2025/05/02 - 2025/05/03
229位(同エリア274件中)
こあゆきさん
この旅行記のスケジュール
2025/05/02
-
車での移動
20分
-
車での移動
日立市ー福島県白河市ー下郷町
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
毎度ながらの「私たち夫婦がのんびり静かに美味しいものを食べて寛げるお宿探し」シリーズである。
今年のG.Wは仕事の振替休日もあって、比較的長く休めることになったので、最初は沖縄か北海道もいいかも?なんて話をしていたのだが、なんか疲れているから、近場の今まで行ってみたいと思ってたけど行ってなかったお宿にお泊りしてみよう!ということに。
1泊目は茨城県日立市のうのしまヴィラ、
2泊目は福島県下郷町の民宿紫泉、
3泊目は栃木県那須塩原市板室の大黒屋。
3つのお宿を泊まり歩く途中で、寄った場所なども記録した。
2025GW 泊まってみたかったお宿に泊まる4日間 その1 うのしまヴィラ 施設編
https://4travel.jp/travelogue/11975784
2025GW 泊まってみたかったお宿に泊まる4日間 その2 うのしまヴィラ 食事編
https://4travel.jp/travelogue/11976456
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
-
私たち夫婦のゴールデンウィーク2日目。
茨城県日立市の海辺のオシャレなお宿、うのしまヴィラをチェックアウトして日鉱記念館を見学した後、車で福島県に移動。白河市から会津下郷町へ。
下郷といえば会津湯野上温泉の蕎宿湯神が我が家の常宿で、毎年お盆と年末はここで連泊しているのだが、蕎宿湯神に行く度に前を通って気になっていたお宿に今回予約を入れていた。湯季の郷 紫泉 宿・ホテル
-
蕎宿湯神からの歩いて15秒のお宿、紫泉。
因みに同じ理由で、以前泊まってみた湯野上温泉にしきや からは歩いて5秒という紫泉。
ここも多くの湯野上温泉のお宿と同じように民宿のカテゴリーになっているが、民宿らしくないお宿とか、デザイナーズ民宿とかアートの宿とか言われていて、気になっていたのだ。 -
お宿の入り口は自動ドア。
中に入ると、こんな空間にフロントがあり、年配の上品な女性が迎えてくれた。
女将さんなんだろうと思うけど、品の良いマダムといった感じ。 -
ロビーというより、ロビーラウンジ。
本がたくさん。 -
奥の三角錐は吊り椅子。
-
センスの良いお土産物も並べられていた。
お土産物販売というよりセレクトショップみたいな品揃え。 -
チェックイン作業をしてくれた女性が案内をしてくれた。
ロビーラウンジからこの廊下を通って客室に向かう。
ここは左側に個室風のお食事処。
右側は食事時にドリンクカウンターになるところ。
この写真、奥の部屋はグループ客などが使うお食事処になっている。 -
お食事処を過ぎたところに階段があった。
この先に1階の客室と、温泉がある。
温泉の前まで案内していただき、案内はここまで。 -
階段の下に浴衣の棚。
ここから自分のサイズの浴衣を持っていく。 -
自販機もあった。
-
私たちの部屋は2階だったので、階段を上がって2階へ。
-
2階の廊下。
館内には至るところに書やアートが飾られている。
書は先代、先々代オーナーの作品。先代、先々代オーナーは書道家だったとか。
そして現オーナーはトラックメイカー(インストルメンタル楽曲制作者)という芸術家一家。
そんなご家族が経営する民宿だから、こんな感じのお宿になったんだろう。 -
私たちがアサインされたのは、ここ空蝉のお部屋。
客室は全て源氏物語のヒロインたちの名前になっている。 -
部屋のドアを開けて、細い廊下を進むとここに出る。
そう、ドアを開けてすぐ部屋!ではない造りが良かった。 -
洗面スペース。
タオルかけあり。
紙コップはボタンを押すと一個出てくるアレが壁に取り付けられている。
洗面台の水道はセンサー付きのものなので、顔を洗ったりするにはちょっと難しいかも。
それから、洗面台の照明がオシャレな電球タイプの物だったのだけど、最初付け方がわからなくて苦労した。夫にみてもらったらすぐ解決。スイッチボタンを回すとついた。
私は一生懸命にスイッチボタンを押したりなんだりしていたという…。 -
トイレはウォシュレット。
ここが紫泉のポイント!
民宿って、トイレが共用のところが多いと思うのだけど、紫泉は全客室ウォシュレットトイレ付き。
湯野上温泉の民宿では、ここ紫泉と蕎宿湯神だけじゃないかな、全客室ウォシュレットトイレ付きは。
にしきやは特別室には高級ウォシュレットトイレがついていたけど。 -
洗面台の前、右側のドアがトイレ。
正面がクローゼット。 -
クローゼットにハンガー。
もっとハンガーがあったら嬉しかったんだけどな…。 -
クローゼットの下に金庫。
-
さて、客室はというと。
8畳和室にソファーつき。 -
こちらの壁にはアーティストの作品。
-
こちら側の壁にテレビ。
-
冷蔵庫、中は空。
湯沸かしケトルとお茶セット。 -
部屋の片隅にあった棚にいろいろ入っている。
-
バスタオルとフェイスタオルと歯ブラシ。
真ん中の棚に浴衣の帯。
1番下に羽織り。 -
棚の反対側はティッシュボックスとドライヤー。
-
棚の端にズボンかけ。
-
窓の外の風景は山と畑。
-
館内図があった。
やっぱり民宿というより小宿のカテゴリーっぽい。 -
さて、温泉に入ろう!
1階に降りて、突き当たりに女湯。
写真は公式サイトを見てほしい。
脱衣所、湯船、露天風呂と、思ったより広くて快適だった。ただ露天風呂に行くのにちょっとだけサンダルを履いて5メートルくらい歩くけど。 -
女湯の左側に男湯。
-
女湯の手前にある何の表示もない謎のドアは、貸し切り風呂のドア。
実はこの日、私たちは1組限定の貸し切り風呂付きプランでの宿泊だった。
普通のお宿の貸し切り風呂付きプランだと、宿泊中に1度貸し切り風呂が無料で使えるプランという認識だが、このお宿は違うのだ。
女湯の手前にあるこの貸し切り風呂が、宿泊中は占領できちゃうのだ。
つまり、いつでも好きな時に貸し切り風呂(温泉)使い放題!
貸し切り風呂の鍵を持っているのは私たちだけ!
宿泊している間に何度も入りに行った。 -
温泉の後は、夕食までごろごろ。
夕食はこちらの個室風のお食事処で頂いた。 -
スタンダードのメニュー。
-
最初に用意されたもの。
-
そば米と長芋の和え物。
そば米ってなんだろう?と思ったら。蕎麦の実だった。蕎麦の実、大好きなので美味しく頂いた。 -
メニューには香の物となっているけど、今日はゼンマイを用意しました、と案内があったゼンマイ。
香の物より山菜が嬉しい。 -
茶碗蒸し。
言わずと知れた茶碗蒸し。大好きだから嬉しいけど、普通のお宿が前菜を出すタイミングで香の物とか茶碗蒸しとか、不思議だった。 -
つと豆腐と厚揚げの味噌田楽。
つと豆腐とはこの地方の伝統的なお豆腐。
すごく食感が硬いのだけど、大豆の香りがギュッと凝縮しているみたいな、そんな味。 -
彩野菜の会津味噌ホワイトソース。
温野菜をホワイトソースで食べる感覚。
野菜がもう少しあったら食べ応えがあったんだけど。まぁでもこのくらいが普通かな。 -
馬刺し。
会津の馬刺しは本当に美味しくて、大好きなんだけど、なんかここの馬刺しはちょっと残念だった。
上品に、さっと湯引きして薄くスライスされていたけど、会津の馬刺しは湯引きなどせずそのまま厚いくらいに切ってもらった方が断然美味しいのに…。
もったいないな~と思った。 -
牛肉を。
-
陶板焼きで。
どこの牛肉だったんだろう? -
カレイのムニエル ブルーベリーのタルタルソース
ここで何故にカレイのムニエル⁈
地元で採れたブルーベリーを使うためなら、山深いここでカレイを出すよりブルーベリーはデザートに使って欲しかったかな。 -
岩魚の唐揚げ。
このお宿自慢の一品で、クチコミでも大絶賛のこのお料理を私も楽しみにしていた。
わくわくして頂いたのだが、確かに美味しかったけど私が考えていた川魚の唐揚げとは違っていた。
常宿の蕎宿湯神で食べる川魚の唐揚げや、こちらも常宿の湖上苑(日光)の虹鱒の唐揚げをイメージしていたのだが、ここ紫泉の岩魚の唐揚げは中華レストランで食べる魚の唐揚げという感じだった。
もちろん美味しい料理で、単に私の勝手なイメージが違っていただけなのもわかっているが、ちょっと残念だった。
カレイのムニエルもあって、夕食の中に揚げた魚のメニューが2つあったのも重く感じてしまった理由かも。 -
お吸い物。
-
ごはん。
デザートはなかった。
ランクを上げた食事のプランだと、デザートにアイスが付くらしい。 -
翌朝。
-
夕食と同じお食事処で。
湯季の郷 紫泉 宿・ホテル
-
朝食全景。
-
お味噌汁は土鍋に入っていて、卓上コンロで温めて食べる。
-
切り昆布の煮物、温泉卵、味のり、わらびのお浸し?
-
野菜サラダ、焼き鮭、たくあん、写真から外れちゃったけど、梅干し。
-
ごはん。
朝ごはん、美味しかったけど、焼き鮭がしょっぱくてしょっぱくて、食べるのが大変だった。
だけど昔々の冷蔵技術のなかった頃、新潟から山奥の会津に届く海の魚は、塩漬けにしたものとか干した魚とかだったらしい。それを塩抜きしたり、水戻ししたりしながら調理する伝統料理につながったことを考えると、朝ごはんのしょっぱくて食べるのが大変な鮭もそういった文化の一端なのかなぁ?となんとなく思った。
民宿なのに、民宿?という紫泉をチェックアウト。 -
チェックアウトして向かったのは、会津田島。
旧南会津郡役所 美術館・博物館
-
前々から知っていて行ってみたかったけど、行っていなかったここにやってきた。
-
旧南会津郡役所。
-
明治時代の建築で、それが現在も残っている貴重な建築物。
以前は別の場所にあったのを、建物自体を浮かせてコロで現在の場所に移動させたのだとか。 -
入館料もこの建物の保存維持費になっている。
-
入り口に周辺案内マップ。
こんなに見どころがある場所なんだ!とびっくり。 -
この建物の裏にある歴史公園の案内図。
正直、ここにくるまでこの歴史公園がこの地域の人たちの大事な場所だなんて知らなかった。 -
入り口で入館料を払うと、説明は要りますか?と受付の女性が聞いてくれたのでお願いすると、入り口ロビーで10分くらい、わかりやすい説明をしてくれた。
この郡役所の建物のこと、当時の身分制度により入り口が3ヶ所あったこと、この地域の歴史、農民一揆「南山御蔵入騒動」のこと。
この「南山御蔵入騒動」は知らなかったので、説明を聞いて良かったと思った。
館内にも「南山御蔵入騒動」の当時の状況がパネルで説明してあった。また関係者の持ち物の展示もあって、当時に思いを馳せると切なくなった。 -
郡役所の中庭にはまだ雪が残っていた。
屋根から滑り落ちた雪がここに溜まる構造になっている。 -
当時のガラスは歪んでいる。
当時のまま残っているのはすごい。 -
階段。
-
偉人の紹介パネルもあった。
-
郡役所時代の雰囲気を残す郡長室。
それにしても、当時の人の衣類を見ると小さいといつも思う。身長もそうだけど、身体の厚みも薄かったんだな、と思う。 -
旧南会津郡役所の見学の後に、すぐ裏にある丸山歴史公園に行ってみた。
-
農民一揆「南山御蔵入騒動」で、人々の為に江戸で直訴して処刑、さらし首になった6人の南山六義民のお地蔵さまが。
隣に南山義民の碑があった。
今でも地元の人が感謝の気持ちでこの歴史公園の清掃などをしているとか。
静かに手を合わせた。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
湯野上温泉(福島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2025GW 泊まってみたかったお宿に泊まる4日間
0
69