スイスあちこちハイキング　アレッチ氷河を見に行こう

2025/08/18 - 2025/08/18

トンネルの先は氷河だった～
フィーシャーアルプ・ケーブルカー駅からテリグラートトンネルを通ってアレッチ氷河近くまで行く周回ハイキングルートを歩いてきました。
約11㎞を3時間ちょいで歩くルートですが、行きも帰りも高低差が300ｍ以上あるのでまぁまぁ大変でした。

アレッチ氷河に近づくルートとしては、ベットマーホルンの展望台から氷河に向かって降りていく道があるのですが、前回ベットマーホルンからリーダーアルプ村まで歩いたときに下りで苦労したのと、距離が15キロ以上あるようなので、このコースは私には難しいなと判断してやめました。

ベットマーホルンからリーダーアルプ村へのハイキングの様子
↓
https://4travel.jp/travelogue/11923122

エリア アレッチ氷河周辺(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 鉄道 徒歩

まずはフィーシュ駅/Fieschからケーブルカーでフィーシャーアルプに向かいます
この駅はケーブルカー駅と直結しているので、下車してホームから目の前の建物に入るともうケーブルカー駅のチケット売り場、二階は乗り場になってます

(￣▽￣)b　ちなみにフィーシャーアルプまではスイス国鉄の一日券やセイバーデイパスの適用範囲なので、その場合はチケットを買う必要はないです

ではフィーシャーアルプに出発～

フィーシャーアルプ/Fiescheralpはアレッチ氷河観光の拠点の一つです
リーダアルプ村、ベットマーアルプ村に比べると規模が小さく、村内にはホテルや貸別荘、レストランが数軒あるくらいかな？

ケーブルカー駅を出ると正面にエッギスホルン/Eggishornが見えます

まずは駅を出て右方向に進みます

「Märjela, Gletscherstube」の案内表示に従って、山の中腹に見える道をまっすぐ進みます

下のほうに進む道もあって、そっちを進むとパラグライダーの発着場？がありました

ケーブルカーの中で一緒になった人たちがデラデカいリュックを背負っていたので、何泊か山で過ごすのかなと思って尋ねてみたら、パラグライダーをしに来た人たちだったんですよね

今日は快晴だから空を飛ぶのは気持ちよさそうだなぁ

ちょっと進んだところで振り返って見たフィーシャーアルプ・ケーブルカー駅

今日はホントにパラグライダーが多かったです

最初のうちは緩やかな下りなんでルンルン(死語)で歩いてます

元気なうちに自撮りしとこ
う～んメッチャ眩しいｗ

ここ！今回唯一ちょっと悩んだ箇所です

上り坂のほうに「Märjela, Gletscherstube」の標示があって焦ったのですが、よく見ると直進する道のほうにも同じ表示があるんですよｗ

今回のルートは「Tälligrattunnel」テリグラートトンネルを通って氷河まで行くので、直進が正しいです

徐々に道が上り坂になってきました

牛が高い所にいるなぁ

遠くから見えていた建物を目標にハァハァいいながら上っていたのですが、そこまで来たらまだまだ先に上りが続いていて絶望ｗ

(*´Д`)ﾊｧﾊｧ　なんかハァハァ見晴らし台みたいなところがゼェハァハァありますねぇ

ちょっと登山家っぽい？

ようやく道が下りになったよ～

遠くのほうにいよいよトンネルが見えてきました

夏のチーズ小屋？廃屋かな？

テリグラートトンネル/Tälligrattunnelに着きました

トンネル前からの眺め

自転車で入っていく人も多くてビックリ

ふわ～中はひんやりして気持ちいいです

もっと真っ暗なのかと思ってましたが、小さい灯りが所々点いていました
でも地面が結構水浸しで川みたいになってるところもあるので、防水シューズじゃないと大変そうです

トンネルを抜けるとそこは・・・

岩山であった

左手には池が

綺麗な池だなぁ

自転車用のルートが右手に続いています
氷河には、さすがにここで自転車を降りて徒歩で行くみたいですね

メルイェラ湖/Märjelensee/の先に氷河があるはずです

氷河に向かう一本道をてくてく進みます

道の左手にはまた綺麗な池が

小さな魚が泳いでいました

右手にあるのがメルイェラ湖/Märjelenseeです

お、氷河が見えてきました

この道をこのまま進むとベットマーホルンにも行けます

左手の道はベットマーホルン方向へ続いてますが、右手の道は氷河に降りて行けそうに見えます
氷河のほうから歩いてくる人たちがいたので、この道を進んだら氷河の端に行けるのか尋ねたら、「あ～行けるよ」という返事だったので進んでみます

(￣▽￣;)　道・・・無くない？

私が途方に暮れていると、中年のご夫婦が後ろからやってきて、ここでちょっと停まって崖を眺めてから下に降りていきました

旦那氏のほうはこの崖をひょいひょいと降りていって・・・

奥様のほうは沢伝いにひょいひょいと降りていきました

(；ﾟдﾟ)ｺﾞｸﾘ…行けるか？

(ヾﾉ･∀･`)ﾅｲﾅｲ　無理無理、kawakoは己を知ってるのだ

な～んか崖の岩が段々に続いているように見えて、実際にちょっとだけ降りてみたんですが、平らじゃなくてだいぶ斜めってるんですよｗ

あきらめて(￣▽￣)イェーイ

あっちの岩の上に移動してみるか

岩に腰掛けてお昼休憩です

この頃から頭上に大きな雲がかかってきて、手前側は薄暗くなっています

氷河の上を歩いてる人がいる～凄いな～

ちょっとずつ場所移動しながら氷河を撮ってます

大きな雲が頭上にかかっていて、手前が暗く氷河が明るく見えています

kawakoのギリギリ地点

こんな感じの岩が氷河まで続いてるんかな？

上手い人は下まで降りていけるんでしょうね

そこにいるとフラットに感じるんですけど、実はなかなかの傾斜でしょ？

お、雲がどいてまた日が当たるようになったぞ

そろそろ戻るか

メルイェラ湖のほとりでのんびり過ごしている人が増えました

午後になるとさすがに氷河谷もちょっと暑くなってきたなぁ

空気は冷たいんですが、日差しが強くて暑いんですよ

トイレ休憩したくてグレッチャーシュトゥーベ・メルイェレン/Gletscherstube Märjelenに立ち寄ることに

トイレだけ使うのも気が引けるので、席に着きました

座っているとちょっと寒くなってきたので、白ワインのスープというのを頼んだのですが、これが旨かったのよね～

さ～て、ではトンネルを戻るか

トンネルを抜けると暑っ　ι(´Д｀υ)ｱﾂｨｰ

氷河谷の側は涼しかったんだなぁ

帰りはまた同じ道なので正直あまり面白くないのと、結構上り坂が長いわ暑いわでヘトヘトになりました

さて、フィーシャーアルプに戻ってきたので、ケーブルカーでエッギスホルンに上ることに

この階段の上がエッギスホルン行ケーブルカー乗り場です

所要時間は５分なんですが、毎時25分、55分の二本しかないので、時間が合わないと結構待ちます
帰りの最終時間には要注意ですよ！

さて出発だ～

実はチケット購入で問題があって、SBBアプリで買ったQRコードチケットを入口のリーダーにかざしたんですが通れないんですよｗ
係員が「SBB？」と聞いてきたので「ヤー(はい)」と答えるとバーを上げて通してくれました
(￣▽￣;)ちなみに復路も同じやり取りが発生しましたｗ

このケーブルカー、だいぶ年季が入った感じで、乗っているとめっちゃ縦方向に揺れるんで怖かったです

エッギスホルン/Eggishorn到着～

エッギスホルン展望台は標高2869ｍ、アレッチ地域にある4つの展望台の中で最も高い位置にあります

そしてここにはスイス・グランドツアーのフォトフレームがあるのでお見逃しなく！

＼(￣▽￣)ノ　イェーイ

そしてそして・・・なんやコレ？

エネルギースポットだって～
なんか瞑想とか大地のエネルギーとか書いてあります
私はここでメディテーションするには自意識がありすぎるので無理ですが、ポーズとって自撮りする人とかいるんでしょうね

大地のパワー吸収できたかな？

エッギスホルン展望台には山小屋レストラン(Horli-Hitta）があるのでコーヒー休憩しても良かったんですが、帰りの発車時間が気になって岩原をウロウロして過ごしました

ここを進むとエッギスホルン山頂に行くみたいです

下のほうに何か所か展望台が作られているそうなんですが、もう疲れちゃって歩く気になれなかったｗ

多分、右がオルメンホルン/Olmenhornで、左はガイスホルン/Geisshorn

最期にアレッチ氷河を目に焼き付けて・・・

そろそろ帰るか

(´；ω；｀)ｳｯ…上りもだいぶ揺れてましたが、下りはさらに揺れてメッチャ怖かったですｗ

この旅行記へのコメント （2）

• ゆんこさん 2025/09/05 06:31:55

  おすすめのコースですよね

  kawakoさん
  
  ご一緒したときに、おすすめ、と言っていたのはここのコースですよね。
  あのあと部屋に戻ってから調べたんだけど、電車で２時間以上かかるのに、何も知らない状態だから行くの断念してました。
  でもこうやって見れば行っておけばよかったかな～。
  夫が行きたいと言っていたコースだったかも。^^;
  
  あの氷河を目の前にしての崖は私もいやです。
  多分夫に一人で行って来て、と言っていたことでしょう。
  
  　　　　　★ゆんこ★

  kawakoさん からの返信 2025/09/05 15:12:33

  オススメした地域です～

  アレッチ氷河地帯にはハイキングコースはいくつもあるので、強度や好みに合わせてルートを選べばいいです。
  このテリグラートトンネルを抜けて氷河に近づく道も人気ですが、複数ある展望台からリーダーアルプ村やベットマーアルプ村に降りてくる道や、リッジトレイルなども人気です。
  
  単にモーフルーやベットマーアルプなどの展望台から氷河を眺めるだけでも感動するので、機会があるとアレッチ氷河をお勧めしているのですが、なかなか行ってくれる人がいないんですよねｗ