ウォルドーフ・アストリア大阪　寿司と鉄板焼のTSUKIMI，ピーコック・アレー，ケーンズ&テイルズ

2025/05/08 - 2025/05/08

ウォルドーフ・アストリア大阪，Tsukimi (月見) での寿司ディナーのブログです。Peacock Alley で食前酒，Canes & Tales では食後酒もいただきました。同行してくれたのは，レゲエDJ の Mr.Full Bocko 君（以下，m君）。

ウォルドーフ・アストリア大阪の最上階スイートルーム（アストリアペントハウス），Jolie Brasserie でのランチ，アフタヌーンティー，プールや温浴施設，スパに関しましては，下記の旅行記をご覧ください。
『ウォルドーフ・アストリア大阪 アフタヌーンティーとアストリアペントハウス(139㎡) 宿泊記(ブログ)』
https://4travel.jp/travelogue/11955612

このブログの構成は以下の通り。( )内は写真の枚数。
【 Entrance @WALDORF ASTORIA OSAKA 】(2)
【 Peacock Alley (Apéritif) 】(6)
【 Tsukimi "月見" (Sushi Dinner) 】(14)
【 Canes & Tales (Digestif) 】(6)

表紙写真は、ケーンズ&テイルズにて（シグネチャーカクテル「ジェリービーン」）。

エリア キタ（大阪駅・梅田）(大阪)

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円

【 WALDORF ASTORIA OSAKA 】

2025年4月16日に宿泊して以来，【ウォルドーフ・アストリア大阪】には2度目の訪問。

ウォルドーフ・アストリア大阪 宿・ホテル

写真は1階のグランド・エントランスにて。

ウォルドーフ・アストリア大阪 宿・ホテル

【 Peacock Alley (Apéritif) @WALDORF ASTORIA OSAKA 】

ディナーの前に【ビーコック・アレー】で食前酒を。2025年5月8日(木)，時刻は17時過ぎです。

1年ぶりに再会したレゲエDJのm君と，カウンター席に案内してもらいました。

食前酒としてm君には「フレンチ75 (3,400円)」を，おれはミモザ(2,500円)で。乾杯っ！

窓の外に見えている「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」の話をしていた時，m君が「ライフスタイル・ホテルって何ですか？」と言ったのを聞きつけて，ミクソロジストの兄ちゃんが英語とジェスチャーで "lifestyle hotel" の説明をしてくれる。

「フレンチ75」はジンとシャンパンベースのカクテルだけど，このレシピはかなり凝ってますね。レモンジュースは使わずに，花とフルーツの香りで演出。最後に「モエ エ シャンドン グラン ヴィンテージ ロゼ 2015」を注いでステア。

ドライマティーニ(2,800円)，コスモポリタン(2,600円)，ニューヨークサワー(2,800円)，オールドファッション(3,200円)といったプライシング。


お勘定は 5,900円から10%割引（ヒルトン・オナーズ会員特典）で，5,310円でした。

こちらは21時過ぎのピーコック・アレー。夜でも昼間でも抜群のロケーションです。

【 Tsukimi "月見" (Sushi Dinner) @WALDORF ASTORIA OSAKA 】

18時から鉄板焼と寿司の【 Tsukimi "月見" 】へ。特選寿司コース(32,000円)をいただきました。写真は【月見】へのアプローチ。

まずはスッポンと蛤のスープ仕立てから。滋味たっぷりのお吸い物です。

日本酒は，黒龍 純米吟醸 / 福井 (180ml, 2,600円)。

お造りは愛媛のシマアジ。お塩でもどうぞ，後から口の中へ山葵を，ということでした。いつも思うけど，愛媛（とか大分，山口）の海は本当に豊か。

鮨は
　徳島のアオリイカ
　熊本の太刀魚
　静岡の金目鯛（皮目を少し焼いて）
　長崎の白甘鯛（大根おろし・塩ポン酢）

素材もさることながら，最高の仕事が施されています。

2025年5月8日18:36，六甲山系に日が沈みます。【月見】は西向きです。

蒸し物は鮑。毒抜きした河豚の卵巣を使った深く濃厚なソースでいただきます。鮑の肝も入っているんでしょうか。

日本酒は，赤武 純米吟醸 / 岩手 (180ml, 3,400円)。

北海道の毛蟹の冷製茶碗蒸し。

手長海老の天ぷら（あられ揚げ）。薄くご飯が敷いてあって天丼仕立てです。

お酒は，獺祭 純米大吟醸 45 にごりスパークリング / 山口 (glass, 2,500円)×2

鮨は
　宮城のクロマグロ・中トロ（塩のみ）
　和歌山のクロマグロ・中トロ+宮城の赤身
　漬け
　とろたく風の巻物（白味噌入り）

お品書きはなかったので，あまり正確でないかもしれません。

煮込み穴子

（小川商店の）ウニ

赤出汁が付きます。

宮崎マンゴーを使ったデザート

お勘定は料理が 64,000円，お酒が11,000円，10%割引で総額 67,500円でした。とても美味しくいただきましたし，満腹にもなりました。調理修行の経験のあるm君も大絶賛。

ただ，コースの構成として，ちょっと食べ疲れる感じも否めないかなぁ，と思います。酢の物とか箸休めのようなもの，あるいは野菜も味わえる料理，そういうものが見当たらないせいかもしれません。

ごちそうさまでした。

【 Tsukimi "月見" 】の寿司カウンター

天保山や関西万博の夢洲方面まで見渡せます。

こちらは【 Tsukimi "月見" 】の個室。ライト・ガーデン（光庭）が設けられています。

レストランのある棟はこの29階が最上階ですが，29階で客室（31-38階），スパやプール（30階）のある棟とつながっています。

【 Canes & Tales (Digestif) @WALDORF ASTORIA OSAKA 】

20時頃から28階の【ケーンズ&テイルズ】で食後酒を。よく見たら壁には大阪の古地図？

m君は，渋くジョニ黒(1,700円)をロックで2杯。遠慮してたのかな，ごめんね。

おれは「ジェリービーン(2,900円)」という名前からして可愛らしいシグネチャーカクテルを。

うわぁ，こんなにカワイイカクテルが出来た！

窓側の席からは東側の眺望が楽しめます。

レシピは，ワカールピスコ（WAQAR PISCO, マスカットを使用したチリ産蒸留酒），カルバドス，梅酒，白桃，ココナッツ，卵白など。

味は複雑でキラキラしてて多彩。だけど，ほんの少しだけ，生きづらさも感じさせられる？w

最後にジャックローズ(2,800円)をいただきました。カルヴァドス・ベースで，グレナデンシロップもしくはザクロ果汁。食前酒にも食後酒にもいけます。バラ色が鮮やか。おいしかったぁ。

仕事のため明朝一番の新幹線で東京に帰るというm君との別れを惜しんで，21時半頃【ケーンズ&テイルズ】で解散。いいバーです。そしていいホテルでした。

了