イギリスからオーストリア＆チェコの旅（1）ザルツブルク

2024/08/03 - 2024/08/04

プラハとハルシュタットへ行きたくて、バーミンガムからの飛行機を調べたところ、週2回バーミンガム、プラハを往復する便があります。でも日程が合わないので、乗継便を調べると、フランフルト経由のルフトハンザが格安だったので、ドイツ経由にしました。
バーミンガム→フランクフルト乗継→ザルツブルグ→ハルシュタット→リンツ→チェスキー・クルムロフ→プラハ　の旅程です。
ザルツブルグは、ハルシュタットへの前泊としての滞在で、いつも旅の途中で書いているメモがほとんどなく、ざっくりした旅行記ですが、よろしかったらご覧くださいね。

8/3　
LH 953　バーミンガム09:10→フランクフルト11:45
LH 1104　フランクフルト13:05→サルツブルグ14:05
宿泊　a&o ザルツブルク ハウプトバーンホフ

8/4
バス移動　ザルツブルグ14：25→バートイシュル15：50
列車　bad ischl　17：03→obertraun　17：28
宿泊：ドルミオ リゾート オーバートラウン

8/5　
ハルシュタット観光
宿泊：gasthof simony hallstatt B&B　

8/6
列車　ハルシュタット13：00→リンツ14：50
宿泊　Kolpinghaus Linz

8/7　
バス移動：リンツ09：20→　チェスキー・クルムロフ11：50
宿泊　Hotel U Malého Vitka

8/8　
バス移動：チェスキー・クルムロフ12:15 →プラハ15:45
宿泊　Green garden hotel（３泊）

8/9・8/10　プラハ

8/11　
LH 1401　プラハ18:40→フランクフルト19:50
LH 958　フランクフルト22:05→バーミンガム22:40

エリア ザルツブルク(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

バーミンガムからルフトハンザでフランフルトへ向かいます。
空港の手荷物検査でバックに入れていた歯磨き粉のチューブが大き過ぎると、没収されてしまいました。
検査は厳しかったけれど、パスポートコントロールは、搭乗口でピっと機械に通しただけでスルー。一旦シェンゲン協定加盟国に入ってしまえば、出入国はとてもスムーズです。
乗継１時間20分だから余裕だと思っていたのに、バーミンガムの出発が遅れ、フランフルトには30分遅れで到着です。
ザルツブルグ行のゲートはA69、大きなフランクフルト空港のターミナルの一番端だったので、駆け足で移動して、ぎりぎりで間に合いました。

ザルツブルグ空港に到着
24時間のザルツブルグカードを購入してバスで市内に向かいます。

ザルツブルグ空港 (SZG) 空港

ザルツブルグカードはお城や博物館、観光スポットが無料になり、市内のバスも乗り放題です。24時間券は31ユーロでした。
カードを最初に使う際に、裏面に自分で日時をペンで記入します。

宿泊は、a&o ザルツブルク ハウプトバーンホフ
この時期のザルツブルグは、音楽祭でホテルはどこもいっぱいです。
宿泊する１か月くらい前に、ザルツブルグ中央駅から徒歩10分以内、ツインルームで１泊朝食付4万円以内という条件で探して、唯一空いていたホテルだったので期待してなかったけれど、快適なホテルでした。

旧市街へは歩いても３０分くらいですが、ザルツブルグカードがあるのでバスで向かいます。

高台に建つホーエンザルツブルグ城
広場ではコンサートが行われていました

ホーエンザルツブルク城塞 城・宮殿

レジデンツ広場では多くの馬車がお客さんを待っています

レジデンツ広場 広場・公園

大聖堂の中に入ってみます。
ガイドブックには無料と書かれていましたが、入場する際3.5ユーロかりました。
ザルツブルグカードは利用できませんでした。

モーツァルトはこの大聖堂で洗礼を受け、聖堂のオルガン奏者を務めました。
指揮者のカラヤンの葬儀も、ここで行われたそうです。

大聖堂 寺院・教会

ドームの大円蓋に圧倒されます

ザンクトペーター教会の墓地は美しく飾られていて
そそり立つ岸壁はカタコンベになっています。

ザンクト ペーター教会 寺院・教会

岩の中に掘られた階段を登ると…

ザンクトペーター教会や大聖堂を一望することが出来ます。

ケーブルカーに乗ってホーエンザルツブルグ城塞へ
（ケーブルカー、お城入場はザルツブルグカードで無料です）

城塞からは市街が一望できます

お城の窓からの眺めは、まるで中世の世界みたい…

広場で行われているコンサートに大勢の人が集まっているのも、よくわかります。

お城の中は博物館となっています。
ザルツブルクはドイツ語で「塩の城」を意味し、
中世の時代、この地で採れる塩によって富を築きました。
塩の採掘に関する展示や、からくり人形の展示などもありました。

お城の塔の上からは、素晴らしい風景を見渡すことが出来ます。

お城を堪能して外に出ると、夕景の刻

カピテル広場には　金色に輝く球の上に男性が立っています。
これは「男と黄金の球」という彫刻の作品です。

夕暮れのゲトライデ通りを歩いて…

ゲトライデ通り 散歩・街歩き

夕食は、IMLAUERホテルのレストンで

Hotel IMLAUER & Bräu ホテル

ウィーン風カツレツ、シュニッツェルは
ビーフとポークをシェアして頂きました。

夕食を終えて外に出ると小雨が降っていました
ザルツブルグの夜の光を楽しみながら、ホテルに帰ります

翌朝、ホテルで朝ごはん

バスに乗ってミラベル庭園近くのバス停で下車

ミラベル広場 広場・公園

庭園越しに雄大なホーエンザルツブルグ城がそびえています。

楽器を持っている人がいたので、気になってついて行ってみます。

素敵な衣装を身に着け楽器を持った方が大勢いらっしゃいました。
これから演奏されるようですが、午後にはこの街をたつので先を急ぎます。

ミラベル庭園を通り抜けて…

シュターツ橋を渡ります

ハートの鍵で塩の城の扉を閉めよう…

朝靄のザルツブルグの魔法が解けないように。

ゲトライデ通りには…

ゲトライデ通り 散歩・街歩き

通りに並ぶ　それぞれの店の鉄細工の看板が飾られています。

可愛らしい看板を見つけました
何のお店なのかしら？

大司教の住まい、レジデンツ

レジデンツ 城・宮殿

豪華な居室や、様々な展示を見学します

レジデンツギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー

レジデンツのテラスから広場を眺める

そしてザルツブルグはモーツァルトの街

モーツァルトの生家を訪れます

モーツァルトの生家 建造物

幼きモーツァルトはどんな調べを奏でたのでしょうか…

旧市街はお土産ものやさんも多く、パステルカラーの可愛らしい町並みです。

ノルドゼーでお魚のサンドウィッチをテイクアウト
フィッシュフライは美味しかったけれど、サーモンぽい魚が挟んでいるものは、ちょっと生臭いかんじで苦手でした。

バスに乗ってホテルに戻り、荷物をピックアップして、
ザルツブルグ中央駅のバス停に向かいます。

３０分間隔で運行している150番のバスでバートイシュルへ向かいます。
二人で24.2ユーロです。
バスのチケットは乗車の際にドライバーさんから購入できます。（クレカ支払い可）

150番のバスは、2000m級の山々とエメラルドグリーンに輝く湖が点在するザルツカンマングートへと走ります。
左側の席が湖がよく見えるのでおすすめです。

いくつもの小さな町と美しい湖を通り過ぎて、バスは終点のバートイシュルに到着しました。
1時間半ほどのバス旅でした。

バート イシュル駅 駅

ハルシュタットへ向かう列車の時刻まで、１時間ちょっとあるので、町を歩いてみます。

バートイシュルは、温泉地です。
フランツヨーゼフ皇帝は、毎夏この地を訪れたそうです。
エリザベート妃と出会ったのも、ここバートイシュルだそうです。

バーンホーフ通り （バート イシュル） 散歩・街歩き

王侯貴族の避暑地として華やいだバートイシュルでしたが、皇帝の死後､湯治に訪れる客は減少してしまいました。１９２９年、現在のクアハウスが完成し、 一般の人も利用できる保養地となりました。
クアハウス（ザルツマングートテルメ）のエントランスに入ってみましたが、公営のプールのような雰囲気でしたよ。

優雅な雰囲気の漂う町でした。日本の温泉地とはだいぶ違います。
列車の時刻が近づいてきたので駅に戻ります。

駅の券売機でチケットを購入し、17：03発の列車に乗ります。

バート イシュル駅 駅

バートイシュル　から　今日の宿泊地オーバートラウンの駅までは、2人で11.4ユーロでした。
ÖBBはチーズみたいですけど、オーストリア連邦鉄道（Österreichische Bundesbahnen）の略称です。

田舎の路線なので、古い列車が来るだろうと思っていたら、新しくスタイリッシュな車両でびっくりしました。
イギリスではこんな列車にはお目にかかれません。

乗客も少なくて快適です～

美しい湖がみえてきました
憧れのハルシュタットは、もうすぐです。