台北から嘉義へ移動　２日目

2025/08/15 - 2025/08/20

旅行２日目、台北駅から嘉義駅まで台湾高速鉄道で移動しました。

高鐵嘉義駅から台湾鉄道の嘉義駅へ移動するBRT（バス）で乗り過ごしてしまい、終点の嘉義公園まで行ってしまいました。この旅で最大の失敗でした。
ちゃんとグーグルマップも見ながら乗っていたのに…。

でも、バス停でバスを待つ間、地元の方と少しおしゃべりできたのでよかったです。

夜は雑誌CREAに載っていたお店で食事をしました。注文を紙に書く方式ではなく、口で言う方式だったので、どうしようとあせりましたが、列の後ろに並んでいたお姉さんに頼んで注文してもらいました。
お姉さん、ありがとう。

「るるぶ」の最新号を見ていたら嘉義が特集されていました。嘉義の街、行ってみたらとてもよいところだったので、もっと注目されてもいいのではないかと思います。

エリア 嘉義(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: エバー航空

今回の台北の宿は台北駅「コスモスホテル」の窓なし部屋でした。
昔「シーザーホテル」に泊まった時は確か１泊12,000円ぐらいで泊まれたのに、台北駅近辺のホテルも軒並み宿泊代が高くなっていますね。「コスモスホテル」窓なしの朝食なしでも1泊19,000円。1.5倍超えてます。

近くの朝食店にオニギリを買いに行きました。まあまあ並んでいます。
注文は「ムラサキ　総合？」（黒米の全部のせ）ときかれ、うなずいたら大丈夫でした。

コスモス ホテル 台北 ホテル

親子かな、お父さん、お母さん、息子さんの三人でせっせとオニギリを作っていきます。

BRTに乗っていたら嘉義駅を通り越し、終点嘉義公園まで来てしまいました。
嘉義公園に行きたいのはやまやまなのですが、スーツケースを持っているので、いったんホテルまで路線バスで戻ります。隣に座っていた大学生風のお兄さんがスマホでバス停と何番のバスに乗ればいいかを調べて教えてくれました。

暑い中バス停で駅までのバスを待っている中、ヨーヨーカードが嘉義のバスで使えるか不安になり、バス停で待っていたお兄さんに「これ、バスで使えますか？」と聞いてみました。

これをきっかけに話がはずみ「どこから来たの？」「台湾に来たのは何回目？」「台湾のどういうところがいいの？」「なぜ嘉義に来たの？」「花蓮に行ったことある？」と質問攻めにあいました。私が阿里山に行くと言ったら「阿里山は台風の影響で木がかなり被害を受けているよ」と教えてくれました。
なぜ日本人がわざわざ嘉義に来て観光しようとしているのか、とても不思議に思っているようでした。

いったん、ホテルに荷物をあずけて、「卓武珈琲」で卵サンドとウーロン茶を注文しました。

「卓武珈琲」は雑誌でチェックしておいたお店だったのですが、店がわかりずらくて、そのあたりを行ったり来たり。裏道のしゃれたお店から出てきたお姉さんが困っている私を見て「どこを探しているの？」と声をかけてくれました。「そのお店なら表通りの時計屋さんの隣よ」と教えてくれました。

行ってみたら大きな店名の表示がなく、とてもわかりずらかったです。その前を何度も通り過ぎてました。１階はごちゃごちゃしていましたが（失礼！）、２階は広くてお客さんも１組しかなくてゆったり過ごせました。クロワッサンの卵サンドもウーロン茶（ポット）もおいしかったし、お店のかたもフレンドリーでおすすめです。が、写真を撮るのを忘れていました。（コーヒーのお店だからコーヒーを頼むべきかもしれませんが、コーヒーが苦手です。）
恐らくバス乗り過ごしの件の後で気が動転したいたのかと思います。


路線バスで再び嘉義公園まで来ました。

嘉義公園/嘉義史蹟資料館 広場・公園

野球にまつわる像がたくさんあります。
後ろが映画「KANO」で有名な野球場です。

狛犬がいます。

昔の社務所だったという建物は、今は資料館になっています。
入場料は８０台湾ドルです。

中にはカフェとお土産屋さんも併設されています。土曜日だったのでたくさん人がいました。

お土産の瓦せんべいがたくさん置かれていました。

日本の建物がきれいに保存されています。ありがたい。

お庭で記念写真を撮っている台湾の方もたくさんいました。

嘉義駅までバスで戻りました。嘉義駅にある窓口で明日の森林鉄道の切符（往復とも）を発券してもらうことにしました。（パスポートを出せばすぐに発券してくれます。）
紙の切符でなくEチケットをダウンロードしようとしましたが、うまくいかなかったのです。

雑誌CREAの春の台湾特集号で見たお店がバスの中から見えたので、ホテルに戻ってチェックインをすましてから、５時半ごろバスで向かいました。（６時過ぎたら混むと口コミに書いてありました。）

名前のないお店らしいです。グーグルマップには番地だけが載っています。

高い所にあるメニュー表をスマホで写真で撮影し、列の後ろに並んでいたお姉さんに「ここで食べたいんですけど、言葉がしゃべれないから、これとこれ注文してもらえませんか」と英語で頼みました。お姉さんが、お金の受け渡しもやってくれて、ここのテーブルに座りなさいと案内してくれて、無事食べられました。

ルーローハンともやしのスープです。45台湾ドル。

お姉さんは、その後自分の分をテイクアウトしてバイクでさっそうと去っていきました。

６時過ぎでもけっこう並んでいます。でも、テイクアウトの人も多いし、さっさと食べて去っていく人が多いので、回転率はいいかと思います。

隣の空き店舗のスペースがイートインスペースです。

同じく雑誌で紹介されていたフルーツのお店「七菜冰果室」に行き、パパイヤとプリン牛乳のジュースを注文してみました。プリン入りっていうのがおもしろい。
60台湾ドル。

ジュース屋さんのイートインスペース。

私はテイクアウトでホテルに持って帰りました。

有名なぐるぐる回る投手の像です。

嘉義の方々に助けられて過ごした一日でした。

バス停で話したいお兄さんによると、仕事を退職して台北から嘉義に越してくる人がおおいのだとか。台北のようにごちゃごちゃしてないのと駐車場がたくさんあるからと。

余談：お兄さんPARKと言っていたから「駐車場」と思っていたけど、考えてみると「公園」のことだったかも…。