2025/03/20 - 2025/03/23
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オッさん
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3月のこの時期、労働者へのご褒美、私の大好きな’飛び石連休’があるので、すかさず厚労省ご推薦の「ブリッジ休暇」を頂き、4連休の旅に出ました。
シ-ズン的には桜開花前で、宿は比較的お安く、観光客やインバウンドも少ないので、1年ぶりに関西へ行ってみようと計画した旅行です。
桜は期待できないので、観光名所を探し、4トラ地図の空欄も埋めたいので先ずは滋賀県。ここには国宝五城で唯一未到達の彦根城が控えています。
元々国宝城を狙って旅行していませんが、行く先々にお城があると見に行っているうちに、いつの間にか残り彦根城だけとなっていました。
また、妻が奈良に行きたい希望があり、大好きな京都にも一泊したいなどと考えているうちに、滋賀⇒奈良⇒京都に一泊ずつの移動旅をしてみることにしました。
この旅の問題は、毎日宿泊地を電車で移動するため、荷物の持ち運びに手間と時間を費やすことです。
行く先々でス-ツケ-スを引きずりながら観光するのも面倒ですので、観光順序、ホテルの場所、宿泊地に入る時間、なども十分考えて、事前に荷物の預け先も想定しながら、今回の旅行を計画しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Yahoo!トラベル
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昨日降った季節外れの雪は溶けましたが、まだ肌寒い日で厚手の上着を羽織り出発し、ひかりに乗って2時間チョイ、米原駅で在来線に乗り換えです。ここまで来ると青空も出て良い天気になってました。
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米原からは琵琶湖線で1駅、5分で彦根駅に到着しました。本日彦根の予想最高気温は10度です。
最初のミッションはスーツケースの預け入れです。事前に調べておいた改札出てすぐ右手にあるコインロッカーに直行しました。
なんとラッキ-なことに、一つだけ空いていたロッカー(中タイプで400円)にスーツケース2個預けることが出来ました。
他にも荷物を預けられるところを何ヵ所か調べておきましたが、第一候補でクリアできたので幸先良しです。彦根駅 駅
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彦根駅前にある井伊直政公の像です。駅前は閑散としており、観光客も数人しか見当たりません。
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まずは昼食に向かいます。ここに来たら近江牛をと、口コミ評価が高い’かつ亭 いろは’を目指しましたが、お店の前は行列でした。
えっ!こんなに観光客が来ていたんですね。この店は諦めることにしました。かつ亭 いろは グルメ・レストラン
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次に、候補にしていた口コミ評価点が高い’ミツワ食堂’へ行きました。こちらはちょうど席が空いて直ぐに入れました。地元の方が殆どで皆中華そばを食べてましたので私もそうしました。
町中華で、毎日でも食べられそうな優しい味で美味しかったです。 -
妻はこの街の名物らしい’ゑびすくんうどん’を注文、近江牛入りのうどんです。
ミツワ食堂 グルメ・レストラン
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お腹を満足させ彦根城へ向かいます。お城へ続くキャッスルロ-ドは綺麗に整備され、新しいお店が並び、食事するところなどもあり楽しく歩けます。
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城内に入るとまず広い中堀があります。
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琵琶湖八景とあります。
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内堀の向こうが本丸になります。
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天守を目指して結構急な坂を上っていきます。戦時には敵兵はこの坂を駆け上がるだけで疲れたのでしょう。
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天秤櫓。大手門と表門からの両坂道を登りつめたところにあり、目の前の廊下橋は戦時には落とすらしく、その場合、表門山道、大手門山道を上がってきた敵兵は天秤櫓の高い石垣を登らないと本丸へ侵入できなくなります。
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廊下橋、この橋ですね。
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高く積まれた石垣が見事です。これでお城が高く大きく見えます。
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下から見えた廊下橋の先が天秤櫓です。天秤とはいっても厳密には対称になっていません。
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時報鐘。今も定時に鐘がつかれ「日本の音風景百選」に選ばれています。
幕末期12代藩主直亮の時に、より美しい音色にしようと鋳造のさい大量の小判が投入されたとのこと。 -
天守が見えてきました。大津城から移築されたといわれ、政治的象徴としての外観の美しさだけでなく、城本来の機能である軍事面でも優れています。1952年に国宝に指定されました。
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天守は3階3重の屋根で構成されています。屋根は「切妻破風」「入母屋破風」「唐破風」を多様に配し、2階と3階には「花頭窓」、3階には高欄付きの「廻縁」を巡らせるなど外観に重きを置き、変化に富んだ美しい姿を見せています。
威圧感のある大きなお城ではありませんが、綺麗なお城です。彦根城 名所・史跡
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天守には入ることが出来ます。天守への入場は人数制限があり、10分程度待ちました。ちなみに彦根城以外の国宝天守は、姫路城・松本城・犬山城・松江城だけです。
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天守の中は昔のまま残っている様です。
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井伊直弼の像が展示されています。近江彦根藩の第16代藩主で幕末期の江戸幕府で大老を務め、開国派として日米修好通商条約に調印し、日本の開国・近代化を断行した人物です。
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城内はこんな急な階段が続き、狭いこともあり老人や小さな子供などは降りるのに苦労し結構渋滞が続きました。今まで訪れたお城の中でもトップクラスの急こう配と感じました。小さい子は連れて行かない方が良いですね。
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花頭窓から見える彦根の風景。
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天守から望む琵琶湖の風景。
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彦根の町も一望できます。
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外に出て見晴台から彦根城を振り返ります。
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本丸の脇から西の丸方面へ移動します。
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立派な石垣が構えています。
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斜面に石垣が積まれているので、より高く感じます。二重に積まれた石垣の袂の急斜面を降りていきます。
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内堀まで下りてきました。
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次に向かったのは名勝玄宮園です。1677年頃に彦根藩四代目藩主・井伊直興の下屋敷であった’槻御殿’の庭園として作庭されたのが玄宮園です。
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奥向書院はとても広い造りになってます。中には入れませんが中を覗くことが出来ます。
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御茶座敷と楽々の間。御茶座敷は茶室ですが、建物の構造が耐震構造であることに由来して「地震の間」と呼ばれているそうです。
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玄宮園は槻御殿の後園として江戸時代前期に作庭された大規模な池泉回遊式庭園です。
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中央に掘られた池泉には大小4つの中島が築かれ、さまざまな形式の橋が架けられて自由に回遊できます。
玄宮園 公園・植物園
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池の中ほどに鳳翔台(茶席)が設けられ風情のある景色が楽しめます。
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地元近江国の“近江八景”を表現した庭園とされていて、その池泉は琵琶湖を、池の中に築かれた中島は竹生島を表しているそうです。
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遠くに彦根城が聳えてます。玄宮園内の木々や草花は四季折々の表情を見せるそうです。
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白梅がちょうど見頃。
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橋も景観のアクセントとなっています。
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城内を出てキャッスルストリートを散策しました。
食べたかった近江牛、テイクアウトのお店です。来る時には観光客が並んでいましたが、帰りは空いていたので寄ってみました。 -
せっかくなので近江牛あぶりの握りを頂きました。結構レアですが炙った香りが強く美味しかったです。
この後喫茶店でコーヒーを頂き、暫し休憩。彦根駅まで戻り、預けたスーツケースを回収し本日の宿に向かいます。 -
こちらは本日の宿泊地長浜駅です。在来線で彦根から20分で到着します。
実は彦根、近江八幡、長浜の何処に泊まろうか迷ったのですが、翌日の観光と奈良までの移動を考えると長浜がベストとなりました。長浜には長浜城と黒壁スクエアの観光地があります。長浜駅 駅
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駅前にマイクロバスが停車中で、何処まで行くのか聞くと、正に本日の宿行きでした。グットタイミング。駅からホテルまで1km程歩くつもりでしたが、丁度ホテルの送迎バスに乗れました。
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本日の宿泊先、「ホテルグランドメルキュ-ル琵琶湖」に到着しました。
オールインクルーシブの価値があるホテル by オッさんグランドメルキュール琵琶湖リゾート&スパ 宿・ホテル
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街中には夕食のお店が少ない様なので、夕朝食付きのホテル食にしました。ラウンジの軽食やソフトドリンク、アルコ-ルなどがフリ-のオールインクルーシブです。
夕食もビュッフェ形式でアルコ-ルも飲み放題なので、夕食前にあまり飲み過ぎないようにしなきゃ。 -
チェックインした時は混雑していましたが、しばらくすると席も空いてきました。
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ラウンジでまったりしていると琵琶湖に沈んでいく綺麗な夕日が見られました。
年末年始に見たベトナムハロン湾、そしてカンボジアトンレサップ湖の夕日と同じ美しさでした。日本でも十分美しい夕日が見られるんですね(笑) -
ホテルの隣に聳える長浜城も夕日を浴びて輝いていました。こちらは明日ゆっくり観光する予定です。
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そしてホテルの夕食ビュッフェです。品数が豊富で味もよく十分に満足です。
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お酒も飲み放題!夕食はホテル食にして大正解でした。ゆっくり夕食を楽しめました。夕食後も大浴場に入浴後、ラウンジで飲みなおしました。
本日はこれで終了です。明日は長浜城と黒壁スクエアを観光し夕方奈良入りの予定です。
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