2025夏　悠久のナイル川クルーズとエジプト歴史体感　10日間　（9-1）ダハシュール→サッカラ

2025/08/05 - 2025/08/14

コロナ明け、初の海外旅行。初のエジプト。
エジプト再訪のため、体験したことを忘れないために。
エジプトツアーを検討、予定されている方の参考になればと思い投稿します。

(9日目)ダハシュール　屈折ピラミッド→赤のピラミッド→ダハシュール　階段ピラミッド

9-2へ続く

エリア サッカーラ(エジプト)

5:30モーニングコール
6:15荷物を出す
6:00朝食
7:00出発

朝食です。パンが黒焦げになりました。トースターの使い方が難しい。
豆のカレーが美味しかった。

最後のオムレツ。

さよならホテル～
ということでバスに乗り込みダハシュールへ向かいます。
バスの窓からはピラミッドが見えます。

大エジプト博物館も
ホテルからほんとに近かったことを知る

カイロの街中とは一変。
田舎の風景が広がります。
トゥクトゥクみたいな乗り物

街の中をヤギが歩く

バナナやナツメヤシ、ブドウ？

自転車！

ダハシュールに着きました。バスで約1時間。
途中、きちんと舗装されていない道路もあったりで、バスは結構揺れました。

ガイドさんがチケットを購入してくれるので、バスで待機。

元々は軍施設があったが、観光できるように軍施設が移動したとのこと。
なので、ギザのピラミッドと違い、周りに何もありません。
そう、何もないんです。砂漠の中にどーーーーーーん！とピラミッドがそびえているのです。
クフ王の父スネフェル王が建設した屈折ピラミッドと赤のピラミッドです。

屈折ピラミッド前の駐車場にバスが止まり、はい、ここで自由時間にします、と。
ピラミッドがちょうどよく画角に収まる感じの距離です。

何枚か写真を撮り、まだ時間があります。
ガイドさんに「行っていい？」と聞くと、「どうぞ」と。
我慢できなくなり、屈折ピラミッドまで走りました(笑)
が！！距離感の見積が甘かった・・・走って行ける距離ではなく、途中、歩いて向かうことになりました。
想像ではだーーーっと走って届く距離だったんですけどね。

下から見上げる屈折ピラミッド。
もう、最高ですよ・・・

化粧石の仕組みが見えます。
板状の石を貼っていたのかと思いきや、違うんですね。
表面を削って滑らかに加工しているのがわかります。

そしてこの屈折具合。
下部は約54度、上部は43度。途中から工法を変更したことがわかります。

中に入ることもできますが、今回は時間ないので残念ながら入れません・・・
入りたかった。

続いて赤のピラミッドへ。
こちらもスネフェル王の。初の直線ラインのピラミッド。そして、クフ王、カフラー王に次いで3番目に高い。このシルエット。美しい。

一つ一つの石がクフ王のピラミッドより小さいのがわかります。
石灰岩のせいか、風化がわかります。

ダハシュールは本当に来てよかったです。
片道1時間、道も舗装されていない部分もあり、バスは揺れに揺れます。
ですが、エジプトの田舎風景や農村風景、ヤギの群れやラクダ、様々な風景が窓から見ることができます。
そして、観光地化されていない、砂漠の真ん中に立つピラミッドは圧巻でした。
時間があればピラミッドを一周したかった。それは次回の目標に。

バスに乗ってサッカラに向かいます。
約1時間でサッカラに到着。
ジェセル王の階段ピラミッドに到着です。

おぉーーー。すごい。

階段ピラミッドの周囲には葬祭殿、神殿、中庭、などピラミッド複合体といわれ、周りは巨大な壁で囲まれています。

入口。立派！そして壁がツルツル。

ジェセル王の階段ピラミッドです。
元々はマスタバ墳でしたが、改装を重ね、6段階段ピラミッドになったそうです。

中に入ると上から石棺が見ることができます。巨大な花崗岩でできています。。
この杭、すごくないですか？結局抜けなくて、他の部分を壊したみたいですが、昔の人はなんとしても盗掘から王を守ろうとしていたことがわかります。

確か反対側の入口からはこの石棺へも行けるはずですが、今回はここまででした。
これも次回のお楽しみです。
石棺近くにいくことと、セド祭のレリーフを見ること。
なにより北極星を見ているジェセル王を確認するのをすっかり忘れてしまいました！どこにあったんだろう。

上から見ると周りにたくさんの遺跡があることがわかります。
あー、もっとここにいたかったーーー
名残惜しいですが、タイムアップでした。

ここから1時間バスになるので、トイレに行きました。
ここは20エジプトポンド必要になります。
お金払ったのに、紙くれないし、ドアの鍵は壊れているし。
ツアーの皆さんで一斉にトイレに行って正解でした。
交代でドアを抑えて入りました。

9-2へ続きます。