2022夏→秋　利尻島で３か月半、働きながら旅してみた　＊日帰り礼文島編【②-2:レブンソウが見たい！桃岩コースハイキング後編】

2022/07/26 - 2022/07/26

※2022年6月～9月の利尻リゾバ滞在のお話です。
※2022年ＧＷ～10月末まで「人生の中間休暇」満喫中。
※花多め、似たような写真続きます。適当に飛ばしてください。
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7月中にもう一度礼文島に行きたい！！レブンソウが見たい！！
（できればレブンキンバイも見たい・・・）
ってことで、礼文島に日帰りでハイキングにやってきました～(・∀・)

今回は「桃岩コース」を一人ふらふらお花撮りつつ歩いてみた。
この時期はお花もいっぱい咲いててレブンソウもバッチリ見れたし、なによりコースが終始絶景＊*
香深港から桃岩展望台を通って、知床（島の南端のあたり）へ抜ける方向で歩いてみたんやけど、絶景ポイントは「桃岩展望台」だけじゃなかった！
キンバイの谷、ツバメ山の大眺望に感動したし、最後の方で出て来た「元地灯台」は特に気に入ったわ～

写真が増えすぎて前半・後半に分けたけど、大して内容は変わらないｗｗ
ただひたすら景色と花の写真だらけの完全自己満記録です。
適当に飛ばしてください。。。

エリア 礼文島(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 徒歩

やっと元地港を見下ろせるところまで登って来た。
すぐに写真ストップするから通常よりも時間かかってるやろな～

ツリガネニンジン♪
紫のベルみたいな花。

手前の白いのはヤマハハコやね。

うわ～～～～すごい！
斜面いっぱいオニシモツケの大群生(*‘∀‘)!!

めっちゃキレイ・・・( *´｀)

こんなんさぁ、立ち止まれずに進める人おるんかな。
利尻滞在1か月たったけど、私は未だに「絶景耐性」がつかへん。（そして写真が増えていく・・・）

ミヤマキンポウゲ発見！

黄色い花はレブンキンバイが見たいんよね。
最盛期は終わってるはずやし、もう残ってないんかな。

この先に「キンバイの谷」っていうポイントがあるからうっすら期待してるんやけど。

小さいかわいい花～
これは前半の「近道」で咲いてたやつともちょっと違うっぽい。
厚めの丸い葉っぱ、花びらは切れ目があって・・・
調べてみた感じ、オオミミナグサかな？

※花の名前については後日図鑑やネットで調べました。間違ってたらごめんなさい。

ずーーーっとこんな大自然が続いてて、どこ見ても絶景！
歩てるだけでデトックスされていく気分～＊*

桃岩展望台から南へ向けて歩いてるねんけど、結構アップダウンある。
若干強めの登りもあるし・・・
利尻山ほど「登山」ではないけど、ある程度ちゃんとした靴の方がいいと思う。

道標の所まで来た。
桃岩から0.9キロ。。。え、まだ1キロも歩いてへんってマジｗｗ？
元地灯台までは1.6キロ。

そんな気はしてたが、
全然進んでなかったらしい(´ー｀)

ってことはつまり、まだまだこんな絶景の場所が見れるってことやん！
最高やな！！

いつの間にか猫岩がちょっと近くなってきた。
緑の斜面に青い海、

そしてネコ。

この辺はまだイブキトラノオが結構残ってた＾＾
多分あと2週間早かったら絶対もっとこの辺お花多かったと思う。

～～～。・°。＊°・.・。*

昔からほぼ変わってなさそうな海岸線がとにかくダイナミック。迫力もある。
崖一面の緑がキレイ！！

木がないのは伐採されたとか、山火事の影響もあるやろけど、ただ単に風が強すぎるせいもありそう。

ミソガワソウと猫岩☆

ここら辺の海岸沿いの道路はこれ以上南方向へつながってなくて行き止まりやから、桃岩コースからしか見れない眺めも多いと思う。

通路沿いのシオガマギク。
このお花は丁度見ごろやったな。いたるとこで見かけた。

クサフジ、ツリガネニンジン、ミソガワソウ・・・紫系のお花も多かった。

お！利尻山。
今日は雲が低くてこんな感じやけど、これ晴れてて青空広がってたらそれこそ私はいつまでたってもゴールできへんのちゃうかと思う(´ー｀)

猫岩の背後の辺りまで来た。
海が透き通ってる・・・＊

おぉ？！これはもしやリシリソウでは？！
図鑑で見て、実物見てみたいと思ってた花やん!!

初めて見れたーーヾ(*´∀｀*)ﾉ
色はクリーム色に薄い黄緑で目立たんけど、★みたいなカワイイ形と赤いおしべがポイントやな。

リシリソウって名前なのは利尻山で初めて発見されたかららしい。
でも実際には礼文の方がいっぱい咲いてるねんて。
逆に利尻山ではほとんど見られないとか。

こういう利尻・礼文ならではの、ココでしか見れない植物がけっこうあるんよね～
目ざとく見つけれてよかった！

立ち枯れた花と利尻山。
これぞ北の果ての秘境やな。

また来年ここは花いっぱいになるんやね。

～～～～。・°.・*。・°

海は透明度MAX！
ここらへん特にキレイやった気がする。

～～～。・°。＊°・.・。*

～～～。・°。＊°・.・。*

あかん、また止まってた(;'∀')
丘を登って～

ここを少し下った後はあの丘を登るみたいやね。
あの一番高い所がツバメ山かな？

ミソガワソウに囲まれた道を歩いて・・・

礼文島の西側海岸線の絶景を眺めつつ・・・

12：08　キンバイの谷に到着！

こっちは利尻の方向、東側の眺め。
今は背の高いセリ科の白い花ももうほとんど終わって、緑多めな感じ。
ここまでくればもしかして・・・って思ってたんやけど、レブンキンバイは咲いてなさそう(´・ω・)
ちょっと時期が遅すぎたか。

でもここも絶景ポイントやな！
西側の海に向かう遊歩道なんてもう!!( *´艸｀)

おぉ～～～！！
ここにレブンキンバイが咲くと思うと・・・
いつか見てみたいなぁ～

・・・・ん？あれはもしや！！

レブンウスユキソウやん！！
さっきも一輪だけ見かけたけど、こんなとこでまだこんなに咲いてるなんて＊
白い☆みたいな花が意外と目立つんよね。
かわいい～

黄色い花！
と思って望遠レンズでアップしてみたらトウゲブキっぽかった。

そしてまたもやリシリソウも発見。
レブンキンバイは見れんくても他のお花が結構咲いてるやん♪

リシリソウのゆるくうねった茎が優しい感じで好き。
色合いも優しいよな～
やさしさのリシリソウ・・・(´-｀*)

清楚なレブンウスユキソウ・・・(´-｀*)

それぞれ個性があっていいなぁ

海を臨むこのテラスもいい！
しばらくまたここで写真＆休憩タイム。

東方向は利尻山がバーンと。

遊歩道沿いのチシマアザミ。
利尻・礼文はアザミが多いな～
よく見かけた。

レブンウスユキソウ、7月最初の休みみ林道コースに見に行ってんけど、あの時は霧に包まれた中で群生してて感動やったな～

こんなにすぐまた会えてうれしい！

今日は見れないと思ってた。
こんなにかわいいのに、実は氷河期から生き抜いてきた花。
そう思うとかっこよくも見えてきた。

ほなそろそろ行きましょか！

ちょっと進んできた道を振り返った図。
左にちょこんと抹茶まんじゅ・・・じゃなくても桃岩見えてる。

細い遊歩道で左に伸びる直線部分、あの辺がキンバイの谷の絶景デッキ。

だんだん登り坂になってきた；
でもこの坂道からの景色がすごい！
一番上が楽しみ～＾＾

ヤマハハコ発見！
白い花が密集して咲いててボリュームあるなぁ
ちょっとノコギリソウと似てる。

この大きな黄色いのはオオダイコンソウかな。

大根の葉っぱに似てるからこんな名前やけど、オオダイコンソウは大根ではないので食べれません。因みに「ダイコンソウ」は葉っぱとか食べれるらしい。

おぉ～～～すごいすごい！
ここまでも絶景続きやったけどさらに見晴らし良くなってきた！

登ってきた道。
歩いてきたのはずっとこんな丘陵地帯みたいなとこやったんやけど、急に登り始めた。この辺がルート上で一番の坂道かも。

・・・・( *´□｀)

ひゃーーーーなんてこった～
まだこんな絶景隠し持ってたんか！

猫岩は見えないけど、猫岩のあるあの入り江やと思う。
美しすぎる。

利尻山ももちろん全景が見える！
曇ってるけどね。

すんごい絶景ロードやん！
桃岩とか溶岩ドームも眺められて、

そしてこの海岸線＊
来て良かった・・・(´；ω；`)

普段から無い語彙力がさらに無くなってます。
コメント不要やな。

頂上に到着～！
ツバメ山っていうらしいね。
ここが桃岩コースで一番の眺望かもしれない。

桃岩展望台も太古の大自然感じられて迫力あったけど、、、

この眺望はすごい！それしか言えん。
これが日本最北端の島。

右下の赤い屋根がかの有名な名物ユースホステル「桃岩荘」。
いつか泊まってみたいような、ずっと知らないままでもいいような・・・そんなユースやと思ってる。

風が強いから雲がすごい速さで流れていく。
緑の絨毯も波打つように見えて、こっちも絶景。

気持ちいい～＊

あとは利尻山の方向へ下っていくだけ。
ゆるゆる行きましょ。

トウゲブキはコース全体で結構多かったな。

ちょっと谷みたいになった場所はもれなくお花畑やね。
黄色いのはトウゲブキ、背の高い白いのはセリ科の花で、紫はミソガワソウとツリガネニンジン。まだイブキトラノオも咲いてる。

濃いピンクのあつまりは多分カラフトゲンゲ。

日が差した瞬間の青い海と丘のコントラストがキレイ過ぎる～＊*

～～～。・°。＊°・.・。*

～～～。・°。＊°・.・。*

ついに猫岩の左側に回って来た！
こっちから見たら全くネコらしさのカケラもないなｗ

しばらく尾根を歩くこんな道。
柵があるから安心やね。

・・・・こないだあの山のてっぺんまで行ったなんてまだ信じらへん。

今日も利尻山の上は雲海かな～

だんだん知床らしき町が見えてきた！
ゴールが近いかも。

尾根の右下は結構急な崖になってるねんな。
引き込まれそうな海の色を楽しみつつしばらく進んだら・・・

急に灯台が出て来た！！
道がカーブしてたり上り坂やったりで見えてなくて油断してた；

北海道の灯台ってだいたいめっちゃ絶景ポイントに建ってるけど、ここもすごい場所やな(ﾟДﾟ;)

孤高の灯台・・・・＊

めっちゃ気に入った！
ツバメ山からの絶景も最高やったけど、この灯台もめちゃくちゃお気に入りや。
ロケーションが良い。

えっと、今の時刻は12：33。キンバイの谷から30分くらいか。
目指すゴールの「知床」まではあと2キロ。

ちょっと寄り道になるけど、ここまで来たら「元地灯台」寄っていくよな～♪

ちょっと道は逸れるけど、右手の灯台の方へ＝З
ゆうてもすぐ近くやからそんなロスタイムではないはず。

12：37【元地灯台】に到着！
へーこの灯台って昭和29年からここにあるんやな。
結構最近なんやね。

ここまでで香深の港から歩き始めて2時間半くらいか。
ベンチもあるし、そろそろお昼休憩することにしよ～

いただきまーす♪

朝、利尻島の鴛泊港にある「PORTO COFFEE」で買ったピザパン。
具沢山やね～
ジャガイモ、マッシュルーム、コーン、ベーコン、トマト、ピーマン・・・ん～美味しい( *´H｀))ﾓｸﾞﾓｸﾞ

おやつはウズラの卵（燻製）。
これ小分けやし、非常食にめっちゃいい！
こないだの利尻登山にも持って行った。

でもビールが飲みたくなるから要注意。

灯台は点検作業してはって、裏手とかは行けなくなってた；
ほんまは灯台周りぐるっと歩けそうやったんやけどな～

30分くらい休憩したし、そろそろ行きましょ。
元地灯台、また来たい！

灯台からは利尻山に向かって出発＝З

あ、フェリー！
お昼の便が出たとこか。

利尻の裾、あの左の端っこのポコっと盛り上がった岩みたいなのがペシ岬やな。もうだいぶ島の地理は覚えてきた＾＾

振り返って☆

こうやって見ると灯台までもゆるく上り坂やね。
この辺ですれ違った女子3人組は礼文島でリゾバしてる子達かな？
しんどい～言いながら登って行ったｗ

そろそろラストスパート！

お花はこのへんかなり減ったけど、足元にはウツボグサが咲いてた。

天気は良くなってきたかも？
な～～んもない丘の景色も好きです。夏らしくて。

これはハルジオン。
外来やけどもうすっかり日本ではおなじみの野草やね。

いつもなら素通りする花やねんけど、この機会に調べてみた。
外来種で繁殖力も強いからあんまり増えると良くないみたい。
でもこれ、食べれるらしい！グーグルさんによると、「葉、茎、新芽や若芽、蕾など大半が可食部位となる」やってさ。春菊の様なほろ苦さがあるとか。
知らんかったー(ﾟДﾟ;)

13：11　道標が出て来た。

元地灯台から1キロ歩いたらしい。
前半の桃岩展望台から0.9キロとは全然進む速度が違うｗｗ

ちょっとした森林？林区間を抜けるみたいやね。
そしてその先に・・・

りしり～～～☆彡

「リシリ」はアイヌ語の「リイ・シリ（リィシリ）」が語源で、意味は「高い島」。
利尻山は対岸とか海から眺めたときの方が高く感じる気がする。

最後、ラストスパートで林の向こう正面にそびえるお姿。
かっこいい～( *´艸｀)

ゴールにぴったりな展開やな♪
ラストに向けて盛り上がる↑↑

・・・・しかし、知床はまだか？
あとちょっとって思ってから結構歩いてる気がする。

また森林地帯出て来た。
下界に下った方が山がよく見える気がする・・・
礼文島上空の雲が低くて邪魔してただけやったんかも；

桃岩コース、知床側からスタートする今回とは逆ルートで歩いてもいいねんけど、それやと利尻を背中にしながら歩くことになるからちょっともったいないかもね。
景色重視の方は桃岩のとこから南に下る方がオススメかも。

13：21　一旦ゴーーールヾ(*´∀｀*)ﾉ
厳密には知床バス停がゴールなので「一旦」ね。
（ハイキングゾーンはここまで）

10：10頃に港を出たから休憩含めてトータル3時間10分くらいか。
ガイドマップには大体3時間40分って書いてたからそんなにロスタイムなかったってこと？あんなに写真撮りまくってたのに(笑)？！

こんなとこに看板あったわ。

桃岩コースで出会える花一覧で復習タイム。
レブンキンバイソウ見たかった～(´・ω・)
でもレブンソウとか他はいっぱいみれた～(´▽｀)

そうそう、レブンコザクラもこのコースで群生しててすごいらしい。
5月～6月にも来て見たいな。
ほんまに何度でも歩いてみたいコースやったわ。（利尻山登るより全然楽やしｗ）

さて、高原ハイキングゾーンは終わったし、帰りの船は16時30分発でまーだまだ時間あるし、ここまで来たんやったら【北のカタリヤパーク】で休憩＆見学して行こう！

おまけの観光編へつづく＝З