましくなれるもんだ。
もちろん国際電話になるのでそれなりに通話料かかるだろうけどそんなこと言ってられる状況じゃない。
あっけにとられながらも電話かけてくれてお兄さん、ありがとう。 -
で、この時は今日午後からは休日扱いで1時間に1本だったんだな…って思ってたけど今時刻表見たら大聖堂前のPlaza Mayorは毎時正時発。
…それなら15時発あるんじゃないの?
もしかしてあのバスの運転手のおじちゃん今日はもうバスがないって言ってたのか??
タクシーを呼んでもらったものの本当に来るのか不安に思いつつ待っているとさっきの2番バスが戻ってきた。
するとさっきの運転手さんが下りてきて(多分)大丈夫か聞いてきた。 -
そこに折よくタクシー到着。
多分電話してから10分も立ってなかったと思う。
タクシーの運転手さんとバスの運転手さん知り合いっぽい雰囲気。
ここで行く場所間違えられたら終わるので電車のチケットを見せてこの駅に行ってほしいと言う。
通じたみたいなんだけど…タクシーのメーターは倒さずにそのまま発車。
大丈夫かと思いつつもあのバスの運転手さんとも友達っぽいし…と思って祈る。 -
行きのバスとは全く別のルートを通って10分程でCuenca Fernando Zóbel 駅に到着。
料金は12ユーロだったのでぼられてはいないと思うけど…どうなんだろう。
でもおかげで余裕で間に合った。 -
駅の中の朝開いていたお店も全て営業終了。
-
案内板でホームを確認って言ってもホーム5番と6番の2つしかないけどね。
マドリード行きは結構あるけど今回は事前に列車指定のチケット購入済なので他の電車に乗るなら別で新規で購入しないといけない。
購入したのは15:50発のOuiGOで運賃はわずか9ユーロ。
ちなみに行きのiryoは17.11ユーロ。
当日購入は多分この値段の倍以上かかると思う(;^_^A。 -
まだホームには行けなかったけどしばらく待つと保安検査が始まったので保安検査を受けてホームへ。
多分ここから乗るのは数名程度。 -
予想に反してちょっと早めに電車は到着。
帰りはなぜかフランスの格安鉄道OuiGO。
お馴染みの2階建て車両。
iryoは座席が選べたけどOuiGOは座席を選ぶ場合は確か別料金だったので選ばなかったら通路側。
それはいいんだけどWi-Fiもコンセントもなし。
フランンス国内のOuiGOもないから予想はしていたけど行きのiryoがあっただけにがっかり。
そして自分のモバイル通信もめっちゃ電波は悪くってほぼ繋がらず。 -
マドリード近くになった途端電車のスピードが極端に落ちたけど行きと同じく1時間程で予定通りマドリード、チャマルティン駅到着。
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アトーチャ駅もそうだったけどチャマルティン駅も絶賛工事中で動線がちょっとイレギュラーになっていいるみたいで途中からは誘導されるままにホームを移動して改札へ。
-
改札出るとすぐ目の前が地下鉄の乗換口。
行きは地下鉄の改札から長距離線の乗り場まで結構歩いたのでちょっとびっくり。
時刻は17時。
これからどうしようかと思ったけど年越しイベントに参加するつもりはないけど年越しイベント会場は見てみたいな、と思ってプエルタ・デル・ソルに行ってみることに。チャマルティン駅 駅
-
で、到着したプエルタ・デル・ソルがこちら。
クマとイチゴノキの周りが柵で囲まれている!?
そして年越しまであと6時間以上あるのに既に人があるまり始めている。プエルタ デル ソル 広場・公園
-
これはツリー?
年越しなのか?
クリスマスなのか?
この他にも浮かれたヘアアクセサリーや帽子や眼鏡かけた人たちが広場にはいっぱい。
1番多かったのは2025って書いてある眼鏡かけている人たち。
一体どこで売ってるのそれ? -
広場のすぐ横の通りにはTVの中継車もスタンバイ済。
まぁ当然TV中継もするだろうし。 -
取りあえず近くのエル・コルテ・イングレスでお土産用のイベリコ豚のパテを購入。
これ料理好きの友達に上げたらめっちゃ大好評だった。 -
パテ買っただけなので30分位しかたってないんだけど広場に戻ると薄暗くなっていてツリーにも明かりが。
そしてわずか30分の間に人がめっちゃ増えている(+_+)。 -
年越しイベントの会場も見られて満足したので地下鉄で駅に戻ろうとしたら…あれ?さっき出てきた出口が閉まってる!?
-
そしてもう1つの出入り口もいつの間にか閉鎖されている!!
マジか。確かに今でも広場に人があふれているのにその広場にある地下鉄の出入り口から人がどんどん出てきたらえらいことになるからこの対応は正しいけど…これじゃここから帰る人、つまり私は電車に乗れない(泣)。ソル駅 駅
-
つまり歩いて帰れってことよね。
分かったよ!
歩いて帰ってやるよ(なぜかけんか腰)。
って歩いても20分位なんで全然帰れるんだけどね。
電車で楽して帰る気分になっていたのでちょっとやさぐれた。
ホテルに向かう途中の通りにはご覧の様な柵が所々に置かれていた。
多分もう少したったらこの通りもこの柵で閉鎖されるんだろうなぁ~と想像。
ってことでマドリードで年越しイベントに参加したいのなら6時間前にはスタンバイしておくことをお勧めします。
ってそんな元気な旅行者いるの?
コロナの時期を除いて頬年越しは海外なので昔は年越しイベントに参加しようか悩んだり実際に参加したこともあるけどここ最近はそんなこと考えもしない。
だって旅行中は疲れて12時まで起きていられないんだもん。 -
そして帰り道、モバイル通信も全く繋がらなくなる。
この時は「マドリードは電波事情悪いな」と思っていたけどそうではなく楽天モバイルの海外利用枠の2GB/月を使い切っていたと思われる。
スペインではまだ2024年12月だけど日本は年が明けて2025年1月になっているからね。
楽天アプリで一応海外利用分を今どれくらい使っているか見られるようにはなっているんだけどこのアプリが全くあてにならずさっきまで残り0.6GBになっていたのに突然残り1GBに戻ったりする。
普通に考えたらチャージもしてないのにデータ容量が戻るなんてありえないからアプリがおかしいんだろうね。
日本でも電波悪いしahamoに変えてやろうかといつも思うけど楽天ポイントで使用料払えるのが楽天ポイントユーザーには魅力なのと単純に乗り換えの手続きがめんどくさくって結局そのまま。 -
帰りは一応お店探しながら帰ったんだけどそこは大晦日。
チェックしていたレストランやバルはことごとく休みで気づけばもうすぐホテル。
アトーチャ駅の前の通りはマラソン大会でもしているのかお揃いのユニフォームを着た集団が走っていた。 -
で、結局レストランを見つけられず夕食は持参したカップヌードル。
大晦日なので年越しそばならぬ年越しラーメン。 -
デザートはスペインの大晦日の習慣に倣って12粒のぶどう。
本当は年越しの瞬間に食べるものらしいけど本日0時まで起きていられる自信は全くないので今食べておく(笑)。ホテル メディオディア ホテル
-
TVをつけると数時間前までいてたプエルタ・デル・ソルが写っていてものすごい人。
さっき見た浮かれた格好していた人達もなんかインタビューされていた。
食べ終わったら猛烈に眠くなったこともあって21:30には就寝。
この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/12005871
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この旅行記へのコメント (2)
-
- フィーコさん 2025/09/26 18:49:46
- クエンカのお水
- Rinさん こんばんは♪
クエンカのお水
駅売店で1.2ユーロ
私、東急内中東料理屋で300円
高いと思ったけどそんなに高くなかったのね。
あの後イオンでボトル容量大きいの見つけて198円だったわ。
それからチェックしていないけど
10月になったら値上げされるかもね。
スペイン鉄道事情、ヨーロッパどこもやけどややこしそうやー
Omioよくきくよね。
私にはムリやわ。
大昔、スペインパラドール(ホンマお城やった)で大晦日を過ごし
地元名士のじいさまばあさまとぶどう口に入れやっこし、キスもしまくられ朝4時でもダンスしてたわ。
わたしゃとっとと退散したけどね。
カップヌードル、折りたたみケトル
大活躍でした♡
フィーコ
- Rinさん からの返信 2025/09/26 21:25:15
- Re: クエンカのお水
- フィーコさん、こんばんは。
そうなんですよ。
この水なんです。
やっとフィーコさんにお見せ出来ました(笑)。
私もフィーコさんの旅行記見て輸送費考えたら適正価格だな、と思いました。
って大きいのが198円って輸送費どこ行った?って価格ですね。
ヨーロッパの他の国は大体鉄道会社が1社なんでその鉄道のアプリ入れればいいだけなんで楽なんですが、スペインは前行った時はRenfeだけだったのに今はiryoやOuiGOがあって気づいたらややこしくなってました。
でもそれ考えると私鉄が何十社もある日本を旅する外国人観光客、なかなか大変そうですね。
パラドール泊った事あるんですね!
考えないでもないですが調べもせず高いと思ってました安いパラドールもあると今回知りました。
が、あのパラドール、歩いて行くならバス停から坂道&橋を相当歩いて行かないとダメなのであそこに泊まる人はきっと駅から遠回りして橋の反対側からタクシーで乗り付けることになるのでそれなりにお高くつくのかもしれません。
まだまだパラドールに泊まれそうにありません…。
Rin
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