2017/05/03 - 2017/05/07
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祐ちんさんさん
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ちょっと昔の話をする。
これは当時、自分のブログにあげた旅行記の転載です。この①は文章ばかりなので、お前の動機なんてどうでもいいわという方は②からどうぞ。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
2017年、銀婚式スペシャル第1弾旅行として、まさかのキューバに行ってきた。
時はオバマ政権下、アメリカとキューバの国交が正常化した。キューバに資本主義が入ってきたら古い町並みやクラシックカーが走る光景が消えてしまうかもしれない、行くなら今のうち!みたいな機運が高まる中、私のキューバの知識といえばチェ・ゲバラと、「中南米に降り立ったら即撃ち殺されてしまうに違いない」という歪んだ印象。そもそも地球の反対側の国へロングフライトなんて、この歳では耐えられん、とも思った。
それに反してキューバに興味を持っている夫からは、キューバに関する記事のURLを添付したメールが何度か届いていた(我が家では隣に座っている夫からメールが届く)。それらを適当に流し読みしていると、どうやら予想に反してキューバは治安がいいらしい。
「へ~、そうなんだ」と思ったが、「でも10日間くらい休まなきゃダメだろう」と、なんの気なしにツアーを検索してみると、なんと5日間のツアーがある。往復3日、ハバナ滞在2日。すごい旅程だ。だがゴールデンウィークで1人25万円ほど。思ってたより安い。
ところで私は、外国語は全くダメである。「コーヒー」や「ミルク」といった単語ですらCAさんに伝わらないのだ。なのにキューバはスペイン語だ。まさにお話にならないだろう。と思ったが、そもそも英語もダメなのだから今更だと気づいた。
その昔ベトナムでボラれそうになった時、片言の英語で夫とベトナム人が交渉している横で、オール日本語でしゃべり続けて怒りを表現し、勝利した私だ。キューバでもなんとかなるだろう、というわけで言葉の壁は乗り越えた(のか?)。
そんな経過を経て、なんやかんやでキューバに行ってしまったのだった。 -
事前準備 ↑ 機内で配られた税関申告書
①ツーリストカード(ビザみたいなもの)
これはツアーに込みだった。出発1週間ほど前、最終旅程案内書と一緒に送付されてきた。個人で事前に準備する場合はキューバの大使館に行けばいいらしい。でも、エアカナダの機内で配られていたから、それも必要ないのか? カナダ人しか有効じゃないという情報もあり、よく分からない。
カードは中央にミシン目が入っていて、ミシン目の左右2箇所にローマ字で氏名、誕生日、パスポート番号、国籍を記入。ミシン目で折ってパスポートにクリップでとめて保管していた。
②eTA取得(カナダに入るための電子認証システム)
トロント経由なので「カナダ市民権・移民省」のサイトで申請。ハワイに行った時のESTAみたいなもの。
③海外保険旅行証書(アメリカ資本の保険会社はNG)
いつも使ってる保険会社で申し込む。キューバ入国の条件に「滞在中の医療費をカバーする保険の加入」があり、入国審査時に保険証書の提示を求められることがあるとのことで、保険会社のサイトからスペイン語でプリントアウトした。でも、結果的に提示は求められなかった。 -
④カナダおよびキューバの税関申告書
表裏があり、こんなに書かなきゃいけないの?と思ったら、英語バージョン(画像上)とフランス語バージョン(画像下)だった。 -
英文の書類に英文で答えるとか、ほんとツライ。事前に書く内容を予習しておいたけど、結論をいうと羽田空港でツアースタッフから書き方のプリントをもらえた。かもめツアーさん、ありがとう! でも、もっと早く知りたかったな。そしたら必死に調べなくてよかったのに。
↑ はカナダの。
↓ はキューバの。 -
⑤言葉
行くと決まってから夫はスペイン語の勉強を始めた(語学勉強が趣味、尊敬~!)が、私は出発当日に「グラシアス(ありがとう)」「ペルドン(すみません)」「ウノ(1)」「ドス(2)」の4文字だけをカタカナでメモしただけ。結論としては「グラシアス」しか使わず、指差しやジェスチャーで乗り切った。考えてみれば「ペルドン」なんて言ったって、その後が続かなければ意味がない(笑)
⑥荷造り
預け荷物にして現地空港で荷物が出てくるのを待つのが嫌なせっかちさんなので、荷物は最小限にする主義。レスポのミディアムウィークエンダーに全てが入るよう荷物を厳選し、機内持ち込みサイズにまとめた。
荷物のうち1/3くらいは「おやつ」が占めた。ハバナ到着が深夜なので買い物できないのと、キューバの物資不足を考えてお菓子を買っていったのだ。持参して一番正解だったのはコレである。
日本で使っている財布はかさばるので、100均で買ったA7サイズのソフトビニールケースに現金とカードを入れた。そして帰国以後も、私の財布はこれに定着してしまった(笑)
現金は日本で準備したカナダドルと、ハワイで余っていたアメリカドルを持参。 -
⑦トイレ対策(画像はホテルのトイレ)
キューバのトイレ事情を調べたら、ペーパーがないとか便座がない(!)とか、いろいろアレだったので、使いかけのトイレットペーパー(丸々1個はかさばるので)、除菌ウェットテッシュ、使い捨てのビニール手袋を準備。キューバの人たちの月収は日本円で2千円くらいなのに、便座は1万円くらいするんだって。高級品なのね。
でもハバナの街は小さくて、2日間の街歩きくらいならしょっちゅうホテルに帰ることができて困らなかった。しかし空港のトイレでは便座がなかったり個室のドアが外れていたり、やたら汚れていたり、便器内にゴミ箱が突っ込まれていたり(使用禁止ということなのか?)、使えるトイレの方が少なかった。一番まともそうなトイレに入ったが、なんだか気分的にもう便座に座りたくなく、手袋をして便座をウェットティッシュで拭き、なおかつ中腰で用を足した。日本のトイレ事情の素晴らしさを実感した。
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