2025/03/29 - 2025/04/05
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つららさん
私が住んでいる京都市内は、桜の最盛期は人と車があふれます。バスで自宅に帰るには嵐山に通じる道のうちの一本を通らなくてはいけませんが、バス停4つに40分以上かかるなど、帰宅難民になってしまったことも何度もあります。(そのためにバス降りて歩くのはなんか納得できないので、意地でもバスで帰る)
しかし、京都市民だってたまにはメジャー観光地の桜だって見たい。あまり大混雑に巻き込まれないでお花見をしたい。
このわがままを叶えるため少しだけ工夫をしてみました。
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2025年3月29日(土)京都御苑
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近衞邸跡に咲く糸桜
花が小さい、可憐な枝垂れ桜です。
ソメイヨシノより1週間くらい早く開花し、ソメイヨシノの開花宣言が出る頃に見頃を迎えるので、毎年その頃に見にきています。 -
ほぼ満開。
糸桜は花が小さくて、色も薄くて、ほんとうにかわいらしいんです。 -
この日は10時頃にここに来たので、観光客の方はまだ少なく(周囲から聞こえてくるのは関西弁が多い)、静かにお花見ができました。(三脚でずっと場所を塞いでいるおじさんはいましたけど)
昨年は、午後に来たらインバウンドさんと関西以外の日本語でいっぱい。今年は朝のうちに来て回避できました。
(そこそこ)静かなお花見のための工夫 その1=早咲きの桜 -
デパ地下で買った主菓子
この意匠を使えるのは、桜の開花時期の中でもわずかな期間だけなのでしょう。
このはかなさが美しい。 -
和菓子の入っていた箱
はがしやすいようにセロテープの端が折り込まれていて、心遣いを感じました。こういうの、うれしくなる。 -
2025年4月3日(木)18:45 東寺東門前バス停
東寺の正式名称は教王護国寺です。
木曜日、勤務終了後に東寺のライトアップにやってきました。 -
行列はかなり短い。
ラッキー。
(そこそこ)静かなお花見のための工夫 その2=木曜日
もちろんインバウンドさんは曜日は関係ないので、この日も大変たくさんの人が来ています。しかし土日は国内の観光客がもっともっと増えますし、平日でも金曜日の夜は関西の近隣から来場が増えます。木曜日にしたので「花火大会状態」は回避できました。 -
以前500円だった頃は毎年来ていましたが、1,000円になってからは初めて。
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これだけでかなり感動。
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サギさんがいた。
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手前は小野道風ゆかりの柳だとか。
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不二桜
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息を呑む美しさ。
写真なんて撮ってる場合ではありません。この空間に身を置けること自体がとてもありがたいと、素直に感じます。 -
まだ満開ではなく、7分咲きといったところ。
(そこそこ)静かなお花見のための工夫 その3=桜の開花情報の先をいく
「京都 桜 開花状況 2025」で検索すると、上位に超メジャーな京都紹介サイト、某新幹線の鉄道会社がやっている「そうだ、…(以下自粛)」が出てきますが、こちらの更新がやや遅くて「咲きはじめ」になっていました。通勤時に目にする桜はあちこちでここ3日ほどで一気に開花が進んでいるので、東寺も「咲きはじめ」のはずはありません。多くの方がまだたいして咲いていないと信じているうちなら、少しはすいているだろうと考えました。
これも正解でした。 -
水鏡
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圧巻です。
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ネタバレ
照明は黄色でした。五重塔が枯れた感じの美しさに感じるのは、照明のこの色が一役買っているのかも。 -
観光バスもこの程度の台数で、奈良交通さんが半分。
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全体の感じはこんなの。
東寺はスケールが大きいのに平面移動なので、高齢者や私のような体力なしにも優しいのでした。 -
では、帰りましょう。滞在時間30分。
境内から京都タワーさんが見えたので、手を振っておきます。
この日は「世界自閉症啓発デー2025」の一環としてということでブルーでした。 -
翌日の金曜日
京都市中心部から東寺に向かうバスはこの混雑。
「昨日は空いていて、私はバスに座っていったけどね」とほくそ笑んだ、性格の悪いつらら。 -
2025年4月5日(土)6:25 バスの中より 丹波口駅
山陰本線が五条通をオーバークロス。
ちょうど電車が来ました。 -
6:45 京都市バスの清水道バス停から少し東に入ったところ
清水寺に向かいます。
まだ日が低いですね。 -
ザ・ホテル青龍 京都清水
元京都市立清水小学校跡地の有効活用の事業者公募で、10社の中からプリンスホテルに決まり、2020年に開業しました。
昭和初期の風情のある、かつ傾斜地をうまく活かした建築なので、取り壊されなくてよかった。 -
6:52 清水寺門前町の入口
8時から19時は車両進入禁止。
今の時間はまだ車は通れるので、お店にものを運び込むと思われる車両が通っていました。
働いておられる方も大変です。 -
6:58 清水寺に着きました。
ここで人のいない写真が撮れるなんて、すごい。
車両進入禁止以外の時間でも、タクシーで来れるのはここまで。 -
上の写真の階段を上って、下りて、こんなところを通って、また右に回り…
バスを降りてから門までかなり急な坂を登り、階段を上り下りして、すでに疲れました。 -
参拝券売り場はまだ開いていません。
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これくらいには人はいます。
まだ7時前だけど。
この時間帯は拝観入口で参拝券を購入します。
清水寺の開門は午前6時で、これは清水寺の偉いところだと思います。
(そこそこ)静かなお花見のための工夫 その4=早朝に現地着
京都に宿泊している人もなかなか6時台には動かないし、まして当日に電車で来る場合にこの時刻に清水寺に来ることのできる人は少ないので、市内に住む地の利を活かしてすいているうちに来て、正解でした。 -
こんなところを通って。
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お参りを済ませ、舞台に出ました。
視界が開けていて、すごくいい気持ち。思わず深呼吸。 -
舞台からだいぶ下に音羽の滝が見えます。
門前町の道から清水寺の本堂(舞台のあるところ)にかけては尾根になっていて、すぐ横と高低差があります。 -
舞台から奥の院を眺めたところ
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清水寺を含む京都仏教会は北陸新幹線建設に反対しておられ、「千年の愚行」とおっしゃっておられます。←この過剰な敬語でお察しください
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下りとはいえ、この階段はお年寄りや膝・腰が痛い人、子どもを抱っこしている人にはかなりキツイと思われます。なんせ、尾根から谷に下るんですものね。
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上の写真の階段は下りずに、そのまままっすぐ進むと、奥の院に入ります。
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よくテレビで見るのは、ここから撮影しているんですね。
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タ「おはようさん」
あ、見つかってしもた。 -
こんなのを眺めながら
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さらに歩くと子安の塔に出ます。
清水寺は境内が広くて、自然が豊かな中のお散歩はとても楽しい。 -
山の斜面の桜がきれいです。少ないけど。
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子安の塔からは、緩い坂でここまで下ることができます。だけどかなり遠回り。
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音羽の滝
ここの水を飲む人が多いのですが、本来は滝行をする場所。
早朝にもかかわらず、6人がかりで清掃が行われていました。 -
舞台を下から眺める。
家を買ったり転職をしたり、ましてや恋愛で告白するくらいでここを飛び降りてはいけません。
清水寺はお花見というより、お参りと気持ちのいいお散歩の要素が大きかったです。 -
では、八坂の塔を眺めながら帰ります。
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おまけ
ブラタモリに出ていた場所で、元清水小学校の裏口かと。 -
若竹煮
盛り付けが崩れた。
4月は筍を食べなければいけません。
京都市西京区大枝塚原産は筍の中でも最高級です。自宅から歩いていける住宅地にある、筍の時期だけ普通のお家のガレージで開店するという超マニアックなお店で格安で買います。開店の数日前にハガキでお知らせが来る。
キャッシュレス?X?それ何? -
この日、桜餅も食べました。
関西では道明寺粉を使用したものがほとんどで、クレープのような生地で巻いてある関東スタイルのものは、あまりお目にかかれません。
私は関東スタイルのほうが好きなので、地元密着の和菓子屋さんなのにこれがあって、ウキウキと購入。春の香りを堪能しました。
置き方を間違ったことに気づいたのは、食べてしまった後でした…。(「わ」になっているほうを向こう側にしなければなりませんでした) -
この日は6時前に自宅を出て清水寺近辺を歩き回り、9時過ぎには一旦自宅に戻って家事をして、10時半頃に自宅を出て筍のお店に行って店主と再会を喜び合い、自宅に戻って筍を茹でて家事の続きをし、14時過ぎにまた自宅を出て用事があり、その後に和菓子屋さんに行きました。なんと36,759歩。ヘロヘロに疲れました。この季節は筍が最優先事項なのに、朝から高低差の大きいところにお花見に行くのは無理がありました。
もう、こんなんやらへんわ。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- Tagucyanさん 2025/07/13 17:00:48
- 地元の方の特権
- つららさま
こんにちは
京都市内でお花見。想像しただけで「大変そう~」と思ってしまう字面です。
でも、工夫次第では何とかなるもんですね。これ、表に出すと裏目に出るのでは(笑)
内容を聞くと地元の方の特権のような感じにも見えます。ヨソの人間は、そこまで器用には行動できないので、だから混むときにはとんでもなく混む。
>写真なんて撮ってる場合ではありません。この空間に身を置けること自体がとてもありがたい
これよくわかります。まるでその場の雰囲気に酔っているような気分。
見事にライトアップされた東寺や、まだ早朝で人出の少ない清水寺など、パンフレットとかポスターでそのまま使えるような風景ですね。
それにしても、3万6千歩! しかも高低差付き! 私もひとたび旅行に出かけるとかなり歩きますが、3万歩を越えたことはないです。2万を超えると結構ヘロヘロになってきますので、お察しいたします。
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Tagucyan
- つららさん からの返信 2025/07/20 02:47:39
- 調子に乗って特権を発動したために・・・
- Tagucyanさま
こんばんは
京都御苑は毎年お花見に行っていますが、東寺や清水寺という大メジャー観光地には近づかないようにしていました。清水寺はこけしの花子ちゃんが来る3月上旬でさえ、まだ寒いのに人でいっぱい。しかし、今年は何を血迷ったか、禁断の場所に足を踏み入れてしまいました。
東寺は今回は開花状態が某鉄道会社の「そうだ、(自粛…)行こう」サイトの情報と実状との間に時差があって、本当に助かりました。(コラコラ) おかげで、まさに酔っているみたいに美しい光景に遭遇することができました。
実はここで一番地元ゆえの得をしたのは、ライトアップ初年度なんです。まだ他所の人には知られていなかったためにガラガラで、とても静かで、思わずため息が出るほど。おまけに知人からいただいたタダ券利用でした。(^^;
清水寺は花子ちゃんを見に行った時は山門のところまでだったので、有料ゾーンに入ったのは何十年ぶりです。高低差もあって、ちょっとしたハイキング状態でした。早朝に行くという地元特権を発動したまではよかったのですが、早朝過ぎて、まだスーパーや筍のお店が開いていなくて帰り道に買い物や用事ができず、1日に3回外出する羽目に。とんでもない歩数になって、普通は1万5000歩をこえるとヘロヘロなので、もう完全に私の能力を超えていました。
ここしばらく遠足とお散歩ばかりでしたが、次は久しぶりに旅に出ます。
つらら
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- 毛利慎太朗さん 2025/07/13 13:30:12
- 京の春
- つららさん、こんにちは。
今年も例年と同じく、桜の咲く時期でも暑くなったり、四季とはなんぞや…という心地です。
しかしながら、御所の桜も相変わらずの美しさで、今年は東寺にも出向かれたのですね。
私は東寺の桜のほうが好きかなぁ…と思いました。
花の輪郭がパチッとして、私が女性なら、こんな感じの髪飾りがあったら手にとってみたいなあ…などと思いにふけりました。
東寺の塔のライトアップを「枯れた美しさ」と表現されたのは、語彙力高めだなあ…と感心いたしました。
私も最近は活字離れで、頓珍漢なことばかりいってて、お恥ずかしい…
しかしながら、塔の甍(いらか)の黒と木材の白く浮きだった感じが絶妙ですねえ~肉眼だと、その感動もひとしおなのでは?と思いました。
「関東風桜餅」→長命寺でしたっけ?
私は両方とも好きですよ。
ついいやしなくなって、桜の葉っぱまで食べてしまうクチです…本来は香り付けと防腐のためだと心得てるのですが…
毛利慎太朗
- つららさん からの返信 2025/07/17 20:24:19
- 結局は食い気の春ということで(笑)
- 毛利慎太朗さま
こんばんは
京都御苑はどちらかというと市民の憩いの場所です。普通に犬の散歩をしたり、自転車で通り抜けたり、近所の学校の生徒が走っていたりします。御苑という特殊性はあるにせよ、あの糸桜がある場所は文化財はありません。私にとっては地元のお気に入りスポットです。
それに対して、東寺は圧巻でした。ライトアップが上手いのでしょうね。おっしゃるように甍と五重塔の圧倒的な存在感と桜の美しさと、ビルや電柱のない広い空と、桜を待ちわびていた日本人的なこころとが一緒になって押し寄せてきます。
枯れた感じというのは、語彙力というようないいものではなく、あの黄色いライトのために本当にそんな感じなんです。桜の生命力と対照的でした。
近鉄の駅から歩いて行けますし、おすすめですよ。
桜餅は長命寺派です。そして最近まで「ちょうみょうじ」だと思っていましたが、「ちょうめいじ」なんですね。
桜餅の葉っぱはたしか、食べても食べなくても、どちらでもいいんですよね。私のお茶の師匠は、ご自分で桜の葉の塩漬けを作っておられ、春には自作の桜餅を振るまってくださいます。その時は葉っぱまで食べます。いやしいだなんて、決してそんなことはないと思います。
つらら
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