2025/03/10 - 2025/03/10
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ブリブリサラリーマンさん
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最終日。
早朝から温泉はいりだめ。
湯あたりしてもおみやげになるだろうと大浴場で長湯。
いよいよ津軽旅最後の鉄道に乗車。
この旅最後に乗るのにふさわしい特急つがる!
冬の津軽呑み鉄ひとり旅。
やっぱり東北のベストシーズンは冬だ。
滞在中ほとんど雪は降らなかったので、ダイヤの乱れもなく、順調に乗り継ぐことができた。
でも本音は吹雪く青森を堪能したかった。
-
おはようございます!
5時半に起床。
6時から予約している貸切露天へ。
こちらはぬぐるま湯っこ。
眺望がひらけていて空と山をみながら入浴。
朝のはりつめた空気の中、硫黄の香りを楽しみながら、かけ流し温泉にはいる。
肌の細胞たちが喜んでいるのがわかる。
ひとりでは広すぎる雪見露天。
吐出口と排湯口まで距離があるので、好みの温度の場所が選べる。
これほんま、贅沢すぎるで。 -
こちらでも温泉成分を鑑賞。
削りたくなるが我慢我慢。 -
朝食をいただいた後、宿周りを散歩。
昨夜雪が降ったらしく、わずかに新雪がある。 -
宿の前にある日景神社。
せっかくなので参拝をしたいが、参道がとんでもない雪におおわれている。 -
湯屋のすぐそばを流れる川。
大浴場からあふれでた温泉が流れでている。
すんごい量の温泉成分が岩にこびりついて、
ミルキー?ベージュ?
なんと表現したらよいのか、とんでもない岩肌になっている。
削りたい…
そして持って帰りたい… -
チェックアウトしたら駅まで送ってもらう。
帰りは碇ヶ関駅に送ってもらった。 -
えきねっとで予約しといた乗車券と特急券。
碇ヶ関駅で受け取るつもりでいた。 -
券売機はない。
窓口にいらしたご年配の方にスマホで予約したきっぷを発券したいと申し出たが、それはできないと言われた。
その画面を降りたつ駅で提示せよ
さすればなんとかなる
そんなことを言われたので、
青森駅でみせることにしてホームへ。 -
今日もいい天気。
気温があがるらしい。
暖かいのはいいが、ダウンが荷物にならないか不安。
今日は買い物して帰る日。
荷物増えるなー -
10:24 碇ヶ関 発車!
乗車したのは特急つがるE751系。
E751系のカラーはいろいろあるが、つがるの色がいちばん好きだ。
指定席車両に乗車。
今は月曜日の朝。
空席が目立つ。 -
今日も岩城山はきれいな姿をみせてくれる。
標高の高い山は、その土地のシンボルとなり、信仰の対象になり、季節を知らせてくれたりもする。
津軽富士。いい山だなー。 -
新青森駅。
青森までは一駅であと5分ほど。
停車したがなかなか発車しない。
今まで空席だらけだった指定席車両に、わんさかと乗ってくる人たち。
特急券なくても新青森から青森まで乗れるのは知ってるが、こんなに乗ってくるのか。
特急券ない方は自由席車両に乗るようアナウンスされてるが、指定席車両にもなだれこむ人、人、人。
月曜日の11時なのに混雑した特急つがる。
日曜より混み合う車内。
これがJR東日本が販売している、平日限定の新幹線も特急も乗り放題のキュンパスの力なのか。 -
11:18 青森 到着
無駄に長いホーム。
かつては長編成のブルートレイン、特急が来ていたなごり。
上野発の夜行列車降りた時から~♪
北へ帰る人の群れは誰も無口で~♪
きゅんパスの乗客たちは、晴れ渡った青森にテンションがあがり、みなさん笑顔でホームに降り立つ。
平日限定でこんなに観光客が増えるとは、恐るべし、きゅんパス。 -
改札出る時、駅員さんにえきねっと画面を見せる。
表の券売機で発券して、ここにきっぷ持ってこいと言われた。
降りてからきっぷ発券してなんの意味があるんや!
と言いたかったが、
昨日五所川原駅で駅員に叱られたおっさん。
従順な乗客となり券売機へ。 -
さて、これから買い物だ。
まずは地酒を買いたい。
駅から歩いて数分の、地酒庵さとうに向かう。 -
豊杯を3本購入。
にごり生酒
しぼりたて生酒
純米吟醸
ほんとはもう一本買いたかったが、手荷物に限界を感じて3本で我慢。
関西では買えないであろう生酒を2本。
なかでも季節限定の豊杯にごり酒を買えて満足。
発酵してるので、栓にガス抜きのための穴が開いている。
店員さんからは倒さずに持ち運ぶよう説明された。
これから関西まで飛行機で持って帰るんすよー、と言うと
「宅配で送る?」ときかれる。
「だいじょうぶ!気合で持ち帰ります!」と返答。
だって送料もったいないでしょ。
しかし、この時買ったにごり酒、あとでちょっとした問題となる。 -
にごり酒を購入してるんるん気分でアウガ新鮮市場へ。
カレーが有名な丸青食堂で、青森丼なるものを食す。
昼間っから豊杯の「ん」もいただく。
この旅最後の盃だ。
まぐろ、帆立、いか、海峡サーモンと、青森を代表する海鮮スターが鎮座する海鮮丼。
50年近く生きてきたなかで、だんとつ1番に美味いと言えるマグロだった。
おっさんは味覚が肥えているわけではない。
どちらかと言えば鈍感かもしれん。
美味しいと評判の店の料理なら、美味しい気がするー、なんて思う単純な客だ。
しかしこのまぐろは本物だ。
マグロ本来の味が濃いのがおっさんでもわかる。
お値段2400円。
安いのか高いのかわからん。
しかし美味くて感動したのでヨシとする! -
そのあと、市場で筋子を購入。
筋子屋の青森マダムに保冷剤をもらい、持参した保冷バッグにイン。
筋子なんてふだん買わないので、これまた高いのか安いのかわからん。
できることなら家族へのおみやげに、ご当地スーパーの刺身を買って帰りたかった。
しかし時間がないので断念。
あれも買おう、それも買おうと、持参してきた大きい保冷バッグ。
筋子1本で持ち帰ることになった(泣)青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館
-
青森港をぷらぷら散策しながら、2店舗でアップルパイを購入。
りんごジュースにせんべい汁も買った。
港のお散歩道は除雪されてなくて、どっさりと雪が残ってる。
ぽっかり空いた穴をのぞくとゆうに50㎝はありそう。
たった50㎝の深さといっても、歩いててこの穴に落ちると(汗) -
青森空港行きバス
北海道新幹線H5系カラーのJRバス。
こいつに乗車して青森空港へ。 -
さらば青森!さらば岩城山!
機内でにごり酒を大事に抱えていると、客室乗務員から前の座席下にいれるよう言われる。
いや、これは横に倒してはならないにごり酒なのでそれは無理なんです
と言うと、
空いている席ににごり酒を置いて、シートベルトをかけてくれる客室乗務員。
「今回は空席があるので対応させていただきました。今後は対応致しかねます」
そう言われた。
次はないと思え。そう言いたいのであろう。
しかし「離着陸の時はお子さんをしっかり抱いて下さい」とアナウンスしている。
だったらにごり酒もしっかり抱いてたらええんちゃうの? -
旅がおわる。
旅にでる前は、あれやこれやと情報を集めまくって、心も身体も、ウキウキワクワクで3歳児のようにはしゃぐ日々。
しかし、帰ってきたら待っているのは仕事。
心の中は旅の思い出ばかりで、仕事がはかどらない。
旅の後遺症である。
その旅の楽しさに比例して症状はひどくなる。
乗り鉄楽しかったなー
昨日の今頃は露天風呂入ってたなー
ストーブ列車でスルメ食べたらよかったなー
そんな旅情緒から醒めない気持ち。
それを文章にしてると、旅のつづきをしているように思えて、旅後遺症もいくぶんマシになった。
若い頃は寒い時に寒い場所へ行こうなんて思わなかった。
寒い冬こそ日本を脱出して、南国に行くべきと考えて、東南アジアによく行っていた。
50を手前にした今、寒い時に寒い場所へ行くのがたまらん好きになった。
雪景色眺めて、露天風呂入って、旨い肴と酒をつまむ。
そこにローカル線があれば極上リゾートだわ。
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