2025/04/17 - 2025/04/29
2位(同エリア32件中)
どらみさん
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外務省の海外安全ホームページにて、アフガニスタン全土に「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」の勧告が出ています。
本旅行記はアフガニスタンへの旅行を勧めるものではありません。アフガニスタンへ行かれる際は、ご注意下さい。
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個人の旅行の記録として書いていますが、皆様のお役に立つとおころがあれば幸いです。
■渡航国の性格から、出入国に関わる部分など、一部の公開を控えさせていただきます。
■アフガニスタンの政治については触れず、あくまで旅行記という観点で書かせていただきます。当然バーミヤンでガイドさんとは、タリバンはどう思うかという話が出てくるわけですが、、、
■アフガニスタンはセキュリティ面が厳しく、観光にあたっても独特ですが、この辺りの記述は控えさせていただきます。
■日本語での情報が限られており、向こうでの聞き間違え、英語の解釈の間違え等あるかもしれませんが、そのあたりは申し訳ありません。
4月17日(1日目)
4月16日にビザを取得し、ホテルに戻って仮眠を取ってから、そのまま深夜便にてカブールへ。
到着後はガイドさんからアフガニスタンを旅行する上での注意点等を聞いた後、現地の服を入手し、観光へ。とにかくガイドがNoということは絶対にしないで
くれとしつこく言われました。
Babur Garden, Chicken street, Bookseller of Kabul, Bibi Mahru Hill
カブールはヒンドゥークシュ山脈南部の盆地にあり、標高は1800m程度。人口約700万人で交通量も多く、結構な大都市で正直空気が悪い。ムガール帝国のバーブルはカブールを愛してやまなかった言われ、その墓地がカブールにあるが、その頃のカブールの姿はもはやないと思われる。
アフマド・シャー・ドゥッラーニー(Ahmad Shah Durrani)は、アフガニスタンのベースとなるドゥッラーニー朝(Durrani)をカンダハルに起こし(1747年)、その勢力をカブール方面に拡大していく。1772年に息子のティムール・シャーが即位すると、首都をカンダハルからカブールに移し、近代アフガニスタンの元が形成されていく。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
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4月17月
4月16日にビザを取得し、ホテルに戻って仮眠を取った後は、Kam Airにてカブールを目指します。 -
機内では寝る気満々でしたが、機内食が出てきて、機内も暗くならない。。。
深夜なのにすごいボリュームです。 -
ニンジンジャム?
あまりおいしくなかったです。。。 -
明るくなってきました。モニターがないのでイランを抜けてアフガニスタンに入ったのかよくわかりません。
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荒涼とした景色が続きます。
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カブールに到着。
カブール到着後は通常の入国審査同様にパスポートコントロールに進みます。特に何も聞かれることなくビザにスタンプを押され、無事入国。
その後預けた荷物の回収ですが、荷物の流れてくるホールに入ると、外国人はまず外国人登録をします。とはいっても簡単な書類を書いて、渡すだけです。するとカードが渡されます。このカードはアフガニス滞在中に要求があれば提示しなければならず、出国時に返却しますので、失くしてはなりません。
外国人登録カードを受け取った後は荷物を受け取り、ターミナルの外へ。 -
ターミナルを出たところにあったオブジェ。
まだガイドさんと合流していないものの、さすがにこれは写真を撮っていいだろうと思い、おそるおそる写真を撮りました。Super Colaはアフガニスタンのコーラです。 -
ガイドさんと合流し、まずはホテルを目指します。
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車窓の風景
空港へ続く大通りは高級な地域のようで、大きな建物や、結婚式場などが並んでいるようです。 -
車窓の風景
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車窓の風景
しばらく進むと下町っぽくなってきました。 -
屋台がたくさんでています。
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車窓の風景
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車窓の風景
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車窓の風景
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ホテルに到着。ホテルといっても、外国人が泊まるようなホテルは、ホテルの標識などはなく、何の入り口かわからないようになっており、銃を持った警備員などがウロウロしているだけです。(とりあえずテロなどの標的にならないようにするためです。Google Mapなどで見ればすぐにわかることではありますが。。。)
何重かのチェックを受けたところで車を降り、今度は荷物のX線検査です。飾り程度の検査かなあと思っていたのですが、小さなナイフを持っていないかと聞かれます。ビクトリノックスのはハサミやナイフのついたものを持っていたので渡し、ホテル内部へ。
荷物を部屋に置いた後は、ロビーに集合。ガイドさんが何着かアフガニスタンの伝統衣装を準備してくれており、好きなのを選んでと言われ、こちらを選択。ガイドさんが準備してくれていた100USD分のアフガニを両替してもらい、いよいよカブール観光へ。 -
ホテル内部の様子。高い木があります。
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滝まであります。
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緑豊か。
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衛星テレビまで見れます。
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マッサージチェア
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広々としたロビー
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国旗が並んでいます。日本のものもありました。
外とはまるで別世界です。 -
準備もできたところで、観光へ出かけます。まずはバブール庭園へ向かいます。
車窓の風景。 -
車窓の風景
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ラウンドアバウトには何かオブジェがあることが多いです。
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車の修理工場が並んでいます。車はとにかくトヨタが多いです。中でも古い車が人気なのだそうです。新しいのはいろいろな部分が電化されていて、修理できないからだそうです。
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車窓の風景
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車窓の風景
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車窓の風景
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車窓の風景
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車窓の風景
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車窓の風景
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すごい数の肉がつるされています。
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車窓の風景
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学校帰りの子供かな?
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16世紀にムガル帝国の皇帝バーブルが築いた庭園と彼のお墓があります。カーブルにいるとは思えないくらい緑がきれいです。
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ムガル時代のタージマハルなどの庭園と同様に、中心に水路が走り、左右対称のつくりになっています。
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全体はこんな風になっているようです。
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Shah Jahan Mosque
ムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが1646年にバルフに出兵し、勝利を祝って作られた大理石のモスク。 -
バーブルのお墓
バーブルは空の下に埋葬されることを望んだと言われており、簡素な大理石のスクリーンに囲まれただけになっています。 -
庭はよく手入れがされており、風が気持ちいいです。
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タンポポもきれいです。
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Haremserai
この宮殿はAmir Abdur Rahman Khan (1880-1901)により、3番目の夫人Bibi Halimaのために建設したものです。
専科で激しく損傷した宮殿は2003年から2006年にかけて修復されました。 -
ビフォー・アフター
宮殿の全体像も一番下の写真からわかります。 -
ビフォー・アフター
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続いて昼食に向かいます。
車窓の風景 -
車窓の風景
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車窓の風景
山の上までびっしり家が建ってます。 -
車窓の風景
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車窓の風景
家を壊して、道路を拡張しています -
車窓の風景
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車窓の風景
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車窓の風景
信号がほとんどなく、車の渋滞に加え人が横切ってくるので、カオスです。 -
車窓の風景
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車窓の風景
どれだけ渋滞するねん! -
昼食はせっかくアフガニスタンに来たということでまずはプラオを注文。
鶏が入っているので400AFN位したと思いますが、とても一人では食べきれません。 -
コーラはアフガニスタン製です。
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昼食後にやって来たのは、チキン・ストリートと呼ばれる通り。
カブールで人気のショッピングストリートで、手工芸品や骨とう品を売っています。 -
とはいえ、旅が始まったばかりで買い物もどうかと思い、見て回るだけに。。。
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いろいろなお店があります。
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ジュース屋さんもたくさんありますが、なぜかニンジンが並んでいます。
アフガニスタンではニンジンは果物の感覚なのでしょうか。 -
キュウリの皮をむいて売っている屋台もたくさんあります。日本のキュウリに比べ太く、まっすぐです。
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続いてやってきたのはチキンストリートからそれほど離れていない本屋さん
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The Bookseller of Kabulというノン・フィクション作品の舞台となった本屋さんです。日本語版はないようです。
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アフガニスタンに関する本がたくさん並んでいます。
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こんな本もありました。
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カブールで最も大きな本屋さんです。
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なんとLonely Planetも。しかも新品です。
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続いてBibi Mahru Hill
たくさん人がいて、地元の方たちの憩いの場になっているようです。道の先にタリバンの旗が見えます。 -
岩のドームのような建物もあります。
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タリバンの国旗に到着
この部分が展望台になっています。 -
カブールの町が見渡せます。
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たくさんの人が来ています。すれ違うと皆こちらを珍しそうに見ます。中には一緒に写真撮ってと言ってくる人もいました。外国人が珍しいんのでしょうね。
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ここにはソ連が作ったオリンピックのサイズのプールがありますが、ポンプの設備の関係で水がいっぱいになったことはほとんどないそうです。。。
戦時中は飛び込み台は処刑台として使用されたという負の側面を持ちます。
今日はさすがに夜ご飯を食べる元気はなく、スーパーに寄ってもらい果物やビスケットを買って帰り、簡単に食事を済ませ寝ました。
明日は朝ゆっくりでき、飛行機でヘラトへ向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Traveljyubeiさん 2025/05/09 18:14:17
- 1995年頃タリバーンとパーティで一緒していた。
- 当時、カラチで3年間働いていました。タリバーン代表者やアフガニスタン領事と食事をしながら観光等の話をしていました。また、当時、ペシャワールにいた知人に頼んで、5人の政府ガードマンと1人の部族代表者を含めて2台の車で、アフガニスタンとパキスタン国境を訪れました。国境に行くまで何度も部族が検問していました。国境には、両国の間に無国籍の広場がありました。裸の高い山に囲まれた国境を思い出しました。
- どらみさん からの返信 2025/05/09 20:09:56
- Re: 1995年頃タリバーンとパーティで一緒していた。
- こんばんは。貴重なお話をありがとうございました。
本当はペシャワールでビザを取得し、カイバル峠を越えてカブールへ向かいたかったのですが、カイバル峠は危険なので、航空機でカブールへ来なさいと言われ、今回のような経路になりました。
僕自身としても、ISが現在はアフガニスタンとパキスタン国境のあたりで活動しているというのは聞いていましたので、あきらめました。
貴重な体験をされていて、うらやましいです。交通インフラは発達しているのに、行ける国が減っているような気がして残念です。。。
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