2025/09/04 - 2025/09/06
808位(同エリア3992件中)
ごしたびさん
この旅行記スケジュールを元に
2025年9月、毎年夏休みは旅行に行っているのですが、今年は休みを木曜金曜ととり「EXPO2025 大阪・関西万博」ついに初めて行ってきました。
せっかくなら1日だけじゃもったいないと2日間チケットを購入。
どちらも9時入場で取れました。
計画を始めてから色々と調べてきましたが、時間が経つにつれどんどん入場者が増えていきなかなか思った通りには進まない万博。
そんなところも合わせて時系列に沿って紹介していきます。
万博のあとは大阪観光や帰り道に三重観光もしています。
前回までは万博一日目、二日目の朝からアメリカ館などいったところまで紹介しまして、今回は万博の中でも楽しみにしていたシグネチャーパビリオン「EARTH MART」へ向かいます。
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12:20 EARTH MART
当日予約で取れましたシグネチャーパビリオン「EARTH MART」へ。
プロデューサーを務めるのは、放送作家の小山薫堂氏。
「食を通じて、いのちを考える。」をテーマにしています。
外観は藁葺き屋根の建物で、隈研吾建築です。
茅は全国から集められていて、様々な産地の茅を屋根に使用しているそう。 -
建物に入るとまずプロローグ映像を鑑賞。
撮影は禁止でしたが、「いのちと食の循環」をテーマにしたアニメーションなどが流れ、最後は映像と連動してスクリーンがドアのように開き、見ている人から歓声が上がっていました。
そんなドアの先に広がるのは11の展示が並ぶ「いのちのフロア」
まずは「野菜のいのち」の展示。
収穫で終わらず枯れるまで見守って種を採り、またその種を蒔く、そんな昔からの農業を営む農家の畑から生まれた姿です。
ここに展示しているのは、すべて長崎県雲仙市の農家・岩﨑政利さんという一人の農家の畑から生まれたものだそう。 -
次の展示は「いのちの色」
日本人が食べる主要な食材300種・816カットの写真を瓶に閉じ込め、スーパーの売り場のようなショーウィンドウにした展示。
食には「色」があり、それは「いのち」の色でもありその鮮やかさがきれいなグラデーションになっています。 -
こういうグラデーションに並んだ作品が大好きなんです。
欲を言えば写真ではなく実際の食材が瓶の中に入っていればより感動したんですが、さすがに保存的にも色的にも難しいですね。 -
次の展示は「いちばん食べられる魚」
1匹のマイワシは、一生の間に約10万粒の卵を産みます。
大きくなるまでの間にいろいろな他の魚や海鳥などに食べられて、シラスになるまでにたったの100匹となります。そこから成魚となるのは推定0.01%で10匹。 -
人間がそのイワシを水揚げしたとして、そのうち7割が豚や養殖魚の餌となるので実質私たちが食べるイワシは、たったの3匹。
イワシは海で生きている間も水揚げされた後も、食べられることで他のいのちを支えているので、「いちばん食べられる魚」というわけです。 -
次の展示は牛・豚・鶏が生まれる瞬間を上映する「家畜といういのち」
家畜写真家として、牧場で生きる家畜の動物たちを撮り続けているタキミアカリさんによって2024年に撮影された映像が流れます。
分かってはいるつもりではいましたが、いざこう映像で見ると色々と考えされます。
可哀想という思うよりちゃんと知ることが大事ですね。 -
次の展示は「一生分のたまご」
一人の日本人が一生で食べる卵の数はなんと約28,000個。
2022年の日本人一人当たりが食べた鶏卵の数は年間339個で、日本人男女の平均寿命・約84年で単純計算すると、28,000となります。
この展示ではその28,000個の卵を視覚的に表現しています。 -
足元には大きな目玉焼きのオブジェ。
日本人は世界で二番目に多く卵を食べているそうです。 -
次は「いのちのはかり」という展示。
6つの食品サンプルをはかりに乗せ、それらの背景にある物語からいのちの重さを知ることができます。
はちみつをはかりに乗せると「5g」という数字が出てきて、5gは1匹のミツバチが集める花のみつの数字であり、はちみつにするとティースプーン1杯分ほどにしかならないそうです。 -
次の展示は「いのちのマート」
このショッピングカートの巨大オブジェは、日本人が食べる10年分の食糧体積を表現しています。
日本人の一人当たり年間食糧消費量(約618kg)をベースに計算していて、その総体積は約810リットルとなります。
こちらのカートは「ねぶた」の技術で作られているそう。 -
このねぶたのカートを「1」とすると、世界の国々で同じく一人が食べる10年分の食料を積載するためのカートの大きさはそれぞれ異なります。
エチオピアは0.54で、日本の半分ほどと考えるとアフリカの食料問題について考えさせられます。 -
各国で暮らす実際の家庭の1週間分の食料をまとめた「世界のレシート」
データや数字からでは読み取れない、本当の人々の暮らしが見えてきます。 -
プロローグのムービーの中で出てきた「一食入魂」の文字。
最初この言葉を見たときと、ここまでの展示を経て改めてこの言葉を見たときで、より重みを感じました。
素晴らしい展示としての流れです。 -
次のエリアは最新のフードテクノロジーが集まる「未来のフロア」
「未来を見つめる鮨屋」では、普段は天然の魚のみを扱う「すきやばし次郎」の小野二郎氏が、養殖技術や品種改良技術を用いた未来の魚を握るシーンが映ります。 -
次の展示は「進化する冷凍食」で、ここが一番印象に残りました。
ここでは、様々な食材を凍結粉砕することで作られた長期保存することのできるパウダーを展示しています。
にんじんや鶏肉といったお馴染みの食材から、一般的には口にすることの少ない樹皮やウニの殻などの未利用資源など、いまは食材としてメジャーなものでなくてもパウダーにすることで新たな食が生み出される可能性があるとのことです。 -
実際の食材を凍結粉砕しているので、風味や香りも保持しています。
香りの体験コーナーもあり嗅いでみると、ほのかに香りを感じることができます。 -
こちらは食品を印刷する3Dフードプリンター。
パウダー状の食材を水やでんぷんで液化したフードインクで、一般のインクジェットプリンタのように食べ物の粒子を飛ばして印刷できるそう。 -
-196℃の凍結粉砕によるパウダー食材と、お米のパウダーを再びお米の形に成形した新しいお米「再生米」のプロトタイプの展示。
サラダのように食べることのできる野菜でできたお米や、お米だけ食べるだけで親子丼の味を楽しめる親子米など様々な再生米が並んでいます。
米形にすることで栄養の摂り方を変え、これまでにないおいしさを生み出したり、新しい食習慣や食文化を生み出していく可能性を秘めているかもしれないということです。 -
凍結粉砕と再成形が当たり前になるかもしれない未来を「架空の冷凍食品」の形で表現しています。
見た目は卵のサンドイッチですが、パンが鶏肉の粉末からできており親子丼の味わいをサンドイッチで楽しめる、片手で食べられる丼ぶりして昼食や軽食の新定番になるかもしれない「親子丼サンドイッチ」 -
次の展示は「味を記憶し、再現できるキッチン」
「録食®」という調理データ化技術により、温度や食材の投入タイミング、具材の混ぜ方や力加減などナビゲーション通りに調理することで、1秒、1度、1g単位の正確さでオリジナルの味と全く同じものにすることができるキッチンです。
この技術で、プロの味だけでなく大好きなおばあちゃんの味とかも食べることができるかもしれません。 -
次の展示は「みんなが幸せになる未来のお菓子」
日本をはじめ幾つかの国々に暮らす9~11歳の子供たちが「みんなが幸せになるお菓子」というテーマで考えた作品を、プロのCGデザイナーが再現した展示です。 -
次の展示は「EARTH FOODS」
海に囲まれた日本では、水が山から多くの栄養を運び、海を豊かに育て、菜食・発酵・健康が結びついた食の自然観をもっています。
そんな日本の食文化の中から伝統的でありながら、サステナブルな未来へのヒントがつまった25品を選定し紹介しています。 -
「EARTH FOODS」の展示では、25の食材・食品の紹介のほかに25の食品を包むためのパッケージデザインの提案もしています。
パッケージデザインのアイデアを一般公募し、公開審査会で選定しています。
その中でもこのわさびのパッケージはスタイリッシュで実用性もありそうでよかった。
ふたの裏がおろし金になっているそうです。 -
この流線型の鰹節のパッケージがかっこいい。
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実際の販売は無理そうですがこの柑橘類のパッケージが可愛かった。
風鈴のようなパッケージで、柑橘の特徴でもある香りを楽しめる仕様になっているそう。 -
また、「EARTH FOODS」ではシェフ5名による25の食品を使った「コンセプト料理」の提案もされています。
日本で親しまれる食材を世界に共有するため新しくて美味しい食べ方を提案するということで、個性的な料理が並んでいます。 -
エリアの最後に並んでいるのは「万博漬け」コーナー。
2025年に和歌山県で収穫された梅を使い、実際にこの樽のなかで梅干しを漬けていて、来場者には25年後にそれを実食できる引き換えチケットが配布されます。
2050年の配布イベントは紀州梅の会HPにて発表予定だそうで、それまで覚えているかこのチケットが残っているかどうか... -
パビリオン最後の空間では、来場者同士みんなでお皿が置かれた巨大な食卓のようなテーブルを囲みます。
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しばらくするとテーブル状に映像が流れエピローグがスタート。
円形の食材がカットされた輪切りの映像が次々とあらわれます。
そう考えると自然の食材ってだいたい丸いな... -
緑の食材を集めた映像。
こういう素材そのものの色で表現するアート大好き。 -
食べるとは地球という食卓を囲んでいっしょに生きることです。
「いのちに感謝をこめていただきます!」という言葉で締められます。
いのちをつむぐためには多くのいのちをいただいているわけで、このパビリオンで「いただきます」「ごちそうさまでした」という言葉って素晴らしいなと感じました。 -
これでEARTH MARTは終了。
出口に書かれた「Welcome to EARTH MART」の文字。
ウェルカムとなっているのは、本当の「EARTH MART」は私たちが暮らす地球であるという意味です。
ということで期待通りの良い展示でした、これぞ万博のパビリオンといった感じでおすすめです。 -
13:10 コモンズB館
強めの雨が降ってきたのでコモンズ館へ退避。
入口では警備のお兄さんがDJポリス並みの巧みなアナウンスで誘導していました。 -
ドミニカ共和国のブースで展示されていたカーニバルの衣装がすごいインパクト。
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ジャマイカブースの奥には人類最速の男、ウサインボルトが立っています。
万博の会期中には東京で世界陸上が行われていたのでタイミング的にも良かったですね。 -
13:35 カンボジア館
すぐ入れそうだったカンボジア館に寄ってみます。 -
中に入ると正面奥には世界遺産のコーケー寺院の大きな模型、館内中央には稲穂が広がる空間、神殿を模したような柱と、小さなパビリオンの中にカンボジアの世界観が盛りだくさんに詰め込まれていて内容がすごく濃く感じました。
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そしてカンボジアといったらやっぱりアンコールワット。
人生で一度は見てみたいな… -
解放の時間何度チャレンジしても取れなかったガンダムパビリオン。
ガンダムの写真だけ撮りにきました。
入りたかったな...
ということでここからは何も予約できてない万博、続きは次回です。
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