2025/03/29 - 2025/03/29
201位(同エリア363件中)
元杜鉄工さん
この旅行記のスケジュール
2025/03/29
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電車での移動
小浜線
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岩室稲荷神社
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お茶の流々亭 salon de RURUTEI
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この旅行記スケジュールを元に
東舞鶴からちょっと東、福井県との県境手前の無人駅に行ってきました。
大正11年の駅舎がきれいに整備されて現役です。JRから舞鶴市に譲渡されているので正確には駅舎ではないのかもしれませんが、舞鶴産の抹茶を使ったカフェがありくつろぐことができました。
時間はあったので、蛙や鳥の鳴き声を聞きながら付近を散歩(次の電車まで2時間あったので暇つぶし)。舞鶴市内最古の稲荷にお参りできました。
とてものどかな駅でしたが、かつては6番線まである貨物輸送の接点であり廃線跡もちょっと歩いてきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルの朝食。
海軍ゆかりのカレーと肉じゃが。海自カレーと違って割とサラサラでした。肉じゃがは割と普通かな。背景にストーリーがあると家庭料理みたいなものでもご当地グルメになれるんですね。ホテル アマービレ舞鶴 宿・ホテル
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チェックアウトしてホテル前の海へ。歩道橋があったので渡ってみます。
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新日本海フェリーのターミナルがありました。今日はお休みで船はいませんでした。
ここから小樽へ行けるというのはちょっとロマン。舞鶴フェリーターミナル (前島埠頭) 乗り物
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音楽が聞こえると思ったらちょうど8時でした。自衛隊基地や護衛艦の国旗掲揚の時間だったようで国歌でした。
こういう時ってどうすりゃいいんだっけ。 -
対岸の基地や造船所が見渡せました。
岸壁には釣り人が多数。 -
うろうろしているとNEDOと書かれた貨物船を発見!
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世界初、低温・低圧の液化CO2大量輸送に向けた実証試験船「えくすくぅる」だ!
舞鶴の火力発電所で出たCO2を苫小牧に運ぶ実証実験を行っているらしいです。 -
さてと駅へ向かいます。市中心部は軍艦の名前がついた通りがあるみたいです。
よくみるとロシア語表記もありますね。かつては引き上げ港だった舞鶴が大陸に近いと感じさせます。だるま堂 名所・史跡
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東舞鶴駅。酒匂ちゃんと敷波ちゃんにお別れして出発。
東舞鶴駅 駅
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東舞鶴8:44>>小浜線敦賀行き>>松尾寺8:51
一駅で下車。一応ここも舞鶴市内。松尾寺駅 駅
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今はホームが一つの小さな駅。
かつては上下列車の交換ができたようですが線路跡には植樹されていました。 -
駅舎へは階段を下りる必要があります。
植え込みもきれいに刈り込まれており駅舎もきれいです。 -
うわぁ!ラッチだ!
かつてはここで駅員さんがきっぷを改札していたはず。今は無人駅です。 -
駅の中も渋い。黒板も当時のものかな。専貨という欄があるのはなんだろう。
ちょうど見回りの人が来て水を撒いていました。 -
こちらが駅舎。大正11年の開業時から変わらない景色。
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線路の下をくぐるトンネルを抜けて少し歩けば岩室稲荷神社。
結構大きめの鳥居が並んでいます。 -
社務所などの建物が並ぶ奥に社殿がありました。
右の建物には情報によると軍艦長鯨の艦内神社と思しきものが見えました。写真にはない左手手前の建物にも軍艦大井艦上での写真と書かれたものなど海軍関連の品が置かれていました。 -
岩室というわけでご神体はこの山の上の磐座。時間もあるし行ってみよう。
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フェンスにゲート。ハチ、ダニ、クマ、マムシに注意!
一つだけ緩んでいるナットをずらしてゲートを開けて階段を昇っていきます。 -
武運長久、国威宣揚
裏には昭和十三年六月とありました。前月の1938年5月に国家総動員法施行されており時代を物語っています。 -
階段を10分のぼって奥の院に到着。
建物が倒壊してしまっています。 -
それでは下山。モクレンが咲きかけていました。
広くて立派な神社でしたが、あちこち荒れてしまっていました。 -
線路沿いをお散歩。梅が咲いていました。
蛙の鳴く声、鳥の鳴き声を聞きながら春を満喫。 -
大正11年開業時のトンネルかな。
今歩いている県道を山の上の方へ50分歩けば松尾寺に着くそうですが、さすがにそこまでの余裕はありませんので駅に向かいます。県道564号線、ちょっと物騒な番号。 -
足元にはキクザキイチゲかな。花が開いていないとすぐには分かりませんね。
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国道27号線。
国道情報連絡所なる看板を発見。かつて国道の異常を沿道の人々が知らせていたみたいです。 -
駅に戻ってきました。
大正11年の建物へ再び。 -
駅舎の駅務室部分がカフェになっており開店していました。
流々亭という松尾寺前にあるお茶屋さんが出張しているみたいです。 -
舞鶴産の抹茶を使ったラテで一息。
洋菓子や茶葉も売っていて地元の人かな、買いに来ていました。お母さんと子供たちも来ていました。たしかに程よい渋みで美味しかった。 -
中も当時の雰囲気を残してくれていていい味を出していました。
かつての駅の配線図が貼ってありました。この駅から日本板硝子工場へ貨物線があったみたい。 -
というわけで残った時間で廃線跡を散策。
この踏切付近で線路が分かれていたはず。今は道路になっています。 -
その先のトンネル。これも元は鉄道用でしたが、道路転用時に改修されてしまい痕跡は見当たりませんでした。
しいて言えばこのトンネルだけ車道の幅が不自然に狭いです。 -
トンネルの中は元々は2車線だったのか、車道と歩道が同じくらいの幅になっています。
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反対側。この先も車道になっていてしばらく先まで廃線感がなさそうでしたので駅へ引き返しました。
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2時間経って11:13。かつてはガラス製品、戦時中までは軍需物資を取り扱っていた広いヤードに1本だけ残された線路に次の敦賀行きがやってきました。
つづく。松尾寺駅 駅
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