2025/03/09 - 2025/03/12
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日程
●3月9日(日)
東京(21:50)⇒サンライズ出雲⇒
列車中泊★サンライズ出雲
●3月10日(月)
⇒出雲市→小屋原温泉・熊谷旅館《臨時休業》→海の店ささき《昼食》→石見銀山・大森地区→温泉津温泉(元湯、薬師湯別館)
温泉津温泉★寛ぎの宿・輝雲荘
●3月11日(火)
温泉津温泉→千原温泉・千原湯谷湯治場→小屋原温泉・熊谷旅館→道の駅とんばら《昼食》→出雲湯村温泉→塩ヶ平温泉→湯抱温泉
湯抱温泉★中村旅館
●3月12日(水)
湯抱温泉→三瓶温泉(亀の湯)→有福温泉→美又温泉→浜田港→セリーヌ《昼食》→増田港→衣毘須神社→萩・石見空港
萩・石見空港(18:15)⇒ANA728⇒羽田空港(19:50)
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今回の島根県の移動ルート。
東京からサンライズ出雲で出雲市駅に入り、行程はすべてレンタカーになる。
帰りは益田近くの萩・石見空港から戻ることになる。 -
【3月9日(日)】日本に残る最後の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」。
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サンライズは今回で4回目の利用になる。
東京から乗るのは2回目で前回も出雲市へ向かった。
https://4travel.jp/travelogue/11673820
2021年 山陰-A(島根)出雲・松江 -
最近出発時間が22時発から10分早まり21時50分発に変更されている。
東海道線に通勤特急が運行されるようになり、それらの列車が毎時0分発に統一された影響だ。 -
出雲市行きサンライズ出雲。
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出雲市へは今回もシングルを利用する。前回は平屋の部屋を予約できたが今回はネット予約解禁のため予約が困難になりつつあるので座席を指定する余裕はなくなってしまった。
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指定された席は下段。
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連日1ヶ月前の10時に予約しないと席を取ることは困難になっている。
A寝台(シングルデラックス)に関しては予約できるかは運次第だ。今回は2日にわたって挑戦したがA寝台(シングルデラックス)を予約することはできなかった。
全席指定なのにホームに並んでいる客がいたのはシャワーカード目的のようだ。3号車と10号車に行列ができていた。
過去3回の乗車ですべてシャワーは利用しているが今回は出雲市到着後、温泉に行く予定があるのでシャワーカードは買わないことにした。
https://www.youtube.com/watch?v=ucdhmWofrXo
東京を出た後は横浜に停車。その後静岡県内の駅に結構停車する。 -
【3月10日(月)】 岡山駅に到着。
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岡山で高松行きとの切り離し作業が行われるので7分ほど停車する。
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ホームの自販機でホットコーヒーを買うことにした。
朝食は昨日出発前に東京駅で購入したハムチーズたまごサンドを食べることにした。 -
米子に近づくと車窓から大山が見えてきた。
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10時に出雲市駅に到着した。
出雲市駅 駅
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出雲大社をイメージした出雲市駅の高架駅舎。
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南口のトヨタレンタカー出雲市駅前店に向かった。
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案内された車はパッソ。
返却は2日後の17時に石見空港で返却する。乗り捨て料金必要で結構な出費になった。スタッドレスタイヤもいるかもしれないと思っていたが、天気予報を見ているとその心配はなさそうだ。
出雲市を出発。一路小屋原温泉熊谷旅館へ向かった。 -
西へかなり走ることになるが山陰自動車道は出雲インターから西は無料区間になっている。
なので積極的に利用できる。
山陰自動車道を太田朝山インターで降りた。
その後三瓶山付近の山道を走りながら、最終的にかなりの酷い山道をショートカットで小屋原温泉に向かった。
対向車が来たら一巻の終わりといった感じの道が数キロ続く。そして40分ほど走り熊谷旅館に到着した。 -
小屋原温泉・熊谷旅館。どうやら臨時休業のようだ。
朝から確認の電話が繋がらなかったのである程度予想はしていた。
一か八か来てみたのだが、休みだから繋がらなかったのか。仕方ない。よくあることだ。
まだ明日以降来るチャンスはある。
この近くの池田ラジウム温泉は日帰りはやってないようなので大田市へ向かうことにした。小屋原温泉 熊谷旅館 宿・ホテル
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大田市の西の方に名物穴子の天丼を出す店があるので向かった。日本海が見えてきた。
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11時45分に店に到着。
「海の店ささき」。海の店 ささき グルメ・レストラン
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穴子一匹を使ったインパクトのある天丼を出す人気店で駐車場は混雑していて車を停めるのに苦労した。でも行列ができるほどではなく席には余裕があった。
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穴子天丼定食(大)¥2,000。刺身付きだ。
順番に作るのでかなり待つことになった。 -
運ばれてきた穴子天丼定食。穴子一匹が使われている。
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せっかくなので近くの世界遺産の石見銀山に行くことにした。
石見銀山 名所・史跡
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大森代官所前駐車場に車を駐めることにした。今日は空いている。平日以外はここに車を駐めるのは難しく、バスで移動した「石見銀山 世界遺産センター」に駐車場に駐めないといけないようだ。
しかし石見銀山の坑道の入り口「龍源寺間歩」へは車では行けず、ここからレンタルサイクルで数キロ走らなくてはならない。
そこまで興味はないし石見銀山の拠点の「大森銀山重要伝統的建造物群保存地区」の街並みだけ見学することにした。 -
代官所跡にある石見銀山資料館(いも代官ミュージアム)
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城上神社
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天気も良くサイクリング日和なのだがどうしても坑道まで行く気になれない。
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高台にある観世音寺から大森の街並みを見下ろして満足。岩見銀山をあとにした。
宿泊先の温泉津(ゆのつ)温泉に向かった。
岩見銀山インターから湯里インターまで山陰自動車を経由。 -
温泉津への分岐を曲がる。
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温泉に向かう途中、温泉津駅に立ち寄った。
温泉津駅 駅
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特急も停まる駅だが無人駅で駅舎はJA温泉津と一体化している。
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駅前は温泉の玄関口だった雰囲気今でも残っている。
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駅から温泉街までは歩いても行くことができる。
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海岸沿いを進んだ先に温泉街がある。
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温泉津湾。
石見銀山の積み出し港でもあった。今となっては鄙びた漁村になっている。 -
温泉津港の近くには岩をくりぬいた祠のようなのがあった。
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こちらも岩にめり込んでいる。
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今夜は温泉津温泉の旅館に泊まることになる。
また温泉津温泉のレトロな外観で有名な薬師湯別館貸切湯を16時から予約している。しかしまだ時間が早いので泉薬湯・温泉津温泉元湯(元湯温泉)に入ることにした。温泉津温泉 温泉
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千古の歴史を誇る「泉薬湯」。
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泉薬湯・温泉津温泉元湯(元湯温泉)。
建物には湯治の湯と書かれている。その名の通り地元民向けの共同浴場になっている。
入浴料は500円。 -
元湯の浴場の様子。
源泉掛け流しの風情のある浴場だ。浴槽は三つありぬるい浴槽、熱めの浴槽。激アツの浴槽。一番熱いのは49度くらいある。全く入れないことはないが2、3秒が限界だ。源泉は鉄分濃度の濃い塩っぱいお湯だ。
地元の人もどんどん入ってくるので狭い浴場はあまりゆっくりできる雰囲気ではない。 -
温泉津温泉の温泉街。ただ営業している旅館はそれほど多くない。
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こちらはレトロな薬師湯の旧館(震湯)。大正8年の木造洋館だ。
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薬師湯の旧館(震湯)
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温泉津を代表する公衆浴場「薬師湯」。
薬師湯別館貸切湯を16時から予約しているが受付は本館で行う。薬師湯 温泉
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薬師湯別館の貸し切り湯は薬師湯の向かい側の建物に入っている。
薬師湯 温泉
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こちらが薬師湯別館。
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薬師湯別館貸切湯の脱衣所。
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脱水症状防止のための飲料水が準備されている。
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薬師湯別館・貸切湯の浴槽。
貸し切り湯は40分間入浴可能だ。
別館なので源泉から少し離れているが濃度は濃い。温度はそれほど熱いくなく長く入っていられる。
浴槽は小さいが温泉成分が堆積した迫力のある浴槽。
入浴料は1600円と安くないが入る価値はあると思った。
https://www.youtube.com/watch?v=kvk8N_uk7Qc -
入浴後は薬師湯の建物に戻り、休憩所を利用することが出来る。
2階はレトロな内装の談話室になっている。 -
3階は屋上テラスになっていてコーヒーのセルフサービスがある。
テラスからは温泉津の街並みを見下ろすことが出来る。
隣の建物は隣は薬師湯の旧館(震湯)で、大正8年の木造洋館です。屋根の構造物が特徴的で雰囲気がいい。 -
今夜の宿泊先は「寛ぎの宿・輝雲荘」。
専用駐車場に車を駐め宿に向かった。 -
「寛ぎの宿・輝雲荘」。
薬師湯にも近い温泉街の歴史的建造物を利用した旅館だ。
温泉は薬師湯から引いている。温泉津温泉で唯一の露天風呂がある旅館でもある。寛ぎの宿 輝雲荘 宿・ホテル
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日本庭園の中庭もありかなり敷地は広い。
廊下の扉は自動ドアでハイテクだ。 -
部屋の様子。
宿泊代金は1泊2食付きで18,850円。 -
お茶を入れてもらい館内の説明を受けることになった。
夕食は5時半からお願いすることにした。 -
和菓子は三瓶のそばまんじゅう。
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押し入れに準備されていたアメニティ。
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温泉に向かった。
男女入れ替え制で23時半に入れ替えが行われるようだ。 -
内湯は薬師湯から引かれた茶褐色の温泉だ。
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温泉津温泉唯一の露天風呂。
露天風呂のお湯は薬師湯源泉ではなく、無色透明で循環のセラミック湯とのこと。 -
夕食は17時からで部屋食になる。島根の新鮮な海の幸が使われている輝雲荘会席だ。順次部屋に運ばれてくる。
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浅婦と菜の花の美味和え
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酢の物・蛍イカ酢味噌
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造里・盛り合せ(鯛・のどぐろ・向八)
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焼物・輝雲荘の焼鯛。
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小物・茶碗蒸し。
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台物・まる姫ポーク鍋。
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油物・川海老唐揚げ。
蓋物・同八竹の子蒸し。
吸もの・蛤。
ご飯物・島根県産こしひかり・香の物。 -
デザート 苺ムース。
きめ細かい洗練された料理と味に満足。 -
食後夕暮れに染まる旅館の建物と温泉津の街並み眺めながら散歩することにした。
今泊まっている輝雲荘と薬師湯の周辺が最も風情があって雰囲気がいい。寛ぎの宿 輝雲荘 宿・ホテル
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夕暮れの薬師湯と風情のある温泉津温泉街。
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こちらは元湯。
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食事を終えた宿に戻り再び温泉にはいることにした。
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夕暮れの露天風呂。
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公衆浴場の薬師湯は21時閉館だ。20時30分まで入れるのでこの時間なら空いているかもと思いに行ってみた。
温泉津の主な浴場は貸切家族湯以外は全て行けたことになる。
お湯は熱めだが割と長く入っていられる。し
かし薬師湯は締め切りの時間に大量の客が入ってきた。人が多すぎる。浴槽は一つでそれほど大きくない。芋洗い状態でとんでもないので早々に退散することにした。 -
風呂上がりに休憩所でコーヒーを無料もらえるのはうれしい。
21時に宿に戻ることにした。 -
【3月11日(火)】
宿の浴場は入れ替えが行われている。 -
内湯は薬師湯。
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露天風呂。昨日の浴場よりも狭く見晴らしも良くない。
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旅館の中庭。
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朝食は7時から。
食事が部屋に運ばれてきた。
https://www.youtube.com/watch?v=exQpx39zyRU
食事を終えチェックアウト、出発することにした。
いい宿だがあまりゆっくりもしていられない。7時半には出発だ。 -
フロントに置かれていた温泉津温泉の温泉むすめ「温泉津佐間」のパネル。
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輝雲荘オリジナルのパネルもある。
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輝雲荘オリジナルグッズも売られている。
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駐車場に向かい出発。
後方はのお寺は「浄土真宗本願寺派 西楽寺」。
今日はまず千原温泉に向かいたい。 -
湯里インターから山陰自動車道に入り東へ戻る感じで石見銀山インターで下りた。
今日は三瓶温泉方面に向かう。 -
島根県美郷町。まずは千原温泉に向かった。
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ここからすれ違うのも難しい道になるが千原温泉はすぐだ。
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川沿いに佇む鄙びた温泉「千原温泉」
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ひなびた温泉ランキング一位。
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「千原温泉 千原湯谷湯治場」
千原温泉 温泉
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足元湧出の源泉掛け流し。
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温泉旅館の名残を感じるエントランス。
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暖簾の向こうが脱衣所になる。
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8時からの営業で朝の方が空いている気がしたので早い時間に来てみた。
狭い浴室なので他に人がいたらどうしょうもない。 -
温泉はぬる湯の炭酸泉で足下湧出。
木の板が敷かれていて下から湧き出ていて泡が吹き出し、なかなか気持ちのいい温泉だ。
https://www.youtube.com/watch?v=J39-duVwSBc -
お湯がぬるいので上がる時五右衛門風呂であったまってから出ることになる。五右衛門風呂は薪で焚かれ42度くらいに温められている。
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三瓶温泉の亀の湯に来てみたが火曜日は休みだった。また来よう。
三瓶温泉 温泉
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続いて昨日臨時休業だった小屋原温泉・熊谷旅館に向かった。今朝電話で確認して今日は大丈夫とのこと。
小屋原温泉 熊谷旅館 宿・ホテル
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こちらも鄙びた温泉旅館で貸切で入れるのでいつでも大丈夫だが行ける時に行っておきたい。
貸切湯が2ヶ所。温泉成分の堆積した風情のある浴室は使用中だったので少し待つことにした。50分の制限時間があるのでそれほど待たされないだろう。 -
先客が出てきたので入浴料の600円を払い浴室に向かった。
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こちらはもう一つの貸し切り湯。新しい浴室で温泉成分の堆積はない。
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こちらは浴槽に温泉成分が堆積している貸し切り湯。
シャンプーと石けんは備え付けられている。 -
小屋原温泉熊谷旅館は見事な炭酸泉では。湯口近くにいると肌はあっという間に泡まみれになる。暑くなく長湯できるお湯だが50分の制限時間があるので出ることにした。
https://www.youtube.com/watch?v=QtZMvWLwcJY -
三瓶山・西の原
大山隠岐国立公園。西の原 自然・景勝地
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西の原の天然記念物「定めの松」
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神戸川に架かる志津見大橋を渡る。
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昼食は道の駅とんばらに立ち寄った。
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道の駅「とんばら」のレストランやまなみ。
道の駅 とんばら 道の駅
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道の駅「とんばら」
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ワニフライというのを注文。
この店はトンカツなど揚げ物のメニューは豊富で美味しそうだ。 -
ワニとはモウカ鮫というサメとのことだが味はいかに。
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まずいかもしれないと思ったが白身魚のフライで美味しい。流石に変なメニューは置かないだろう。
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出雲湯村温泉に向かった。温泉神社と河原に湧く川原湯があるので見てみたかった。
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湯村温泉湯乃上館。
共同浴場は朝電話で確認したらポンプ故障で休みだと言われた。とはいえせっかくなので来てみた。湯乃上館 宿・ホテル
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藁葺き屋根の湯村温泉湯乃上館。
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湯村温泉湯乃上館共同浴場。
予定通り故障中。 -
斐伊川の河原には「出雲湯村温泉 露天風呂野湯」という天然の露天風呂がある。
この浴槽は冷たくてはいるのは無理だ。 -
この浴槽はお湯で一応暖かかったが入るのは厳しい。
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浅すぎるし水草が多くあまり綺麗ではない。頑張れば入れなくもないがやめておこう。
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三瓶方面に戻りたいが、途中塩ヶ平温泉に立ち寄った。他に誰も客がおらず独占できたのは良かった。
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塩ヶ平温泉は別名「まめなか温泉」というようだ。
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ここも温泉の成分が堆積した雰囲気のある浴室だ。鉄分の含まれた茶褐色のお湯だ。味は炭酸ぽいが炭酸泉ではないようだ。
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サウナもある浴室で狭いが設備は充実している。
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三瓶温泉方面へ戻ることにした。
とんばらのある飯南町を経由。このあたりはかなり雪が残っている。 -
大田市に入り三瓶山が見えてきた。
今日も天気は良く気温はかなり上がっている。 -
美郷町に入り16時に今回の旅行の最大の目的地である湯抱温泉(ゆがかいおんせん)に到着した。
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湯抱温泉の名所「白滝」。
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湯抱温泉(ゆがかいおんせん)に到着。
現在湯抱温泉で営業している旅館は中村屋旅館のみ。
16時に宿へ向かった。 -
湯抱温泉・中村屋。
1916年(大正5年)創業の老舗旅館。
この宿の宿泊客は一日1組限定となっている。
平日なら一人でも宿泊できるということで予約することにした。1泊2食付きで20,550円。
宿の人に出迎えられ館内に入った。湯抱温泉 温泉
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二階の床の間のある広々とした和室に案内された。
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抹茶と饅頭が出され宿帳の記入を終えた。
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温泉はすぐに案内られ入ることにした。湯抱温泉の源泉は冷たく、浴槽に溜めたお湯を薪で焚いて温めてもらうことになる。
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温泉の堆積物の棚田のような複雑さは今まで見たことのない迫力だ。
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お湯は40度ちょいとちょうどいい湯加減で入ったり出たりで1時間ほどリフレッシュすることにした。
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食事は18時からになる。きめ細かい手の凝った料理が並ぶ。僕一人のためにこれだけの料理が並ぶのは恐れ入る。
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ホタテ。
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タマネギの甘酢漬け。
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枝豆のニンニクとゴマ油和え。
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鯛とマグロのお造り
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とろろ
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茶碗蒸し
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穴子のみぞれ出汁
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海老と野菜の天ぷらは岩塩で頂く。
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三瓶蕎麦。
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鍋は「おおち山くじら」と呼ばれるイノシシの肉とのこと。
蒸し焼きにする。 -
煮え立ったイノシシの蒸し鍋。
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部屋に戻ってコタツでくつろぐことにした。
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食後のデザートは部屋で食べることにした。
ミックスベリーのパンナコッタ。老舗旅館の雰囲気とは思えない洒落たデザートだ。
寝る前にもう一度風呂に入ることにした。20時から入ることにした。1時間くらいのんびり入ることにした。
21時に就寝。
【3月12日(水)】
7時に風呂の準備ができているようで入ることにした。
朝一番のお湯は炭酸泉のカルシウムが固まり、パリパリの膜ができている。膜は混ぜると溶けてしまう。一番風呂のみが味わえる特権だ。 -
カルシウムの膜が張っている浴槽。
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見事な膜。
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膜は混ぜると溶けてしまう。
https://www.youtube.com/watch?v=Uo2JHCd0Zbk -
風呂上がり朝食は8時から。
夕食同様洗練されたプロの料理が並ぶ。
味噌汁は美味しくおかわりすることにした。 -
食後のコーヒー。
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食事を終えて出発前に旅館周辺を散策することにした。
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川を渡った先にもう一軒旅館があるが営業はしていないようだ。「日の出旅館」の看板が残っている。
古き良き温泉街が姿を消していくのは寂しい。
最後の一軒である中村旅館。これからも存続していってほしい。 -
橋の袂の石の祠には七福神の誰かが祀られている。
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川の上流の方には薬師の祠がある。
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苔が生えた灯籠など鄙びた感がすごい。
https://www.youtube.com/watch?v=Mx__ucVTiPo&t=209s -
8時45分に旅館を出発。
旅館の人に見えなくなるまで手を振って見送ってもらった。心温まる素晴らしい接客。来てよかった。
出発するのが寂しく感じる。日本国内でこのような感情になる事はあまりなかった気がする。
とにかく素晴らしい滞在ができ、今回島根まで来た甲斐はあったように思う。 -
一度三瓶温泉へ戻ることにした。
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昨日入れなかった三瓶温泉の亀の湯に行ってみた。
火曜日は燃料費高騰が理由で休館日になっている。源泉がぬるいので加温が必要なためだろう。冬場は大変だ。
昨日予想外の休みで改めての訪問となった。三瓶温泉 温泉
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9時から営業でお湯がぬるいのでお客さんは少ないはずだ。入浴料金は400円。
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夕方から温められるのでそれまでは地元の客もほとんど来ないのだろう。
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案の定独泉。
丸い浴槽の中心から源泉がちょろちょろと流れ出る独特の構造。三瓶温泉 温泉
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もう一軒、三瓶温泉には鶴の湯という公衆浴場がある。
こちらもぬる湯の濁り湯だ。
三瓶温泉のはずれの丘の上にある温泉だ。こちらも濁り湯の風情のある浴槽だ。
しかし行ってみたが12時からの営業だった。仕方ない。 -
鶴の湯の横には薬師の祠がある。
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志学薬師の祠。
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湯抱トンネルというのをくぐり大田へ向かう。
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大田近くの石見銀山インターから山陰自動車道で西を目指す。
まずは浜田の有福温泉へ向かいたい。
途中山陰自動車道は途切れ一般道を走ることになる。
江津インターから山陰道利用可能だがここからは有料なので無理して使うことはない。
山の中へ道を逸れて有福温泉を目指した。 -
田舎道を進む。
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有福温泉に到着。
有福温泉 温泉
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1360年の歴史をもつ古湯・有福温泉。
いったんは寂れた温泉街。
衰退の一途だったが近年観光客が戻り始めている。 -
谷間に広がる風情のある温泉街。
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現在では御前湯、やよい湯、さつき湯の3軒の共同浴場がある。
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温泉街の中心には御前湯という昭和初期の西洋建築のレトロモダンな公衆浴場がある。
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1928年(昭和3年)に作られた、タイル張りの外観。
窓や入口がアーチ状になっている。有福温泉 温泉
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浴室は観光客と地元の客で混雑している。御前湯の浴室は明るい雰囲気で独特の噴湯口がなんとも味がある。温泉津温泉の薬師湯と同じで人気の温泉なので混んでいるのは仕方ない。
お湯は単純泉で無色透明。ここのところ特殊なお湯ばかり入っていたので無色透明の御前湯でリフレッシュできた。 -
御前湯の二階で休憩できるようになっている。
興味深い有福温泉の昔の写真が飾られていた。 -
金比羅山へ続く山道を登ると御前湯と一帯の温泉街を見下ろすことができる場所があり眺めはいい。
金比羅山公園(有福温泉) 公園・植物園
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金比羅山公園(有福温泉) 公園・植物園
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さつき湯。
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やよい湯というのもあり、こちらは誰も入っていなかった。
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温泉街の奥には有福大仏というのがあり祠に安置されている。
有福大仏 名所・史跡
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有福大仏 名所・史跡
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続いて美又温泉に向かった。有福温泉から距離は近いが最短ルートはかなりの悪路ですれ違いのできない悪路をヒヤヒヤしながら走った。
10分ほどで美又温泉街に到着。美又温泉 温泉
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温泉街のはずれにはガソリンスタンドのように温泉を汲める温泉スタンドがある。
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こじんまりとした川沿いに佇む風情のある美又温泉街。
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美又温泉 温泉
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美又温泉は美人な湯といわれ、アルカリ性のツルツルのお湯だ。
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日帰り入浴できるのは美又温泉会館。
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それなりに客はいると思っていたらタイミングよく独泉できた。
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ツルツルの湯は温泉のありがたさを感じる泉質だ。濁り湯や鉄分の多い湯、高濃度の炭酸泉など今回はいろいろな泉質の温泉を味わうことができてよかった。
https://www.youtube.com/watch?v=e_afM49urUA
今回の島根温泉旅行は美又温泉が最後になる。 -
昼食はまず浜田港へ向かった。
浜田港に海鮮を扱うドライブインがある。
フードコートになっていて3店舗あり、観光客で混雑している。海鮮丼や刺身定食など美味しそうだが値段の割にインパクトに欠けるので食べるのはやめた。 -
すぐ近くの洋食屋に行くことにした。国道沿いのログハウス風の建物で洒落た内装の洋食屋さん「セリーヌ」。
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ここでオムライス・エビフライ。大きなエビフライが出てきて満足。
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一路益田に向かう。
途中高速道路が中途半端に開通している状態だが移動はスムーズだ。益田近くでは再び山陰道は無料区間になっている。 -
一旦益田駅に行ってみた。ここから空港まですぐ近くだ。まだ時間は十分ある。時間がなくて急いで空港に向かうより早めに着いて時間を持て余すほうがいい。
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益田の西に数キロ。モンサンミッシェルなような陸繋島があるので行っていた。島は衣毘須神社という神社になっている。
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衣毘須神社
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衣毘須神社
衣毘須神社 寺・神社・教会
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戸田小浜駅
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益田に戻る途中、持石遊泳場広場オブジェというのに立ち寄った。
イギリスのストーンヘンジのようなオブジェだ。モンサンミッシェルといいヨーロッパの名所に似せた見どころは案外興味深く暇つぶしにはなかなかいいスポットだった。
JAのセルフスタンドで給油。20リッター給油して3,686円。 -
そして岩見空港に向かった。返却は17時までになっている。
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石見空港の駐車場に車を停めたらトヨタレンタカーのスタッフがやってきた。
今回の走行距離482キロ。萩・石見空港 空港
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出発まで1時間半。羽田行きは18時15分発になる。チェックインを済ませた。
一日2本しかないのにレストランや土産物屋が営業している。 -
展望デッキで到着機を見ることにした。17時30分に東京からの便が到着する。
展望デッキで到着便を眺めたあと保安検査場を経て搭乗口へ向かった。
https://www.youtube.com/watch?v=AOg9OUPQfbo -
今回はユナイテッド航空の特典航空券なので無料だ。追加で税金が370円かかっている。
B737-800で窓際を指定している。 -
離陸後山陰海岸を見下ろすことができた。
羽田まで19時50分到着予定
所要時間は1時間35分。 -
機内サービスのドリンクが出たのでホットコーヒーを注文。
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羽田着19時50分。天気は雨。けっこうしっかり降っている。
沖どめなので雨のタラップは少しぬれる。
でも到着時のバスは楽だ。到着ロビーまで歩く必要がないので到着時の沖止めはありがたい。
【おわり】
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