2025/07/15 - 2025/07/15
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sassyさん
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今回は久しぶりに山鉾を見に。
祇園祭はもう近年もっぱらテレビで見るようになっているのですが、お買い物のついでもあることだし、炎天下の京都へ。
以前は巡行のしめ縄切りと同時に京都は梅雨明けを迎えたものですが、今年なんて梅雨は来ていたのかすら分からないままこの猛暑。
祇園囃子の音色と京町家の涼やかな夏の設えに触れて、気持ちだけでも涼しくいきましょう。
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7月15日 火曜日
今日の京都さんぽは午前10時過ぎに烏丸御池からスタート。
地下鉄の駅から地上に上がるとクラクラするほどの日差しで、誰も彼も日傘が必須。
日傘男子もちらほら見かけ、市民権を得つつあるようです。 -
烏丸御池の駅から徒歩数分、衣棚通を上ったところにあるこちらは
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ル・プチメックというベーカリー。
地元では有名で、私はハード系のパンがとても美味しいと思います。
近くに来るとついつい買っちゃう。 -
娘と私の「明日のパン」を購入。
店舗の前にはテーブル席が2つあって、この時お一組がこちらで召し上がられてました。
暑い。
でも外で食べるのは気持ちいい。 -
ベーカリーのある衣棚通から一本西にある新町通を歩きましょう。
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新町六角あたりは豪商が軒を連ねていたそうで
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今では旧◯◯住宅といった形で見学ができたりします。
三井両替商の店舗も確かこの辺り。 -
あ、鉾が見えてきました。
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この時期鉾町はあちこち通行止め。
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放下鉾 ほうかぼこ。
新町四条上る。 -
昭和初期までは長刀鉾と同じく生き稚児が乗ってたそうな。
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伯牙山 はくがやま。
新町綾小路西入る。
琴の名人がその友人を亡くし悲嘆に暮れて斧を片手に琴の弦を断ち切るという中国の故事が由来とのこと。 -
各山鉾、どこもちまきやら記念の手拭いやらこんな感じで売られています。
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舩鉾 ふねほこ。
綾小路新町下る。 -
船の形をして面白いですよね。
鉾に乗り降りするための渡し廊下が見えますが、鉾によっては一般見学も可能なようです。
私が子どもの頃はまだ祇園祭は鉾町の人だけのもので、そもそも女人禁制でもあったし、菊水鉾だったかに知人の紹介で乗らせてもらったのがとても珍しい思いで今でも印象に残っています。
今はいくつかを除いて女性でも大丈夫だそうな。 -
綾笠鉾 あやがさぼこ。
室町綾小路西入る。 -
この鉾が巡行に復活したニュースはまだ覚えてます。
なんでだろ?
傘がこじんまりしてて可愛らしい鉾だからかな? -
芦刈山 あしかりやま。
綾小路西洞院西入る。 -
伯牙山に戻ってきました。
懸装品の展示を見かけたので入ります。 -
どれもこれも重要有形民俗文化財。
故事にちなんでお琴もありますね。 -
さて、今日は事前に申し込みをしていた杉本家を見学します。
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杉本家は江戸中期に創業した呉服商で、都で仕入れた呉服を主に千葉で販売して栄えたのだそうです。
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お店の横の屋敷へ向かう南洗い庭というところで見学料をお支払いし中へ入ります。
あちらこちらに置かれた氷の柱が目に涼しげ。
とはいえ暑い暑い。 -
お台所前の三和土で靴を脱いで、内玄関で貴重品以外の大きなバッグなどを預けます。
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中の間から奥座敷。
みなさん入ってすぐどうして良いのか私も含めて立ったまま手持ち無沙汰です。 -
室内は盛夏の設え。
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網代も使い込まれて美しい飴色になっています。
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みなさん揃ったところで、杉本家の当代三女の方による説明を拝聴。
今日は全部で40名ほどの見学者だとか。
室内の明かりはほぼなく、庭から差し込む光で明るくなったり暗くなったり。
文化財保護の意味もあるのでしょうが、本来の設えの中に身を置き、あるべきところにあるものを見て欲しいという想いもあるのだそうです。
ご説明を伺った後は見学可能な範囲を自由に拝見。 -
扇面をあしらった掛け軸。
螺鈿の飾り台に置かれているのは鳳凰の香炉。 -
この扇面は後陽成天皇所持との由縁だそう。
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実際はもっと暗い、俵屋宗達筆『秋草屏風』。
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金地に描かれていることから夜に蝋燭の灯りで見ることを前提としているのではないかとのこと。
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『時代菊図屏風』。
こちらも金地なので妖しく煌めきますね。 -
花弁は盛上げ胡粉で立体感がすごい。
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『時代香袋扇面散図屏風』。
こちらは2枚ずつに分かれており、お部屋の隅に立てかけておく使い方もあるそうです。
構図がとても大胆で、もしかしたら天井画だったのかもしれないとか。 -
京都の古い人がおくどさんというお台所を抜けた先にあるお庭。
右手はお風呂場だそう。 -
天井の高いコルクの床材の洋間。
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昭和初期のアールデコ。
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洋間の奥の格子の間。
綾小路通に面したお部屋で、格子のお部屋側に角度がつけられていて外がよく見えるようになっているそうです。
実際に人の往来がよく見えて京町家らしい風情ですね。 -
『芦雁図屏風』。
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屏風の前に置かれた囲碁盤は紙製ですって。
何で置かれてたんだっけ。
飾りかしら? -
格子の間の奥、八畳の間の床間の伯牙山の掛け軸。
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八畳の間に面した露地庭には石のうさぎ。
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茶室の設えで作られたお部屋ですが、奉公人の手前茶室としては使っていないお部屋だそう。
床間に床柱が無いのが変わっていますね。 -
こちらのお家は藪内流なのかしら。
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遠くて暗くて見え辛い『武者の図』。
武者と言ってもお祭りの扮装だそうで、今年復活する弦召(つるめそ)の武者行列の武者ですって。
あ、ただ今年は武者姿は間に合わず裃姿だそうですよ。 -
こちらは正式な玄関。
杉本家は西本願寺の勘定方も務めておられる?おられた?そうで、西本願寺さんからお偉い方がお見えになった時などに使うとか。 -
外から見るとこんな感じ。
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お台所の方に物販コーナー。
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当代の奥様?のご実家が宇治の方だとかで、お茶もありました。
試飲をいただきましたがとても美味しかったです。 -
京都工芸繊維大学が3Dプリンターで作成した模型。
こうやってみると間口がとても広いですね。 -
表に置かれていた看板。
呉服商時代のものですね。
これで見学は終了。
所要時間は約50分でした。
見学は通年されているそうですので、今度は冬の設えなど拝見しにお伺いしたいものです。
今日は祇園祭の宵々山ということできっと見学者も多かったでしょうが、学芸員の方が数名おられたので案外色々なご説明をいただけました。
とても楽しかったです。 -
鶏鉾 にわとりぼこ。
室町通四条下る。 -
長刀鉾 なぎなたぼこ。
四条西洞院西入る。
くじ取らずの一番鉾。
KBS京都の中継でしめ縄切りを見るのが毎年のお楽しみ。
とてもじゃ無いけれど四条までお出かけは暑くて無理です。
私が学生だった頃、男子学生には鉾曳きのアルバイトがあり、同じ大学だった夫は3年間ある鉾を曳いていたそうです。
◯◯鉾には××大学、とそれぞれ決まった学校があったそうですが、今でも同じなのかしら。 -
さあ、もう祇園祭はこれくらいにして、暑さから避難。
四条通には地下道があるので大抵私はこちらを通ります。
そこそこ夏は涼しく冬は暖かいので助かるのですよ。
大丸辺りのウィンドーは祇園祭一色ですが、 -
高島屋に近づくとBGM付きでマリオ一色w
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いつもの通り高島屋に入ります。
とりあえずお昼を済ませたいので、たまたまお席が空いていた歩兵で餃子をいただきます。 -
小ぶりですが8個もあり、スープには大きな鶏肉が入っているので、ランチには充分。
本店はビブグルマンだそうですよ。
お昼の後はラウンジでコーヒーをいただき、あれこれ買い物。 -
帰り道、柳小路を通ってみます。
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この近くに「花房」という喫茶店があり、父とよく出かけたものですが、今はもうビルになっていて面影もなく、周辺は本当に変わってしまっていますが、ここはあまり変わりません。
道が少し綺麗になったかな。 -
学生時代何かとお世話になった「静」も健在の様子。
外見も古いですが、中も古い上にカオスなのです。 -
寺町のサンボアバーの跡地、居抜きで何かできるのかしら。
京都は生まれ育った場所なので、どこを歩いてもやはり思い出がたくさん。
嬉しいような切ないような。
京都さんぽはいつも最後はしみじみしてしまう、そんな私です。
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