2025/08/04 - 2025/08/06
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呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さん
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今週はじめ、2年ぶりにナポリ行って来ました。
目的は喰うだけ。観光は皆無です。
ドイツの文豪・Goetheが吐いた「ナポリを見て死ね!」(
よく伊語で“Vedi Napoli e poi muori.”と記されるけど、イタリア人にいう必要はないと思われ、同郷人に母国語で?Siehe Neapel und stirb.“と言ったと思われます。)ならぬ、「ナポリで喰って死ね!(観光なし)」です。
因って、(いつものごとく)観光ガイド的要素がほとんどない、面 白くない旅行記ですが、どうぞご覧ください。
- 旅行の満足度
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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例によって、フランクフルトから飛びます。
バスで機まで行きますが、その乗り場近くにはジャンボ機がその鼻を見せていました。
日本での絶滅種であるこれが、ここではまだゴロゴロしています。
なお、この空港の少なくともAとZでは、液体の機内持ち込みがすでに可能です(急な情勢不安等での予告ない中止を否定しません)。フランクフルト国際空港 (FRA) 空港
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上のコマから約4kmも離れた、一番遠いポジションでした。
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機内食です。
VULCANO SCHINKEN(火山ハム)
Grünkernsalat|Kürbiskernöl|Bergkäse
(緑たねサラダ|カボチャたね油|山チーズ)
TIRAMISU(ティラミス)
まぁ、悪くない。
この便はどうもオーバーブッキングしていたみたいで、ビジに上げてくれました。ラッキー!
席はエコと同じだけどね(隣は必ず空席)。 -
小さなチョコレートも。
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ナポリに着きました。
やっぱ、空の青が違うよね。ナポリ カポディチーノ国際空港 (NAP) 空港
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空港正面。
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いつものごとく、公共交通機関・空港バス(Alibus)で街に向かおうと思っていましたが、2年前の乗場がない。探すとその数百メートル先に移設されていました。
理由は分かりませんが、この超~長い列を吸収するためだと思っちゃいました。
少なく見積もっても、乗車定員の5倍の待ち。15分間隔だと乗るまで90分待ち!!!!
2年前は(同じ到着便で)2本目で乗れたのですが。空港バスだけど超-混み! by 呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さんアリバス バス系
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普通の路線バスにしようかと検索しながら待っていると、「タークシ、タークシ! チンクエエウロ!!」の呼び込み。
バスも5エウロなので、それに応じました。もちろん「乗り合い」です。 -
タクシー自体は、(白でなく)認可されたものです。ここに8人載せて〆て40エウロだから、少し儲かってる?
ただ、私はバスの終点である港まで行こうと思っていたので、その分の地下鉄代1,50が余計に掛る計算。でもそれだけなら「時は金なり」ということで。たぶん違法な乗り合いも by 呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さんタクシー タクシー系
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中央駅の前です。
ナポリ中央駅 駅
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港に近いホテルまで2kmくらいありましたが、急ぐ旅でもないし途中でなんか喰おうと思い、歩きました。
ここは、超人気のピッツァ屋です。でもこのすごい列を見て、諦めました。コロナ前に一度喰ったことあるし。
これ、昔からの地元の常連客も、もう無理ですね。オーバーツーリズムだ~~!ダ・ミケーレ イタリアン
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そこから北に上がって、スパッカ ナポリに到達。
スパッカ ナポリ 旧市街・古い町並み
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典型的なナポリ!
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ナポリに来たら、やっぱクオッポだよねと思い、ここに来ました。
ナポリ名物を名にした店 by 呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さんIl Cuoppo 地元の料理
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店の名も「イル クオッポ」。
「海」を選びました。イカ、カタクチイワシ、エビの尾、タラのゼッポリーネ(ピッツァ生地で包んだ揚げ物)。 -
調理場。
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これで、7エウロ。
上の方はイカとイワシばかりで、けっこう量はあります。
ユーロで生活しいる身としては、「ちょっと高いか」程度だけど、今の日本からの旅行者にとっては約1300円だから高いよね。てんやの天丼と松のやのかつ丼双方喰った方が良い?? -
やっと出てきた、海老とタラ。
ここでは、長い串を2本添えてくれるので、箸のように使って食べられ、下(底)方のものを取り出すのも比較的容易。
ガイジンさんは、そのうちの1本で食べていましたが、場合に依り大変そう。
日本人であることに吉! -
地下鉄1号線のUniversità駅直上のロータリーにある、ヴィットリオ エマヌエレ 2世(Monumento di Vittorio Emanuele II)の騎馬像。
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ホテルに到着。
でも、表示がない。門番と訳の分からん会話を続けているうちに、スタッフがやって来ました。 -
これが、ホテルの入り口。
ホテル名の大きな掲示やレセプション(フロント)は、ありません。場所は良い by 呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さんNeapolitan Skyscraper Suites ホテル
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客室。
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バスルーム。
清潔です。 -
11階の部屋の窓からの眺望。
港(に停泊中の大型客船)、城、ガレリアのクーポラ(と言って良いんだろうか?)が見えてます。
奥の山を擁す陸地は、ソレント半島(La penisola sorrentina)です。 -
反対側通路からのヴェスヴィオ火山。
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夜。
良い眺め! -
建物の入り口。
渡された鍵が効かず、往生しました。 -
スペイン地区(Quartieri Spagnoli・クアルティエーリ スパニョーリ )をぶらぶら。
外で食べてる人の皿をチラ見して、なんか良さげだったので入りました。
Pizzeria Nennella。 -
品書き。
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取り敢えずビール(EUR2,50)。
グリッシーニやパンはないけど、しっかり席料(EUR2,-)も取られます。 -
店内。
店員が写り込まないように撮ろうとしてたら、このカッコ! -
そして、調理場に入れと言ってくれ、窯の中。
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揚げ器には、頼んだピッツァが泳いでいました。
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まだ揚げピッツァを喰ったことないので、
Pizza fritta, la completa. EUR8,-
にしたのでした。 -
中にはリコッタ、ハム、ベーコンなど。
これ自体、決して悪くないけど、普通のピッツァの方が旨いね。もしくは、カルツォーネの方が健康的! -
夜の王宮。
この色は品がない。王宮だよ~~!(個人の感想。)ナポリ王宮 城・宮殿
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Fontana del Carciofo.
アーティチョークの噴水? -
帰り道、コーヒーを飲みに歴史あるバールに。
一見の価値ある老舗カフェ by 呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さんガンブリヌス カフェ
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正面入り口から。
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カウンタで。
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カフェ シウマート、1,80エウロです。
旨いよ。 -
夜の目抜き通りです。
トレド通り 散歩・街歩き
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港近くのネプチューンの泉(Fontana del Nettuno)。
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朝メシを物色しにトレド通り西側に行きました。
Friggitoria e Pizzeria Napoletana - Di Stasio。 -
メニュー。
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店の調理場。
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Frittatina Carbonara, EUR2,50.
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パスタ入りコロッケって感じ。
まぁ、普通に美味いね。 -
トレド通りから丘方向。
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昼メシはホテルで紹介された、Trattoria A Pignataで。
地下鉄トレド駅至近です。高くなくて味も良い by 呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さんトラットリア ア ピニャータ 地元の料理
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通りに出された品書き立て看板。
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店内。
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ワイン(EUR3,-)とパン(コペルト EUR2,-)。
ワイン安いねぇー! -
ここでは、この旅行でのお目当て「genovese」を試しました。
この店のそれは、麺がパーッケリ。つまり、ソースとともにナポリ特産。
パーッケリ アッラ ジェノヴェーゼ(Paccheri alla genovese, EUR9,-)とインザラータ ミスタ(EUR5,-)。
ジェノヴェーゼはちょっと油っぽかったものの、肉と玉葱の煮込み具合が良く、パッケリもアルデンテで、旨かった。満足!
いつもなら、セコンドでフリット ミストを頼むところだけど、揚げ物ばっか喰っているからヤ~メた! -
コーヒーとパンナコッタ(EUR5,-)。
給仕は、「コーヒーはサービス」と言ってくれましたが、勘定書きをもらったときに「サービス料は入ってないから」と加えたので、当初考えていた以上にチップ渡しました。 -
丘の上に用があり、鋼索鉄道に乗ります。
その立派な駅(Augusteo)。 -
改札口。
運賃は、EUR1,30でした。 -
車内。
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上の駅(Funicolare Centrale)で。
ケーブルカー(ナポリ) その他の交通機関
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こっちも立派。
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帰りは地下鉄で。
運賃は、EUR1,50。地下鉄 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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車両が新しくなっていました(2年前はボロかった)。
トレド駅 駅
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モダンな駅構内。
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路線図。
この1号線は、途中とぐろを巻いています。
きっとこれで高低差を凌いでいるのでしょう?! -
夕めしを求めて、またスペイン地区に。
Trattoria Napoletana - Da Maria。中の上? 上の下?? by 呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さんダ マリア 地元の料理
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品書き。
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ハウスワイン(EUR5,-)。
コペルト(席料)は、2エウロです。 -
スパゲッティ 海の幸(EUR18,-)。
メニューで海の幸はパーッケリでしたが、昼に喰ったので今回まだ食べてないスパゲッティに代えてもらいました。 -
食後のコーヒー。
砂糖には、地元の英雄(?)・マラドーナが画かれています。
食後に、欧州標準の「どうだった?」と女将に聞かれたので、「全体的に悪くなかったけど、麺が塩っぱ過ぎた。」と答えたら、シェフも出てきて、実際に調理したヤツになんか言ってて、そのあとに女将がゴメンとこれをロハでくれたのでした。
もちろん、チップで返しましたけど.... -
食後のデザートに、通り掛かったジェラート屋に入りました。
自然を謳うジェラート屋 by 呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さんイル ジェラート メンネッラ スイーツ
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豊富な種類。
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中(3玉)3,50エウロ。
ここのは、添加物なしがウリです。
ちなみに、小は2玉で3,-、大は4玉で4,50です。 -
ストラッチャテッラ、チョコレートと苺。
外はそれなりに暑いので、素早く食べ(舐め)ないとすぐに溶けて垂れてきます。
旨かったよ! -
ここでは、コーンをその場で作っています。https://youtu.be/WVcl2Pm6WVg
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王宮近くのガレリアです。
ウンベルト1世のガッレリア 建造物
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北の向かいのバールです。
cafè bistro marSui。 -
そこのスフォッリャテッラに目が付いて、買って試してみました(EUR2,-)。
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パリパリして旨い!
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トレド通りから丘方向。
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昼メシまで時間があったので、ダンテ広場に行ってみました。
ダンテ広場 広場・公園
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近くの裏通りを歩いていたら、1700年代創業のメシ屋があったので入ってみました。
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Antica Pizzeria Port’albaです。
老舗なるも大して美味くない by 呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さんアンティカ ピッツェリア ポルタルバ イタリアン
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店内。
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品書き。
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ビール(EUR6,-)。
小さいのを頼んだら、大きいのを持ってきました。
それをひとこと言いかけて、まぁ呑むだろうと止めました。
最初は、メニューにあった樽出しを頼んだのですが、それは無いと。ま、イタリアだから仕方ないね。 -
ほうれん草(EUR5,-)とマルゲリータ(EUR7,-)。
なんか違和感を覚えたものの、直ぐには気が付きません。が、半分後判りました。
ここのは、トマトペースト塗りたくるのではなく、トマトそのものを散らしていたのです。
(このほか、席料2エウロ。) -
けっこう分厚いモッツァレーラ。
生地は出た水分のせいか、ちっともパリ感がありません。そして、冷めてくるとモッツァレーラの厚さが噛み切るのを妨げます。なんか、ピッツァじゃなくモッツァレーラを一生懸命食べてる感じでした。 -
トレド通りから丘方向。
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土産に、
(ドイツでは売っていない)フマキラーのヴェープマット(EUR3,50+2,50)、
(ドイツでなかなか売ってない)クラッカー(EUR1,48)、
スパゲットーネ(EUR1,10)
を買いました。
ヴェ―プは、モーリシャスでもインドネシア製が売っていて、緯度が低いところではけっこうメジャーみたい?! -
港からバスで空港へ。
Alibusはそこが始発ですので、乗車は問題ないですが、途中の中央駅では長~~~~蛇の列。きっと2~4台待ちは堅いですね。
街の中もそうですが、とにかく2年前に比べてすんごく旅行者が増えています。
日本人にありがちな、事前に良ーく調べて分単位の計画を立てても、実際には(その方の頭の中の情報に加え)予想外に時間を取られることがあります。どうぞご注意を! -
空港待合室。
蛇足ながら、この空港は未だ液体類の機内持ち込みができません。
ローマとミラノ・リナーテのシェンゲン口はokなので、ワインとビールを持ち込もうとしたらダメ。急遽、ザックを預けることにし、貴重品と壊れ物をみすぼらしい買い物袋に入れて機内に持ち込んだのでした。ナポリ カポディチーノ国際空港 (NAP) 空港
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グラニャーノのパスタ屋・「ディ マルティーノ」(Di Martino)の出店。
ナポリの城の近くには、パスタ専門の直営食堂があります。
宜しければ、
【赤犬の尻尾】グラニャーノの代わりに、ナポリ。(2)
https://4travel.jp/travelogue/11830597
をご参照ください。 -
ターミナルビルから歩いて飛行機へ。
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機内のインターネットに繋いで、位置情報。
WhatsAppなどのメッセージング用の低速サービスなら無料です。 -
エコで供された、水と小さなチョコレート(リンツ)。
これだけです。 -
フランクフルトに到着。
これでこの旅行(記)もお仕舞です。フランクフルト国際空港 (FRA) 空港
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