2025/03/29 - 2025/03/29
2460位(同エリア8872件中)
AandMさん
- AandMさんTOP
- 旅行記262冊
- クチコミ2768件
- Q&A回答97件
- 853,792アクセス
- フォロワー24人
3月下旬、カンボジアのシェリムアップを訪れ、世界遺産に登録されているアンコールワット遺跡を見学しました。アンコール遺跡は、9~15世紀に栄えたクメール王朝(アンコール王朝)が残した建造物で、多数の遺跡群で構成されています。
シェリムアップにあるアンコールワットとアンコールトムは12世紀に建造されたヒンドゥー教と仏教寺院からなる大規模遺跡です。シェリムアップ郊外には、それ以前の9世紀頃に建造されたパンティアイ・スレイ寺院やロリュオス遺跡群があります。
これらの寺院にある石像やレリーフ類は彫が緻密で美しく、パンティアイ・スレイ寺院にあるデヴァター像は「東洋のモナリザ」、遺跡群は「アンコール美術の至宝」と呼ばれています。
アンコールワット遺跡観光の最終日、シェリムアップの北東約30kmにあるパンティアイ・スレイ寺院を訪問し、その後、約40km南に移動し、ロリュオス遺跡群を見学しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
3月29日
7時過ぎ、ホテルでビュッフェ形式の朝食。我々日本人グループの他に、韓国人グループがいましたが、混みあってはいませんでしたので、ゆったりと食事をすることができました。
みそ汁、キムチ、中華風料理などもありました。このホテル(Sokha Siem Reap Resort & Convention Center)、東洋系団体客の利用が多いようです。ソカ シェムリアップ リゾート&コンベンション センター ホテル
-
朝食後、ホテルロビーで現地ガイドさんの到着を待ちます。
ソカ シェムリアップ リゾート&コンベンション センター ホテル
-
ガイドさんが到着。人数確認の後、ホテル前に駐車してあるバスに移動します。
大理石の床と柱、天井が高くて広々とした豪華なホテルを後にします。ホテル従業員が丁寧に見送ってくれました。 -
バスがシェリムアップの街中を走ります。現地の交通手段は、乗用車もありますが、主力はバイク移動のようです。道沿いにバイク販売店が沢山並んでいました。
-
郊外に出ると、道路脇にある貧弱な建物が目に付きます。バスが走っている道路は主要道路ですが、所々に未舗装部分があり、バスの走行速度は30-40km/h程度と早くはありません。
-
草葺き屋根の家前に、露店がありました。ガイドさん説明によれば、焼き鳥を売る店だそうです。カンボジアの人々の生活の厳しさが感じられます。
-
ホテルを出発してから約1時間、パンティアイ・スレイ寺院に到着しました。
世界遺産マークが付けられた石碑に「パンティアイ・スレイ寺院、10世紀後半 Banteay Srei Temple, Late 10th Century」とあります。赤色系砂岩に彫られた美しい彫像で知られるヒンドゥ―教の寺院遺跡 by AandMさんバンテアイ スレイ 史跡・遺跡
-
寺院への入り口個所にあったお土産物店。衣類、バッグなどの工芸品、仏像などが売られています。
-
入り口個所にあった説明板、クメール語、英語、中国語で寺院の概要が書かれています。
「寺院はラージェンドヴァルマン王の時代の967年に着工され、息子のジャヤーヴァルマン5世の代に完成した、祭神はシバ神である・・」、といったことが書かれていました。赤色系砂岩に彫られた美しい彫像で知られるヒンドゥ―教の寺院遺跡 by AandMさんバンテアイ スレイ 史跡・遺跡
-
パンティアイ・スレイ寺院の第一周壁の塔門です。赤色砂岩で造られ、きめ細かで美しい彫刻が施されています。
-
塔門脇にあった「世界遺産」であることを示す石碑です。"1992"とあるのは、アンコール遺跡のユネスコの世界遺産への登録年です。
-
塔門をくぐると、参道沿いにリンガの柱列が並んでいます。ヒンドゥー教では「リンガ」はシヴァ神のシンボルで同時に男性器を象徴し、恵みや豊穣をもたらすと見做され、崇拝の対象となっています。
参道には石が敷かれていますが、摩耗が進んでいるため起伏が大きくて歩きずらいため、横に板敷きの参道が設けられていました。板敷参道を進みます。赤色系砂岩に彫られた美しい彫像で知られるヒンドゥ―教の寺院遺跡 by AandMさんバンテアイ スレイ 史跡・遺跡
-
第2周壁に設けられた塔門です。
-
塔門上部に緻密な彫刻が施されています。建造から千年以上経過していますが、保存状態良好で、細部形状も鮮明です。
ナンディン(聖牛)に乗るシヴァ神とその妻ウマ、鮮明で美しい彫像です。 -
第2周壁土台に彫られていた模様、素晴らしい芸術品です。
-
壁側壁の土台石にも、鳥に乗る神の美しい像が彫られていました。
-
第2周壁から眺めた寺院中央部の景観。
訪問時は乾季で水が枯れて遺跡手前は芝地状態でしたが、通常は池だそうです。赤色系砂岩に彫られた美しい彫像で知られるヒンドゥ―教の寺院遺跡 by AandMさんバンテアイ スレイ 史跡・遺跡
-
寺院の中央部、複数の祠堂や経蔵が集まって建てられています。
-
第三周壁の塔門にも緻密な彫刻が施されていました。
-
塔門の全域に美しい彫刻がありますが、これは中央の破風部分
ガルーダ神の上で、二頭の象が壺を鼻で持ち上げて水でラクシュミーを清めている様子が彫られています。ラクシュミーは富、幸運、繁栄を司る女神でヴィシュヌ神の妻だそうです。 -
寺院中央部にある塔門、美しい彫刻が施されています。
-
左側にあるのは経蔵ですが、こちらにも美しいレリーフが彫られています。
-
建物壁に彫られていたレリーフ、1000年以上も風雨に晒されていたとは思えないような緻密で美しい彫物です。
-
柱に彫られているレリーフ、クメール王朝初期の職人技能の高さに驚かされます。
-
パンティアイ・スレイ寺院の中央祠堂
-
中央祠堂をハマヌーン(猿神)とガルーダ(神鳥)が護っています。
中央祠堂への接近は禁止されているため、離れた通路からの見学となりました。 -
中央祠堂の両側にデヴァター(女神)が彫られています。
-
祠堂に彫られているデヴァター(女神)は、姿が美しく、微笑んでいることから「東洋のモナリザ」と呼ばれています。
レオナルド・ダビンチが「モナリザ」を描いたのは16世紀初めですので、「東洋のモナリザ」の方が、600年ほど早く製作されていることになります。
ただ、中央祠堂には近づけませんので、ルーブル美術館にある「モナリザ」同様、少し離れた場所からの見学となりました。美しい女神像です。 -
中央祠堂の隣にある南経蔵、こちらの破風にも見事な彫刻が施されています。
-
別の角度から眺めた中央祠堂、建物周辺に緻密な彫刻が施されていることが分かります。
-
第二周壁の西側破風に彫られているレリーフ像
古代インドの叙事詩マハバーラタの物語「ヴァーリンとスグリーヴァの戦い」の場面が描かれてます。 -
中央祠堂の見学を終え、森の中の道を進んでいると音楽が聞こえてきました。民族楽器の演奏をされており、我々が日本からの観光客と判断されたのか、日本の曲も演奏されました。良い演奏だったので、観光客の何人かが1-5ドル程度のチップを払いました。
後で気付きましたが、看板に「地雷被害者楽団」とあります。演奏者は地雷被害にあって、体の自由を失われた方々のようです。思いがけない場所でカンボジア内戦(1970-1991)のことを思い出させられました。悲しい歴史の一面です。 -
パンティアイ・スレイ寺院内の表示は、クメール語、英語、中国語の3か国語でした。今回のアンコールワット遺跡見学で、欧米、ロシア、韓国からの観光客には結構会いましたが、中国からの観光客には殆ど出会いませんでした。
それにも拘わらず、案内表示に中国語があるのは、近年、中国政府からカンボジアに対する経済援助が増えつつあることの反映だろうと思います。遺跡の整備にも中国からの補助がなされているようです。 -
森の中の道を進むと、道沿いに壊れた石柱などが放置されているのに気づきます。未再建の遺跡建物の一部と思われます。
パンティアイ・スレイ寺院は、以前はもっと広くて、周辺部にも関連建造物があったことが想像されます。 -
寺院の入り口に戻ってきました。お土産店前の椅子に、店番の女の子が座っていました。お土産品、あまり売れていないようです。
-
寺院前のバス駐車場に向かう途中にある池に、綺麗な水連の花が咲いていました。
赤色系砂岩に彫られた美しい彫像で知られるヒンドゥ―教の寺院遺跡 by AandMさんバンテアイ スレイ 史跡・遺跡
-
駐車場に向かう途中にあったお土産品店
-
牛、仏像や仏面、ヒンドゥー教の神々の木彫や陶器製レリーフ像などが売られていました。値段は高くありませんが、大きな品々が多いので、持ち運びが大変そうです。
-
駐車場で客待ちをしているトゥクトゥクの運転手
ハンモックを吊るして休養中 -
バスに乗り込んで、次の目的地のロリュオス遺跡に向かいます。約30kmの移動です。外部は35-36℃と高温ですが、バス内は空調が効いて快適です。
-
ロリュオス遺跡群の一つ、ロレイ寺院に到着しました。碑に「ロレイ寺院 9世紀後半」と書いてあります。
ロレイ寺院は、クメール王朝の初期、ヤシャーヴァルマン1世が893年に建造したヒンドゥー教の寺院で、4基のレンガ積の塔からなる祠堂です。前方の2基は王の祖父と父、後方の2基は祖母と母に捧げられたものだそうです。文字碑文も残されている9世紀建造の見事な遺跡 by AandMさんロレイ 建造物
-
9世紀に建造された遺跡脇に、現在使われているパゴダ(寺院)が建てられています。
-
前方にある祠堂、赤色レンガ積で入り口の両側にレリーフ像が彫られています。
-
レリーフ像はドヴァーラパーラ(門衛神)で、右手に武器を持っています。
-
祠堂入り口上方(まぐさ)に、立派な彫像が彫られています。アイラーヴァタ(白い象)に乗るインドラ(ヒンドゥー教の神)と左右に伸びるナーガ(蛇神)です。彫が鮮明で、建造から千年以上が経過しているとは思えません。見事なレリーフです。
-
ロレイ寺院遺跡の中央部にリンガが置かれ、周囲に十字状に石造樋が配置されています。十字配置の樋と中央部に置かれているリンガ、ヒンドゥー教では重要な意味合いが込められているそうです。
-
後方にある祠堂には、手に蓮の花を持つデヴァター(女神)像が彫られていました。
-
祠堂の一つの柱に文字が刻まれていました。文字は古代クメール語で、「祠堂は4つの祖霊に捧げるために建設された・・・」といった内容が刻まれているそうです。
-
後方の祠堂にあったデヴァター(女神)像。
前方の祠堂にはドヴァーラパーラ(門衛神)像、後方の祠堂にはデヴァター(女神)像が彫られていました。男性(ヤシャーヴァルマン1世王の祖父と父)に捧げられた祠堂では男性神、女性(王の祖母と母)の祠堂では女性神が彫られていることが分かります。 -
ロレイ寺院では男性に捧げられた祠堂(左側)の方が大きく、女性に捧げられた祠堂(右側)が小さく造られています。
文字碑文も残されている9世紀建造の見事な遺跡 by AandMさんロレイ 建造物
-
ロレイ寺院遺跡に隣接して建造されていたパゴダ(僧院)、塔は黄金色に塗られています。
-
パゴダには太鼓が置かれ、壁には弟子に説教する仏陀の姿などが描かれていました。パゴダはヒンドゥー教ではなく、仏教の寺院であることが分かります。この仏教寺院「ワット・ロレイ」は約600人の僧侶が修行しており、厄払いの寺院として有名だそうです。
ただ、パゴダは木造もしくは一部コンクリート構造の比較的簡素な造りで、9世紀後半に建造されたレンガ積の重厚で立派なロレイ寺院遺跡との対比を感じます。 -
現在使用されている黄金色のパゴダの塔、彫像やレリーフが彫られていますが、彫像の緻密性や芸術性の点で、遺跡群の彫像には及びません。
-
塔の内部には仏像が祀られ、天井や壁には修行する人達が描かれていました。塔内部の造りも、遺跡の立派さには及んでいない印象です。
-
ロレイ寺院の南側約1kmにあるプリア・コー寺院に移動しました。
寺院入り口にあった説明板に「プリア・コーはインドラヴァルマン1世(治世:877-889)が879年に建造したシヴァ神を祀ったヒンドゥー教の寺院である、・・・」といったことが書かれていました。
ロレイ寺院よりも14年早い時期に建造されたことが分かります。インドラヴァルマン1世はロレイ寺院を建造したヤシャーヴァルマン1世の父に相当します。 -
石畳参道を進むと、前方に遺跡が見えてきました。祠堂の形や大きさは、ロレイ寺院で見た祠堂と同じような感じです。両寺院の建造間隔は14年と近いので、類似の建造技術あるいは同じ職人達が造ったと思われます。
文字碑文も残されている9世紀建造の見事な遺跡 by AandMさんロレイ 建造物
-
遺跡の修復作業が進行中で、見学できない個所もありました。
-
祠堂の前に牛像が置かれていました。「プリア・コー」とは「聖なる牛」の意味で、寺院内に聖牛(ナンティン)が配置されているのもプリア・コー寺院の特徴と思われます。
-
祠堂の入り口前に、一対のシンハ像(獅子像)が配置されていました。
-
プリア・コーは、ロレイ寺院と同様に祖先の霊を祀るための寺院であったようです。祠堂の壁にドヴァーラパーラ(門衛神)が彫られていることから、この祠堂は男性の祖先のために建造されたと思われます。
-
後方に3基の祠堂がありました。前方にある祠堂に比べて、少し小振りです。
-
年月経過で祠堂が崩壊しつつありますが、補修作業が進められており、一部に新しい煉瓦が使用されていることが分かります。
-
後方にあった祠堂にタヴァター(女神)像が彫られていました。この祠堂は女性の先祖を祀ったものであることが分かります。
-
後方から見たプリア・コーの祠堂群
-
周辺の空き地に、模様が彫られた石柱が幾本か転がっていました。
-
足の下部だけ残された石像。上部は破壊もしくは崩壊して行方が分からなくなっているようです。これら残存石像などから、プリア・コー遺跡には、現在残されている建造物以外にも多くの石像や建造物があったことが想像されます。
-
プリア・コー遺跡の脇にあった建物、子供も含めて数人の人を見かけました。家前にバイクが置かれ、洗濯物が干されていました。この建物で生活されているようです。
現在のカンボジアにおける人々の生活の厳しさを感じます。 -
プリア・コーの南数百メートルにあるパコン寺院を訪問しました。
説明板に「パコン寺院はシバ神を祀ったヒィンドゥー教の寺院で、インドレヴァルマン1世(治世:877-889)が881年に建造した。・・・」と書かれています。
パコン寺院は境内が東西900m、南北700mの矩形で、周囲が堀に囲まれ、境内中央部には5層構造からなるピラミッド型の山岳型寺院遺跡です。 -
寺院の入り口に石碑があり、「バコン寺院 9世紀後半」と書かれていました。
9世紀に建造された五層構造のピラミッド型の美しい寺院 by AandMさんバコン 史跡・遺跡
-
入口から長い参道が続き、参道左側に7つの頭を持つナーガ(蛇神)の欄干が残されています。
-
堀を渡る参道脇に名前は分かりませんが、ピンク色の綺麗な花が咲いていました。
-
これも参道にあった赤橙色の花、カンボジアに咲く花は色鮮やかさが目立っているように感じます。
-
参道を進んだ先の右側にパゴタ(Prasat Bakong Pagoda)があります。現在使われている仏教寺院で、寺院特有の装飾が施された大きな建物です。
1000年以上前に建造された遺跡寺院と並んで建てられている現代の寺院、興味深い対称だと思います。 -
ピラミッド状のバコン寺院、参道の先に石段があり、頂上にある塔へと続いています。
9世紀に建造された五層構造のピラミッド型の美しい寺院 by AandMさんバコン 史跡・遺跡
-
頂上部の塔前に一対のシンハ(獅子)像があり、祭堂を護っていました。塔入り口の両側にデバター(女神)像のレリーフがありますが、風化が進んでいて、石の継ぎ目などが欠けており、像は鮮明ではありません。
9世紀に建造された五層構造のピラミッド型の美しい寺院 by AandMさんバコン 史跡・遺跡
-
頂上部の塔前から下方を見た景観
前方に仏教寺院(パゴタ)があり、真っすぐな参道が続いているのが見えます。 -
ピラミッド型の寺院脇に、幾つかの塔がありました。煉瓦を積んで建造した塔で、入り口の両側にレリーフが彫られていました。
この塔にはタヴァター(女神)像が彫られていますが、風化が進んでいて、像は鮮明ではありません。 -
似たような形態の別の塔、こちらの塔に彫られているのはドヴァーラパーラ(門衛神)です。
-
ピラミッド型の寺院の上部に設置されていた巨大な象の石像
寺院を護る守護神のようです。寺院高台に置かれている巨象を他では見かけませんので、この巨像はバコン寺院特有の守り神だろうと思われます。 -
バコン寺院の見学を終え、参道を戻ります。
寺院入り口の駐車場でツアー会社手配のバスが待っていてくれました。車内は空調が効いており、外部気温35-36℃の猛暑から解放され、ホッとしました。空調付きのバスの有難さ、今更ながら再確認しました。
昼食を取るために、バスはシェリムアップ市内のレストランに向かいます。 -
シェリムアップに向かう道路沿いに民家がありましたが、トタンや草葺きの質素な家屋が殆どです。電気の供給はあるようですが、エアコンなどの贅沢家電が備わっているようには見えません。
-
シェリムアップ市内のレストランに到着しました。レストランはコンクリート構造の立派な建物で、床はタイル張りで絨毯が敷かれ、屋内は快適な温度に空調されていました。
日本ではレストランが空調されているのは普通ですが、シェリムアップでは特別で、地元の多くの方々はこのようなレストランを利用されることは殆ど無いのではないか、と推察します。 -
テーブルに案内されました。食事はツアー料金に含まれていましたが、飲み物は個別の注文&支払いでした。地元ビール「アンコール・ビール」を注文しました。価格は5ドル(約700円)。日本人感覚では妥当価格ですが、地元の方々にとっては超高額であろうと思われます。
-
食事は中華料理でした。
-
食後に出されたフルーツ、冷やしたスイカとマンゴーにミント葉が添えられていました。空調の効いた立派なレストランでフルーツ付きの中華料理、上等でした。
この後ホテルに戻って小休憩、そしてシャワーを浴びてさっぱりしてからチェックアウト。 -
ホテルロビーに集合後、現地ガイドさん案内でバスに乗車してシェリムアップ・アンコール国際空港(SAI)に向かいました。帰国便に搭乗します。
空港のコントロールタワーが見えてきました。空港付近の道路は綺麗に舗装され、空港建物も大きく新造で立派です。道路と空港施設、中国政府の援助で建造されたそうです。遺跡案内板などで中国語が使用されていることなども含め、カンボジアに対する中国の影響力の大きさを感じさせられます。
今回のアンコールワット遺跡観光では、クメール王朝(アンコール王朝)が全盛期であった12世紀に建造されたアンコールワットやアンコールトムに加えて、クメール王朝が成立した9世紀後半に建造されたパンティアイ・スレイ寺院やロリュオス遺跡群を見学しました。
アンコールワットやアンコールトムは大規模で迫力がありましたが、美しさや芸術性の点では小規模なパンティアイ・スレイ寺院やロリュオス遺跡群の方が強く印象に残りました。特にパンティアイ・スレイ寺院に残されている彫刻レリーフの美しさは群を抜いているように感じました。世界遺産の中でも特に素晴らしい遺跡であると思います。新シェムリアップ国際空港(SAI) 空港
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
シェムリアップ(カンボジア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シェムリアップ(カンボジア) の人気ホテル
カンボジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カンボジア最安
112円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
86